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ChatGPT情報漏洩!「履歴オフ」は効果抜群のセキュリティ対策で安全性担保

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アイキャッチ(ChatGPTの情報漏洩リスクに対するセキュリティ対策)

会社・学校でChatGPTを活用しなければならなかったり、プライベートでChatGPTを活用したいけど、次の悩みはありませんか。

  • ChatGPTを使う際の情報漏洩のリスクについてが分からない。
  • ChatGPTなどのAIの情報漏洩のリスクをどう対策すれば良いかが分からない。
  • ChatGPTの安全性がどれほどなのかが分からない。
  • ChatGPT使用時にどう個人情報や会社の機密情報を守れば良いかが分からない。
  • ChatGPTを安全に長期的に使う方法が分からない。

当記事では、ChatGPTを使う際の情報漏洩リスクと対策を解説しています。当記事を読むことで、ChatGPTを安全に使いこなすための知識と技術が身につきます。

※ChatGPT入門として何に使うか他の活用方法を知りたい方は、次の記事で解説しています。

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目次

ChatGPTを便利に安全に使うための情報漏洩リスク対策

AI技術、特にChatGPTは、私たちの生活を便利にしてくれますが、情報漏洩のリスクも伴います。この記事では、ChatGPTを使う際の安全対策について解説します。

情報漏洩リスクのあるデータの種類

ChatGPTは多くの会話や文章作成に役立つAIですが、ユーザーの入力情報の取り扱いによっては、情報漏洩のリスクが生じることがあります。特に、個人情報や企業の機密情報を入力する際には注意が必要です。たとえば、次のような情報があります。

情報の種類具体的な例
個人情報名前、住所、電話番号、メールアドレス、クレジットカード番号、銀行口座番号など
会社の機密情報商品・サービス開発の情報、研究開発の情報、経営戦略の情報、顧客情報、従業員情報、特許情報、商標情報、技術情報、財務情報、ノウハウなど
ChatGPTの情報漏洩リスクのあるデータの種類

情報漏洩リスク対策

ChatGPTを安全に使うためには、次のような対策が効果的です。

  • 機密情報の入力を避ける:個人情報や企業の機密情報をChatGPTに入力するのは避けましょう。特に、感度の高い情報を扱う場合には、それが外部に漏れる可能性があることを意識してください。
  • 設定の確認:ChatGPTの「チャット履歴とトレーニング」の設定(次の章で具体的に説明)を確認し、必要に応じて変更してください。この設定がONの場合、入力された情報が学習データとして使われる可能性があります。
  • 定期的なセキュリティチェック:定期的にセキュリティ設定を確認し、最新の安全対策を講じることが重要です。
  • 教育と訓練:ユーザー自身や従業員に対して、ChatGPTを含むAIツールの安全な使い方について教育することも有効です。

ChatGPTを使う際は、その便利さを最大限に活用しつつ、潜在的な情報漏洩のリスクに注意し、適切な対策を講じることが大切です。安全対策を実施することで、ChatGPTを安心して使うことができます。

ChatGPTの情報漏洩リスク対策の2つの設定|チャット履歴のオフとクリア

ChatGPTを安全に使用するためには、特に注目すべきは「チャット履歴のオフ」と「チャット履歴のクリア」という2つの重要な設定です。これらの設定を理解し、適切に活用することで、情報漏洩のリスクを効果的に減らすことができます。次に、これらの設定の詳細と、それぞれの設定が情報漏洩対策にどのように役立つのかを解説します。

設定① チャット履歴のオフ

STEP
名前をクリックしてください。
ChatGPTの情報漏洩対策の設定1-1
STEP
プラス設定&ベータをクリックしてください。
ChatGPTの情報漏洩対策の設定1-2
STEP
データ制御を選択して、チャット履歴とトレーニングをオフにしてください。以下の画像はオンの状態です。
ChatGPTの情報漏洩対策の設定1-3
STEP
「このブラウザではチャット履歴がオフになっています。」が表示されていれば完了です。
ChatGPTの情報漏洩対策の設定1-4

設定② チャット履歴のクリア

STEP
プラス設定&ベータをクリックします。
ChatGPTの情報漏洩対策の設定3-1
STEP
一般を選択して、すべてのチャットをクリアをクリックします。
ChatGPTの情報漏洩対策の設定3-2
STEP
「削除を確認する」ボタンをクリックします。
ChatGPTの情報漏洩対策の設定3-3
STEP
過去のチャット履歴が消えていれば完了です。
ChatGPTの情報漏洩対策の設定3-4

設定①②をセットでやる理由|設定①でチャット履歴のクリアはされない

STEP
過去のチャット履歴が残った状態で設定①をおこない、再度「チャット履歴を有効にする」ボタンをクリックしてチャット履歴をオンにします。
ChatGPTの情報漏洩対策の設定2-1
STEP
チャット履歴がクリアされずに1つ残っています。
ChatGPTの情報漏洩対策の設定2-2
STEP
チャット履歴の中身もクリアされずに残ったままです。
ChatGPTの情報漏洩対策の設定2-3

ChatGPTのチャット履歴が残ってもいい人は設定①のチャット履歴オフだけで大丈夫です。チャット履歴オフにする時に、チャット履歴が残っていると気持ちが悪い人は設定②のチャット履歴クリアを実施してください。

ChatGPTのチャット履歴オフ設定で情報漏洩リスク対策になるか?

2023年4月25日、OpenAIはChatGPTの情報漏洩リスク対策の新機能を発表しました。新機能について詳しく解説します。

We’ve introduced the ability to turn off chat history in ChatGPT. Conversations that are started when chat history is disabled won’t be used to train and improve our models, and won’t appear in the history sidebar. These controls, which are rolling out to all users starting today, can be found in ChatGPT’s settings and can be changed at any time. We hope this provides an easier way to manage your data than our existing opt-out process. When chat history is disabled, we will retain new conversations for 30 days and review them only when needed to monitor for abuse, before permanently deleting.(日本語訳:ChatGPT でチャット履歴をオフにする機能を導入しました。チャット履歴が無効になっているときに開始された会話は、モデルのトレーニングや改善には使用されず、履歴サイドバーには表示されません。これらのコントロールは今日からすべてのユーザーに展開され、ChatGPT の設定に表示され、いつでも変更できます。これにより、既存のオプトアウト プロセスよりも簡単にデータを管理できる方法が提供されることを願っています。チャット履歴が無効になっている場合、新しい会話は 30 日間保持され、悪用を監視するために必要な場合にのみ確認されてから、完全に削除されます。)

引用元:https://openai.com/blog/new-ways-to-manage-your-data-in-chatgpt

「チャット履歴とトレーニング」設定がオフの場合、ユーザーがChatGPTとの会話で入力した情報は一時的に保存され、その後30日以内に削除されます。これにより、ユーザーがChatGPTに入力した情報が第三者に利用されるリスクがほぼなくなります。さらに、設定がオフの場合、新たな会話は悪用の監視が必要となった場合のみ30日間保持し、その後は完全に削除されます。

したがって、ChatGPTに入力しても、「チャット履歴とトレーニング」設定がオフであれば、情報は一時的に保管され、30日以内に削除されます。これにより、情報が学習データとして蓄積されることはなく、情報漏洩のリスクを大幅に軽減することが可能となります。

ただし、これらの機能が提供されても情報漏洩リスクは100%防げるわけではありません。次の章でChatGPTの「チャット履歴とトレーニング」設定オフのメリットとデメリットを解説します。デメリットでは情報漏洩が防げないケースを解説しています。

ChatGPTのチャット履歴オフ設定のメリットとデメリット

ChatGPTの「チャット履歴とトレーニング」設定をオフにすると、いくつかのメリットとデメリットがあります。

メリット
  • 【会話が他人に見られない】設定をオフにすると、あなたとChatGPTの会話は他人に見られなくなります。個人の会話が外部に知られる心配がなくなります。
  • 【情報の自動消去】入力された情報は30日後に自動的に消去されます。これにより、長期間情報が保存されるリスクが減ります。
  • 【秘密の情報の保護】秘密の情報は30日間だけ保存され、その後消去されます。大切な情報が永遠に保存される心配がありません。
  • 【プライバシーの保護】あなたの情報が新たな学習データとして使用されないので、プライバシーが守られます。
デメリット
  • 【完全な情報保護ではない】この設定をオフにしても、他の人やサービスと共有した情報、または公にアクセス可能な情報の保護はできません。完全な情報保護のためには、他の対策が必要です。
  • 【一時的な情報保存】情報は30日間保存されます。この間、システムにトラブルがあると情報が漏れる可能性があります。これは技術的な問題であり、その期間中に情報漏洩のリスクがあります。

ChatGPTの情報漏洩リスク対策、あなたの行動1つで実現しましょう!

当記事では、ChatGPTを使う際の情報漏洩リスクと対策を解説しました。当記事を読むことで、ChatGPTを安全に使いこなすための知識と技術が身についたことでしょう。ただし、大事なのは行動です。今すぐChatGPTの「チャット履歴のオフ」と「チャット履歴のクリア」の設定をしましょう。これで、あなたの情報を守る第一歩を踏み出せます。安全なデジタル生活は、あなたの小さな一歩から始まります。

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