PMPの更新には、3年で60PDUの取得が必要です。どの方法で集めるのが効率的なのか迷う方も多いでしょう。研修やeラーニングなど選択肢はありますが、費用と時間の負担は小さくありません。本記事では、PMPのPDUの稼ぎ方で迷っている方に向けて、読書を中心に53PDUを取得し更新した実体験をもとに、60PDUを無理なく達成する方法を分かりやすく解説します。
PMPのPDUの稼ぎ方とは?まずは全体像を整理
PMPのPDUの稼ぎ方を考えるうえで、まずは基本ルールを整理しておきましょう。
更新に必要な単位の集め方で迷っている方も多いのではないでしょうか。
PMPの更新には、3年ごとに60PDUの取得が必要です。
この60PDUをどのように集めるかが重要になります。
PDUは、学習や活動を通じて取得できる単位です。
1時間の学習につき1PDUが目安とされています。読書や研修、eラーニングなど、さまざまな方法で積み上げることができます。
また、PDUは次の3つのカテゴリに分かれています。
・Ways of Working
・Power Skills
・Business Acumen
60PDUを取得するには、これらのカテゴリを意識してバランスよく集める必要があります。
つまり、更新に必要なPDU取得の方法とは、
「どの方法で」「どのカテゴリを」「どの順番で」集めるかを考えることです。
60PDUを満たした後は、PMIサイトで更新申請と支払いを行い、資格を延長します。
次の章では、具体的なPDUの集め方を整理します。
PMPのPDUの主な稼ぎ方は3つ
60PDUをどの方法で集めるかによって、費用と負担は大きく変わります。PMPのPDUの稼ぎ方を間違えると、時間もお金も無駄になりかねません。
PDUを取得する方法はいくつかあります。
主な方法は次の3つです。それぞれの特徴を整理しておきましょう。
① 研修・セミナーに参加する
もっとも一般的な方法が、研修やセミナーへの参加です。対面型やオンライン型など、形式はさまざまです。
メリット
・体系的に学べる
・講師に質問できる
・参加証明が分かりやすい
デメリット
・受講料が高額になりやすい
・決まった時間に参加する必要がある
・移動や拘束時間が発生する
短期間でまとめてPDUを取得できる一方で、費用と時間の負担は大きくなりがちです。
② eラーニングで取得する
オンライン講座を受講してPDUを取得する方法です。自宅や職場から受講できます。
メリット
・場所を選ばず学べる
・自分のペースで進められる
・研修よりは費用を抑えやすい
デメリット
・月額課金型が多い
・動画視聴にまとまった時間が必要
・受け身になりやすい
効率よく学べる方法ですが、受講時間の確保は必要です。
③ 読書で自己学習する
ビジネス書やプロジェクト管理関連の書籍を読み、自己学習として申請する方法です。
メリット
・費用を抑えられる
・好きな時間に学べる
・実務に直結する本を選べる
デメリット
・学習時間を自分で管理する必要がある
・内容を整理しないと申請時に困る
・体系的に学ぶには本の選び方が重要
書籍は数千円程度で購入でき、繰り返し読み返すこともできます。自分に必要な分野だけを選べるため、無駄がありません。
PMPのPDUの稼ぎ方として読書は有効な選択肢です。費用対効果が高く、学んだ内容をそのまま実務に活かせる点が大きな強みです。
それぞれの方法に特徴はありますが、効率と実用性の両面から考えると、読書は取り入れやすい方法といえます。
次の章では、なぜ研修より読書がおすすめなのかを、もう少し具体的に見ていきます。
PMPのPDUの稼ぎ方で研修より読書がおすすめな理由
PMPのPDUの稼ぎ方を考えたとき、研修と読書のどちらを選ぶべきか迷う方は多いでしょう。
ここでは、なぜ読書がおすすめなのかを具体的に整理します。
理由① 費用を大きく抑えられる
もっとも大きな違いは費用です。
研修やセミナーは、数万円かかることも珍しくありません。複数回参加すれば、合計で10万円近くになることもあります。
一方、読書であれば1冊あたり数千円程度です。電子書籍や読み放題サービスを活用すれば、さらに費用を抑えられます。
60PDUを目指す場合でも、読書を中心にすれば、出費を大きく減らすことができます。費用面の負担が少ない点は、読書の大きな強みです。
理由② 自分のペースで進められる
研修は日時が決まっており、その時間に参加する必要があります。仕事が忙しい時期には、調整が難しいこともあります。
読書であれば、通勤時間やすき間時間を使って学習できます。1日30分ずつ進めることも可能です。
自分の生活リズムに合わせて進められるため、無理なく継続できます。PDUは3年間で60単位を集める必要があるため、継続しやすい方法を選ぶことが大切です。
理由③ 実務に直結する知識を選べる
研修は内容があらかじめ決まっています。自分にとって必要な部分だけを学ぶことは難しい場合があります。
読書なら、自分の課題に合った本を選べます。
たとえば、リーダーシップを強化したいときはその分野の本を読む、戦略を学びたいときは経営書を読む、といった選び方ができます。
学んだ内容をそのまま日々の業務に活かせるため、PDU取得とスキル向上を同時に進められます。
費用、時間、実用性の面から見ても、読書は取り組みやすい方法です。
PMPのPDUの稼ぎ方で迷った場合は、まず読書から始めるのが現実的な選択といえるでしょう。
費用と時間の負担を総合的に考えると、PMPのPDUの稼ぎ方として最も現実的なのは読書です。
次の章では、読書だけで60PDUを目指すことが可能かどうかを解説します。
読書だけで60PDUを目指すことは可能か
結論から言うと、読書だけで60PDUを目指すことは可能です。
読書は自己学習として申請でき、1時間につき1PDUが目安です。
1冊あたり5〜8時間ほどの学習時間を見込めば、10冊前後を組み合わせることで60PDUに現実的に到達できます。
ただし、やみくもに読むだけでは足りません。
大切なのは、3つのカテゴリを意識することです。
・Ways of Working
・Power Skills
・Business Acumen
どれかに偏らないように本を選び、バランスよく積み上げる必要があります。
読書中心で進める場合でも、計画を立てて取り組めば、無理なく更新条件を満たせます。
なお、具体的にどの本で何PDU取得できるのかについては、PMPのPDUが稼げる読書おすすめ本まとめでまとめています。
PMPのPDUの稼ぎ方を効率化するコツ
PMPのPDUの稼ぎ方は、人によって選ぶ方法が異なります。
ただし、効率よく60PDUを集めるためには、いくつかの共通したコツがあります。
ここでは、無理なくPDUを積み上げるための考え方を整理します。
不足カテゴリを把握する
PDUは、3つのカテゴリに分かれています。
・Ways of Working
・Power Skills
・Business Acumen
まずは、自分がどのカテゴリをどれだけ取得しているかを確認することが大切です。
たとえば、Power Skillsに偏っている場合は、Ways of Workingを意識して学習する必要があります。
不足している分野を把握してから本や学習内容を選ぶことで、無駄なくPDUを稼ぐことができます。
学習時間を記録する
読書やeラーニングでPDUを取得する場合、学習時間の管理が重要です。
1時間の学習につき1PDUが目安です。
どの本を何時間読んだのか、簡単でよいので記録しておきましょう。
記録を残しておけば、申請時にも内容を整理しやすくなります。
計画的に学習を進めるためにも、時間の見える化は有効です。
60PDUから逆算する
効率よくPDUを稼ぐには、最初にゴールを決めることが大切です。
3年間で60PDUが必要であれば、
1年あたり20PDU、
1か月あたり約2PDUが目安になります。
このように逆算して考えると、無理のないペースが見えてきます。
短期間でまとめて取得するのではなく、日々の学習を積み重ねる方が安定します。
PMPのPDUの稼ぎ方で迷ったら、
・カテゴリを確認する
・時間を記録する
・60PDUから逆算する
この3点を意識するだけで、効率は大きく変わります。
なお、読書による具体的な申請方法や入力手順については、PMPの読書PDU申請方法で詳しく解説しています。
読書で取得する場合は、申請手順も理解しておきましょう。
PMP更新までの流れ
PMPのPDUの稼ぎ方を理解したら、次は更新までの流れを押さえておきましょう。
全体の流れはシンプルです。
① PDUを集める
まずは、3年間で必要となる60PDUを計画的に集めます。
研修、eラーニング、読書など、自分に合った方法で積み上げていきます。
カテゴリのバランスを意識しながら進めることが大切です。
日々の学習を続けていけば、無理なく到達できます。
② 60PDUに到達する
合計が60PDUに達すると、更新の条件を満たします。
不足がないかを確認し、すべてのPDUが正しく反映されているかをチェックします。
カテゴリの偏りがないかも、この段階で見直しておくと安心です。
③ 更新手続きを行う
60PDUを満たしたら、更新手続きに進みます。
オンラインで申請を行い、更新が完了すると、次の3年間の資格が有効になります。
60PDU取得後のPMP更新手続きの流れや支払い方法は、PMPの更新方法|60PDU取得後の手順と支払いまで解説の記事で詳しくまとめています。
PMPのPDU取得に関するよくある質問(FAQ)
- 読書だけで60PDUを取得しても問題ありませんか?
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読書は自己学習として申請できます。学習内容を整理し、カテゴリ配分を守れば、読書だけで60PDUを取得することも可能です。
- 読書で取得できるPDUに上限はありますか?
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読書はEducationカテゴリの自己学習として申請できます。Education内に明確な上限はありません。ただし、PDU全体の要件を満たす必要があるため、カテゴリの配分は確認しながら進めましょう。
- 60PDUを最短で取る方法はありますか?
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短期間でまとめて取得するなら、研修やeラーニングを活用する方法があります。一方で、費用を抑えながら進めるなら読書を計画的に積み上げる方法が現実的です。3年間で60PDUを逆算し、毎月少しずつ進める方が無理なく達成できます。
まとめ|PMPのPDUの稼ぎ方で迷ったら読書から始めよう
PMPのPDUの稼ぎ方には、研修、eラーニング、読書などいくつかの方法があります。
その中でも、費用、時間、実用性のバランスを考えると、読書は取り組みやすい方法です。
大きな出費を抑えながら、自分のペースで学習を進められます。
PMPのPDUの稼ぎ方で迷ったら、費用と効率の面から見ても、読書から始めるのが最も現実的な方法です。計画的に進めれば、無理なく60PDUに到達できます。
実務に役立つ知識を身につけながら、PDUも積み上げられます。
最初から60PDUを一気に目指す必要はありません。
まずは1冊読み、数PDUを取得するところから始めてみましょう。
小さな積み重ねが、結果として60PDUの達成につながります。

