PMP更新のPDUの稼ぎ方は「読書」がおすすめ！最短で費用が安く取得可能

PMP更新のためにPDUを取得する際、次のような悩みはありませんか？

結論は次のとおりです。

当記事では、PMP更新のために費用を安く抑えてPDUを取得するおすすめの稼ぎ方として「読書」を紹介し、実際に申請した本とともに詳しく解説します。また、「読書」によるPDU申請方法も画像付きで説明します。この記事を読むことで、費用を抑えて効率的にPDUを取得する方法がわかります。

PMP更新のPDUの稼ぎ方は「読書」がおすすめ！最短で費用が安く取得可能

PMP更新に必要なPDUの稼ぎ方としては、「研修」よりも「読書」がおすすめです。費用面でも時間面でも効果的で、プロジェクトマネジメントの知識を深めながらPDUを取得できます。PMP資格を持つ方にとって、読書は非常に効率的な手段です。

この方法では、PMI（Project Management Institute）が推奨する書籍やプロジェクトマネジメントに関連する本を読むことでPDUを稼ぐことができます。1時間の読書で1PDUを獲得でき、自分のペースで学習が可能です。特に、高額な研修費用や移動時間を節約できるのが大きなメリットです。

自宅、通勤中、仕事の合間など、自分の都合の良い時間に読書を進めることが可能です。さらに、読書を通じて得た知識は実務にも活かせるため、プロジェクトマネジメントのスキル向上にもつながります。

費用対効果が高く、時間の融通も利き、知識を深めることができる「読書」でのPDU取得は、PMP資格保持者にとっておすすめの選択です。最短かつ最も安くPDUを獲得し、PMP資格を維持しましょう。

「読書」でPMP更新のPDU取得の申請手順｜全6STEP

「読書」のPDUの申請手順は次のとおりです。

PMPでPDU取得を「読書」で申請する時の2つの注意事項｜全て承認されるわけではない

PMP更新のために「読書」でPDUを申請する際には、次の2つの注意事項を理解しておくことが大切です。

PDU申請すれば100％承認されるわけではない

「読書」でPDUを申請したからといって、全てが承認されるわけではありません。私自身はこれまでに否認されたことはありませんが、PMIの申請履歴には「否認」というフィルタ項目があるため、否認されることがあると考えられます。PDUの稼ぎ方として「読書」はおすすめですが、申請の際は注意が必要です。

PDU申請が承認されても、申請したPDU数が全て適用されるわけではない

申請が承認されたからといって、申請した全てのPDUが適用されるわけではありません。承認された場合でも、何PDUが実際に適用されたかを必ず確認しましょう。

参考までに私が実際に申請した結果を紹介します。以下は申請したPDUの一部が適用されたケースです。ある有名IT企業のリーダーの育て方の本ですが、読み込みに6時間かかったので6PDUで申請し、承認されましたが、適用されたのは1PDUでした。

以下は申請したPDUが全て適用されなかったケースです。あるIT企業の起業家の自伝の本です。読み込みに6時間かかったので6PDUで申請し、承認されましたが、適用されたのは0PDUでした。他にもシステム障害、タイムマネジメント、リーダーの育て方の本などでも0PDUのケースはありました。

0ポイントとなる条件は不明です。私の申請時の状況から想定するに、ある特定の条件（現在のPMP資格の適用期間ではなくて過去のPMP資格の適用期間の日付を指定してPDU申請、読んだ日付とPDU申請のタイミングが離れすぎているなど）で0ポイントとなるのかもしれませんが、正確な条件は不明です。

【実績】私がPMPを「読書」で申請して承認された10冊の本とPDU取得数を紹介

私がPDU申請して100％のPDU申請数で承認された時の「読書」に使った本とPDU取得数を紹介します。①～③はPDU申請時に振り分けるカテゴリ①Ways of Working（働き方）、②Power Skills（パワースキル）、③Business Acumen（ビジネス感覚）を表します。

【6PDU取得③】シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント

【6PDU取得①】限りある時間の使い方

【4PDU取得②＋4PDU取得③】突き抜けるまで問い続けろ 巨大スタートアップ「ビジョナル」挫折と奮闘、成長の軌跡

【7PDU取得③】日本一働きたい会社のつくりかた 社員が夢中になれる企業、ライフルの人事は何をしているのか？

【7PDU取得②】チームのことだけ、考えた。

【8PDU取得②】ピーター・ティール 世界を手にした「反逆の起業家」の野望

【8PDU取得③】amazon　世界最先端、最高の戦略

【3PDU取得②】新しい文章力の教室　苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング できるビジネスシリーズ

【3PDU取得②】堀江貴文のChatGPT大全

【3PDU取得②】ChatGPT vs. 未来のない仕事をする人たち

※参考までに以下のシステム開発やスキルアップに関する本もPDU対象になると考えます。

【おすすめIT本】大規模システム開発の事例・障害・費用がわかる｜システムエンジニア必見

【おすすめIT本】システムエンジニア歴20年が一番役立ったスキル「図で考える」

【PMP更新のPDUの稼ぎ方を効率アップ】「読書」ができない時間はオーディオブックがおすすめ

これまでの説明で、自宅や通勤中、または仕事の合間など、自分の都合の良い時間に「読書」でPDU取得できることが分かりました。さらに、「読書」を工夫して、PDU取得の効率をさらに上げるには、耳で聞くオーディオブックが効果的です。オーディオブックが効果的な理由は以下の3点です。

おすすめはAmazonのオーディオブックのAudibleです。スマホのアプリの再生速度は3.5倍速まで上げられるので、学習効率を上げられます。私は3.5倍速は内容理解が難しかったですが、3.0倍速であれば内容理解できます。

AmazonのオーディオブックAudibleは30日間無料でいつでも解約可能です。30日間無料といっても全てのオーディオブックが対象ではないので注意が必要です。ただし、プロジェクトマネジメントにかかわる本として、「リーダー」といった言葉でオーディオブックを検索してみると、無料で読める本があります。30日間無料なので、まずはお試しで利用してみて、使えそうなら使い続ける、使えなさそうなら解約するという考え方でもいいでのはないでしょうか。

このように、オーディオブックを利用することで、PDU取得の効率を大幅に上げることが可能です。忙しい日々の中でも、効率よくPDUを稼ぎ、PMP資格の更新に必要な知識を得ることができるため、非常に有効な手段と言えます。

【補足】PMP更新のPDU取得とは、資格維持のために3年間で60時間活動すること

結論は、PMP資格を保有する限り、3年毎にPMP資格の更新手続きが必要であり、更新条件として60PDU取得（60時間のプロジェクトマネジメントにかかわる活動）が必要となります。

まず、PMP資格を持っている人は、プロジェクトマネジメントのスキルを維持するために、継続的な学習が必要です。これには「CCR（Continuing Certification Requirements Program）」というプログラムがあります。このプログラムでは、3年ごとに資格の更新が求められます。

PDU（Professional Development Units）とは、この更新のために必要な単位のことです。3年間で最低60PDUを取得する必要があり、この取得したPDUを報告することが必要です。これによって、プロジェクトマネジメントの能力を維持し、学習の機会を増やし、職務能力を高めることができます。

PDUは、承認された学習活動やプロフェッショナルとしてのサービス活動に参加することで獲得できます。1PDUは1時間の活動に相当し、0.25単位で申請することが可能です。つまり、どのような活動に参加してPDUを獲得したかをしっかりと記録し、申請することが大切です。

PMP資格の更新期限は、資格取得から3年後です。もし期限を過ぎてしまった場合、1年間の猶予期間がありますが、この期間内に更新手続きを完了させることが必要です。

【補足】PMP更新のPDUの稼ぎ方は「研修」が一般的だが、費用と時間がかかるので「読書」がおすすめ

PMP更新のPDUの稼ぎ方は「研修」が一般的ですが、費用と時間がかかるため、必ずしもおすすめできる方法とは限りません。その理由について詳しく説明します。

費用がかかる理由

多くのPMP資格保持者は会社員であり、PDU取得のための「研修」費用は会社が負担することが多いと想定されます。しかし、研修費用はかなり高額になることがあります。例えば、1日の研修で7.5PDUを稼ぐ場合、費用は約3万円かかり、60PDU取得には約24万円が必要になることがあります。3年に1回とはいえ、この費用は会社にとっても大きな負担となるため、費用削減を考えることが重要です。

時間がかかる理由

「研修」には「集合教育」と「リモート研修」がありますが、どちらも時間がかかります。「集合教育」は指定された日時に会場に行く必要があり、忙しいビジネスパーソンには時間的な負担が大きいです。リモート研修も、指定された時間にログインして参加する必要があり、急なスケジュール変更には対応しづらいです。

また、至急でPDUを取得する必要がある場合、研修では申し込みから受講まで時間がかかるため、最短で取得するのが難しいです。

このように、PMP更新のためのPDU取得には費用と時間の両面で大きな負担が伴います。会社が費用を負担する場合でも、効率的でコスト効果の高い方法を選ぶことが重要です。読書によるPDU取得など、他の稼ぎ方を検討するのも良いでしょう。時間の確保とスケジュール管理も、PDU取得において大切な要素です。

PMP更新のPDUの稼ぎ方は「読書」がおすすめであることを理解し、最短で費用を安く取得しよう

当記事では、PMP更新のために費用を安く抑えてPDUを取得するおすすめの稼ぎ方として「読書」を紹介し、実際に申請した本とともに解説しました。また、「読書」を使ったPDU申請方法も画像付きで説明しました。まとめると次の通りです。

当記事を読むことで、PDUの効率的な稼ぎ方や費用を安く抑える方法がわかったことでしょう。それでは、かしこくPMP資格を維持していきましょう。