PMPの読書PDU申請方法|英語例文とPMI入力手順

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アイキャッチ(PMPの読書PDU申請方法|英語例文とPMI入力手順)

PMPの読書PDUは、自己学習としてPMIサイトから申請できます。PMP更新に必要なPDUを読書で取得したいと考えている方も多いでしょう。ただし、PMIの入力画面は分かりにくく、英語での記入方法に悩む方も少なくありません。本記事では、読書PDUの申請方法を手順に沿って解説し、そのまま使える英語例文も紹介します。あわせて、PMIの入力画面ごとの記入ポイントも具体的に整理します。

実際に15件以上の読書PDUを申請した経験をもとに解説します。

目次

読書でPDUは申請できる?|PMP更新の基本ルール

結論から言うと、読書でもPDUは申請できます。
ビジネスやプロジェクト管理に関する書籍を読み、自己学習として学んだ内容は、PDUの対象になります。

読書による学習は、Educationカテゴリとして申請します。
1時間の学習につき1PDUが目安です。たとえば、6時間読書をした場合は6PDUとして申請できます。

特別な講座である必要はありません。内容が専門性のある学習であれば、自己学習として認められます。

次の章では、実際のPMI画面での入力手順を具体的に解説します。

PDU全体の集め方や効率的な稼ぎ方は、PMPのPDUの稼ぎ方|研修より読書がおすすめな理由で詳しく解説しています。

PMPの読書によるPDU申請方法の全体の流れ

読書で取得したPDUは、PMIのサイトからオンラインで申請します。
手続きの流れはシンプルです。まずは全体像を押さえておきましょう。

  1. PMIサイトにログインする
  2. PDUを追加する画面を開く
  3. 「Education」を選択する
  4. 書籍名や学習内容、時間を入力する
  5. 内容を確認して送信する

申請は数分で完了します。
入力項目を事前に整理しておけば、迷うことはありません。

次の章では、PMIの入力画面ごとに具体的な記入方法を解説します。

PMPの読書によるPDU申請の具体的な入力方法

ここでは、PMIの申請画面で迷いやすい入力項目を順番に解説します。
そのまま使える英語例文も紹介します。

STEP1:PMIサイトにログインする(PDU申請画面へ)

PMIの公式サイトにアクセスし、ダッシュボードにログインします。
ログイン後、PMPの更新対象資格が表示されていることを確認してください。

STEP2:「Report PDUs」を選択し、PDU申請を開始する

ログイン後、メニューから「Report PDUs」をクリックします。
表示されない場合は、「Certifications」タブ内を確認してください。

PMPの読書PDU申請手順|PMIサイトのReport PDUs画面

STEP3:「Education」→「Read」を選択する(読書PDUの登録)

PDU申請画面で「Education」を選択し、その中の「Read」をクリックします。
読書は自己学習扱いになるため、このカテゴリを選ぶ必要があります。

PMP読書PDU申請|EducationからReadを選択する画面

STEP4:書籍情報とDescriptionを入力する(読書PDUの記入方法)

Author、Title、Descriptionを英語で入力します。
Descriptionには、学んだ内容と業務への活用を簡潔に記載します。「何を学び、それをどのように実務に活かせるか」を明確に書くと承認されやすくなります。具体的な英語例文は次の項目を参考にしてください。

PMP読書PDU申請|書籍情報とDescriptionを入力する画面
#項目(英語)項目(日本語)補足説明
1Author著者読み物の著者を記入してください
2Titleタイトル読み物のタイトルを記入してください
3Description説明どういった読み物で、読んだことでどのようなPMに必要な知識を得たか説明を記入してください。
4URL (optional)URL (オプション)オプションとなっているので記入不要です。

記入したい場合は、ヒントを読むと、読み物の対象に本・ブログ・記事が含まれるので、該当URLを記入します。
5Date Started開始日読み始めた日を記入してください。
6Date Completed完了日読み終えた日を記入してください。

申請時の登録は英語で記入する必要があるので、日本語で下書きを書いて、Google翻訳などの翻訳サービスで英語に翻訳しましょう。以下は「サム・アルトマン:「生成AI」で世界を手にした起業家の野望」という本の記入例です。

項目(英語)記入例
AuthorKeach Hagey
TitleSam Altman The Entrepreneur Who Took on the World with Generative AI
DescriptionThis book is a multifaceted biography of Sam Altman that explores leadership and management in a rapidly evolving AI enterprise. Through the growth of OpenAI, author Keach Hagey examines decision-making under extreme uncertainty, organizational design, and strategies for scaling innovation. Altman’s ability to articulate a compelling vision, exercise influence, and navigate tensions with the board offers meaningful insights into Power Skills. At the same time, the company’s strategic partnerships, capital strategy, and response to competitive market pressures provide strong examples of Business Acumen. The book also illustrates practical Ways of Working, highlighting agile execution, rapid experimentation, and adaptive governance in bringing transformative technologies to market. Overall, it offers valuable lessons for modern project and organizational leadership in a time of technological disruption.
URL (optional)(オプション項目なので未記入)

STEP5:カテゴリ別にPDU時間を入力し、申請を送信する

読書時間を「Ways of Working」「Power Skills」「Business Acumen」に振り分けます。
1時間=1PDUが目安です。内容に応じて配分しましょう。

入力内容を確認し、「I agree」にチェックを入れて送信します。
送信後は確認メールが届きます。数日以内に承認通知が届きます。

PMP読書PDU申請|Ways of Workingなどカテゴリ別にPDUを入力する画面
#項目(英語)項目(日本語)補足説明
7PDUs Claimed
①Ways of Working
②Power Skills
③Business Acumen
④Total PDUs
請求された PDU
①働き方
②パワースキル
③ビジネス感覚
合計 PDU 数
書籍を読み終えるまでにかかった時間をもとに、読み物から得たPMに必要な知識をカテゴリ①②③に振り分けます。1時間で1PDUになります。本の内容により①②③全部の場合もあるので、それぞれに振り分けることもできます。

①プロジェクト、プログラム、ポートフォリオ管理の特定の領域に関連する知識、スキル、行動。
②組織がビジネス目標を達成するために、リーダーシップの方向性の横断的なスキルに特化した知識、スキル、行動。
③パフォーマンスを向上させ、より良いビジネス成果を実現する業界または組織に関する知識と専門知識。
8I agree this claim is accurate.
 
私はこの主張が正確であることに同意します。チェックしないと申請できないのでチェックしてください。
9Submit提出する「Submit」ボタンを押してください。登録した内容が申請されます。

読書PDU申請でよくある疑問(FAQ)

読書によるPDU申請は難しくありませんが、不安に感じる方も多いでしょう。ここでは、よくある疑問を整理します。

監査(Audit)はありますか?

PDU申請は、無作為で監査が行われる場合があります。読書も対象になります。
ただし、特別な手続きが必要になるわけではありません。書籍名や学習時間、学んだ内容を説明できれば問題ありません。

読書に証明書は必要ですか?

読書は自己学習として申請するため、修了証は通常必要ありません。
ただし、監査に備えて次の内容は記録しておくと安心です。

・書籍名
・著者名
・学習時間
・学習内容のメモ

読書で取得できるPDUに上限はありますか?

読書はEducationカテゴリの自己学習として申請できます。
Education内に読書だけの明確な上限はありません。

ただし、PDU全体ではカテゴリごとの要件があります。
Ways of Working、Power Skills、Business Acumenの配分を満たすように申請する必要があります。

読書だけで進める場合も、カテゴリのバランスを確認しながら積み上げましょう。

PMP更新のPDUを「読書」で申請する際の注意点|全て承認されるわけではない

PMP更新のために読書でPDUを申請する場合、いくつか注意点があります。
読書は自己学習として有効な方法ですが、申請すれば必ず承認されるわけではありません。事前にポイントを理解しておくことが大切です。

PDU申請すれば100%承認されるわけではない

読書によるPDU申請は、内容がプロジェクト管理やビジネスに関連していれば基本的に認められます。
ただし、すべての申請が自動的に承認されるわけではありません。

PMIの申請履歴には「否認」の区分があるため、内容や記載方法によっては確認や否認となる可能性があります。

Descriptionには、何を学び、それをどのように実務へ活かせるのかを具体的に記載しましょう。あいまいな表現は避けることが重要です。

PDU申請が承認されても、申請したPDU数が全て適用されるわけではない

特に注意したいのは、承認と適用は同じではないという点です。
申請が承認されても、入力したPDU数がそのまま全て反映されるとは限りません。

申請後は、実際に何PDUが適用されたのかを必ず確認しましょう。

実際にどのようなケースで差が出るのか、体験例を紹介します。

申請したPDUの一部が適用されたケース

IT企業のリーダー育成に関する書籍を6時間かけて読み、6PDUで申請しました。
申請自体は承認されましたが、実際に適用されたのは1PDUのみでした。

PMP更新で「読書」のPDUの申請承認の適用状況(申請したPDUの一部が適用されたケース)

PDUが全て適用されなかったケース

起業家の自伝を6時間かけて読み、6PDUで申請しました。
申請は承認されましたが、適用されたPDUは0でした。

他にも、タイムマネジメントやリーダー育成に関する書籍で同様のケースがありました。

PMP更新で「読書」のPDUの申請承認の適用状況(PDUが全て適用されなかったケース)

PMIは適用基準を詳細に公表していません。
ただし、私の経験では「申請したPDUがそのまま全て適用されない」ケースは、更新に必要な残りPDU数との関係が影響している可能性があります。

たとえば、次のようなケースです。

・すでに59PDU取得済みの状態で6PDUを申請した場合、更新に必要なのは残り1PDUのため、1PDUのみが適用された
・すでに60PDUを満たしている状態で6PDUを申請した場合、追加分は0PDUとなった

このように、申請が承認されても、更新に必要な上限を超える分は適用されない場合があります。

読書でPDUを申請する際は、現在の取得状況を確認したうえで申請することが大切です。

読書PDU申請を承認されやすくするコツ

読書によるPDU申請は難しくありませんが、書き方次第で分かりやすさは大きく変わります。ここでは、申請をスムーズに進めるためのポイントを整理します。

学習内容を具体的に書く

Descriptionには、何を学んだのかを具体的に書きます。

「プロジェクト管理を学んだ」だけではなく、

・ステークホルダー管理
・リーダーシップ
・リスク管理

など、内容が分かる言葉を入れるとよいでしょう。

簡潔で構いませんが、学習テーマが伝わる文章にします。

ビジネス関連と分かる内容にする

PDUは専門能力の向上を目的とした学習が対象です。
そのため、業務と関係がある内容であることを明確にします。

カテゴリを意識する

PDUは次の3つのカテゴリに分かれています。

・Ways of Working
・Power Skills
・Business Acumen

読んだ本の内容に合わせて、適切なカテゴリに時間を配分します。
偏りがないかを確認しながら申請することが大切です。


この3点を意識すれば、読書によるPDU申請は難しくありません。
最後に、全体のポイントをまとめます。

どの本を選べばよいか迷う方は、PMPのPDUが稼げる読書おすすめ本まとめを参考にしてください。

まとめ|読書PDU申請は難しくない

読書によるPDU申請は、手順を理解すれば難しくありません。
PMIサイトにログインし、Educationを選び、内容と時間を入力するだけです。流れはシンプルです。

英語での記入に不安がある方も、本記事で紹介した例文を使えば問題ありません。タイトルと説明文を整えれば、自己学習として申請できます。

いきなり多くのPDUを申請する必要はありません。まずは1冊分の読書から登録してみましょう。小さく始めることで、読書PDUの申請方法に慣れることができます。

読書は費用を抑えながらPDUを積み上げられる、現実的で続けやすい更新方法です。

60PDUを満たした後の更新手続きや支払い方法については、PMPの更新方法|60PDU取得後の手順と支払いまで解説で詳しくまとめています。

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