基本情報技術者試験の科目Bは、初心者がつまずきやすい試験です。
科目AはITの基礎知識を問う試験ですが、科目Bではアルゴリズム、疑似言語、プログラミング的な考え方、情報セキュリティなどが問われます。
かんたんに言うと、科目Bは「覚えた知識を使って、問題文を読み取り、処理の流れを考える試験」です。
この記事では、基本情報技術者試験の科目B対策を、初心者向けに分かりやすく解説します。
この記事で分かること
- 科目Bの出題内容
- アルゴリズムの考え方
- 疑似言語の読み方
- 初心者が科目Bでつまずきやすい点
- 科目Bの勉強方法
- 独学で進める場合の注意点
基本情報技術者試験の科目B対策は何から始める?

基本情報技術者試験の科目B対策は、まず出題内容を知るところから始めましょう。
科目Bは、試験時間100分、出題数20問です。
出題内容は、アルゴリズムとプログラミング分野が16問、情報セキュリティ分野が4問です。
| 分野 | 出題数 | 主な内容 |
|---|---|---|
| アルゴリズムとプログラミング | 16問 | 疑似言語、変数、配列、処理の流れなど |
| 情報セキュリティ | 4問 | アクセス管理、ログ、バックアップ、脆弱性管理など |
科目Bは、問題数だけを見ると少なく感じるかもしれません。
しかし、1問ごとに読む量や考える量が多いため、早めに慣れておくことが大切です。
まず科目Bの出題内容を知る
科目Bでは、プログラミング全般、プログラムの処理の基本要素、データ構造、アルゴリズム、情報セキュリティなどが問われます。
たとえば、次のような内容です。
- 変数
- 配列
- 代入
- 条件分岐
- 繰り返し処理
- 手続や関数
- スタックやキュー
- 木構造
- 整列
- 文字列処理
- 情報セキュリティ
これらをすべて丸暗記するというより、問題文の中でどう使われるかを理解することが大切です。
科目Aと科目Bの違いを先に整理したい方は、基本情報技術者試験の科目Aと科目Bの違いも参考にしてください。
アルゴリズムと疑似言語に慣れる
科目Bで特に大切なのは、アルゴリズムと疑似言語に慣れることです。
アルゴリズムとは、問題を解くための手順です。
疑似言語とは、その手順をプログラムに近い形で表したものです。
最初は、見慣れない記号や書き方が出てきて、難しく感じるかもしれません。
ただし、基本の見方に慣れると、少しずつ読めるようになります。
大切なのは、答えを暗記することではありません。
「どの順番で処理しているのか」「変数の値がどう変わるのか」を追うことです。
情報セキュリティも忘れずに対策する
科目Bでは、情報セキュリティも出題されます。
情報セキュリティは、用語を覚えるだけではなく、問題文の状況を読み取る力が必要です。
たとえば、次のような内容が関係します。
- マルウェアからの保護
- バックアップ
- ログの取得と監視
- 情報の転送時の安全性
- 脆弱性管理
- 利用者アクセスの管理
アルゴリズムばかりに気を取られると、情報セキュリティの対策が後回しになりがちです。
科目Bでは、情報セキュリティも4問出るため、忘れずに対策しましょう。
科目Bで問われる内容
科目Bで問われる内容は、大きく分けると、アルゴリズム、疑似言語、プログラミング的な処理の流れ、情報セキュリティです。
科目Bは、単語の意味を知っているだけでは解きにくい試験です。
問題文を読み、条件を整理し、処理の流れを追う力が必要です。
アルゴリズムの考え方
アルゴリズムは、問題を解くための手順です。
たとえば、数字を小さい順に並べる、目的のデータを探す、文字列を処理する、といった手順が出ます。
科目Bでは、次のような考え方が大切です。
- 最初に何をするか
- 次に何をするか
- どの条件で処理が変わるか
- 何回くり返すか
- 最後にどんな結果になるか
アルゴリズムは、答えだけを見ても身に付きにくい分野です。
処理の流れを1つずつ確認することが大切です。
疑似言語の読み取り
科目Bでは、疑似言語を読み取る力が必要です。
疑似言語は、特定のプログラミング言語ではなく、試験で使われる処理の表し方です。
JavaやPythonなどの言語を知らなくても読めるように作られています。
ただし、変数、配列、条件分岐、繰り返し処理など、プログラミングに近い考え方は必要です。
疑似言語を読むときは、次の点を見ます。
- 変数に何が入っているか
- どこで値が変わるか
- 条件を満たすとどちらに進むか
- 繰り返し処理は何回動くか
- 最後に何を返すか
最初は難しくても、同じような形を何度も見ることで慣れていきます。
プログラミング的な処理の流れ
科目Bでは、プログラミング的な処理の流れを読む必要があります。
プログラミング的な処理とは、コンピューターが順番に行う作業のことです。
たとえば、次のような流れです。
- 値を受け取る
- 条件を確認する
- 必要な処理を行う
- 繰り返す
- 結果を出す
人間なら何となく分かることでも、コンピューターは決められた手順どおりに動きます。
そのため、科目Bでは「どの順番で処理されるか」をていねいに追うことが重要です。
情報セキュリティの理解
科目Bの情報セキュリティでは、実際の場面を想定した問題が出ることがあります。
単に用語の意味を聞くだけでなく、問題文の中でどの対策が適切かを考える必要があります。
たとえば、次のような視点が大切です。
- 守るべき情報は何か
- どこに危険があるか
- 誰がアクセスできるべきか
- ログをどう確認するか
- 障害や攻撃にどう備えるか
情報セキュリティは、科目Aにも科目Bにも関係する重要な分野です。
暗記だけでなく、使い方や場面を意識して学びましょう。
アルゴリズムとは?初心者向けに簡単に解説

アルゴリズムという言葉は、初心者には難しく見えるかもしれません。
しかし、意味はそれほど複雑ではありません。
アルゴリズムとは、目的を達成するための手順のことです。
アルゴリズムは手順のこと
アルゴリズムは、問題を解くための手順です。
たとえば、名簿の中から名前を探すときにも、手順があります。
上から順番に探す方法もあれば、五十音順に並んでいることを利用して探す方法もあります。
どの手順を使うかによって、かかる時間や効率が変わります。
基本情報技術者試験では、このような手順の考え方が問われます。
料理のレシピのように順番が大切
アルゴリズムは、料理のレシピに似ています。
たとえば、カレーを作るときは、材料を切る、炒める、水を入れる、煮る、ルーを入れる、という順番があります。
順番を大きく間違えると、うまく作れません。
プログラムも同じです。
どの順番で処理するかによって、結果が変わります。
科目Bでは、この「順番」を読み取る力が必要です。
基本情報では処理の流れを読む力が必要
基本情報技術者試験の科目Bでは、アルゴリズムをただ覚えるだけでは足りません。
問題文の中で、処理の流れを読む必要があります。
たとえば、次のような点を確認します。
- 最初の値は何か
- どこで値が変わるか
- どの条件で処理が分かれるか
- どこまで繰り返すか
- 最後に何が出力されるか
アルゴリズムは、紙やメモに書きながら読むと理解しやすくなります。
疑似言語とは?

疑似言語とは、プログラムに近い形で処理の手順を表したものです。
基本情報技術者試験の科目Bでは、この疑似言語を読んで、処理の流れを考える問題が出ます。
プログラムに近い形で手順を表したもの
疑似言語は、プログラムに近い形で手順を表します。
たとえば、「もし条件を満たしたら、この処理をする」「条件を満たす間、同じ処理をくり返す」といった流れを表します。
実際のプログラミング言語ほど細かい文法を覚える必要はありません。
ただし、処理の意味を読み取る力は必要です。
疑似言語では、次のような考え方がよく出ます。
- 変数
- 配列
- 代入
- 条件分岐
- 繰り返し処理
- 関数や手続
特定のプログラミング言語を知らなくても読める
疑似言語は、特定のプログラミング言語を知らなくても読めるように作られています。
そのため、JavaやPythonを学んでいない人でも、科目Bに取り組むことはできます。
ただし、プログラミング未経験の人は、最初に見たときに戸惑うことがあります。
特に、変数、配列、繰り返し処理は、慣れるまで時間がかかりやすいです。
最初は、疑似言語を完璧に読もうとしなくてもよいです。
まずは「何をしている処理なのか」をつかむことから始めましょう。
書き方のルールに慣れることが大切
疑似言語は、書き方のルールに慣れることが大切です。
毎回まったく違う形で出るわけではなく、よく使われる考え方があります。
たとえば、条件分岐、繰り返し処理、配列の扱いなどです。
これらの形を何度も見ることで、少しずつ読みやすくなります。
疑似言語を読むときは、次のように進めるとよいです。
- 変数を確認する
- 最初の値を見る
- 条件分岐を見る
- 繰り返し処理を見る
- 最後の結果を確認する
最初は時間がかかっても問題ありません。
ていねいに読む練習を重ねることが大切です。
初心者が科目Bでつまずきやすい点

初心者が科目Bでつまずきやすいのは、問題の内容が難しいからだけではありません。
読み方や考え方に慣れていないことも大きな理由です。
問題文が長くて読みづらい
科目Bの問題文は、初心者には長く感じることがあります。
問題文の中に、条件、処理の説明、表、選択肢などが含まれるためです。
長い問題文を見ると、最初から難しそうに見えるかもしれません。
しかし、すべてを一度に理解しようとしなくてよいです。
読むときは、次の順番で整理しましょう。
- 何を求める問題かを見る
- 入力と出力を確認する
- 条件を確認する
- 疑似言語の処理を見る
- 選択肢を確認する
問題文を小さく分けて読むと、必要な情報が見つけやすくなります。
変数の動きが分からなくなる
科目Bでは、変数の動きが分からなくなることがあります。
変数とは、値を入れておく箱のようなものです。
処理が進むと、その箱の中身が変わることがあります。
たとえば、最初は0だった値が、繰り返し処理の中で1、2、3と変わるようなイメージです。
変数の動きは、頭の中だけで追うと混乱しやすいです。
最初は、表に書いて確認すると分かりやすくなります。
| 回数 | 変数A | 変数B | 確認すること |
|---|---|---|---|
| 1回目 | 値を書く | 値を書く | 条件を確認 |
| 2回目 | 値を書く | 値を書く | 変化を見る |
| 3回目 | 値を書く | 値を書く | 結果を見る |
繰り返し処理で混乱する
繰り返し処理は、初心者がつまずきやすい部分です。
同じ処理を何度も行うため、どの時点で値が変わったのか分かりにくくなるからです。
繰り返し処理を見るときは、次の点を確認しましょう。
- 何回くり返すのか
- どの条件で止まるのか
- 1回ごとにどの値が変わるのか
- 最後にどの値が残るのか
繰り返し処理は、1回目、2回目、3回目と順番に追うと理解しやすいです。
最初から一気に答えを出そうとせず、1回ずつ確認しましょう。
配列の考え方でつまずく
配列は、複数の値を順番に入れておく箱のようなものです。
たとえば、テストの点数を順番に並べておくようなイメージです。
配列でつまずきやすいのは、どの場所の値を見ているのか分からなくなる点です。
配列の問題では、次の点を確認しましょう。
- 配列に何が入っているか
- 何番目の値を見ているか
- 値がどこで変わるか
- 配列の先頭がどこか
- 最後にどの値を使うか
配列は、横に表を書いて確認すると分かりやすくなります。
時間内に解き切れない
科目Bでは、時間内に解き切れないこともあります。
100分で20問なので、単純に考えると1問あたり5分です。
ただし、問題によって読み取りに時間がかかることがあります。
最初から時間を気にしすぎると、処理の流れを理解する前にあせってしまいます。
学習の初期は、時間を気にせず、解説を見ながら理解することを優先しましょう。
慣れてきたら、少しずつ時間を意識して解く練習に移ります。
科目Bのアルゴリズム対策
科目Bのアルゴリズム対策では、処理の流れを見える形にすることが大切です。
頭の中だけで考えると混乱しやすいため、図や表を書きながら進めましょう。
処理の流れを図にする
アルゴリズムが分かりにくいときは、処理の流れを図にすると理解しやすくなります。
たとえば、次のように整理します。
- 開始
- 値を受け取る
- 条件を確認する
- 条件に合う処理をする
- 繰り返す
- 結果を出す
図にすると、「今どこを見ているのか」が分かりやすくなります。
特に、条件分岐や繰り返し処理がある問題では、流れを見える形にすることが効果的です。
変数の値を表に書く
変数の値は、表に書いて確認しましょう。
科目Bでは、処理が進むたびに変数の値が変わることがあります。
その変化を頭の中だけで追うと、途中で分からなくなりやすいです。
たとえば、次のような表を使います。
| 処理 | 変数i | 変数x | 結果 |
|---|---|---|---|
| 初期値 | 0 | 0 | – |
| 1回目 | 1 | 値を書く | 確認 |
| 2回目 | 2 | 値を書く | 確認 |
表に書くことで、どこで値が変わったのかが分かりやすくなります。
繰り返し処理を1回ずつ追う
繰り返し処理は、1回ずつ追うことが大切です。
いきなり最終結果を出そうとすると、途中の値を見落としやすくなります。
繰り返し処理を見るときは、次のように確認しましょう。
- 何回目の処理か
- 処理前の値は何か
- 処理後の値は何か
- 次も繰り返す条件を満たすか
時間はかかりますが、最初はていねいに追う方が理解につながります。
最初は時間を気にせず解く
科目Bの勉強を始めたばかりのころは、時間を気にしすぎない方がよいです。
まずは、処理の流れを理解することを優先しましょう。
時間を測るのは、ある程度問題に慣れてからで問題ありません。
最初の段階では、次のように進めるとよいです。
- 問題文を読む
- 疑似言語を確認する
- 変数や配列を表に書く
- 解説を読む
- もう一度自分で解く
理解が進んできたら、少しずつ本番の時間を意識して練習しましょう。
科目Bの疑似言語対策
疑似言語対策では、よく出る書き方に慣れることが大切です。
疑似言語は、最初は難しく見えますが、基本の形はくり返し出てきます。
よく出る書き方に慣れる
疑似言語では、よく出る書き方があります。
まずは、次の基本を押さえましょう。
- 変数に値を入れる
- 条件によって処理を分ける
- 同じ処理をくり返す
- 配列の値を使う
- 手続や関数を呼び出す
最初は、細かい表記をすべて覚えるより、何をしている処理なのかを読むことが大切です。
同じ形を何度も見ることで、少しずつ慣れていきます。
条件分岐の流れを確認する
条件分岐とは、「もし条件を満たすならAをする。そうでなければBをする」という処理です。
科目Bでは、この条件を読み違えると答えが変わります。
条件分岐を見るときは、次の点を確認しましょう。
- 条件は何か
- 条件を満たす場合はどの処理か
- 条件を満たさない場合はどの処理か
- 条件が複数あるか
特に、「以上」「より大きい」「以下」「未満」の違いには注意が必要です。
繰り返し処理を読めるようにする
繰り返し処理は、科目Bでよく出る考え方です。
同じ処理を何回も行うため、途中で値を見失いやすいです。
繰り返し処理では、次の点を見ましょう。
- どこから繰り返しが始まるか
- どの条件で繰り返すか
- いつ繰り返しが終わるか
- 繰り返すたびに何が変わるか
慣れないうちは、1回ずつ表に書いて確認するのがおすすめです。
配列の番号に注意する
配列では、番号に注意しましょう。
配列は、複数の値を順番に入れておく箱のようなものです。
科目Bでは、「何番目の値を見ているのか」を間違えると、答えが変わります。
配列を見るときは、次のように確認します。
- 配列の中身は何か
- どの番号を使っているか
- 値が更新されているか
- 最後にどの値を答えに使うか
配列は、横に表を書いて見える形にすると分かりやすいです。
科目Bの情報セキュリティ対策
科目Bでは、情報セキュリティの対策も必要です。
情報セキュリティは、暗記だけでなく、問題文の状況を読み取る力が求められます。
基本用語を理解する
まずは、情報セキュリティの基本用語を理解しましょう。
たとえば、次のような用語です。
- マルウェア
- ランサムウェア
- 脆弱性
- アクセス制御
- ログ
- バックアップ
- 認証
- 暗号化
- ファイアウォール
用語は、言葉だけを覚えるより、「何を守るためのものか」と一緒に理解すると覚えやすいです。
問題文の条件をていねいに読む
情報セキュリティの問題では、問題文の条件をていねいに読みましょう。
たとえば、次のような点を確認します。
- どの情報を守りたいのか
- どのような危険があるのか
- 誰が利用者なのか
- どの対策がすでにあるのか
- 追加で必要な対策は何か
セキュリティ問題は、用語を知っているだけでは答えにくいことがあります。
問題文の状況に合う対策を選ぶことが大切です。
暗記だけでなく使い方も押さえる
情報セキュリティでは、暗記だけでなく使い方も押さえましょう。
たとえば、バックアップはデータを失ったときに戻すための対策です。
ログは、何が起きたかを後から確認するための記録です。
アクセス制御は、使ってよい人だけが使えるようにする仕組みです。
このように、用語の意味だけでなく、どんな場面で使うのかを考えると理解しやすくなります。
科目B対策でやってはいけない勉強法
科目B対策では、避けた方がよい勉強法があります。
特に、丸暗記だけに頼る方法や、解説を読んだだけで終わる方法は注意が必要です。
解き方を丸暗記する
科目Bでは、解き方を丸暗記するだけでは対応しにくいです。
問題ごとに条件やデータが変わるため、同じ答えを覚えていても使えないことがあります。
もちろん、よく出る考え方を覚えることは大切です。
しかし、もっと大切なのは、処理の流れを理解することです。
「なぜその答えになるのか」を説明できるようにしましょう。
解説を読んだだけで終わる
解説を読んで「分かった」と思っても、自分で解けるとは限りません。
科目Bでは、解説を読んだあとに、もう一度自分の手で処理を追うことが大切です。
おすすめは、次の流れです。
- 問題を解く
- 解説を読む
- 変数や配列を表に書く
- もう一度同じ問題を解く
- 似た問題を解く
読んで終わりにせず、手を動かして確認しましょう。
科目Aが終わるまで科目Bを始めない
科目Aが終わるまで科目Bを始めないのは、あまりおすすめしません。
科目Bは慣れるまで時間がかかるため、後回しにすると試験前にあわてやすくなります。
科目Aの基礎を学びながら、早めに科目Bにも少しずつ触れましょう。
最初は1日1問、または週に数問でもかまいません。
早めに始めることで、疑似言語やアルゴリズムへの抵抗感を減らせます。
分からない問題を放置する
分からない問題を放置すると、同じところでまたつまずきます。
特に、変数、配列、繰り返し処理、条件分岐は、基本が分からないと次の問題にも影響します。
分からない問題があったら、次のように見直しましょう。
- どの用語が分からなかったか
- どの条件を読み落としたか
- どの変数を追えなかったか
- どの処理で混乱したか
分からないところを見つけることは、勉強が進んでいる証拠です。
そのままにせず、少しずつ弱点を減らしていきましょう。
独学で科目B対策をする場合の進め方
基本情報技術者試験の科目Bは、独学でも対策できます。
ただし、初心者は教材選びと進め方に注意が必要です。
やさしい問題から始める
独学で科目Bを始める場合は、やさしい問題から始めましょう。
いきなり難しい問題に取り組むと、何をしているのか分からず、苦手意識が強くなります。
最初は、次のような基本を確認できる問題がよいです。
- 変数の値を追う問題
- 条件分岐を読む問題
- 繰り返し処理を追う問題
- 配列の中身を確認する問題
やさしい問題で基本の読み方を身に付けてから、少しずつ難しい問題に進みましょう。
解説がくわしい教材を選ぶ
科目B対策では、解説がくわしい教材を選ぶことが大切です。
答えだけが書いてある教材では、なぜその答えになるのかが分かりにくい場合があります。
教材を選ぶときは、次の点を確認しましょう。
- 疑似言語の読み方が説明されているか
- 変数の変化が分かるか
- 図や表で説明されているか
- アルゴリズムの流れが分かるか
- 情報セキュリティの問題も扱っているか
科目Bは、解説の分かりやすさで学びやすさが大きく変わります。
分からない処理は手を動かして確認する
科目Bでは、分からない処理を手を動かして確認することが大切です。
読むだけでは、分かったつもりになりやすいです。
変数の値を書き出したり、配列の中身を表にしたりすると、理解しやすくなります。
特に、次の処理は手を動かして確認しましょう。
- 条件分岐
- 繰り返し処理
- 配列
- 整列
- 探索
時間はかかりますが、最初はていねいに確認する方が力になります。
科目Bが不安な人は通信講座も選択肢
科目Bに不安がある人は、通信講座を使う方法もあります。
独学で進められる人もいますが、疑似言語やアルゴリズムで止まってしまう人は、解説や学習サポートがある方が進めやすい場合があります。
通信講座を使うかどうかは、費用だけでなく、自分がどこでつまずいているかで考えることが大切です。
アルゴリズムを順番に学べる
通信講座を使うと、アルゴリズムを順番に学びやすいです。
初心者は、どの順番で学べばよいか迷いやすいです。
基本から順番に学べる構成であれば、いきなり難しい問題に入らずに進められます。
特に、変数、配列、条件分岐、繰り返し処理などを順番に確認できると、科目Bの土台を作りやすくなります。
疑似言語の解説を見ながら進められる
疑似言語は、最初に読み方でつまずきやすい分野です。
通信講座では、動画や教材で処理の流れを確認しながら学べる場合があります。
独学で文章だけを読んでも分かりにくい人は、解説を見ながら進める方法が合うこともあります。
ただし、講座によって内容は違います。
選ぶ前に、科目B対策や疑似言語の解説が自分に合いそうか確認しましょう。
質問できると初心者は止まりにくい
初心者は、質問できる環境があると止まりにくくなります。
科目Bでは、分からないところが1つ残ると、次の問題でも同じようにつまずくことがあります。
質問できる環境があれば、どこで分からなくなったのかを整理しやすいです。
独学か通信講座で迷っている方は、基本情報技術者試験は独学と通信講座どっちがいい?も参考にしてください。
まとめ:科目Bは早めに慣れることが大切
基本情報技術者試験の科目Bは、初心者がつまずきやすい分野です。
科目Bでは、アルゴリズム、疑似言語、プログラミング的な処理の流れ、情報セキュリティが問われます。
特に、アルゴリズムとプログラミング分野は16問、情報セキュリティ分野は4問出題されます。
科目Bは、暗記だけでは対応しにくい試験です。
処理の流れを読み、変数や配列の動きを追い、問題文の条件を整理する力が必要です。
初心者は、科目Aが終わるまで科目Bを後回しにせず、早い段階から少しずつ触れておきましょう。
最初は時間を気にせず、図や表を書きながら理解することが大切です。
独学で進める場合は、解説がくわしい教材を選び、分からない問題を放置しないようにしましょう。
科目Bで止まりやすい人は、通信講座を使って学ぶ方法も選択肢になります。
