アジェンダとは、会議の目的、議題、話す順番、時間の目安などをまとめた進行表です。
かんたんに言うと、会議で「何を、どの順番で話すか」を示したものです。
会議の前にアジェンダを共有しておくと、参加者が話し合う内容を確認し、必要な準備をしやすくなります。
ここだけ読めばOK
アジェンダとは、会議や発表の目的、議題、話す順番などをまとめたものです。
日本語では「議題」「会議の進行表」などと言い換えられます。
レジュメは話す内容を短くまとめた資料、議事録は会議で話した内容を残す記録です。
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アジェンダとは?意味を簡単に説明

アジェンダとは、会議や発表で取り上げる内容を、話す順番に並べたものです。
会議では、次のような内容をまとめます。
- 会議を開く目的
- 話し合う議題
- 議題を取り上げる順番
- それぞれに使う時間
- 説明や進行を担当する人
- 会議で決めたいこと
たとえば、1時間の会議で複数の議題を話し合う場合、アジェンダがないと、どの話に何分使うのか分かりません。
先に話す内容と時間を決めておけば、会議を進めやすくなります。
日本語では「議題」や「会議の進行表」
アジェンダは、使われる場面によって、次のような日本語に言い換えられます。
- 議題
- 話し合う内容
- 会議の進行表
- 会議の予定表
- 話す順番
ただし、「議題」と「アジェンダ」は完全に同じではありません。
議題は、会議で話し合う一つひとつのテーマです。アジェンダは、複数の議題や話す順番、時間などをまとめたものです。
英語のagendaが持つ意味
アジェンダは、英語の「agenda」から来た言葉です。
英語では、会議で取り上げる事項や、これから行う予定などを表します。
日本のビジネスでは、主に会議や発表の流れを示す言葉として使われています。
重要課題や行動計画を表すこともある
アジェンダは、会議の進行表以外の意味でも使われます。
経営や政治に関する話では、「優先して取り組む課題」や「これから進める計画」を指すことがあります。
たとえば、「会社の最優先アジェンダ」という表現です。
この場合は、会議の進行表ではなく、「会社が最も優先して取り組む課題」という意味になります。
文章の前後を見て、会議の流れを表しているのか、重要な課題を表しているのかを判断しましょう。
アジェンダが使われる場面
アジェンダは、複数の人が集まって話し合ったり、発表を聞いたりする場面で使われます。
会議や打ち合わせ

アジェンダが最もよく使われるのは、仕事の会議や打ち合わせです。
会議の前にアジェンダを共有しておくと、参加者は会議の目的や議題を確認できます。
事前に資料を読んだり、自分の意見をまとめたりすることもできます。
たとえば、作業の進み具合を確認する会議なら、次のようなアジェンダを作ります。
- 前回までの作業を確認する
- 現在の進み具合を確認する
- 困っていることを共有する
- 次回までに行う作業を決める
プレゼンや説明会
プレゼンや説明会では、最初に話す内容の一覧を示すことがあります。
この一覧もアジェンダです。
たとえば、サービスを紹介するプレゼンなら、次のような順番にします。
- サービスの概要
- 主な機能
- 使い方
- 料金
- 導入までの流れ
最初に全体の流れを示すと、聞く人は「今、どの内容を説明しているのか」を理解しやすくなります。
研修や勉強会
研修や勉強会でも、アジェンダは使われます。
学ぶ内容、休憩時間、質疑応答の時間などを先に示すことで、参加者が全体の流れをつかめます。
アジェンダの使い方と例文
アジェンダは、会議の前、会議中、会議の案内などで使われる言葉です。
代表的な使い方を例文で確認しましょう。
アジェンダを作成する
会議で話す内容をまとめるときは、「アジェンダを作成する」と表現します。
- 明日の会議に向けて、アジェンダを作成します。
- 担当者は、会議の前日までにアジェンダを作成してください。
アジェンダを共有する
作成したアジェンダを参加者へ送るときは、「アジェンダを共有する」と表現します。
- 会議のアジェンダを参加者に共有しました。
- 事前にアジェンダを共有しておきます。
アジェンダに沿って進める
会議中に、決めた順番に従って話すときは、「アジェンダに沿って進める」と表現します。
- それでは、アジェンダに沿って会議を進めます。
- 時間が限られているため、アジェンダに沿って説明します。
本日のアジェンダ
プレゼンや説明会では、「本日のアジェンダ」という見出しがよく使われます。
- 本日のアジェンダは、こちらの5項目です。
- はじめに、本日のアジェンダをご説明します。
会議アジェンダの具体例
ここでは、30分の会議で使えるアジェンダの例を紹介します。
会議のテーマは、「Webサイトの公開日を決める」です。
| 会議名 | Webサイト公開に向けた打ち合わせ |
|---|---|
| 日時 | 8月10日 10:00~10:30 |
| 参加者 | 田中さん、佐藤さん、鈴木さん |
| 目的 | Webサイトの公開日と残っている作業を確認する |
| 会議のゴール | 公開日、担当者、作業期限が決まっている |
| 時間 | 議題 | 担当 |
|---|---|---|
| 10:00~10:05 | 会議の目的を確認する | 田中さん |
| 10:05~10:15 | 現在の作業状況を確認する | 各担当者 |
| 10:15~10:25 | 残っている作業と公開日を決める | 全員 |
| 10:25~10:30 | 担当者と期限を確認する | 田中さん |
このように、目的、会議のゴール、議題、時間、担当者を書いておくと、会議で何を決めるのかが分かりやすくなります。
アジェンダの書き方

アジェンダの書き方に、必ず守らなければならない決まりはありません。
ただし、次の順番で作ると、会議の目的が伝わりやすくなります。
1.会議の目的を決める
最初に、「何のために会議を開くのか」を決めます。
目的が決まっていないと、話が別の方向へ進みやすくなります。
目的は、できるだけ具体的に書きましょう。
分かりにくい例
新しいWebサイトについて話し合う。
分かりやすい例
新しいWebサイトの公開日と、公開までに必要な作業を決める。
2.会議のゴールを決める
会議が終わったときに、どのような状態になっていればよいかを決めます。
会議のゴールには、次のような内容があります。
- 公開日が決まっている
- 担当者が決まっている
- 次回までに行う作業が決まっている
- 問題への対応方法が決まっている
「話し合う」だけではなく、「何を決めるのか」まで書くことが大切です。
3.話し合う議題を並べる
会議の目的を達成するために、話し合う必要がある内容を並べます。
たとえば、公開日を決める会議なら、次のような議題が必要です。
- 現在の作業状況
- 残っている作業
- 作業に必要な日数
- 公開予定日
- それぞれの担当者
関係のない内容まで入れると、会議の時間が足りなくなります。
今回の目的に必要な議題だけにしぼりましょう。
4.議題ごとの時間を決める
それぞれの議題に、使う時間の目安を書きます。
たとえば、「作業状況の確認は10分」「公開日の相談は15分」のように決めます。
時間を書いておくと、特定の話題だけで会議が終わることを防ぎやすくなります。
5.担当者を決める
議題ごとに、説明する人や進行する人を決めます。
担当者が決まっていれば、会議が始まってから「誰が説明するのか」で迷いません。
6.会議の前に共有する
アジェンダは、会議が始まる前に参加者へ共有します。
できるだけ早く共有すると、参加者が資料を準備したり、意見を考えたりできます。
急な会議でない限り、前日までを目安に共有するとよいでしょう。
そのまま使えるアジェンダのテンプレート
次のテンプレートは、会議の内容に合わせて書き換えて使えます。
基本のアジェンダテンプレート
会議名:
日時:
場所・参加方法:
参加者:
【会議の目的】
【会議終了時のゴール】
【議題1】
内容:
時間:
担当者:
【議題2】
内容:
時間:
担当者:
【議題3】
内容:
時間:
担当者:
【確認すること】
【次回までに行うこと】
担当者:
期限:
短い打ち合わせ用テンプレート
会議名:
日時:
参加者:
目的:
今日決めること:
1.前回からの進み具合
2.困っていること
3.対応方法
4.次回までに行うこと
担当者:
期限:
プレゼン用アジェンダの例
本日のアジェンダ
1.サービスの概要
2.主な機能
3.利用できる場面
4.料金
5.利用開始までの流れ
6.よくある質問
テンプレートを使うときは、項目を増やしすぎないことが大切です。
会議の参加者が見て、目的と話す順番をすぐ理解できる形にしましょう。
良いアジェンダと分かりにくいアジェンダの違い
アジェンダは、項目を並べるだけでは十分ではありません。
会議の目的と、会議で決めることが分かるように書く必要があります。
| 項目 | 分かりにくい例 | 良い例 |
|---|---|---|
| 目的 | 新サービスについて話す | 新サービスの公開日を決める |
| 議題 | 今後について | 残っている作業と必要な日数を確認する |
| 時間 | 記載なし | 作業状況の確認:10分 |
| 担当者 | 記載なし | 説明:田中さん |
| ゴール | 記載なし | 公開日と担当者が決まっている |
分かりにくいアジェンダでは、何を話すのかは分かっても、何を決めたいのかが分かりません。
良いアジェンダでは、目的、議題、時間、担当者、会議のゴールが明確です。
アジェンダとレジュメ・目次・議事録の違い

アジェンダと似た言葉には、レジュメ、目次、議事録があります。
それぞれの違いは、次のとおりです。
| 言葉 | 主な意味 | 使う時期 |
|---|---|---|
| アジェンダ | 会議の目的、議題、話す順番 | 会議の前と会議中 |
| レジュメ | 話す内容や要点を短くまとめた資料 | 授業、会議、発表の前と当日 |
| 目次 | 本や資料に書かれている内容の一覧 | 資料を読むとき |
| 議事録 | 会議で話した内容や決まったことの記録 | 会議のあと |
アジェンダとレジュメの違い
レジュメとは、話す内容や大切な点を短くまとめた資料です。
アジェンダは「何を、どの順番で話すか」を示します。
レジュメは「どのような内容を説明するか」を短くまとめます。
かんたんに分けると、アジェンダは話の流れ、レジュメは話の内容をまとめた資料です。
アジェンダと目次の違い
目次は、本や資料のどこに何が書かれているかを示す一覧です。
アジェンダは、会議や発表でこれから話す内容を示します。
どちらも全体の流れを示す点は似ていますが、使う場面が違います。
アジェンダと議事録の違い
議事録とは、会議で話した内容や決まったことを残した記録です。
アジェンダは、会議の前に作ります。
議事録は、会議中や会議のあとに作ります。
会議の前に見るものがアジェンダ、会議の結果を確認するものが議事録と考えると分かりやすいです。
アジェンダと議題の違い
議題とは、会議で話し合う一つひとつのテーマです。
アジェンダには、複数の議題に加えて、話す順番や時間、担当者なども書きます。
つまり、議題はアジェンダを作るための一つの項目です。
アジェンダを作るときの注意点
内容を詰め込みすぎない
一つの会議に多くの議題を入れると、すべてを話し合えないことがあります。
今回の会議で話す必要がある内容だけにしぼりましょう。
細かい説明や参考情報は、別の資料にまとめる方法もあります。
目的と議題を混同しない
目的は、会議を開く理由です。
議題は、目的を達成するために話し合う内容です。
たとえば、「Webサイトの公開日を決める」が目的なら、「残っている作業の確認」や「必要な日数の確認」が議題になります。
時間に余裕を持たせる
予定した時間をすべて議題に使うと、質問や確認の時間がなくなります。
会議の最後に、決定事項や次に行う作業を確認する時間を入れておきましょう。
会議で決めたいことを書く
アジェンダに「話し合うこと」だけを書くと、結論が出ないまま会議が終わることがあります。
「公開日を決める」「担当者を決める」など、会議で決めたいことを具体的に書きましょう。
作ったあとに見直す
アジェンダを作成したら、参加者の立場で読み直します。
- 会議の目的が分かるか
- 事前に準備することが分かるか
- 話す順番が分かるか
- 会議で何を決めるのか分かるか
これらが分かれば、会議で使いやすいアジェンダになっています。
アジェンダに関するよくある質問
アジェンダとは日本語で何ですか?
アジェンダは、日本語では「議題」「会議の進行表」「会議の予定表」などと言い換えられます。
ビジネスでは、会議の目的や話す内容、順番をまとめたものを指すことが多いです。
アジェンダと目次は同じですか?
同じではありません。
目次は、本や資料の中に何が書かれているかを示す一覧です。
アジェンダは、会議や発表で何を話すのかを示すものです。
アジェンダとレジュメは何が違いますか?
アジェンダは、話す内容や順番を示すものです。
レジュメは、説明する内容や大切な点を短くまとめた資料です。
アジェンダは話の流れ、レジュメは話の要点をまとめた資料と考えると分かりやすいです。
アジェンダは誰が作りますか?
一般的には、会議を開く人や会議の進行を担当する人が作ります。
議題の内容に詳しい人が、必要な項目を追加することもあります。
アジェンダはいつ共有しますか?
参加者が内容を確認し、準備できる時期に共有します。
急な会議でなければ、前日までを目安に共有すると分かりやすいでしょう。
アジェンダに必ず時間を書く必要はありますか?
必ず書かなければならない決まりはありません。
ただし、時間の目安があると、会議の進み具合を確認しやすくなります。
複数の議題がある会議では、時間を書くことをおすすめします。
アジェンダは会議以外でも使いますか?
はい。プレゼン、説明会、研修、勉強会などでも使います。
また、経営や政治の話では、「優先して取り組む課題」や「行動計画」という意味で使われることもあります。
アジェンダとは、会議の目的と流れを示すもの
アジェンダとは、会議や発表の目的、議題、話す順番、時間の目安などをまとめたものです。
日本語では、「議題」や「会議の進行表」などと言い換えられます。
アジェンダを作るときは、最初に会議の目的とゴールを決めます。そのうえで、議題、時間、担当者を分かりやすく並べます。
レジュメは話す内容を短くまとめた資料です。目次は本や資料の内容を示す一覧、議事録は会議で話した内容や決まったことを残す記録です。
会議の前に分かりやすいアジェンダを共有しておくと、参加者が準備しやすくなり、話し合う内容も整理できます。

