パラメーターとは、かんたんに言うと「動きや結果を決めるために渡す値や条件」のことです。
ITでは、パソコンやプログラムに「どのように動いてほしいか」を伝えるために使われます。URLやプログラミング、システムの設定など、さまざまな場面で登場する言葉です。
この記事では、パラメーターの意味を身近な例から説明します。ITでの使い方やURLのパラメーター、引数・変数との違いも初心者向けに紹介します。
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パラメーターとは?意味をわかりやすく解説
パラメーターとは、処理の内容や結果を変えるために使う値や条件のことです。
たとえば、同じプログラムでも、渡すパラメーターが変われば、表示する内容や処理の結果が変わることがあります。
身近なもので考えるなら、エアコンの「設定温度」がイメージしやすいでしょう。
エアコンそのものは同じでも、設定温度を「20度」にするか「26度」にするかによって動き方が変わります。
ITのパラメーターも似ています。機械やプログラムそのものを変えなくても、与える値や条件を変えることで、動作を調整できます。
パラメーターは英語で「parameter」
パラメーターは、英語の「parameter」から来た言葉です。
日本語では、使われる場面によって「設定する値」「条件」「受け渡す値」などの意味で使われます。
そのため、「パラメーターを日本語にすると必ずこの言葉になる」という決まった訳があるわけではありません。
ITでは、何かの動きや処理を決めるために使われる情報と考えると分かりやすいでしょう。
ITでパラメーターが使われる場面
パラメーターという言葉は、ITのさまざまな場面で使われています。
代表的なのは、次のような場面です。
- ソフトやシステムの設定
- プログラミング
- WebサイトのURL
- コマンドの実行
- AIの仕組みを説明するとき
同じ「パラメーター」という言葉でも、使われる場所によって細かな意味は変わります。
ただし、基本となる考え方は共通しています。何らかの処理や結果に影響を与える値や条件です。
パソコンやシステムで使うパラメーターの例
パソコンやシステムでは、動作を決めるための設定内容をパラメーターと呼ぶことがあります。
たとえば、次のような情報です。
- 画面に表示する件数
- 保存する期間
- 処理を始める時間
- 接続する場所
- 機能を使うか使わないか
「表示件数を10件から20件に変える」といった場合は、パラメーターの値を変更していると考えられます。
実際にどの設定をパラメーターと呼ぶかは、製品やシステムによって異なります。
プログラミングで使うパラメーターとは
プログラミングでは、処理に必要な情報を受け取るためにパラメーターを使います。
たとえば、「2つの数字を足す」という処理があるとします。
この処理に「3」と「5」を渡せば、結果は「8」です。「10」と「20」を渡せば、結果は「30」になります。
処理の仕組みは同じでも、渡す値によって結果が変わります。
このように、プログラムに値を渡して動作や結果を変えられるのが、パラメーターの大きな役割です。
URLのパラメーターとは
WebサイトのURLにも、パラメーターが使われることがあります。
たとえば、URLの末尾に次のような情報が付いていることがあります。
https://example.com/search?keyword=pc
この例では、「?」より後ろの部分で、検索に使う情報をWebサイトへ渡しています。
keyword=pcは、「keywordという項目にpcという値を渡す」という意味です。
URLのパラメーターは、検索条件を指定したり、どのページからアクセスされたかを確認したりする目的などで使われます。
複数の情報を渡す場合は、「&」でつなぐこともあります。
パラメーターと引数の違い
プログラミングを学び始めると、「パラメーター」と「引数」という似た言葉が出てきます。
厳密には、同じものとして扱わない場合があります。
パラメーターは「値を受け取るために用意しておくもの」、引数は「実際に渡す値」と考えると分かりやすいでしょう。
たとえば、「名前を受け取ってあいさつする処理」を作ったとします。
名前を受け取る場所がパラメーターです。そこへ実際に「田中」という名前を渡す場合、「田中」が引数にあたります。
ただし、実際の会話や資料では、引数を含めて広い意味でパラメーターと呼ぶこともあります。
パラメーターと変数の違い
パラメーターと変数も混同しやすい言葉です。
変数とは、データを一時的に入れておくための場所です。中に入れる値は、処理の途中で変わることがあります。
一方、パラメーターは、処理に必要な値や条件を受け取る目的で使われます。
| 言葉 | かんたんな意味 |
|---|---|
| パラメーター | 処理に与える値や条件 |
| 引数 | 処理を呼び出すときに実際に渡す値 |
| 変数 | データを一時的に入れておく場所 |
最初は完全に区別できなくても問題ありません。何のために使われている言葉なのかを見ると、少しずつ違いが分かるようになります。
数学やゲームでもパラメーターは使われる
パラメーターという言葉は、IT以外でも使われています。
数学のパラメーター
数学では、式や図形などの状態を決めるために使う値をパラメーターと呼ぶことがあります。
値を変えることで、式の結果やグラフの形が変わる場合があります。
ゲームのパラメーター
ゲームでは、キャラクターの能力を表す数値をパラメーターと呼ぶことがあります。
たとえば、体力、攻撃力、防御力などです。
ゲームのパラメーターは「キャラクターの状態を決める数値」という意味で使われています。
ITでもゲームでも、「値によって動きや結果が変わる」という基本的な考え方は共通しています。
「パラメータ」と「パラメーター」はどちらが正しい?
「パラメータ」と「パラメーター」は、どちらもIT分野で使われている表記です。
意味に大きな違いはありません。
会社や製品、Webサイトによって「パラメータ」と書く場合もあれば、「パラメーター」と書く場合もあります。
文章を書くときは、同じページや資料の中で表記をそろえると読みやすくなります。
パラメーターで初心者が間違えやすい点
パラメーターは、使われる場所によって意味が少し変わります。
そのため、「パラメーターは必ず設定値のこと」と覚えてしまうと、別の場面で分かりにくくなることがあります。
プログラミングでは値を受け取るために使われ、URLではWebサイトへ情報を渡すために使われます。システムでは、動作を決める設定を指すこともあります。
「何かの動きや結果を決めるための値や条件」という大きな意味を覚えておくと理解しやすくなります。
パラメーターについてよくある質問
パラメーターとは簡単に言うと何ですか?
処理の内容や結果を決めるために使う値や条件のことです。
設定する値や、プログラムへ渡す情報などをパラメーターと呼ぶことがあります。
パラメーターは日本語で何と言いますか?
使われる場面によって意味が変わるため、一つの日本語だけに置き換えるのは難しい言葉です。
ITでは、「設定値」「条件」「受け渡す値」などの意味で使われます。
パソコンのパラメーターとは何ですか?
パソコンやソフト、システムの動作を決めるための設定値や条件を指すことがあります。
どの設定をパラメーターと呼ぶかは、使っている製品やシステムによって異なります。
URLの「?」より後ろはすべてパラメーターですか?
URLでは、「?」より後ろにWebサイトへ渡す情報が付くことがあります。
一般に、この部分に含まれる項目と値はURLのパラメーターとして扱われます。
パラメーターと設定は同じ意味ですか?
同じ意味で使われる場合もありますが、必ず同じではありません。
パラメーターは、設定だけでなく、プログラムへ渡す値やURLに付ける情報なども指します。
まとめ|パラメーターとは動きや結果を決める値や条件
パラメーターとは、動きや結果を決めるために使う値や条件のことです。
ITでは、システムの設定、プログラミング、URLなど幅広い場面で使われています。
- パラメーターは英語で「parameter」
- ITでは値や条件を表す言葉として使われる
- 設定を変えることで動作が変わる場合がある
- URLではWebサイトへ情報を渡すためにも使われる
- 引数や変数とは意味が異なる
- 「パラメータ」と「パラメーター」はどちらも使われる
意味が分かりにくいときは、「この値を変えると、何の動きや結果が変わるのか」を見ると理解しやすくなります。

