かんたんに言うと、購買とは、会社が仕事に必要な物やサービスを外部から買うことです。 必要な物を、必要な時までに用意する仕事も含まれます。
購買では、ただ商品を注文するだけではありません。 価格や品質、届く時期などを比べ、どこから買うかを決めます。
学校では、パンや文房具などを売る売店を「購買」と呼ぶこともあります。 この記事では、会社の仕事として使われる購買の意味を説明します。
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購買とは会社に必要なものを買い入れること
購買とは、会社が仕事を進めるために、必要な物やサービスを外部から買い入れることです。 読み方は「こうばい」です。
たとえば、会社で使うパソコン、机、文房具などを買うことは購買に当たります。 製品を作る会社では、材料や部品を買うことも購買です。
身近な例で考えると、購買は家庭で必要な物をまとめて買いに行くことに似ています。 何が必要かを確認し、商品や価格を比べてから購入します。
会社の購買でも、必要な物、数、予算、届く時期などを確認します。 そのうえで、商品を売ってくれる会社である「仕入れ先」を選びます。
購買部には会社の仕事を支える役割がある
購買部とは、会社で必要な物やサービスの購入を担当する部署です。 会社によっては、購買課や調達部などの名前が使われます。
購買部の役割は、必要な物を問題なく用意することです。 物が足りないと、製品を作れなかったり、仕事が止まったりすることがあります。
ただし、安い物を買えばよいわけではありません。 価格だけでなく、品質や届く時期も確認する必要があります。
必要な数を買うことも大切です。 多く買いすぎると保管場所が必要になり、少なすぎると仕事に足りなくなります。
購買で扱うもの
購買で扱うものは、会社の種類によって異なります。 製品の材料だけでなく、仕事で使う備品やサービスも対象になります。
- 製品を作るための材料や部品
- パソコンや周辺機器
- 机、いす、文房具などの備品
- 仕事で使う機械や道具
- ソフトウェアやインターネット上のサービス
- 清掃や機器の点検などの外部サービス
製品を作る会社では、材料や部品の購買が多くなります。 事務所では、パソコンや文房具などの購買が中心になる場合があります。
購買の仕事内容と基本的な流れ
購買の仕事内容は、必要な物を確認するところから始まります。 一般的には、次のような流れで進めます。
1.必要な物を確認する
まず、社内の担当者から、何が必要なのかを確認します。 品物の種類、数、必要になる時期などを整理します。
2.仕入れ先を探す
必要な物を販売している仕入れ先を探します。 以前から取引のある会社だけでなく、新しい会社を調べることもあります。
3.見積もりを取る
見積もりとは、商品やサービスの価格、数、条件などを事前に示したものです。 複数の仕入れ先から見積もりを取ると、内容を比べやすくなります。
4.価格や品質を比べる
価格だけでなく、品質や届く時期なども確認します。 必要に応じて、修理や問い合わせへの対応も比べます。
5.仕入れ先を決めて発注する
条件に合う仕入れ先を選び、商品やサービスを注文します。 会社が仕入れ先へ正式に注文することを「発注」といいます。
6.届いたものを確認する
商品が届いたら、種類や数に間違いがないか確認します。 傷や不具合がないかを見ることも大切です。
パソコンを買い替える場合の購買例
会社で使っているパソコンが古くなり、20台を買い替えるとします。 担当者は、必要な性能や台数、使い始めたい日を購買部へ伝えます。
購買部は、複数の仕入れ先から見積もりを取ります。 価格、性能、届く時期、困ったときの対応などを比べます。
条件に合う仕入れ先が決まったら、パソコンを発注します。 届いた後は、機種や台数に間違いがないか確認します。
このように、購買には確認、比較、発注、受け取りまでの仕事があります。 店で商品を買う行為だけを指す言葉ではありません。
購買と調達の違い
購買と調達は、同じような意味で使われることがあります。 一般的には、調達の方が広い意味を持ちます。
| 言葉 | 主な意味 | 例 |
|---|---|---|
| 購買 | 必要な物やサービスを買うこと | 部品やパソコンを購入する |
| 調達 | 必要な物やサービスを用意すること | 購入や借りる方法で用意する |
購買は、お金を払って買う方法が中心です。 調達には、買うだけでなく、借りるなどの方法も含まれます。
そのため、購買は調達の中に含まれる仕事と考えると分かりやすいでしょう。 ただし、会社によっては購買と調達を分けず、同じ意味で使っています。
購買と購入・発注の違い
購買、購入、発注は、どれも物を買う場面で使われる言葉です。 ただし、指している範囲が異なります。
購買と購入の違い
購入とは、お金を払って商品やサービスを買うことです。 日常生活でも会社でも使われます。
購買も買うことを表しますが、会社では購入に関する一連の仕事を指す場合があります。 必要な物の確認、仕入れ先の比較、注文、受け取りまでが含まれます。
購買と発注の違い
発注とは、仕入れ先に商品やサービスを注文することです。 購買業務の途中にある一つの作業です。
購買は、何をどこから買うかを考えるところから始まります。 発注は、買う物と仕入れ先が決まった後に行います。
| 言葉 | 指していること |
|---|---|
| 購買 | 必要な物を選び、買い入れる一連の仕事 |
| 購入 | お金を払って買うこと |
| 発注 | 仕入れ先へ注文すること |
購買で大切なポイント
購買では、価格だけで判断しないことが大切です。 安くても、必要な品質を満たしていなければ仕事で使えません。
必要な品質を満たしているか
仕事で使うために必要な品質や性能を確認します。 目的に合わない物を買わないようにするためです。
価格が内容に合っているか
同じような商品でも、仕入れ先によって価格が異なる場合があります。 見積もりを比べ、内容に合った価格かを確認します。
必要な時までに届くか
価格と品質がよくても、必要な時に届かなければ仕事に使えません。 いつ届くのかを事前に確認します。
必要な数を買っているか
買いすぎると保管する場所が必要になります。 少なすぎると、仕事の途中で足りなくなる可能性があります。
購買で初心者が間違えやすい点
最も安い商品を選ぶ仕事ではない
購買では、価格を比べることが大切です。 しかし、安さだけでなく、品質や届く時期も考えて選びます。
発注だけが購買ではない
発注は、仕入れ先へ注文する作業です。 購買には、必要な物の確認や仕入れ先の比較なども含まれます。
購買と調達の分け方は会社によって異なる
一般的には、調達の中に購買が含まれます。 一方で、会社によっては二つの言葉を同じ意味で使っています。
学校の購買とは意味が異なる
学校で使われる購買は、パンや文房具などを販売する売店を指します。 会社で使われる購買は、仕事に必要な物やサービスを買う業務です。
購買についてよくある質問
購買の読み方は何ですか?
購買の読み方は「こうばい」です。 「必要な物を買い入れること」という意味があります。
購買は英語で何といいますか?
購買は、英語で「purchasing」と表すのが一般的です。 必要な物を広く用意する調達には「procurement」が使われます。
購買部では何を買いますか?
材料、部品、パソコン、文房具、機械などを買います。 会社によっては、ソフトウェアや外部サービスの購入も担当します。
購買部がない会社では誰が担当しますか?
会社の規模によっては、購買だけを担当する部署がない場合もあります。 その場合は、事務や総務などの担当者が購入の仕事を行います。
購買と仕入れは同じ意味ですか?
似ていますが、使われる場面が少し異なります。 仕入れは、販売する商品や製品に使う材料を買う場面でよく使われます。
購買は、材料だけでなく、パソコンや文房具などを買う場合にも使われます。 ただし、会社によって言葉の使い分けは異なります。
購買とは何かを最後に確認
購買とは、会社が仕事に必要な物やサービスを外部から買うことです。 必要な物を確認し、仕入れ先や価格、品質、届く時期などを比べます。
調達は、必要な物をさまざまな方法で用意する、購買より広い考え方です。 購入は買う行為、発注は仕入れ先へ注文する作業を指します。
購買は、会社の仕事を止めないために欠かせない役割です。 単に安い物を買うのではなく、必要な物を適切な条件で用意する仕事と覚えると分かりやすいでしょう。
