リダイレクトとは?意味や仕組み、301・302の違いをわかりやすく解説

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リダイレクトとは、あるURLを開いた人を、別のURLへ自動で移動させる仕組みです。

かんたんに言うと、古いページを訪れた人に、新しいページの場所を自動で案内する機能です。Webサイトの移転やURLの変更などで使われます。

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目次

リダイレクトとは?別のURLへ自動で転送する仕組み

リダイレクトとは、指定したURLから別のURLへ自動で転送する仕組みです。URLとは、Webページの場所を示す住所のような文字列です。

たとえば、古いURLを開いたのに、新しいURLのページが表示されることがあります。これは、古いページにリダイレクトが設定されているためです。

リダイレクトは「URL転送」と呼ばれることもあります。基本的には、どちらも別のURLへ移動させる仕組みを表す言葉です。

リダイレクトを身近な例で考える

リダイレクトは、引っ越した後の郵便物の転送に似ています。

古い住所へ送られた郵便物でも、転送の手続きをしておけば新しい住所へ届きます。送り主が新しい住所を知らなくても、郵便物は正しい場所へ運ばれます。

Webサイトでも同じです。古いURLを開いた人を、新しいURLへ自動で案内するのがリダイレクトです。

リダイレクトの仕組み

リダイレクトでは、ブラウザーとWebサーバーの間で情報がやり取りされます。ブラウザーとは、Webサイトを見るためのChromeやEdgeなどのソフトです。

Webサーバーとは、Webページのデータを保存し、求められたページを送るコンピューターです。

  1. 利用者が古いURLを開く
  2. Webサーバーが移動先のURLを伝える
  3. ブラウザーが移動先のURLを開く
  4. 新しいページが表示される

この処理は短い時間で行われます。そのため、利用者は転送されたことに気付かない場合もあります。

Webサーバーは、転送するときに「ステータスコード」と呼ばれる3桁の番号を返します。ステータスコードとは、Webサーバーの処理結果を表す番号です。

リダイレクトが使われる場面

リダイレクトは、Webサイトの場所や構成が変わったときに使われます。

Webサイトを移転したとき

Webサイトのドメインを変更した場合、古いサイトから新しいサイトへ転送します。ドメインとは、Webサイトの住所の中心となる部分です。

リダイレクトを設定しておけば、古いURLをお気に入りに登録している人も、新しいサイトへ移動できます。

ページのURLを変更したとき

記事の名前やWebサイトの構成を見直すと、ページのURLを変更することがあります。

古いURLから新しいURLへリダイレクトすれば、以前のリンクから訪れた人も新しいページを開けます。

ページを一時的に移動するとき

メンテナンスなどでページを一時的に表示できない場合にも使われます。

利用者を案内ページへ移し、元のページが使えるようになったら転送を解除します。

通信方法を変更するとき

「http」で始まるURLから「https」で始まるURLへ自動で移動させる場合にも使われます。

同じページに複数のURLがある場合、表示するURLを一つにそろえる目的でも利用されます。

リダイレクトの主な種類

Webサイトでよく使われるのは、301リダイレクトと302リダイレクトです。

数字は、Webサーバーがブラウザーへ返すステータスコードを表しています。

種類意味主な使用例
301リダイレクト恒久的な移動サイト移転やURLの変更
302リダイレクト一時的な移動メンテナンスや短期間の案内

301リダイレクトとは

301リダイレクトは、ページが別のURLへ完全に移動したことを伝える仕組みです。

以前のURLへ戻す予定がない場合に使います。サイトの移転や記事URLの変更などが代表的な例です。

302リダイレクトとは

302リダイレクトは、ページを一時的に別のURLへ移動させる仕組みです。

後で元のURLへ戻す予定がある場合に使います。短い期間のメンテナンスや、一時的な案内ページへの転送などが例です。

301リダイレクトと302リダイレクトの違い

301と302の大きな違いは、URLの移動が恒久的か一時的かという点です。

比べる点301302
移動する期間恒久的一時的
元のURLへ戻す予定基本的にないある
検索結果で重視されるURL新しいURL元のURL
主な使用場面移転やURL変更短期間の案内

ページを完全に移動したなら301、一時的に移動するなら302と考えると分かりやすいでしょう。

数字の大きさで選ぶものではありません。ページを今後どのように使うかによって選びます。

リダイレクトとSEOの関係

リダイレクトは、利用者だけでなく検索エンジンにもページの移動を伝えます。

ページを恒久的に移動した場合は、301リダイレクトを使うのが基本です。Bingも、恒久的なURL変更では301、一時的な変更では302を使うよう案内しています。

301リダイレクトを設定すると、検索エンジンは古いURLが新しいURLへ移動したことを理解しやすくなります。

ただし、設定後すぐに検索結果のURLが切り替わるとは限りません。検索エンジンが古いURLと新しいURLを確認してから、表示が少しずつ変わります。

リダイレクトを設定する主な方法

リダイレクトには、Webサーバーで設定する方法や、WordPressの機能を使う方法があります。

Webサーバーで設定する

Webサーバーの設定ファイルを使い、転送元と転送先のURLを指定します。

利用しているサーバーによって書き方が異なります。設定する前に、サーバー会社が公開している手順を確認する必要があります。

WordPressの機能を使う

WordPressでは、リダイレクトに対応したプラグインを使う方法があります。プラグインとは、WordPressに機能を追加する仕組みです。

転送元と転送先のURLを入力して設定できるため、設定ファイルを直接編集しない方法として使われています。

HTMLやJavaScriptを使う

HTMLやJavaScriptを使って別のページへ移動させる方法もあります。

ただし、一般的なページ移転では、Webサーバー側のリダイレクトが優先されます。HTMLやJavaScriptは、Webサーバー側で設定できない場合などに使われます。

リダイレクトを設定するときの注意点

リダイレクトは便利ですが、転送元と転送先を正しく指定することが大切です。

移動の期間に合った種類を選ぶ

完全な移転に302を使うと、検索エンジンへ一時的な移動として伝わります。

元へ戻さないなら301、後で戻すなら302という基準で選びます。

何度も転送させない

古いURLから別のURLへ移動し、さらに別のURLへ移動する状態を「リダイレクトチェーン」といいます。

転送が何度も続くと、ページの表示までに時間がかかります。できるだけ古いURLから最終的なURLへ直接転送します。

転送を繰り返す設定にしない

URL AからURL Bへ転送し、URL Bから再びURL Aへ戻すと、移動が終わらなくなります。

この状態を「リダイレクトループ」といいます。転送元と転送先を取り違えないことが大切です。

関係のないページへ転送しない

削除したすべてのページを、関係のないトップページへ転送するのは適切ではありません。

内容を引き継いだページや、同じ目的を持つページがある場合に、そのURLへ転送します。

内部リンクも新しいURLへ直す

リダイレクトを設定しても、Webサイト内のリンクが古いURLのままでは、転送が何度も発生します。

自分で変更できる内部リンクは、新しいURLへ直接つなぎ直します。

リダイレクトとリンクの違い

リダイレクトとリンクは、どちらも別のページへ移動するために使われます。ただし、移動の方法が異なります。

比べる点リダイレクトリンク
移動方法自動で移動する利用者がクリックする
主な目的URLの変更や移転を案内する関連するページを案内する
元のページ表示されないことが多い表示されたまま選べる

URLの移転を自動で知らせたい場合は、リダイレクトを使います。利用者に移動先を選んでもらう場合は、通常のリンクを使います。

リダイレクトについてよくある質問

リダイレクトするとURLが変わるのですか?

はい。転送が完了すると、ブラウザーのアドレス欄には移動先のURLが表示されるのが一般的です。

301と302はどちらを使えばよいですか?

元のURLへ戻さない場合は301を使います。一時的に移動し、後で元へ戻す場合は302を使います。

リダイレクトを設定すれば内部リンクは直さなくてもよいですか?

リダイレクトが設定されていても、内部リンクは新しいURLへ直すのがおすすめです。

利用者が新しいURLへ直接移動できるため、余分な転送を減らせます。

リダイレクトとページの転送は同じ意味ですか?

Webサイトについて使う場合は、ほぼ同じ意味です。「URL転送」や「ページ転送」と表現されることもあります。

301や302以外のリダイレクトもありますか?

307や308などの種類もあります。ただし、一般的なWebサイトの移転を理解する段階では、まず301と302の違いを押さえればよいでしょう。

リダイレクトとは何かを振り返る

リダイレクトとは、あるURLを開いた人を、別のURLへ自動で移動させる仕組みです。Webサイトの移転やURLの変更、一時的な案内などに使われます。

  • 301リダイレクトは恒久的な移動に使う
  • 302リダイレクトは一時的な移動に使う
  • 転送元から最終的なURLへ直接つなぐ
  • Webサイト内のリンクも新しいURLへ直す
  • 関係のないページへまとめて転送しない

リダイレクトを設定するときは、元のURLへ戻す予定があるかを確認します。移動の目的に合った種類を選ぶことが大切です。

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