マッピングとは?意味・ITやビジネスでの使い方を例で解説

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マッピングとは、かんたんに言うと、何かと何かを決めたルールに沿って対応付けることです。

英語の「mapping」には、地図を作るという意味があります。ITやビジネスでは、データや情報の関係を決めたり、分かりやすく図に表したりする意味で使われます。

この記事では、マッピングの意味や身近な例、ITとビジネスでの使い方を初心者向けに解説します。

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目次

マッピングとは?かんたんに意味を解説

マッピングとは、複数のものについて「どれとどれが対応するのか」を決めることです。「対応付け」「割り当て」と言い換えられます。

ITでは、異なるシステムのデータを結び付けるときなどに使われます。ビジネスでは、情報の関係や位置を図に表すときにも使われる言葉です。

マッピングには、主に次の2つの意味があります。

  • 何かと何かを対応付ける
  • 情報の関係や位置を図に表す

どちらの意味にも、「関係を決めて分かりやすくする」という共通点があります。

マッピングの身近な例

身近な例として、古い住所録から新しい住所録へ情報を移す場面を考えてみましょう。

古い住所録の「名前」を、新しい住所録の「氏名」へ移します。同じように、「電話」を「電話番号」へ移します。

古い住所録の項目新しい住所録の項目
名前氏名
電話電話番号
メールメールアドレス

このように、意味が同じ項目を結び付けることがマッピングです。

ITでも、異なるシステムの項目を対応付けるためにマッピングが行われます。

ITで使われるマッピングの意味

ITにおけるマッピングは、データや機能などの対応関係を決めることです。

どの情報を、どの場所や処理へ割り当てるのかを決めます。使われる分野によって、対象となるものは異なります。

データマッピング

データマッピングとは、異なるシステムにあるデータの項目を対応付けることです。

例えば、古いシステムの「商品番号」と、新しいシステムの「商品ID」を対応付けます。IDとは、商品や利用者などを見分けるために付ける番号や文字のことです。

データマッピングは、システムの入れ替えやデータ連携で使われます。データ連携とは、複数のシステムの間で情報を受け渡すことです。

プログラミングでのマッピング

プログラミングでは、あるデータを別の形や処理に対応付けることをマッピングと呼びます。

例えば、画面に入力された「赤」という情報を、プログラム内の色番号に対応付ける場合があります。

また、WebサイトのURLと、表示するページを対応付ける処理もマッピングの一例です。

キーのマッピング

パソコンやゲームでは、キーボードやコントローラーのボタンに機能を割り当てることがあります。

例えば、Aボタンに「決定」、Bボタンに「戻る」という操作を割り当てます。この設定は、キーマッピングやボタンマッピングと呼ばれます。

画像や映像のマッピング

コンピューターで作った立体的な物体に、画像や模様を貼り付ける処理もマッピングです。

また、建物などの形に合わせて映像を映す技術は、プロジェクションマッピングと呼ばれます。

使う分野は異なりますが、対象の位置や形に合わせて情報を対応付ける点は同じです。

ビジネスで使われるマッピングの意味

ビジネスにおけるマッピングは、情報の関係や位置を整理して、図や表に表すことです。

複雑な情報を整理し、全体を見やすくするために使われます。

例えば、次のような場面があります。

  • 仕事の流れを順番に並べる
  • 商品ごとの特徴を図に配置する
  • 意見や課題の関係を線で結ぶ
  • 担当者と作業内容を対応付ける

商品を「価格が高い・安い」「機能が多い・少ない」などの軸で図に配置する方法も、マッピングの一つです。

情報を図に表すことで、それぞれの違いや関係を見つけやすくなります。

マッピングが使われる主な場面

マッピングは、ITから日常生活まで幅広い場面で使われます。

分野マッピングするもの主な目的
データ移行古い項目と新しい項目データを正しい場所へ移す
システム連携複数のシステムの項目データを正しく受け渡す
プログラミングデータと処理処理の対応関係を決める
パソコンやゲームキーやボタンと機能操作方法を設定する
ビジネス情報や商品の位置違いや関係を見やすくする
映像物体の形と画像形に合った映像を表示する

マッピングの基本的な仕組み

マッピングでは、初めに対応付ける2つの対象を決めます。次に、どの項目をどこへ結び付けるのかというルールを作ります。

データマッピングの場合は、一般的に次のような順番で進めます。

  1. 対応付けるデータを確認する
  2. 同じ意味を持つ項目を探す
  3. 項目同士の対応関係を決める
  4. 必要に応じてデータの形を整える
  5. 正しく対応できているか確認する

例えば、「2026/08/30」と「2026年8月30日」は、書き方は違っても同じ日付です。

このような場合は、対応付けるだけでなく、書き方をそろえることもあります。

マッピングを行うメリット

情報の関係が分かりやすくなる

マッピングを行うと、どの情報がどこにつながっているのかが明確になります。

図や表を使えば、文章だけでは分かりにくい関係も見つけやすくなります。

データを正しく移しやすくなる

データを移す前に対応関係を決めておけば、どの項目をどこへ移すのかが分かります。

作業する人による判断の違いも減らせます。

確認しやすくなる

対応関係を表に残すと、後から内容を確認できます。

項目の追加や変更があった場合も、見直す場所を探しやすくなります。

マッピングとマッチングの違い

マッピングとマッチングは似ていますが、意味は同じではありません。

言葉主な意味
マッピング対応関係や割り当てを決める旧システムの項目と新システムの項目を結び付ける
マッチング条件に合う組み合わせを探す希望する条件に合う商品を探す

マッピングは「この項目は、あの項目に対応する」と関係を決めるものです。

マッチングは、複数の候補から条件に合う相手や情報を見つけることです。

初心者が間違えやすいポイント

マッピングは地図作成だけではない

英語の「mapping」には、地図を作るという意味があります。

ただし、ITでは地図に限りません。データや機能などを対応付ける意味でも使われます。

必ず図を作るとは限らない

ビジネスでは、情報を図に表す作業をマッピングと呼ぶことがあります。

一方、ITのデータマッピングでは、項目同士を表で対応付ける場合もあります。必ず地図のような図を作るわけではありません。

対応付けとデータ移行は同じではない

マッピングは、どの項目をどこへ結び付けるかを決めることです。

実際にデータを移す作業は、データ移行と呼ばれます。マッピングは、データ移行を正しく行うための準備として使われます。

マッピングについてよくある質問

マッピングを日本語で言い換えると何ですか?

使われる場面によって、「対応付け」「関連付け」「割り当て」「地図作成」などと言い換えられます。

ITでは、「対応付け」または「割り当て」と考えると分かりやすいでしょう。

データマッピングとは何ですか?

異なるシステムやファイルにあるデータ項目を対応付けることです。

例えば、一方の「商品番号」と、もう一方の「商品ID」を結び付けます。

マッピング表とは何ですか?

項目同士の対応関係をまとめた表です。

データの移行や連携を行うときに、どの項目をどこへつなぐのかを確認するために使います。

マッピングはビジネスでも使いますか?

ビジネスでも使われます。

仕事の流れ、商品の位置、情報の関係などを図や表に整理するときに使われる言葉です。

まとめ|マッピングとは対応関係を決めること

マッピングとは、何かと何かを決めたルールに沿って対応付けることです。

ITでは、データ、機能、キー、画像などの対応関係を決めるときに使われます。ビジネスでは、情報の関係や位置を図に表す意味でも使われます。

「どれとどれを結び付けるのかを決めること」と考えると、マッピングの意味を理解しやすくなります。

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