発端とは?意味・読み方・使い方と「事の発端」の例文、言い換えを解説

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発端とは、かんたんに言うと「物事の始まり」や「事が起こるきっかけ」のことです。

「トラブルの発端」「事の発端」といった形で使われます。何かが始まった最初の出来事を示す言葉です。

この記事では、発端の意味や読み方、使い方をわかりやすく解説します。原因・きっかけ・端緒との違いも、例文を交えて紹介します。

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目次

発端とは物事の始まりを表す言葉

発端とは、物事が始まったところや、出来事が起こるきっかけを表す言葉です。「事の起こり」と言い換えることもできます。

たとえば、ある一言から話し合いが始まった場合、その一言が「話し合いの発端」です。長く続く出来事をさかのぼり、最初に何があったのかを示します。

発端は、問題や行き違いについて説明するときによく使われます。ただし、悪い出来事だけに使う言葉ではありません。

発端の読み方

発端の一般的な読み方は「ほったん」です。「発」は「ほつ」、「端」は「たん」と読み、それが変化して「ほったん」となります。

「はったん」と読まれることもありますが、文章を音読するときや人に説明するときは「ほったん」と読むのが分かりやすいでしょう。

発端を構成する漢字の意味

「発」には、物事を起こす、始めるという意味があります。「端」には、物事の初めや端という意味があります。

この二つの漢字を組み合わせた「発端」は、物事が始まった部分を表します。

「事の発端」とはどのような意味?

「事の発端」とは、ある出来事が始まった最初のきっかけという意味です。すでに起きた出来事について、始まりを振り返るときによく使います。

たとえば、友人同士の行き違いが長く続いているとします。最初の小さな言葉の取り違えが「事の発端」です。

ITやビジネスでも、問題が起きるまでの流れを確認するときに使われます。この場合は、最初に起きた出来事や変化を「発端」と呼びます。

発端が使われる場面

発端は、日常会話だけでなく、仕事やニュース、物語などでも使われます。出来事の始まりを説明する場面に向いている言葉です。

問題が始まった経緯を説明するとき

問題がどこから始まったのかを伝えるときに使います。

「連絡の行き違いが問題の発端となった」のように、最初の出来事を示します。

仕事の変化を説明するとき

仕事の進め方や企画が始まった理由を説明するときにも使えます。

「利用者から届いた意見が、サービス改善の発端となった」のような使い方です。

物語の始まりを説明するとき

小説や映画などで、物語が動き始める出来事を示す場合にも使います。

「一通の手紙が物語の発端となった」と表現できます。

発端の使い方と例文

発端は名詞です。「発端となる」「発端は」「発端をさかのぼる」といった形で使います。

「発端となる」の例文

  • 何げない会話が、新しい企画の発端となりました。
  • 利用者からの質問が、説明書を見直す発端となりました。
  • 一通のメールが、話し合いの発端となりました。

「事の発端は」の例文

  • 事の発端は、予定の共有が遅れたことでした。
  • 事の発端は、担当者による小さな気付きでした。
  • 事の発端は、学生から寄せられた一つの提案です。

「発端をさかのぼる」の例文

  • 発端をさかのぼると、数日前の話し合いに行き着きます。
  • 計画の発端をさかのぼり、当時の資料を確認しました。

ビジネスで使える例文

  • この取り組みは、社内アンケートを発端として始まりました。
  • お客さまからの意見が、サービスを見直す発端となりました。
  • 今回の行き違いの発端を確認し、今後の進め方を整理します。

発端の言い換え・類語

発端は、文章の内容に合わせて「始まり」「きっかけ」「起こり」などに言い換えられます。

言い換え意味や使い方
始まりもっとも分かりやすく、幅広い場面で使える
事の起こり出来事が始まったところを表す
きっかけ行動や変化が始まる理由となった出来事を表す
原因ある結果を生じさせた理由を表す
端緒物事の始まりや、解決につながる手掛かりを表す
契機変化や行動につながる機会を表す

分かりやすさを重視する場合は、「始まり」や「きっかけ」が使いやすいでしょう。少し改まった文章では、「端緒」や「契機」が使われることもあります。

発端と原因の違い

発端は「出来事の始まり」を表します。原因は「ある結果が生じた理由」を表す言葉です。

たとえば、会議が長引いたとします。最初の質問が話し合いの発端でも、それだけが会議の長引いた原因とは限りません。

言葉表すもの
発端出来事の始まり一つの質問から話し合いが始まった
原因結果が生じた理由資料が足りず、話し合いが長引いた

発端と原因が同じ場合もあります。しかし、意味はまったく同じではありません。

発端ときっかけの違い

発端ときっかけは、どちらも物事の始まりに関係する言葉です。ただし、使われやすい場面が少し異なります。

発端は、すでに起きた出来事の始まりを説明するときによく使います。きっかけは、行動や変化が始まる理由を幅広く表せます。

  • 発端:連絡の行き違いが、話し合いの発端となった。
  • きっかけ:友人のすすめが、勉強を始めるきっかけとなった。

前向きな出来事には「きっかけ」のほうが自然な場合があります。問題や出来事の経緯を振り返る場合は、「発端」がよく使われます。

発端と端緒の違い

端緒は「たんしょ」と読みます。物事の始まりに加えて、問題を解決するための手掛かりという意味でも使われます。

発端は、すでに起きた出来事の最初を示す言葉です。端緒は、新しい行動や解決への糸口を示す場合にも向いています。

  • 発端:一つの誤解が、行き違いの発端となった。
  • 端緒:利用者の意見が、改善の端緒となった。

端緒は、発端よりも少し硬い表現です。日常的な文章では「発端」や「きっかけ」のほうが伝わりやすいでしょう。

発端と契機の違い

契機は「けいき」と読み、物事が変わるきっかけとなった出来事や機会を表します。

発端は出来事の始まりに注目する言葉です。契機は、その後の変化につながった点に注目します。

  • 発端:短い会話が、話し合いの発端となった。
  • 契機:研修への参加を契機に、新しい勉強を始めた。

新しい行動や成長につながった出来事には、「契機」が使いやすいでしょう。

発端の対義語

発端の反対に近い言葉には、「結末」「終わり」「終局」などがあります。

言葉意味
結末出来事や物語の最後
終わり物事が続かなくなるところ
終局物事が進んだ末にたどり着く最後の段階

発端が「始まり」を表すのに対し、結末や終局は「最後」を表します。

発端を使うときに間違えやすい点

「最初の発端」は意味が重なりやすい

発端そのものに「物事の始まり」という意味があります。そのため、「最初の発端」は「最初の始まり」のように意味が重なります。

「発端」または「最初のきっかけ」とすると、簡潔に伝わります。

「発端する」より「発端となる」を使う

発端は名詞として使うのが一般的です。「この出来事から発端した」ではなく、「この出来事が発端となった」と表現します。

発端は悪い意味だけではない

発端は、問題や事件の説明でよく見かけるため、悪い意味の言葉と思われることがあります。しかし、言葉自体に悪い意味が決まっているわけではありません。

「小さな発見が研究の発端となった」のように、新しい取り組みの始まりにも使えます。

発端とは何かについてよくある質問

発端は「ほったん」と「はったん」のどちらで読む?

一般的な読み方は「ほったん」です。「はったん」という読み方が示される場合もありますが、通常は「ほったん」を使うとよいでしょう。

「事の発端」は悪い意味ですか?

必ずしも悪い意味ではありません。ただし、問題や行き違いが始まった理由を説明する場面でよく使われます。

前向きな出来事では、「きっかけ」や「契機」のほうが自然な場合もあります。

発端と始まりは同じ意味ですか?

どちらも物事の初めを表します。「始まり」は幅広く使えますが、「発端」は何らかの出来事が動き出した最初の点を示すときに向いています。

発端はビジネスでも使えますか?

発端はビジネスでも使えます。問題が起きた経緯や、新しい取り組みが始まった理由を説明するときに便利な言葉です。

ただし、相手を責めているように聞こえないよう、事実を落ち着いて説明する文章で使うとよいでしょう。

まとめ|発端とは物事が始まったところ

発端とは、物事の始まりや、出来事が起こる最初のきっかけを表す言葉です。一般的には「ほったん」と読みます。

「事の発端」「発端となる」「発端をさかのぼる」といった形で使われます。日常生活だけでなく、仕事や物語などでも使える言葉です。

原因は結果が生じた理由、きっかけは行動や変化を始める理由を表します。それぞれの違いを知り、伝えたい内容に合う言葉を選びましょう。

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