サジェストとは、文字を入力している途中で、続きの言葉や関係する言葉を候補として表示する機能です。
かんたんに言うと、入力したい言葉を先回りして提案してくれる機能です。文字をすべて入力しなくても、表示された候補を選んで検索できます。
サジェストは、広い意味では文字入力を助ける候補表示を指します。この記事では、主にGoogleやBingなどの検索欄に表示される「検索サジェスト」について説明します。
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サジェストとは
サジェストとは、入力された文字に合う言葉を候補として表示し、検索や文字入力を助ける機能です。
サジェストは、英語の「suggest」から来た言葉です。「提案する」「示す」といった意味があります。
例えば、検索欄に「パソコン」と入力すると、次のような候補が表示されることがあります。
- パソコン 初心者
- パソコン 選び方
- パソコン 使い方
- パソコン 動かない
このように、検索する前に表示される言葉の候補が、検索におけるサジェストです。
サジェストとサジェストキーワードの違い
サジェストは、候補を表示する機能の名前です。
サジェストキーワードは、検索欄に実際に表示された言葉を指します。
- サジェスト:候補を表示する機能
- サジェストキーワード:実際に表示された検索語
例えば、「旅行」と入力したときに「旅行 持ち物」と表示されたとします。
この場合、候補を表示する仕組みがサジェストです。「旅行 持ち物」がサジェストキーワードです。
身近な例で考えるサジェスト
サジェストは、お店で商品を探しているときに、店員が「こちらをお探しですか」と候補を示してくれる場面に似ています。
ただし、実際のサジェストでは、人がその場で候補を考えているわけではありません。
入力された文字や、多くの人がよく検索している言葉などをもとに、コンピューターが候補を表示します。
サジェストが使われる場面
サジェストは、検索サービスだけでなく、通販サイトや地図、さまざまなアプリでも使われています。
文字を入力する手間を減らし、目的の情報を見つけやすくするための機能です。
GoogleやBingなどの検索サービス
GoogleやBingは、インターネット上の情報を探すためのサービスです。このようなサービスを「検索エンジン」と呼びます。
検索欄に文字を入力すると、その文字に合う検索候補が表示されます。
候補を選べば、長い言葉を最後まで入力しなくても検索できます。
通販サイト
通販サイトでは、商品名の一部を入力すると、商品名や商品の種類が候補として表示されることがあります。
例えば、「イヤホン」と入力したときに、「イヤホン ワイヤレス」などが表示されます。
地図や乗換案内
地図や乗換案内では、駅名や施設名の一部を入力すると候補が表示されます。
正式な名前をすべて覚えていなくても、目的の駅や施設を探しやすくなります。
動画や音楽などのアプリ
動画や音楽などのアプリでも、作品名や曲名の候補が表示されます。
入力した文字に合う候補が出るため、探している作品や曲を早く見つけられます。
サジェストが表示される仕組み
サジェストの候補は、入力された文字などをもとに選ばれます。
候補を選ぶ方法はサービスによって異なりますが、おおまかな流れは次のとおりです。
- 利用者が検索欄に文字を入力する
- 入力された文字に合う候補を探す
- 入力内容と関係の深い候補を並べる
- 検索欄の近くに候補を表示する
例えば、「スマホ 使」と入力した場合、「スマホ 使い方」などの候補が表示されることがあります。
入力する文字を増やすと、表示される候補も変わります。文字を追加しながら、知りたい内容を少しずつしぼり込めます。
候補を決めるときに使われる情報
サジェストの候補を決めるときには、次のような情報が使われることがあります。
- 入力している文字
- 多くの人がよく検索している言葉
- 使用している言語
- 検索した時間
- おおまかな地域
- 過去に検索した言葉の記録
過去に検索した言葉の記録を「検索履歴」と呼びます。
ただし、すべてのサービスが同じ情報を使っているわけではありません。候補を選ぶ方法や並べる順番は、サービスごとに異なります。
サジェストは人によって違う?
サジェストの内容は、使う機器やサービス、設定などによって違う場合があります。
検索した時間、使っているサービス、地域、設定、過去に検索した言葉の記録などが異なるためです。
同じ言葉を入力しても、パソコンとスマートフォンで違う候補が表示されることがあります。
また、同じ機器を使っていても、検索する時期によって候補が変わる場合があります。
そのため、自分の画面に出た候補が、すべての人にも同じように表示されるとは限りません。
サジェストの便利な点
サジェストには、文字入力や検索を助ける役割があります。
- 文字を最後まで入力する手間を減らせる
- 言葉の一部しか分からなくても検索しやすい
- 入力の間違いを減らしやすい
- 別の検索方法に気付ける
- 目的の情報を早く探しやすい
特にスマートフォンでは、長い言葉を入力する手間を減らせます。
表示された候補をタップするだけで検索できる点も便利です。
サジェストと予測変換の違い
サジェストと予測変換は、どちらも入力中に候補を表示する機能です。
ただし、主な目的と表示する内容が異なります。
| 項目 | サジェスト | 予測変換 |
|---|---|---|
| 主な目的 | 検索する言葉の候補を示す | 入力する文字や漢字の候補を示す |
| よく使われる場所 | 検索サービスやWebサイトの検索欄 | パソコンやスマートフォンの文字入力 |
| 表示例 | 「東京 観光」など | 「とうきょう」から「東京」など |
サジェストは、主に「何を検索するか」を助ける機能です。
予測変換は、読み方に合う漢字や文章の続きを表示し、「何と入力するか」を助けます。
ただし、サービスによっては、予測変換をサジェストと呼ぶこともあります。
サジェストとオートコンプリートの違い
オートコンプリートとは、入力中の言葉の続きを自動で補う機能です。「自動補完」とも呼ばれます。
自動補完とは、まだ入力されていない残りの文字を補うことです。
例えば、「パソ」と入力したときに、「パソコン」という候補を表示します。
検索機能の説明では、サジェストとオートコンプリートが、ほぼ同じ意味で使われることがあります。
細かく分けると、サジェストは「関係する候補を提案すること」に重点があります。
オートコンプリートは、「入力中の言葉の続きを補うこと」に重点があります。
サジェストとレコメンドの違い
レコメンドとは、利用者に合いそうな商品や動画などをおすすめする機能です。
英語の「recommend」には、「すすめる」という意味があります。
| 言葉 | 主な役割 | 具体例 |
|---|---|---|
| サジェスト | 入力する言葉の候補を示す | 検索欄の下に検索語を表示する |
| レコメンド | 利用者に合いそうなものをすすめる | おすすめの商品や動画を表示する |
サジェストは、「何を入力するか」を助けます。
レコメンドは、「何を見るか」「何を選ぶか」を助ける機能です。
似た機能に見えますが、使われる場面と目的が異なります。
サジェストと関連キーワードの違い
関連キーワードとは、検索した言葉と関係の深い別の検索語です。
サジェストは、主に文字を入力している途中で表示されます。
関連キーワードは、検索した後の画面で、別の検索方法として表示されることがあります。
| 項目 | サジェスト | 関連キーワード |
|---|---|---|
| 表示される時期 | 文字の入力中 | 検索した後 |
| 主な目的 | 検索する言葉の入力を助ける | 別の検索方法を示す |
| 表示される場所 | 検索欄の近く | 検索結果の画面など |
どちらも検索を助けるものですが、表示される時期と場所が異なります。
サジェストキーワードの見方
サジェストキーワードを見ると、どのような言葉を組み合わせて検索できるのかが分かります。
例えば、「旅行」と入力して「旅行 持ち物」や「旅行 国内」が表示された場合、旅行に関する別の調べ方に気付けます。
ただし、表示された候補が、必ず多く検索されているとは限りません。
表示内容は、時間や使っているサービスなどによって変わります。
サジェストキーワードは、検索された回数を正確に示すものではありません。検索するときの候補として見ることが大切です。
初心者が間違えやすい点
サジェストは検索結果ではない
サジェストは、検索する前に表示される言葉の候補です。
候補を選んで検索した後に並ぶWebページは、検索結果です。サジェストと検索結果は別のものです。
表示された候補が正しいとは限らない
サジェストは、入力された文字などをもとに自動で表示されます。
候補に表示された言葉の内容が、正しいと決まったわけではありません。
情報を調べるときは、検索した後の内容も確認することが大切です。
すべての人に同じ候補が出るわけではない
サジェストは、使っているサービスや機器、設定などによって変わることがあります。
自分の画面に表示された候補が、ほかの人にも必ず表示されるとは限りません。
検索された回数の順位とは限らない
候補が上のほうに表示されていても、検索された回数だけで順番が決まっているとは限りません。
候補を決める方法はサービスによって異なります。サジェストだけを見て、検索された回数を判断することはできません。
サジェストについてよくある質問
サジェストを日本語にすると何ですか?
サジェストには、「提案する」「示す」といった意味があります。
ITの分野では、入力中に言葉や検索語の候補を表示する機能を指します。
サジェストはどこに表示されますか?
多くの場合、検索欄や入力欄の下に一覧で表示されます。
サービスによっては、入力欄の横や画面内の別の場所に表示されることもあります。
サジェストは誰が作っていますか?
一つ一つの候補を、その場で人が作っているわけではありません。
サービスの仕組みが、入力された文字などをもとに候補を選んで表示します。
サジェストは検索履歴だけで決まりますか?
検索履歴だけで決まるわけではありません。
入力した文字、多くの人がよく検索している言葉、言語、地域などが使われる場合があります。
使われる情報はサービスによって異なります。
サジェストと検索候補は同じ意味ですか?
検索サービスの話では、ほぼ同じ意味で使われます。
サジェストは、候補を表示する機能の呼び方です。
検索候補は、画面に実際に表示された言葉を指すことが多いです。
サジェストは消すことができますか?
過去の検索にもとづく候補は、検索履歴の削除や設定の変更によって表示されなくなる場合があります。
操作方法は、使っている検索サービスや機器によって異なります。
まとめ|サジェストとは入力や検索を助ける機能
サジェストとは、文字を入力している途中で、続きの言葉や関係する言葉を候補として表示する機能です。
GoogleやBingなどの検索サービスをはじめ、通販サイト、地図、乗換案内、さまざまなアプリで使われています。
予測変換は、文字や漢字の入力を助ける機能です。レコメンドは、利用者に合いそうな商品や動画などをおすすめします。
サジェストは、入力の手間を減らし、目的の情報を見つけやすくするための身近な機能です。
