履修とは、学校で決められた科目を学ぶことです。読み方は「りしゅう」です。
大学では、自分が受けたい授業を選び、履修登録をしてから授業を受けます。ただし、履修しただけで必ず単位を取れるわけではありません。
この記事では、履修の意味や履修登録の流れ、単位との関係を説明します。修得・受講・習得との違いも、身近な例を使って分かりやすく解説します。
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履修とは?読み方と意味
履修は「りしゅう」と読みます。学校が用意した科目を、決められた方法に沿って学ぶことです。
主に大学、高校、専門学校などで使われます。「英語を履修する」「必要な科目を履修する」のように表します。
履修をかんたんに説明すると
履修をかんたんに言うと、学校の時間割に科目を入れて、その授業を学ぶことです。
例えば、大学で「心理学」という授業を選び、登録して授業を受けるとします。この場合は「心理学を履修する」と表せます。
ただし、履修として認められる条件は学校や科目によって異なります。詳しい条件は、学校が出している履修要項などで確認します。
大学で履修するときの基本的な流れ
大学では、高校までのように、すべての時間割が決められているとは限りません。決められた範囲の中から、自分で授業を選ぶことが一般的です。
基本的な流れは次のとおりです。
- 受けたい科目を調べる
- 曜日や時間を確認する
- 受ける科目を履修登録する
- 登録した授業を受ける
- 試験やレポートなどの評価を受ける
授業の内容や評価方法は、シラバスで確認できます。シラバスとは、授業の内容や進め方、評価方法などをまとめた案内です。
履修登録とは
履修登録とは、自分が受ける科目を学校に届け出る手続きです。大学では、専用のWebサイトなどから登録することがあります。
履修が「科目を学ぶこと」を表すのに対し、履修登録は「学ぶ科目を登録すること」を表します。この二つは同じ意味ではありません。
| 言葉 | 意味 |
|---|---|
| 履修 | 決められた科目を学ぶこと |
| 履修登録 | 受ける科目を学校に届け出ること |
登録できる期間や変更の方法は、学校によって違います。個別の手続きについては、自分が通う学校の案内を確認してください。
履修と単位の関係
単位とは、科目を学び、決められた基準を満たしたときに認められる学習の成果です。大学などでは、卒業までに必要な単位数が決められています。
履修登録をして授業を受けても、それだけで単位を得られるとは限りません。試験、レポート、出席状況などをもとに評価されることがあります。
料理に例えると、履修登録は「作る料理を決めること」、履修は「実際に料理を作ること」です。単位の修得は「料理が完成したと認められること」に近いでしょう。
学校での意味に戻すと、科目を選んで学ぶ段階が履修です。その学習結果が認められた段階を、単位の修得と呼びます。
履修と修得・受講・習得の違い
履修と似た言葉に、修得・受講・習得があります。どれも学ぶことに関係しますが、意味の中心が異なります。
| 言葉 | 読み方 | 意味 | 使用例 |
|---|---|---|---|
| 履修 | りしゅう | 学校で決められた科目を学ぶこと | 英語の授業を履修する |
| 修得 | しゅうとく | 学んだ内容を身につけること。学校では単位を得る意味でも使う | 必要な単位を修得する |
| 受講 | じゅこう | 講義や講座を受けること | パソコン講座を受講する |
| 習得 | しゅうとく | 知識や技術を学んで身につけること | パソコンの操作を習得する |
履修と修得の違い
履修は、科目を学ぶことです。修得は、学んだ結果として知識や単位を得ることを表します。
そのため、「科目を履修したが、単位は修得できなかった」という場合もあります。履修と単位の修得は分けて考える必要があります。
履修と受講の違い
受講は、講義や講座を受けることです。学校の科目だけでなく、会社の研修や一般向けの講座にも使えます。
履修は、学校の教育課程に沿って科目を学ぶ場合によく使われます。受講よりも、学校教育との結び付きが強い言葉です。
履修と習得の違い
履修は、学校の科目を学ぶことです。習得は、知識や技術を身につけることを表します。
例えば、「プログラミングの授業を履修し、基本的な操作を習得した」のように使い分けられます。
高校と大学における履修の違い
履修という言葉は、高校と大学の両方で使われます。ただし、科目の選び方には違いがあります。
| 学校 | 履修の特徴 |
|---|---|
| 高校 | 学校が決めた時間割に沿って学ぶ科目が多い |
| 大学 | 決められた条件の中から、自分で選ぶ科目が多い |
大学では「必修科目」と「選択科目」があります。必修科目は学ぶ必要がある科目、選択科目は決められた範囲から選べる科目です。
科目の分け方や選び方は学校によって異なります。具体的な内容は、各学校の履修案内で確認します。
「履修する」の使い方と例文
履修は「履修する」「履修した」「履修している」のように使います。学校の授業に関する場面で使うのが基本です。
- 今年は経済学の授業を履修します。
- 卒業までに必要な科目を履修しました。
- どの授業を履修するか、シラバスを見て決めます。
- 情報処理の科目を履修しています。
- 履修する科目を時間割にまとめました。
アニメや映画で使われる「履修」の意味
近年は、アニメ、映画、漫画などの作品を見ることを「履修する」と表す場合があります。「このアニメは履修済みです」のような使い方です。
これは学校で使う本来の意味から広がった表現です。「作品について知るために、順番に見て学ぶ」という意味合いがあります。
ただし、改まった文章では一般的な「見る」「鑑賞する」を使った方が分かりやすい場合があります。
履修で間違えやすい点
履修登録だけで単位を取れるわけではない
履修登録は、受ける科目を届け出る手続きです。登録しただけで単位を得られるわけではありません。
授業を受け、学校や科目が決めた評価を満たすことで、単位の修得につながります。
「履修」と「履習」は違う
正しい表記は「履修」です。「履習」と書かないように注意しましょう。
「履」には実際に行うという意味があり、「修」には学ぶという意味があります。
履修と習得は同じではない
科目を履修しても、その内容をすべて身につけたとは限りません。履修は学ぶ過程、習得は知識や技術を身につけた状態を表します。
履修についてよくある質問
履修は何と読みますか?
「りしゅう」と読みます。「りしゅ」ではありません。
履修とは大学だけで使う言葉ですか?
大学だけでなく、高校や専門学校などでも使われます。ただし、大学の科目選びや履修登録に関する場面でよく見かける言葉です。
履修すれば単位を取れますか?
履修しただけで、必ず単位を取れるとは限りません。学校や科目が決めた評価の基準を満たす必要があります。
履修登録とは何をすることですか?
自分が受ける科目を選び、学校に届け出ることです。登録方法や期間は学校によって異なります。
「履修済み」とはどういう意味ですか?
学校の科目について使う場合は、すでにその科目を学んだという意味です。アニメや映画について使う場合は、すでにその作品を見たという意味になります。
まとめ|履修とは学校の科目を学ぶこと
履修とは、大学や高校などで、決められた科目を学ぶことです。読み方は「りしゅう」です。
履修登録は受ける科目を届け出ること、修得は学んだ成果や単位を得ることを表します。講義を受ける「受講」や、知識・技術を身につける「習得」とも意味が異なります。
大学で科目を選ぶときは、履修と単位の違いを理解したうえで、学校が出している履修案内を確認しましょう。
