協働とは?意味・読み方と共同・協同との違いをわかりやすく解説

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協働とは、立場や得意なことが異なる人たちが、同じ目的に向かって力を合わせることです。読み方は「きょうどう」です。

単に同じ作業をするだけではありません。お互いの考えや強みを生かしながら、役割を分けて取り組む点が特徴です。

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目次

協働とは

協働とは、複数の人や組織が同じ目的を持ち、それぞれの立場や得意なことを生かして取り組むことです。

「協」には力を合わせるという意味があり、「働」には仕事をする、行動するという意味があります。つまり協働は、力を合わせて行動することを表す言葉です。

大切なのは、どちらか一方が助けるだけではないことです。それぞれが役割を持ち、話し合いながら目的の達成を目指します。

協働を身近な例で考える

文化祭でクラスの出し物を準備する場面を考えてみましょう。

絵が得意な人は看板を作り、話すことが得意な人は当日の案内を担当します。計画が得意な人は、準備の日程を決めます。

全員が同じ作業をするわけではありません。それぞれの得意なことを持ち寄り、「文化祭を成功させる」という同じ目的に向かって進みます。

これが協働の身近な例です。仕事でも、異なる立場や技能を持つ人が役割を分け、共通の目的に向かうことを協働と呼びます。

協働が使われる場面

協働という言葉は、仕事、地域活動、学校など、さまざまな場面で使われます。

  • 異なる部署が協力して新しい商品を作る
  • 会社と地域の人が一緒に催しを開く
  • 学校と家庭が子どもの活動を支える
  • 複数の会社が知識や技術を持ち寄る
  • 立場の異なる人が地域の課題について話し合う

仕事では、企画、営業、開発などの担当者が一つの計画を進める場合があります。このように、異なる役割の人が力を合わせる場面で協働が使われます。

協働に必要な3つの要素

複数の人が集まれば、必ず協働になるわけではありません。協働には、主に次の3つの要素があります。

共通の目的がある

協働では、参加する人が同じ目的を共有します。目的が分からないままでは、それぞれが別の方向へ進んでしまいます。

最初に「何を目指すのか」を確認することが大切です。

それぞれに役割がある

協働する人は、自分に合った役割を持ちます。全員が同じ仕事をする必要はありません。

異なる知識や経験を持つ人が役割を分けることで、一人では難しいことにも取り組みやすくなります。

話し合いながら進める

協働では、情報や考えを伝え合いながら進めます。一方だけが決め、もう一方が従うだけでは、協働とはいいにくいでしょう。

お互いの意見を聞き、必要に応じて役割や進め方を調整します。

協働と共同・協同の違い

協働、共同、協同は、どれも「きょうどう」と読みます。ただし、それぞれが表す内容には少し違いがあります。

言葉かんたんな意味使い方の例
協働異なる立場の人が、強みや役割を生かして取り組むこと地域と企業が協働する
共同複数の人が一緒に行うこと共同で資料を作る
協同互いに力を合わせて物事を行うこと協同して作業を進める

協働と共同の違い

共同は、複数の人が一緒に何かをすることを広く表します。「共同作業」や「共同生活」などが代表的な使い方です。

協働は、一緒に行うことに加えて、それぞれの立場や得意なことを生かす点が重視されます。

協働と協同の違い

協同は、互いに力を合わせて行うことです。協働と意味が近く、場面によっては似た使い方をします。

協働は、立場や役割が異なる人や組織が、共通の目的に向かう場面でよく使われます。協同は「協同組合」など、決まった言葉の一部としても使われます。

協働と協力・連携・協業の違い

協働には、ほかにも意味が似ている言葉があります。違いを整理すると、文章で使い分けやすくなります。

言葉意味
協働異なる立場の人が、役割を持って同じ目的に取り組むこと
協力相手を助けるために力を貸すこと
連携情報を共有し、互いにつながって行動すること
協業会社や事業者が力を合わせて仕事を行うこと

例えば、イベントの準備を手伝うことは「協力」と表せます。企画の段階から複数の人が役割を持ち、一緒に運営する場合は「協働」が合います。

「連携」は、担当者同士が情報を共有して動く場合に使われます。「協業」は、会社同士が商品やサービスを作る場面でよく使われる言葉です。

協働の使い方と例文

協働は、「協働する」「協働して取り組む」「協働によって実現する」などの形で使われます。

  • 複数の部署が協働して、新しいサービスを作りました。
  • 学校と地域が協働し、子ども向けの催しを開きました。
  • それぞれの得意分野を生かして協働することが大切です。
  • チームで協働し、一つの課題に取り組みます。
  • 企業同士の協働によって、新しい仕組みが生まれました。

ビジネスでは、単に「一緒に仕事をした」と伝えるよりも、役割を持って力を合わせたことを示したい場合に使えます。

協働の言い換え表現

協働は、文章の内容に合わせて次のように言い換えられます。

  • 力を合わせる
  • 共に取り組む
  • 役割を分けて進める
  • 協力して進める
  • 知識や経験を持ち寄る
  • 連携して取り組む

ただし、どの言葉も協働と完全に同じ意味ではありません。「異なる立場や強みを生かすこと」をはっきり示したい場合は、協働を使うと伝わりやすくなります。

協働のメリット

協働のメリットは、一人や一つの組織だけでは得にくい考えや知識を集められることです。

  • さまざまな考えを取り入れられる
  • 得意なことに合わせて役割を分けられる
  • 一人では難しい課題に取り組める
  • 新しい考えや方法が生まれやすくなる
  • お互いの知識や経験を生かせる

同じ考えの人だけで進めるより、異なる立場の人が加わることで、別の見方に気づける場合があります。

協働で間違えやすい点

協働は、単に同じ場所で働くことではありません。同じチームに所属していても、目的や情報を共有していなければ、十分な協働とはいいにくいでしょう。

また、一人がすべてを決め、ほかの人が指示どおりに動くだけの状態とも異なります。協働では、それぞれが役割を持ち、考えや知識を出し合います。

「全員が同じ作業をすること」と考えるのも間違いやすい点です。異なる役割を受け持ちながら、同じ目的を目指すことも協働に含まれます。

協働についてよくある質問

協働の読み方は何ですか?

協働の読み方は「きょうどう」です。「共同」や「協同」と同じ読み方ですが、使われる場面や意味が少し異なります。

協働を簡単に言うと何ですか?

簡単に言うと、立場や得意なことが異なる人たちが、同じ目的に向かって力を合わせることです。

協働と協力は同じ意味ですか?

意味は似ていますが、同じではありません。協力は相手に力を貸すこと、協働はそれぞれが役割を持ち、同じ目的に向かって取り組むことです。

協働はビジネスでも使えますか?

ビジネスでも使えます。部署をまたいだ仕事や、複数の会社がそれぞれの強みを生かして取り組む場面などに合う言葉です。

まとめ|協働とは立場の異なる人が力を合わせること

協働とは、立場や得意なことが異なる人たちが、同じ目的に向かって力を合わせることです。読み方は「きょうどう」です。

共同は一緒に行うこと、協力は相手に力を貸すことを表します。協働には、共通の目的、役割分担、話し合いながら進める関係が必要です。

仕事や学校などで、異なる強みを持つ人が一つの目標に取り組む場面を思い浮かべると、協働の意味を理解しやすくなります。

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