矛盾とは?意味をわかりやすく解説|例文・言い換え・由来も紹介

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矛盾とは何かを初心者向けに説明した画像

矛盾とは、話や考えのつじつまが合わないことです。

かんたんに言うと、「言っていることと、実際にしていることが合っていない」「二つの話を同時に成り立たせることができない」といった状態を表します。

「矛盾」は日常会話だけでなく、学校や仕事でもよく使われる言葉です。この記事では、矛盾の意味や身近な例、使い方、言い換え、由来までわかりやすく解説します。

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目次

矛盾とは?意味を簡単に説明

矛盾とは、二つの話や考えが食い違い、どちらも同時には成り立たないことです。

たとえば「甘い物は食べない」と言った人が、毎日ケーキを食べていたとします。この場合、「言ったこと」と「実際の行動」が合っていません。

このような状態を「矛盾している」といいます。

矛盾の身近な例

矛盾は、特別な場面だけで使う言葉ではありません。身近な生活の中にもあります。

「節約する」と言いながら買い物を続ける

「今月は節約する」と言いながら、必要のない物を次々と買っている場合です。

節約したいという考えと、実際の行動が合っていないため、「矛盾している」と表現できます。

「早く寝る」と言いながら夜更かしする

「今日は早く寝る」と言ったあとで、深夜まで動画を見ている場合も分かりやすい例です。

発言と行動が食い違っています。

同じ質問に違う答えをする

あるときは「参加した」と答え、別のときには「参加していない」と答えた場合、二つの説明はそのままでは両立しません。

この場合は「説明に矛盾がある」と表せます。

矛盾はどのような場面で使う?

「矛盾」は、人の発言だけに使う言葉ではありません。文章や説明、考え方などにも使えます。

日常会話

人の発言と行動が合っていないときに使います。

「さっきと言っていることが違う」と感じた場面を、「話が矛盾している」と表すことができます。

学校

作文やレポートで、前半と後半の説明が合っていない場合にも使います。

たとえば最初に「私は賛成です」と書き、最後に理由もなく「私は反対です」と結論付ければ、文章の内容が矛盾している可能性があります。

仕事

仕事では、資料や説明の内容が合っていないときに使われます。

たとえば、ある資料には「10日に開始」と書かれているのに、別の資料には「15日に開始」と書かれていれば、「資料の内容に矛盾がある」と表現できます。

矛盾の使い方と例文

「矛盾」は、主に「矛盾している」「矛盾がある」「矛盾が生じる」などの形で使います。

矛盾している

二つの内容が合っていないことを表します。

例:「昨日の説明と今日の説明は矛盾している。」

矛盾がある

話や文章の中に、つじつまが合わない部分があることを表します。

例:「この資料には一部、矛盾がある。」

矛盾が生じる

考え方や条件を組み合わせた結果、つじつまが合わなくなることを表します。

例:「二つの説明を比べると矛盾が生じる。」

矛盾を感じる

話や状況に、どこか合わない部分があると感じたときに使います。

例:「その説明には少し矛盾を感じる。」

矛盾の言い換え・類語

矛盾と近い意味を持つ言葉には、「食い違い」「不一致」「つじつまが合わない」などがあります。

ただし、それぞれ少し意味が違います。

食い違い

二つの話や意見が合っていないことです。

「二人の説明に食い違いがある」のように使います。

不一致

内容や結果などが同じではないことです。

「数字が一致していない」といった、客観的な違いを表すときにも使われます。

つじつまが合わない

話の前後が合っていない状態を、やわらかく表した言い方です。

日常会話では、「矛盾している」より「話のつじつまが合わない」の方が伝わりやすい場合もあります。

矛盾と似た言葉の違い

矛盾と「齟齬(そご)」の違い

齟齬とは、考えや認識などにずれがあることです。

矛盾は「二つの内容が同時には成り立たないこと」、齟齬は「お互いの認識や内容にずれがあること」と考えると分かりやすいでしょう。

たとえば、集合時間を一人は10時、もう一人は11時だと思っていた場合は、「認識に齟齬がある」と表現できます。

矛盾と「ジレンマ」の違い

ジレンマとは、二つの選択肢のどちらを選んでも困る状態です。

矛盾は「内容が食い違っていること」であり、ジレンマは「どちらを選ぶか迷う状態」を表します。

矛盾と「逆説」の違い

逆説とは、一見するとおかしく見えても、よく考えると意味が成り立つ表現や考え方です。

一方、矛盾は二つの内容がそのままでは同時に成り立たない状態です。

「矛盾」という言葉の由来

「矛盾」という言葉は、中国の古い故事から生まれたとされています。

ある商人が、「どんな盾でも突き通す矛」と「どんな矛でも防ぐ盾」を売ろうとしました。

そこで、「その矛で、その盾を突いたらどうなるのか」と聞かれます。商人は答えることができませんでした。

どんな盾でも突き通せる矛と、どんな矛でも防げる盾は、その説明のままでは同時に成り立ちません。

この話から、つじつまが合わないことを「矛盾」と呼ぶようになりました。

矛盾を使うときに間違えやすい点

単なる違いをすべて「矛盾」と呼ぶわけではない

二つの意見が違うだけでは、必ずしも矛盾とは限りません。

たとえば「私は犬が好き」「私は猫が好き」という二つの意見は違いますが、どちらも同時に成り立ちます。

そのため、この二つだけを見て「矛盾している」とはいいません。

予定の変更も矛盾とは限らない

「今日は外出する予定だったが、雨なので家にいる」という場合も、必ずしも矛盾ではありません。

状況が変わったため、予定を変更しただけだからです。

矛盾かどうかを見るときは、「二つの内容が同じ条件で同時に成り立つか」を考えると分かりやすくなります。

矛盾についてよくある質問

矛盾とは簡単にいうと何ですか?

簡単にいうと、話や考えのつじつまが合っていないことです。

「言っていることと行動が違う」「前の説明と後の説明が合わない」といった状態が代表的です。

矛盾の分かりやすい例は?

「節約すると言いながら、毎日必要のない買い物をする」といった例があります。

考えていることや発言と、実際の行動が合っていないためです。

矛盾は悪い意味で使う言葉ですか?

必ずしも、人を悪く評価するためだけの言葉ではありません。

文章や資料などの内容が合っていないことを、客観的に説明するときにも使います。

「矛盾がある」と「矛盾している」は同じですか?

意味はよく似ています。

「説明に矛盾がある」は矛盾する部分が含まれていることを表し、「二つの説明は矛盾している」は二つの内容が食い違っていることを表します。

まとめ|矛盾とは話や考えのつじつまが合わないこと

矛盾とは、二つの話や考えが食い違い、そのままでは同時に成り立たないことです。

日常会話では、発言と行動が合わないときによく使われます。学校や仕事では、文章や資料の前後が合っていない場合にも使われます。

似た言葉には「食い違い」「不一致」「齟齬」などがありますが、意味は少しずつ異なります。

「矛盾=単に違うこと」ではありません。「二つの内容を同時に成り立たせられるか」と考えると、意味を理解しやすくなります。

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