打診とは?意味・使い方・言い換えを例文でわかりやすく解説

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打診とは、かんたんに言うと、相手に話を持ちかけて、考えや反応を確かめることです。

まだ決まっていないことについて、「この内容でどうでしょうか」と相手の意向を確かめるときに使います。仕事の会話やメールでよく見かける言葉です。

この記事では、打診の意味や使い方、例文、言い換えを初心者向けにわかりやすく解説します。相談・提案・依頼との違いも見ていきましょう。

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目次

打診とは

打診とは、相手に話を持ちかけ、その反応や考えを確かめることです。

大切なのは、打診の時点では、まだ内容が決まっていないことです。相手の返事を聞いたうえで、実際に進めるかどうかを決めます。

たとえば、会社が新しい仕事の担当者を決めるとします。いきなり担当を決めるのではなく、候補となる人に「この仕事を担当してもらえないでしょうか」と話を持ちかけるのが打診です。

身近な場面でいえば、友人に「来週、一緒に出かけない?」と聞き、都合や気持ちを確かめることに近いでしょう。

ビジネスで使う打診も同じです。相手に案を伝え、受け入れられそうかを確かめる意味があります。

ビジネスにおける打診の意味

ビジネスにおける打診は、仕事の予定や役割、協力してほしい内容などを相手に伝え、考えを聞くことです。

相手が承諾するとは限りません。そのため、打診するときは、相手が断ったり別の案を出したりできる伝え方が必要です。

打診が使われる主な場面

  • 会議や打ち合わせの日程を決めるとき
  • 新しい仕事の担当をお願いしたいとき
  • 計画への参加や協力を求めたいとき
  • 取引先に新しい案を持ちかけるとき
  • 予定や条件を変更できるか確かめるとき

このように、打診は何かを正式に決める前の段階で使われます。

「打診する」の使い方と例文

自分から相手に話を持ちかける場合は、「打診する」と表します。

日程、役割、協力など、相手の考えを確認したい内容と組み合わせて使います。

仕事で使う例文

  • 来週の会議について、参加者に日程を打診しました。
  • 新しい計画への参加を関係部署に打診しています。
  • 取引先に打ち合わせの実施を打診しました。
  • 担当者の変更ができるか、上司に打診してみます。
  • 新しい役割を引き受けてもらえないか、本人に打診しました。

いずれも、相手の返事を聞く前の段階です。すでに決まった内容を知らせる場合には、「打診する」は使いません。

メールで使う例文

メールでは、「打診」という言葉を直接使わず、「ご相談したい」「ご都合を伺いたい」と書くこともできます。

その方が、相手に用件が伝わりやすい場合があります。

  • 打ち合わせの日程について、ご相談したく連絡いたしました。
  • 新しい計画へのご参加について、ご意向を伺いたく存じます。
  • 次の日程でご都合はいかがでしょうか。
  • ご協力いただくことは可能でしょうか。

社内の説明では「参加を打診しました」と表し、相手に送るメールでは「ご参加いただけないでしょうか」と書くと自然です。

「打診される」「打診を受ける」とは

相手から話を持ちかけられた場合は、「打診される」または「打診を受ける」と表します。

どちらも、正式に決まったのではなく、相手から考えや返事を求められている状態です。

「打診される」の例文

  • 上司から新しい仕事の担当を打診されました。
  • 別の部署から計画への参加を打診されています。
  • 取引先から打ち合わせの日程を打診されました。

「打診を受ける」の例文

  • 新しい役割について打診を受けました。
  • 共同で計画を進めないかと打診を受けています。
  • 会議への参加について打診を受けました。

打診を受けても、必ず承諾する必要があるという意味ではありません。内容を確認し、自分の考えを返す段階です。

打診と似た言葉との違い

打診には、「相談」「提案」「依頼」などの似た言葉があります。ただし、それぞれ使う目的が少し異なります。

言葉主な意味使う場面
打診話を持ちかけて相手の反応を見る正式に決める前
相談相手の意見や助言を聞く考えに迷っているとき
提案自分の案を相手に示す具体的な案があるとき
依頼相手に何かを頼むしてほしいことが決まっているとき

打診と相談の違い

相談は、自分だけでは決められないことについて、相手の意見や助言を聞くことです。

打診は、ある程度の案を相手に示し、受け入れられそうかを確かめる意味があります。

打診と提案の違い

提案は、自分の考えや具体的な案を相手に示すことです。一方の打診は、その案に対する相手の反応を確かめることに重点があります。

「新しい進め方を提案し、実施できそうか関係者に打診する」のように、二つの言葉を続けて使うこともできます。

打診と依頼の違い

依頼は、相手にしてほしいことを具体的に頼むことです。打診よりも、お願いする内容がはっきりしています。

打診は、相手が対応できるかどうかを正式に依頼する前に確かめる場面で使います。

打診の言い換え表現

「打診」が少し堅く感じられる場合は、相手や場面に合わせて言い換えられます。

  • 相談する
  • 話を持ちかける
  • 考えを聞く
  • 意向を確かめる
  • 都合を聞く
  • 提案する
  • 可能かどうかを尋ねる

たとえば、「会議の日程を打診する」は、「会議の日程について都合を聞く」と言い換えられます。

「新しい役割を打診する」は、「新しい役割を引き受けてもらえるか相談する」とすると、やわらかい表現になります。

打診を使うときに間違えやすい点

決定したことを伝える言葉ではない

打診は、決定事項を知らせる言葉ではありません。相手の返事を受けてから、実施するかどうかを決めます。

すでに決まっている場合は、「連絡する」「通知する」「伝える」などの方が適しています。

依頼と同じ意味ではない

打診は相手の考えを確かめる段階です。依頼は、相手に具体的な行動をお願いする段階を表します。

相手に必ず対応してほしい場合に「打診」と表すと、用件が正しく伝わらないことがあります。

相手に直接使うと堅く感じられることがある

「参加を打診します」と相手に直接伝えると、少し堅く聞こえる場合があります。

メールでは、「ご参加いただけないでしょうか」「ご都合をお聞かせください」などと書くと、内容がわかりやすくなります。

打診に関するよくある質問

「打診がありました」とはどういう意味ですか?

「相手から話を持ちかけられた」という意味です。

たとえば、「新しい仕事について打診がありました」は、新しい仕事を担当できるか相手から考えを聞かれた状態を表します。

打診されたら引き受けなければなりませんか?

打診は、相手の意向を確かめるためのものです。そのため、打診を受けただけで、引き受けることが決まったわけではありません。

内容や予定を確認し、引き受けられるかどうかを返します。

「打診する」は敬語ですか?

「打診する」自体は敬語ではありません。ただし、「打診しました」「打診いたしました」のように、文末を変えることで丁寧に表せます。

相手に直接伝える場合は、「ご相談したく連絡いたしました」などの表現も使えます。

打診とお願いは同じ意味ですか?

同じ意味ではありません。打診は相手の反応を確かめることで、お願いは相手に何かをしてもらいたい気持ちを伝えることです。

まず打診して相手の都合を確かめ、その後に正式なお願いをする場合もあります。

まとめ|打診とは相手の考えを確かめること

打診とは、相手に話を持ちかけ、考えや反応を確かめることです。仕事では、日程や役割、計画への参加などを正式に決める前に使います。

「打診する」は自分から話を持ちかけること、「打診される」「打診を受ける」は相手から話を持ちかけられることです。

相談・提案・依頼とは目的が少し異なります。相手の意向を確認する段階であることを意識すると、打診を正しく使い分けられます。

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