付随とは、かんたんに言うと「ある物事にともなって、別の物事がついてくること」です。
「ふずい」と読みます。仕事では「システム導入に付随する作業」「サービスに付随する機能」のように使われます。
この記事では、付随の意味や使い方、例文、言い換えを初心者向けに解説します。「付帯」など、似た言葉との違いも見ていきましょう。
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付随とは?意味をわかりやすく解説
付随(ふずい)とは、中心となる物事について、それに関係する別の物事も一緒についてくることです。
ポイントは、「中心となるもの」と「それについてくるもの」があることです。
たとえば、パソコンを購入すると、説明書や電源ケーブルなどが一緒についてくることがあります。このように、中心となるものに関連して別のものがついてくるイメージです。
仕事やITの場面でも、ある作業やサービスに関連して発生するものを「付随する」と表現します。
「付随する」とはどういう意味?
「付随する」は、ある物事に関係して、別の物事が一緒についてくるという意味です。
「付随」が名詞として使われるのに対し、「付随する」は動きを表す形として文章でよく使われます。
たとえば、次のように使います。
- システムの変更に付随する作業を確認する
- 商品の購入に付随するサービスを利用する
- 新しい仕事に付随して、いくつかの手続きが必要になる
この場合、中心となるのは「システムの変更」「商品の購入」「新しい仕事」です。それに関連して発生する作業やサービスなどが「付随するもの」です。
付随の身近な例
付随という言葉は少しかたい印象がありますが、考え方そのものは身近です。
たとえば、スマートフォンを買ったとします。
スマートフォン本体が中心となるものです。それと一緒に、初期設定やデータ移行などの作業が必要になる場合があります。
このような作業は、「スマートフォンの購入に付随する作業」と表現できます。
ITの仕事でも同じです。システムを導入すると、設定、確認、利用者への説明などの作業が一緒に発生することがあります。
このような場合に「システム導入に付随する作業」と表現します。
付随はどのような場面で使う?
付随は、日常会話よりも仕事の文書や説明文などでよく使われる言葉です。
特に、何かを行ったときに関連する作業やサービスなどが発生する場面で使いやすい言葉です。
仕事で使う場合
仕事では、中心となる業務と、それに関連して行う作業を分けて説明するときに使われます。
たとえば、「会議に付随する資料作成」という表現なら、会議そのものではなく、会議に関連して必要になる資料作成を表しています。
ITで使う場合
ITでは、システムの導入や変更などに関連して発生する作業を説明するときに使われます。
たとえば、「システム更新に付随する確認作業」であれば、システム更新と一緒に必要になる確認作業という意味です。
サービスで使う場合
商品やサービスに追加して提供されるものを説明するときにも使われます。
「サービスに付随する機能」であれば、中心となるサービスに関連して利用できる機能を意味します。
付随の使い方と例文
付随は、「付随する」「付随して」「付随した」のような形で使われることが多い言葉です。
「付随する」の例文
- システム変更に付随する作業を確認します。
- 商品の購入に付随するサービスがあります。
- この業務に付随する資料を作成します。
「付随して」の例文
- 新しいサービスの開始に付随して、案内ページも更新しました。
- システムの変更に付随して、設定の見直しも行います。
- 作業内容の変更に付随して、手順書も修正しました。
「付随した」の例文
- 商品に付随したサービスを利用できます。
- 業務に付随した作業をまとめました。
- システムに付随した機能について説明します。
付随の言い換え・類語
付随は、文章の内容によって別の言葉に言い換えられます。
| 言葉 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| 伴う | あることと一緒に別のことが起こる | 変更に伴う作業 |
| 関連する | ある物事と関係がある | サービスに関連する機能 |
| ついてくる | あるものと一緒になる | 商品についてくるサービス |
| 付く | 別のものが加わる | 商品に保証が付く |
仕事の文章では「付随する」や「伴う」がよく使われます。
一方、初心者向けに説明するときは「一緒についてくる」「関連して発生する」と言い換えると意味が伝わりやすくなります。
付随と付帯の違い
「付随」と似た言葉に付帯(ふたい)があります。
どちらも「中心となるものに別のものがつく」という点では似ていますが、使われ方に少し違いがあります。
| 言葉 | 意味のイメージ | 例 |
|---|---|---|
| 付随 | 中心となる物事に関連して、別のものがついてくる | 作業に付随する確認 |
| 付帯 | 中心となるものに、追加のものが付け加わる | 付帯サービス |
たとえば、ある仕事を行うことで確認作業も必要になる場合は、「仕事に付随する確認作業」と表現できます。
一方、中心となるサービスに追加サービスが用意されている場合は、「付帯サービス」という表現が使われることがあります。
迷ったときは、「関連して一緒に発生する」なら付随、「追加で付けられている」なら付帯と考えると分かりやすいでしょう。
付随と「伴う」の違い
「付随する」と「伴う」も似ています。
どちらも、ある物事と一緒に別の物事が起こる場面で使われます。
「付随する」は、中心となるものについてくる関係を表す言葉です。
一方、「伴う」は、ある変化や行動によって別のことも一緒に起こる場面で広く使われます。
たとえば、「システム変更に伴う作業」と「システム変更に付随する作業」は、どちらも使えます。
文章によっては「伴う」の方が自然な場合もあるため、前後の内容に合わせて使い分けるとよいでしょう。
初心者が間違えやすいポイント
「付随」は中心となるものではない
付随するものは、基本的に中心となるものではありません。
何か中心となる物事があり、それに関連してついてくるものを表します。
単に「関係がある」という意味だけではない
付随は「関係する」という意味に近い言葉ですが、単に関係があるだけではありません。
ある物事についてくる、または一緒に発生するという関係を表すときに向いています。
無理に「付随」を使わなくてもよい
「付随」は少しかたい言葉です。
相手に分かりやすく伝えたい場合は、「関連する」「一緒に必要になる」など、簡単な言葉に置き換えても問題ありません。
付随とは?よくある質問
付随は何と読みますか?
「ふずい」と読みます。
「付随する」「付随して」のような形で使われることが多い言葉です。
「付随する」とは簡単に言うと何ですか?
簡単に言うと、「ある物事に関連して、別のものも一緒についてくる」という意味です。
たとえば、「作業に付随する確認」は、「その作業と一緒に必要になる確認」と考えると分かりやすいでしょう。
付随はビジネスで使えますか?
はい。仕事の文書やメール、説明資料などでも使われます。
「業務に付随する作業」「サービスに付随する機能」などの表現があります。
付随を簡単な言葉に言い換えると?
文章によって、「伴う」「関連する」「一緒についてくる」「一緒に発生する」などに言い換えられます。
相手や文章の目的に合わせて、分かりやすい表現を選ぶとよいでしょう。
まとめ|付随とは「ある物事に関連して別のものがついてくること」
付随とは、ある物事に関連して、別の物事が一緒についてくることです。「ふずい」と読みます。
仕事やITでは、「システム変更に付随する作業」「サービスに付随する機能」などの形で使われます。
「伴う」「関連する」などに言い換えることもできます。また、「付帯」は追加で付けられるものを表すときに使われることが多い言葉です。
付随という言葉を見かけたら、まず「中心となるものに関連して、一緒についてくるもの」と考えると理解しやすいでしょう。
