危惧とは、かんたんに言うと「悪いことが起こるのではないかと心配すること」です。
「今後、問題が起きるかもしれない」と心配するときに使います。日常会話よりも、ニュースや仕事の文章などで見かけることが多い言葉です。
この記事では、危惧の意味や読み方、使い方を初心者向けに説明します。「懸念」との違いや例文、言い換えも紹介します。
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危惧とは?意味を簡単に解説
危惧(きぐ)とは、よくないことが起こるのではないかと心配することです。
まだ実際には問題が起きていなくても、「このままだと問題になるかもしれない」と考える場合に使います。
たとえば、学校行事の日に大雨が予想されているとします。「大雨で行事が中止になるのではないかと心配している」という気持ちは、危惧に近いものです。
ビジネスでは、「今後、問題が起こる可能性を心配している」という意味で使われます。
危惧の読み方
危惧は「きぐ」と読みます。
「危」は「あぶない」、「惧」は「おそれる」という意味を持つ漢字です。2つを合わせて、悪い結果をおそれたり心配したりする意味になります。
「危惧する」とは?意味と使い方
危惧するとは、悪いことが起こるのではないかと心配することです。
「危惧」は名詞ですが、「危惧する」とすると動作を表す言葉として使えます。
たとえば、「利用者が減ることを危惧する」は、「利用者が減るのではないかと心配する」という意味です。
仕事では、将来の問題や悪い結果について考える場面で使われます。
危惧はどのような場面で使う?
危惧は、今後起こるかもしれない問題について話すときに使います。
特に、仕事の報告書やニュース、説明資料など、少しかたい文章でよく使われます。
たとえば、次のような場面です。
- 売上が下がる可能性を心配するとき
- 予定が遅れる可能性を心配するとき
- 利用者が減る可能性を考えるとき
- サービスに問題が起きる可能性を考えるとき
日常会話では、「心配する」と言い換えた方が分かりやすい場合もあります。
危惧の使い方と例文
危惧は、「危惧する」「危惧される」「危惧している」などの形で使われます。
「危惧する」の例文
「担当者は、作業の遅れを危惧しています。」
この場合は、「作業が遅れるのではないかと心配している」という意味です。
「危惧される」の例文
「利用者の減少が危惧されています。」
この場合は、「利用者が減るのではないかと心配されている」という意味になります。
「危惧を抱く」の例文
「新しい計画に対して危惧を抱く人もいます。」
「危惧を抱く」は、「心配する」「不安に感じる」という意味の少しかたい表現です。
危惧と懸念の違い
「危惧」と似た言葉に「懸念(けねん)」があります。どちらも「心配する」という意味があります。
ただし、使われ方には少し違いがあります。
| 言葉 | 意味 | 使われ方 |
|---|---|---|
| 危惧 | 悪いことが起こるのではないかと心配する | 悪い結果を強く心配するときに使われやすい |
| 懸念 | 気になることや心配なことがある | 仕事やニュースなど幅広い場面で使われる |
たとえば、「計画が失敗することを危惧する」とすると、悪い結果を強く心配している印象があります。
一方、「計画について懸念がある」とすると、「気になる点がある」「心配な点がある」という意味になります。
ただし、実際の文章では意味が近いため、同じような場面で使われることもあります。
危惧と心配の違い
「心配」は、日常会話でも広く使える言葉です。一方、「危惧」は文章や仕事などで使われることが多い、少しかたい表現です。
たとえば、「明日の天気が心配です」は自然ですが、「明日の天気を危惧しています」とすると少しかたい印象になります。
仕事の報告や説明では「危惧」、普段の会話では「心配」と使い分けると分かりやすいでしょう。
危惧の言い換え・類語
危惧には、いくつか似た意味の言葉があります。
- 懸念:気になることや心配なこと
- 心配:悪いことが起きないか気にすること
- 不安:この先どうなるか落ち着かない気持ち
- 憂慮(ゆうりょ):よくない結果を心配すること
初心者の場合は、「危惧=悪いことが起きるのではないかと心配すること」と覚えておけば十分です。
危惧の対義語は?
危惧には、完全に反対となる一つの言葉が決まっているわけではありません。
文章の内容によっては、「安心」「期待」「楽観」などが反対に近い意味になります。
たとえば、「失敗を危惧する」の反対に近い表現なら、「成功を期待する」と考えることができます。
危惧を使うときに初心者が間違えやすい点
すでに起きた問題だけに使う言葉ではない
危惧は、まだ起きていないことについて使う場合が多い言葉です。
「これから悪いことが起きるかもしれない」と考えて心配するときに向いています。
日常会話では少しかたく聞こえることがある
危惧は間違った言葉ではありませんが、会話では少しかたく聞こえることがあります。
家族や友人との会話では、「心配している」と言った方が自然なこともあります。
「絶滅危惧種」の危惧も同じ意味
「絶滅危惧種」という言葉にも「危惧」が使われています。
これは、「絶滅するおそれがあり、心配されている生き物」という意味です。ただし、「絶滅危惧種」は一つの決まった言葉として使われます。
危惧についてよくある質問
危惧とは簡単に言うと何ですか?
危惧とは、簡単に言うと「悪いことが起こるのではないかと心配すること」です。
危惧は「きく」と読むのですか?
いいえ。「危惧」は「きぐ」と読みます。
「危惧する」はビジネスで使えますか?
はい。仕事の報告や説明などで使えます。
たとえば、「スケジュールが遅れることを危惧しています」のように使います。
「危惧する」と「懸念する」は同じ意味ですか?
意味はよく似ています。どちらも、問題が起こる可能性について心配する場合に使います。
「危惧する」は悪い結果を強く心配する印象があり、「懸念する」は気になる点や心配な点を示す場合に広く使われます。
まとめ|危惧とは悪いことが起こる可能性を心配すること
危惧とは、悪いことが起こるのではないかと心配することです。読み方は「きぐ」です。
「危惧する」「危惧される」などの形で使われ、仕事やニュースなどの少しかたい文章でよく使われます。
「懸念」と意味は似ていますが、危惧は悪い結果を強く心配する場面で使われることがあります。普段の会話では「心配」と言い換えると分かりやすいでしょう。
