モチーフとは?意味・使い方とテーマとの違いを例で解説

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モチーフとは、作品やデザインを作るときに、もとにする物や形のことです。花、動物、自然、道具など、目で見て分かる物がよく使われます。

ただし、使われる分野によって少し意味が変わります。この記事では、モチーフの意味や使い方、テーマ・コンセプトとの違いを、初心者向けに分かりやすく解説します。

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目次

モチーフとは

モチーフとは、作品やデザインの中心となる題材や要素です。かんたんに言うと、「何をもとに作ったのか」を表す物です。

たとえば、桜の花をもとに作った模様では、桜がモチーフです。猫の耳やしっぽを取り入れたキャラクターでは、猫がモチーフになります。

モチーフは美術だけでなく、Webデザイン、ロゴ、広告、商品、物語、音楽など、さまざまな場面で使われます。

モチーフの英語と語源

モチーフは、英語では「motif」と書きます。もともとはフランス語で、動機や理由などを表す言葉です。

日本では、作品を作るきっかけとなった物や、デザインの中心となる形という意味で使われることが多くなっています。

モチーフを身近な例で考えてみよう

身近な例として、桜の形を使ったお菓子の箱を考えてみましょう。箱に桜の花や花びらが描かれていれば、桜がデザインのモチーフです。

桜を見ると、春、入学、新しい生活などを思い浮かべる人もいます。このようにモチーフは、形を見せるだけでなく、見る人に特定の印象を伝える役目も持っています。

Webサイトでも同じです。自然をイメージしたサイトに葉や木の形を使う場合、葉や木がモチーフになります。

モチーフが使われる場面

モチーフは、作品の方向を分かりやすくしたり、伝えたい印象を形にしたりするときに使われます。主な場面を見ていきましょう。

Webデザイン

Webデザインでは、サイトの内容や雰囲気を表すためにモチーフを使います。たとえば、学習サイトでは本や鉛筆、旅行サイトでは地図や飛行機などが使われます。

モチーフをそろえると、何を扱うWebサイトなのかが伝わりやすくなります。ただし、使いすぎると画面が見にくくなるため、数をしぼることも大切です。

ロゴ

ロゴでは、会社やサービスの特徴を表す物がモチーフになります。山をもとにしたロゴなら、成長、高い目標、自然などの印象を表せます。

同じ山でも、形や色によって受ける印象は変わります。そのため、伝えたい内容に合うモチーフを選びます。

キャラクター

キャラクター制作では、動物、植物、食べ物、道具などがモチーフになります。うさぎをモチーフにする場合は、長い耳や丸いしっぽなどの特徴をデザインに取り入れます。

もとにした物をそのまま描くとは限りません。一部の特徴だけを使い、新しいキャラクターとして表すこともあります。

美術や物語

絵画では、人物、花、果物、風景など、作品に描かれる物をモチーフと呼ぶことがあります。物語では、何度も登場する物や出来事を指す場合もあります。

たとえば、手紙が何度も登場し、登場人物の関係を動かす作品では、手紙が重要なモチーフになります。

音楽

音楽では、短い音のまとまりをモチーフと呼ぶことがあります。日本語では「動機」と呼ばれ、曲を作る小さな材料になります。

同じ音のまとまりをくり返したり、少し変えたりすることで、曲全体が作られていきます。デザインで使うモチーフとは意味が少し異なるため、前後の話から判断しましょう。

モチーフがデザインになるまで

モチーフは、思いついた物をそのまま使うだけではありません。伝えたい内容に合わせて、形や色を調整します。

  1. 伝えたい内容や印象を決める
  2. 内容に合う物や形を選ぶ
  3. 色や形を整えてデザインに取り入れる

たとえば、「親しみやすい学習サービス」を表したい場合、本や鉛筆をモチーフとして選べます。その後、丸みのある形や明るい色を使い、やさしい印象に整えます。

モチーフの具体例

同じモチーフでも、使い方によって表せる印象は変わります。次は、よく使われる例です。

モチーフ使われる場面表しやすい印象
商品、広告、Webサイト明るさ、季節、やさしさ
木や葉ロゴ、環境を扱うサイト自然、成長、落ち着き
学校、図書館、学習サイト学び、知識、情報
歯車IT、工場、設定画面仕組み、動作、設定
ITサービス、天気情報インターネット上の保存場所、空
動物キャラクター、商品、広告親しみやすさ、動物ごとの特徴

モチーフだけで意味が一つに決まるわけではありません。使われる場所、色、形、ほかの要素との組み合わせによって伝わり方が変わります。

モチーフと似た言葉の違い

モチーフと間違えやすい言葉に、テーマ、コンセプト、イメージがあります。分野によって使い方は異なりますが、基本的には次のように分けられます。

言葉かんたんな意味
モチーフ作品のもとにする具体的な物や形
テーマ作品で取り上げる中心的な内容出会いと別れ
コンセプトどのような考え方で作るかを示す基本方針春の新しい出発を応援する
イメージ見た人が思い浮かべる姿や印象明るい、やさしい

モチーフとテーマの違い

モチーフは、作品に登場する具体的な物や形です。テーマは、その作品で取り上げる内容や伝えたいことです。

たとえば、桜をモチーフにして「出会いと別れ」を描く作品では、モチーフは桜、テーマは出会いと別れです。

モチーフとコンセプトの違い

モチーフは、デザインに使う具体的な材料です。コンセプトは、作品やサービスをどのような考え方で作るかを示す方針です。

たとえば、学習サイトのコンセプトが「初心者でも迷わず学べる」なら、本や道しるべをモチーフにできます。

モチーフとイメージの違い

モチーフは、作品のもとになる物です。イメージは、頭に思い浮かべる姿や、物を見たときに受ける印象です。

海をモチーフにしたデザインから、涼しい、広い、さわやかといったイメージを受けることがあります。

モチーフとパターンの違い

パターンは、同じ形や模様を一定の決まりで並べたものです。モチーフは、その模様を作る一つ一つの題材になります。

たとえば、花の形をくり返して作った模様では、花がモチーフで、花を並べた全体がパターンです。

「モチーフにする」の使い方

「モチーフにする」とは、ある物や出来事をもとにして、作品やデザインを作ることです。仕事でも日常会話でも使えます。

  • このロゴは、地域を流れる川をモチーフにしています。
  • 猫をモチーフにしたキャラクターを作りました。
  • 春の花をモチーフに、Webサイトをデザインしました。
  • この模様は、雪の結晶がモチーフです。

「もとにする」「題材にする」と言い換えると、意味を理解しやすくなります。

初心者が間違えやすい点

モチーフとテーマは同じとは限らない

モチーフとテーマは、近い意味で使われる場合があります。ただし、モチーフは具体的な物、テーマは中心的な内容として分けると理解しやすくなります。

見た目だけを表す言葉ではない

モチーフは、単なる飾りとは限りません。作品を作るきっかけや、伝えたい内容を表す重要な要素になることもあります。

分野によって意味が変わる

美術、デザイン、物語、音楽では、モチーフの使い方が少しずつ異なります。言葉だけで判断せず、何について話しているのかを確認しましょう。

モチーフについてよくある質問

モチーフを日本語で言い換えると何ですか?

「題材」「もとにした物」「意匠」などと言い換えられます。初心者向けに説明するときは、「デザインのもとにした物」が分かりやすい表現です。

モチーフとモティーフに違いはありますか?

基本的な意味は同じです。日本では「モチーフ」という表記が広く使われています。

人もモチーフになりますか?

人もモチーフになります。人物そのものだけでなく、髪形、服装、動きなど、一部の特徴をもとにする場合もあります。

IT分野でもモチーフという言葉を使いますか?

Webサイト、アプリ、アイコン、ロゴなどのデザインで使います。たとえば、設定を表す歯車や、保存を表す箱などがデザインのモチーフになります。

まとめ|モチーフとは作品やデザインのもとになる物

モチーフとは、作品やデザインを作るときに、もとにする具体的な物や形です。花、動物、本、歯車など、さまざまな物がモチーフになります。

テーマは作品で取り上げる内容、コンセプトは作品を作る基本方針です。モチーフとの違いを知ると、Webサイトやロゴ、キャラクターなどのデザインを理解しやすくなります。

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