PVとは、Webページが見られた回数のことです。
たとえば、あなたのブログ記事が1回開かれたら「1PV」と数えます。同じ人が同じ記事をもう一度見た場合も、基本的にはもう1PV増えます。
この記事では、Webサイトやブログで使う「PV」について解説します。音楽のPV、医療のPV、太陽光のPVとは意味が違います。
関連するIT用語をまとめて確認したい方は、IT用語一覧もあわせてご覧ください。
PVとは?ページビューの意味をわかりやすく解説
PVとは「Page View」の略です。日本語では「ページビュー」と言います。
ページビューとは、Webページが表示された回数のことです。かんたんに言うと、ページが何回見られたかを表す数字です。
たとえば、ある記事が100回開かれた場合、その記事は100PVです。見た人数ではなく、見られた回数を数える点がポイントです。
PVを理解する前に知っておきたい基本用語
PVを理解するには、まず「Webページ」や「Webサイト」の意味を知っておくと分かりやすくなります。
ここでは、むずかしい言葉を先に整理します。
Webページとは
Webページとは、インターネット上で見る1つのページのことです。
たとえば、今読んでいるこの記事もWebページのひとつです。会社の案内ページや商品紹介ページもWebページです。
Webサイトとは
Webサイトとは、いくつかのWebページをまとめたものです。
たとえば、会社のホームページ全体や、ブログ全体がWebサイトです。1冊の本にたくさんのページがあるように、1つのWebサイトには多くのWebページがあります。
ブログとは
ブログとは、日記や解説記事などをのせるWebサイトの一種です。
個人が書くものだけでなく、会社が情報を伝えるために使うこともあります。
PV数とは?1PV・2PVの数え方
PV数とは、Webページが見られた合計回数のことです。
1ページが1回見られれば1PVです。2回見られれば2PVです。
同じ人が何度見てもPV数は増える
PVは、同じ人が何度見ても増えます。
たとえば、Aさんが同じ記事を朝と夜に1回ずつ見た場合、合計で2PVになります。見た人は1人でも、ページが見られた回数は2回だからです。
複数のページを見た場合もPV数は増える
1人が同じサイトの中で3つの記事を読んだ場合、基本的には3PVになります。
このように、PVは「何人が来たか」ではなく、「ページが何回開かれたか」を見る数字です。
PVの身近な例
PVは、紙のチラシで考えると少し分かりやすくなります。
ただし、これはあくまでイメージです。例え話のあとで、WebサイトでのPVに戻して考えましょう。
お店に置いたチラシで考えるとわかりやすい
お店の入口にチラシを置いたとします。
そのチラシを誰かが1回手に取って見れば、1回見られたことになります。同じ人がもう一度見れば、見られた回数はもう1回増えます。
IT用語としてのPVに戻して考える
WebサイトでのPVも、考え方は近いです。
記事やページが1回開かれたら1PVです。何人が見たかではなく、ページが何回開かれたかを数えます。
PVが使われる場面
PVは、Webサイトやブログの様子を知るためによく使われます。
難しく考える必要はありません。どのページがどれくらい見られたかを見るための数字です。
ブログやホームページのアクセス確認
ブログやホームページでは、PVを見ることで読まれているページが分かります。
たとえば、ある記事だけPVが多い場合、そのテーマに興味を持つ人が多いと考えられます。
Web広告やマーケティングの確認
Web広告とは、インターネット上に出る広告のことです。検索結果やWebサイト、SNSなどに表示されます。
マーケティングとは、商品やサービスを知ってもらい、必要な人に届けるための活動です。PVを見ることで、どのページに人が集まっているかを確認できます。
記事やページの人気を調べるとき
PVは、記事やページの人気を知る目安になります。
PVが多いページは、多く見られているページです。ただし、PVだけで良いページかどうかを決めるのは早いです。
PVとUUの違い
PVとよく一緒に出てくる言葉に、UUがあります。
UUとは「ユニークユーザー」の略です。かんたんに言うと、Webサイトを見た人の数を表す言葉です。
PVは見られた回数、UUは見た人の数
PVは、ページが見られた回数です。
UUは、見た人の数です。つまり、PVは「回数」、UUは「人数」と考えると分かりやすいです。
| 言葉 | 意味 | 見るもの |
|---|---|---|
| PV | ページが見られた回数 | 回数 |
| UU | ページを見た人の数 | 人数 |
ユニークユーザーは「同じ人を何回も数えない」考え方
ユニークユーザーは、同じ人を何回も数えずに、1人として見る考え方です。
たとえば、Aさんが同じページを10回見た場合、PVは10です。一方で、UUは基本的に1です。
PVが多くても、見ている人数が多いとは限らない
PVが多いからといって、見ている人の数も多いとは限りません。
1人が何度も同じページを見れば、PVは増えます。そのため、PVとUUは分けて見ることが大切です。
PVとセッションの違い
PVと似た言葉に、セッションがあります。
セッションとは、読者がWebサイトに来てから離れるまでの「1回の訪問のまとまり」です。
セッションは「訪問のまとまり」のこと
セッションは、Webサイトへの1回の訪問を表す言葉です。
たとえば、Aさんがあなたのサイトに来て、3つの記事を読んだとします。この場合、セッションは1、PVは3と考えられます。
PV・UU・セッションの違いを表で整理
PV、UU、セッションは、どれもアクセスを知るための数字です。
ただし、見ているものが違います。
| 言葉 | かんたんな意味 | 例 |
|---|---|---|
| PV | ページが見られた回数 | 3ページ見られたら3PV |
| UU | 見た人の数 | 1人が見たら1UU |
| セッション | 訪問のまとまり | 1回サイトに来たら1セッション |
PVとアクセス数・表示回数の違い
PVと近い意味で使われる言葉に、アクセス数や表示回数があります。
どれも似ていますが、使う場面によって意味が少し変わります。
アクセス数は広い意味で使われる言葉
アクセス数は、かなり広い意味で使われる言葉です。
人によって、PVの意味で使うこともあります。UUやセッションに近い意味で使うこともあります。
そのため、仕事やレポートで使うときは「ここではPV数のことです」と補足すると、伝わりやすくなります。
表示回数は画面に出た回数を表すことが多い
表示回数は、何かが画面に表示された回数を表す言葉です。
広告や検索結果、SNSの投稿などで使われることがあります。PVは、主にWebページが見られた回数を表すときに使います。
PVと表示回数は同じ意味で使われることもある
PVと表示回数は、近い意味で使われることがあります。
ただし、広告では「広告が表示された回数」、Webページでは「ページが見られた回数」のように、対象が変わることがあります。
GA4ではPVに近い数字を「表示回数」として見る
Googleアナリティクス4、通称GA4では、PVに近い数字を「表示回数」や「ビュー」として見ることがあります。
GA4とは、Webサイトに来た人の動きを見るための無料ツールです。昔ながらの「PV」という言葉だけでなく、「表示回数」という言葉もあわせて覚えておくと分かりやすいです。
ただし、この記事では初心者向けに、Webページが見られた回数をまとめて「PV」として説明しています。
PVを見ると何がわかる?
PVを見ると、Webサイトの中でよく見られているページが分かります。
どの記事を直すべきか、どの記事を増やすべきかを考える材料になります。
よく読まれているページがわかる
PVが多いページは、多く見られているページです。
読者の関心が高いテーマを知るきっかけになります。ブログ運営やサイト改善に役立ちます。
記事改善のヒントになる
記事改善とは、記事をより分かりやすく、読みやすく直すことです。
PVが多いページを見れば、読者がどんなテーマに興味を持っているかを考えやすくなります。
内部リンクのヒントになる
内部リンクとは、同じサイト内の別ページへつなぐリンクのことです。
PVが多い記事から、関連する記事へ内部リンクを入れると、読者が次の記事を見つけやすくなります。結果として、サイト全体を読みやすくできます。
PVだけで成果を判断しないことも大切
PVは大切な数字ですが、PVだけで成果を決める必要はありません。
たとえば、PVが少なくても、問い合わせや購入につながるページは価値があります。PVは、サイトを見るための目安のひとつです。
PVを増やす方法
PVを増やすには、読者が知りたいことに答えるページを作ることが大切です。
ただページ数を増やすだけではなく、分かりやすく読みやすい記事にすることが必要です。
検索されやすいテーマで記事を書く
まずは、読者が検索しそうなテーマを選びます。
たとえば「PVとは」のように、意味を知りたい人が多い言葉は初心者向けの記事と相性がよいです。
タイトルと見出しをわかりやすくする
タイトルと見出しは、記事の中身を伝える大切な部分です。
「PVとは」「PV数とは」「PVとUUの違い」のように、知りたいことがすぐ分かる言葉を入れると、読者にも検索エンジンにも伝わりやすくなります。
関連する記事どうしを内部リンクでつなぐ
関連する記事がある場合は、内部リンクでつなぎます。
たとえば、PVの記事から「UUとは」「セッションとは」「アクセス解析とは」などの記事へつなぐと、読者が続けて学びやすくなります。
読者が次に読みたくなる内容を用意する
PVを増やすには、読者が次に知りたいことを考えることも大切です。
「PVとは」を読んだ人は、「PVを増やす方法」や「UUとの違い」も知りたい可能性があります。その流れに合わせて、自然に案内するとよいです。
初心者が間違えやすいPVの注意点
PVは分かりやすい数字ですが、間違えやすい点もあります。
ここでは、初心者が特につまずきやすい点を整理します。
PVが多い=売上が多い、とは限らない
PVが多いページでも、すぐに売上が増えるとは限りません。
多く見られていても、商品やサービスに興味がある人ばかりとは限らないからです。PVは大切ですが、目的に合っているかも見ましょう。
PVが少なくても価値のあるページはある
PVが少ないページにも価値はあります。
たとえば、問い合わせ前に読まれる説明ページや、購入を考えている人向けのページは、PVが少なくても大切です。
PVと人数を混同しない
PVは、見た人数ではありません。
PVはページが見られた回数です。見た人の数を知りたいときは、UUもあわせて見ると分かりやすくなります。
音楽・医療・太陽光のPVとは意味が違う
PVには、Web以外の意味もあります。
音楽ではプロモーションビデオ、医療や太陽光の分野でも別の意味で使われることがあります。この記事で説明しているPVは、Webサイトやブログのページビューです。
PVとはに関するよくある質問
ここでは、PVについてよくある質問をまとめます。
PVとは何の略ですか?
PVは「Page View」の略です。
日本語では「ページビュー」と言います。Webページが見られた回数を表します。
PV数とは何ですか?
PV数とは、Webページが見られた合計回数のことです。
1回見られれば1PVです。同じ人が同じページを何度も見た場合も、その分だけPVは増えます。
PVとアクセス数は同じですか?
同じ意味で使われることもありますが、正確には少し注意が必要です。
アクセス数は広い言葉です。PVを指すこともあれば、訪問数や人数に近い意味で使われることもあります。
PVと表示回数は同じですか?
近い意味で使われることがあります。
ただし、何の表示回数なのかによって意味が変わります。Webページが見られた回数ならPVに近く、広告が表示された回数なら広告の表示回数を指します。
PVとUUはどちらが大事ですか?
どちらも大事です。
PVを見ると、ページがどれくらい見られたかが分かります。UUを見ると、どれくらいの人が見たかが分かります。
PVとセッションはどう違いますか?
PVは、ページが見られた回数です。
セッションは、サイトに来てから離れるまでの1回の訪問のまとまりです。1回の訪問で3ページ読まれた場合、セッションは1、PVは3と考えられます。
PVを増やすには何をすればよいですか?
読者が知りたいことに答える記事を作ることが大切です。
分かりやすいタイトルや見出しを付け、関連する記事へ内部リンクを入れると、読者がサイト内を回りやすくなります。
まとめ:PVとはページが見られた回数のこと
PVとは、Webページが見られた回数を表す言葉です。ページビューとも呼ばれます。
PV数は「何回見られたか」を見る数字です。UUは「何人が見たか」、セッションは「何回訪問されたか」を見る数字です。
現在のアクセス解析では、PVに近い数字を「表示回数」や「ビュー」として見ることもあります。用語は少し違っても、基本は「ページがどれくらい見られたか」を見るための数字です。
PVは、ブログやWebサイトの人気ページを知るうえで役立ちます。ただし、PVだけで成果を判断せず、読者にとって役立つページになっているかも大切にしましょう。

