引用とは?意味・使い方・出典や参照との違いを例文でわかりやすく解説

【PR】この記事には広告を含みます。

引用とは、かんたんに言うと、ほかの人が書いた文章や発言を自分の文章の中で紹介することです。

文章の内容を分かりやすくしたり、自分の説明を補ったりするために使います。
メール、会議資料、レポート、Webサイトなど、幅広い場面で見かける表現です。

この記事では、引用の意味や使い方を初心者向けに解説します。
出典・参考・参照・抜粋との違いも、身近な例を使って紹介します。

関連するIT用語・ビジネス用語をまとめて確認したい方は、IT用語・ビジネス用語一覧もあわせてご覧ください。

目次

引用とは

引用の読み方は「いんよう」です。
ほかの人が書いた文章や話した言葉を、自分の文章の中に取り入れて紹介することを意味します。

例えば、会議で担当者が「新しいシステムは10月から使えます」と説明したとします。
その発言を議事録やメールに載せることが引用です。

引用することで、誰がどのように説明したのかを読者へ伝えられます。
自分の説明と、ほかの人の言葉を分けて示せる点も特徴です。

引用を身近な例で考える

引用は、伝言に似ています。
友人から聞いた話を別の人へ伝えるときに、「田中さんは『明日は休みです』と言っていました」と説明することがあります。

このうち、「明日は休みです」の部分が引用した言葉です。
誰かの言葉を自分の話の中に取り入れているため、引用に当たります。

文章でも考え方は同じです。
元の文章や発言を示したうえで、自分の説明につなげます。

引用はどのような場面で使われる?

引用は、誰かの発言や資料の内容を分かりやすく伝えたいときに使われます。
学校だけでなく、仕事や日常生活でも使われる方法です。

メールで相手の文章を紹介するとき

メールの一部を取り上げて返信すると、何について答えているのかが分かりやすくなります。

例えば、相手から「打ち合わせは水曜日でお願いします」と届いた場合、その文章を示してから返事を書きます。
長いメールの中でも、話題を見つけやすくなります。

会議資料で発言を紹介するとき

会議で出た意見を資料に載せるときにも引用が使われます。
発言した人と発言内容を示すことで、話し合いの流れを確認できます。

議事録では「担当者は『来週までに確認します』と説明した」のように書けます。

Web記事で資料の内容を紹介するとき

Web記事では、調査結果や専門家の発言などを紹介するときに引用が使われます。
引用した部分の前後に説明を加えると、読者が内容を理解しやすくなります。

レポートで根拠を示すとき

レポートでは、自分の考えを説明する材料として、書籍や資料の文章を紹介することがあります。

引用した文章だけを並べるのではなく、その文章から何が分かるのかを自分の言葉で説明すると、内容が伝わりやすくなります。

引用の使い方と例文

引用した言葉は、かぎ括弧の「」で囲むと、自分の文章と区別しやすくなります。
長い文章では、引用部分を別の段落に分けて示すこともあります。

会話や発言を引用する例

担当者は「新しい機能は来月から使える予定です」と説明しました。

「新しい機能は来月から使える予定です」が、担当者の発言を引用した部分です。

メールを引用する例

先ほどのメールにあった「資料は金曜日までに送ります」という点について、承知しました。

相手のメールから必要な部分を取り上げることで、どの内容に返事をしているのかが明確になります。

資料の内容を引用する例

社内資料では「問い合わせ件数が前月より増えた」と報告されています。
この結果から、案内方法を見直す必要があると考えられます。

最初の文で資料の内容を示し、次の文で自分の考えを説明しています。

「引用する」を使った例文

  • 会議資料から担当者の発言を引用する
  • 相手のメールを引用して返信する
  • 書籍の一文を引用して紹介する
  • 調査資料を引用し、自分の考えを説明する

引用と出典の違い

引用は、ほかの文章や発言を自分の文章に取り入れることです。
一方、出典は、その文章や情報がどこから来たのかを示すものです。

例えば、ある本の文章を自分の記事で紹介する行為が引用です。
その文章を取り出した本の名前や著者名が出典です。

言葉意味簡単な考え方
引用ほかの文章や発言を取り入れて紹介すること紹介する行為
出典引用した文章や情報の出所情報があった場所

引用と出典は、同じ意味ではありません。
「引用した文章の出典を示す」のように、二つを組み合わせて使います。

引用・参考・参照・抜粋の違い

引用と似た言葉に「参考」「参照」「抜粋」があります。
どれも情報を利用するときに使いますが、表している内容は異なります。

言葉意味使い方の例
引用文章や発言を取り入れて紹介すること担当者の発言を引用する
参考考えたり判断したりする材料にすること過去の資料を参考にする
参照必要な情報と照らし合わせて確認すること別紙の表を参照する
抜粋文章の中から必要な部分を選び出すこと報告書から要点を抜粋する

引用と参考の違い

引用は、ほかの人の文章や発言を自分の文章に取り入れて示すことです。
参考は、資料などを考えるための材料として利用することです。

「資料の文章を引用する」と「資料を参考にして自分の文章を書く」では、情報の使い方が異なります。

引用と参照の違い

引用は、ほかの文章や発言を自分の文章の中で紹介することです。
参照は、別の資料や情報を見て確認することを意味します。

「詳しくは別の資料を参照してください」と書かれている場合、指定された資料を見てほしいという意味になります。

引用と抜粋の違い

引用は、ほかの文章などを自分の文章に取り入れる行為です。
抜粋は、長い文章から必要な部分だけを選び出すことです。

選び出した文章を別の文章で紹介する場合は、「資料から一部を抜粋して引用する」と表現できます。

引用で初心者が間違えやすい点

引用と出典を同じ意味だと思う

引用は文章や発言を取り入れることです。
出典は、その情報がどこから来たのかを示します。

「引用元」は、引用した文章が掲載されていた場所を表します。
「出典」と近い意味で使われる言葉です。

自分の説明を書かずに文章だけを並べる

引用は、自分の説明を分かりやすくするために使います。
文章を紹介した後は、それが何を意味するのかを自分の言葉で説明すると伝わりやすくなります。

元の文章と自分の文章が分かりにくい

かぎ括弧を使ったり、引用部分を別の段落にしたりすると、文章の違いを見分けやすくなります。

誰の発言なのか、どの資料に書かれていたのかも合わせて示すと、読者が内容を確認しやすくなります。

引用についてよくある質問

引用とは簡単に言うと何ですか?

ほかの人の文章や発言を、自分の文章の中に取り入れて紹介することです。
説明を補ったり、発言内容を正確に伝えたりするときに使います。

引用するのはなぜですか?

自分の説明を分かりやすくしたり、考えの根拠となる情報を示したりするためです。
誰がどのように説明したのかを伝える目的でも使われます。

引用とコピペは同じですか?

同じではありません。
コピペは、文字や画像などをコピーして別の場所に貼り付けるパソコン操作です。

引用は、ほかの文章や発言を自分の文章の中で紹介することを表します。
文章を入力する方法ではなく、情報の使い方を表す言葉です。

メールの引用とは何ですか?

受け取ったメールの一部を返信文に残し、その内容について返事を書く方法です。
どの質問や連絡に答えているのかが分かりやすくなります。

引用符とは何ですか?

引用した言葉を示すための記号です。
日本語では「」や『』、英語ではダブルクォーテーションと呼ばれる「“ ”」などが使われます。

まとめ|引用とは文章や発言を取り入れて紹介すること

引用とは、ほかの人が書いた文章や話した言葉を、自分の文章の中で紹介することです。
メール、会議資料、レポート、Web記事などで使われます。

引用は紹介する行為、出典は情報があった場所です。
参考は考える材料にすること、参照は別の情報を見て確認すること、抜粋は必要な部分を選び出すことを意味します。

それぞれの違いを知っておくと、メールや資料の内容を分かりやすく伝えられます。

目次