所感とは?ビジネスでの意味・書き方・例文を解説

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所感とは何かを初心者向けに説明した画像

所感とは、ある出来事について、自分が感じたことや考えたことです。

ビジネスでは、日報や研修報告書などで所感を書くことがあります。感じたことだけでなく、学んだことや今後の行動まで書くと、内容が伝わりやすくなります。

この記事では、所感の意味や書き方を初心者向けに解説します。感想や所見との違い、仕事で使える例文も紹介します。

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目次

所感とは?意味を簡単に解説

所感とは、物事にふれて、心に感じたことや自分なりに考えたことです。

所感は「しょかん」と読みます。仕事や研修、会議などを振り返るときによく使われる言葉です。

所感を簡単に言うと何か

所感を簡単に言うと、「経験したことに対する自分の考え」です。

たとえば、研修を受けて「説明が分かりやすかった」と感じたとします。このように、経験したことについて感じた内容が所感です。

ビジネスでは、感じたことに加えて、理由や今後の行動まで書くことがあります。

所感の読み方

所感の読み方は「しょかん」です。

「所感を述べる」「研修の所感を書く」のように使います。「述べる」とは、考えや気持ちを言葉で伝えることです。

ビジネスにおける所感の意味

ビジネスにおける所感とは、仕事や研修などを通して感じたことや考えたことです。

会社では、仕事を振り返り、次の行動につなげるために所感を求められることがあります。

所感には感じたことや考えを書く

所感には、自分が感じたことや考えたことを書きます。

ただし、「よかった」「難しかった」といった気持ちだけでは、くわしい内容が伝わりません。なぜそう感じたのかも書くことが大切です。

たとえば、次のように書きます。

今回の説明会では、利用者の立場から考えることの大切さを学びました。今後は、自分の説明が相手に伝わっているかを確認しながら話します。

利用者とは、商品やサービスを使う人のことです。

感想だけで終わらせないことが大切

仕事で所感を書く場合は、感想だけで終わらせないことが大切です。

「勉強になりました」と書くだけでは、何を学んだのかが分かりません。学んだ内容や、今後どうするのかを加えましょう。

書き方例文
感じたことだけを書く研修はとても勉強になりました。
理由や行動まで書く研修を通して、確認作業の大切さを学びました。今後は、作業後に見直す時間を設けます。

所感が使われる主な場面

所感は、学校や会社など、さまざまな場面で使われます。

特に多いのは、日報や研修報告書など、仕事を振り返るための文書です。

日報や週報

日報とは、その日に行った仕事や気付いたことを記録する文書です。週報は、1週間の仕事をまとめる文書です。

日報や週報の所感には、仕事をして感じたことや、次に気を付けたいことを書きます。

研修報告書

研修報告書とは、研修で学んだ内容を会社や担当者に伝える文書です。

研修で印象に残った内容だけでなく、仕事でどのように使うのかまで書くと、学んだことが伝わりやすくなります。

出張報告書

出張報告書とは、出張先で行ったことや分かったことをまとめる文書です。

出張の所感には、訪問先で気付いたことや、今後の仕事に役立ちそうな内容を書きます。

会議や発表後の報告

会議や発表のあとに、参加者の所感を求められることもあります。

話を聞いて感じたことや、今後話し合った方がよい点などを伝えます。

所感と似た言葉の違い

所感には、感想や所見、見解など、意味が似ている言葉があります。

それぞれの違いを知ると、場面に合った言葉を選びやすくなります。

所感と感想の違い

感想とは、物事にふれて感じたことです。

映画を見て「おもしろかった」と感じたり、旅行をして「楽しかった」と感じたりした内容は、感想に当たります。

所感は、感じたことに加えて、自分の考えを含むことがあります。

ビジネスでは、今後の行動や仕事で生かしたいことまで書く場合があります。

言葉主な意味使われる場面
所感感じたことや考えたこと日報、研修、会議、報告書
感想物事にふれて感じたこと映画、本、授業、旅行、行事

たとえば、「研修がおもしろかった」は感想です。

「研修を通して、説明する前に内容を整理することが大切だと感じた」は、考えが含まれているため、所感に近い表現です。

所感と所見の違い

所見とは、見たり調べたりした結果から出す判断や意見です。

所感は、自分が感じたことや考えたことを中心にします。所見は、実際に確認した内容をもとにした判断を中心にします。

たとえば、医師が診察した結果を伝える場合や、先生が生徒の様子を評価する場合には、「所見」がよく使われます。

言葉中心となる内容
所感自分が感じたことや考えたこと
所見見たり調べたりした結果から判断したこと

所感と見解の違い

見解とは、ある問題についての考えや判断です。

所感は、出来事にふれて感じたことを表します。見解は、問題や話題について、どのように考えているのかを表します。

たとえば、「会社としての見解を発表する」のように使います。考えや立場をはっきり示す場面に向いています。

所感の書き方

所感を書くときは、次の3つを順番に考えると書きやすくなります。

  1. 何があったのか
  2. 何を感じ、何を考えたのか
  3. 今後どうするのか

起きたことや学んだことを書く

最初に、何についての所感なのかを書きます。

研修であれば、研修の内容や学んだことを書きましょう。日報であれば、その日に行った仕事を書きます。

本日の研修では、電話対応の基本を学びました。

自分が感じたことや考えを書く

次に、その出来事について感じたことや考えたことを書きます。

「難しかった」「役に立った」だけでなく、なぜそう感じたのかを加えましょう。

相手の話を最後まで聞いてから答えることが、安心してもらうために大切だと感じました。

今後の行動を書く

最後に、学んだことを今後どう生かすのかを書きます。

大きな目標を書く必要はありません。実際にできる小さな行動を書くことが大切です。

今後は、相手の話を途中でさえぎらず、内容を確認してから答えます。

3つをつなげた所感の例

3つの内容をつなげると、次のような所感になります。

本日の研修では、電話対応の基本を学びました。相手の話を最後まで聞くことが、安心してもらうために大切だと感じました。今後は、相手の話を途中でさえぎらず、内容を確認してから答えます。

所感を書くときのポイント

所感には、自分の感じたことを書きます。

ただし、読み手に伝わる文章にするためには、いくつかのポイントがあります。

実際に起きたことと自分の考えを分ける

実際に起きたことと、自分が感じたことは分けて書きましょう。

たとえば、「説明会が1時間行われた」は実際に起きたことです。「説明が分かりやすかった」は、自分が感じたことです。

この2つを分けると、どこまでが事実で、どこからが自分の考えなのかが伝わりやすくなります。

具体的な内容を書く

「よかった」「勉強になった」だけでは、読み手にくわしい内容が伝わりません。

何がよかったのか、何を学んだのかを書きましょう。

内容が伝わりにくい例内容が伝わりやすい例
とても勉強になりました。質問するときは、困っている内容を先に伝えると、相手が答えやすくなると学びました。
今後に生かしたいです。今後は、質問する前に内容を整理し、分からない点を短くまとめます。

前向きな行動で締める

所感の最後には、今後の行動を書くとよいでしょう。

反省したことを書く場合も、失敗した内容だけで終わらせないことが大切です。

確認が足りず、作業に時間がかかりました。次回は、作業を始める前に必要な情報を確認します。

このように、次に行うことを加えると、前向きな文章になります。

長く書きすぎない

所感は、長ければよいというものではありません。

伝えたい内容を一つか二つに絞りましょう。短い文章でも、具体的に書けば内容は伝わります。

ビジネスで使える所感の例文

ここでは、仕事で使いやすい所感の例文を紹介します。

そのまま書き写すのではなく、実際に起きたことや自分の考えに合わせて直しましょう。

日報に書く所感の例文

本日は、問い合わせへの回答に時間がかかりました。質問の内容を十分に確認せず、調査を始めたことが原因です。今後は、相手が何を知りたいのかを整理してから調査します。

今日は、予定していた作業を時間内に終えることができました。作業を小さく分けて、順番を決めたことが時間の短縮につながったと感じます。今後も、作業を始める前に進め方を整理します。

研修報告書に書く所感の例文

今回の研修では、情報を正確に伝えることの大切さを学びました。自分では分かりやすく説明したつもりでも、相手には伝わっていない場合があります。今後は、説明のあとに、相手が内容を理解できたか確認します。

話を聞くだけでなく、実際に作業する時間があったため、内容を具体的に理解できました。特に、確認する順番を決めておくことが、間違いを減らすために大切だと感じました。

出張報告書に書く所感の例文

訪問先では、担当者が利用者の意見を細かく記録していました。記録した意見をもとに、仕事の進め方をよくしている点が印象に残りました。継続して意見を集めることが大切だと感じました。

現地で実際の作業を確認したことで、資料だけでは分からなかった問題に気付きました。今後は、作業する人の立場も考えながら、手順を見直します。

会議後に書く所感の例文

今回の会議では、担当ごとの作業内容を共有できました。一方で、作業の期限が決まっていない項目もありました。次回は、担当者と期限を確認してから会議を終える必要があると感じました。

学校行事や授業で使える所感の例文

今回の発表では、相手に分かりやすく伝える難しさを感じました。自分が知っている内容でも、相手が知っているとは限りません。次回は、難しい言葉を避けて説明します。

所感を求めるときの使い方と例文

所感は、自分の考えを伝える場合だけでなく、相手の考えを聞く場合にも使います。

相手の所感を丁寧に表す場合は、「ご所感」という言い方があります。

「所感を述べる」の使い方

「所感を述べる」とは、感じたことや考えたことを言葉で伝えることです。

次のように使います。

  • 研修を受けた所感を述べる
  • 会議の最後に参加者が所感を述べる
  • 今回の取り組みについて所感を述べる

「述べる」が硬く感じる場合は、「所感を伝える」と言い換えることもできます。

「ご所感をお聞かせください」の使い方

「ご所感」は、相手の所感を丁寧に表した言い方です。

「ご所感をお聞かせください」は、相手の考えや感じたことを丁寧に尋ねるときに使います。

  • 今回の提案について、ご所感をお聞かせください。
  • 本日の説明について、ご所感をいただけますでしょうか。
  • 新しい取り組みについて、ご所感をお聞かせいただければ幸いです。

所感を求めるビジネスメールの例文

本日は、説明会にご参加いただき、ありがとうございました。

今後の説明をより分かりやすくするため、今回の説明会についてご所感をお聞かせいただけますと幸いです。分かりにくかった点や、くわしく知りたい内容がございましたら、あわせてお知らせください。

所感の言い換え・類語

類語とは、意味が似ている言葉のことです。

所感は、使う場面に応じて「感想」「意見」「考え」などに言い換えられます。

言葉意味
感想物事にふれて感じたこと
意見ある物事についての考え
考え自分が思ったことや判断したこと
所見見たり調べたりした結果から出した判断
見解問題や話題についての考えや判断
印象見たり聞いたりしたときに受けた感じ

やわらかく伝えたい場合は、「感想」や「考え」が使いやすいでしょう。

確認した内容をもとに判断を伝える場合は、「所見」が合います。問題に対する考えや立場を示す場合は、「見解」が適しています。

所感を書くときに間違えやすい点

出来事の説明だけを書かない

起きたことを説明するだけでは、所感にはなりません。

出来事の説明に加えて、自分が何を感じたのかを書きましょう。

出来事の説明だけ所感を加えた例
本日は電話対応の研修を受けました。本日は電話対応の研修を受けました。相手の話を最後まで聞くことが大切だと感じました。

感情だけで終わらせない

「楽しかった」「難しかった」といった感情も所感の一部です。

ただし、仕事の所感では、なぜそう感じたのかを加えると内容が分かりやすくなります。

無理に立派なことを書かない

所感には、特別な内容を書く必要はありません。

小さな気付きや、次に気を付けたいことでも十分です。実際に感じたことを具体的に書きましょう。

所感についてよくある質問

所感には何を書けばよいですか?

起きたこと、感じたこと、今後の行動を書きます。

すべてを書く必要はありません。特に重要だと感じた内容を一つ選び、理由を加えると書きやすくなります。

所感が思いつかないときはどうしますか?

「初めて知ったこと」「難しかったこと」「今後使えそうなこと」の中から考えてみましょう。

たとえば、「次に同じことをするとき、何を変えたいか」と考えると、所感を見つけやすくなります。

所感は何文字くらい書けばよいですか?

所感に決まった文字数はありません。提出先から指定がある場合は、その文字数に合わせます。

指定がない場合は、内容が伝わる長さで問題ありません。日報の短い所感であれば、2文から4文程度でもまとめられます。

「ご所感」という言い方は正しいですか?

「ご所感」は、相手の所感を丁寧に表す言い方です。

「ご所感をお聞かせください」「ご所感をいただけますでしょうか」のように使います。

所感に反省したことを書いてもよいですか?

所感に反省したことを書いても問題ありません。

ただし、失敗したことだけで終わらせず、次にどうするのかを書きましょう。

所感と意見は同じですか?

所感と意見は、同じ意味で使われる場合もありますが、まったく同じではありません。

所感は、出来事にふれて感じたことや考えたことです。意見は、ある物事について「こうした方がよい」と伝える考えです。

まとめ|所感とは感じたことや考えを伝えるもの

所感とは、ある出来事にふれて感じたことや、自分なりに考えたことです。

ビジネスでは、日報や研修報告書、出張報告書などで使われます。感想だけでなく、理由や今後の行動まで書くと、内容が伝わりやすくなります。

所感を書くときは、「起きたこと」「感じたこと」「今後の行動」の順番で考えてみましょう。短い文章でも、具体的に書けば読み手に伝わります。

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