周知とは、かんたんに言うと「広く知らせること」や「多くの人に知られていること」です。
会社や学校などでは、「予定を周知する」「変更点を周知する」のように使います。多くの人に同じ内容を知ってもらいたいときに使われる言葉です。
この記事では、周知の意味や使い方、例文、言い換えをわかりやすく解説します。「共有」「告知」「通知」など、似た言葉との違いも見ていきましょう。
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周知とは?意味を簡単に解説
周知とは、ある情報を広く知らせること、または多くの人に広く知られていることです。
「周」は「まわり」や「広い範囲」、「知」は「知る」という意味を持ちます。そのため、「多くの人が知っている状態」というイメージで考えると分かりやすいでしょう。
たとえば、学校で「来週の行事は午前9時からです」と全校生徒に知らせる場面を考えてみてください。このように、多くの人へ同じ情報を知らせることが「周知」です。
ビジネスでも同じように、社内のルールや予定、変更内容などを複数の人へ知らせる場面で使われます。
「周知」の読み方
周知は「しゅうち」と読みます。
「周知する」「周知をお願いします」「周知済み」のような形で使われることが多い言葉です。
「周知する」とはどういう意味?
「周知する」とは、情報を多くの人に知らせることです。
たとえば、「新しいルールを社員に周知する」であれば、新しいルールを社員へ広く知らせるという意味になります。
単に相手へ伝えるだけではなく、必要な人たちに情報が行き渡るように知らせるときに使いやすい表現です。
周知はどのような場面で使う?
周知は、一人だけではなく、複数の人へ情報を知らせたい場面でよく使われます。
特に、会社や学校、団体など、多くの人が関わる場所で使われることが多い言葉です。
会社や学校などで多くの人に知らせる場面
会社では、会議の日程や社内ルールの変更、イベントの予定などを知らせるときに使えます。
学校であれば、行事の日程や持ち物、時間の変更などを生徒や保護者へ知らせる場面が考えられます。
メールや掲示などで情報を伝える場面
周知する方法は一つではありません。メール、社内チャット、掲示板、文書など、さまざまな方法があります。
大切なのは方法ではなく、必要な人に情報を広く知らせることです。
周知の使い方と例文
「周知」は、それだけで使うよりも「周知する」「周知をお願いします」などの形でよく使われます。
実際の例文を見ると、使い方をイメージしやすくなります。
「周知する」の使い方・例文
「周知する」は、自分や組織が情報を広く知らせる場面で使えます。
- 新しい予定を参加者へ周知する。
- 会議の日程をチーム全体に周知する。
- 運用方法の変更を社内に周知する。
- イベントの開催時間を関係者へ周知する。
「知らせる」より少しかたい表現なので、仕事の文章や社内連絡でも使いやすい言葉です。
「周知をお願いします」の使い方・例文
ほかの人から関係者へ情報を知らせてほしい場合は、「周知をお願いします」という表現があります。
- チーム内への周知をお願いします。
- 関係する方への周知をお願いします。
- 変更内容について、メンバーへの周知をお願いします。
よりやわらかく伝えたい場合は、「関係する方へお知らせください」などと言い換えることもできます。
「周知の上」の使い方・例文
「周知の上」は、ある内容を知らせたあとで何かを行う場合に使われます。
たとえば、「変更内容を周知の上、作業を開始してください」のように使います。
ただし、日常会話では少しかたい表現です。「変更内容を知らせてから作業を始めてください」とすると、より分かりやすくなります。
「周知する」と「周知させる」の違い
「周知する」と「周知させる」は似ていますが、伝え方に少し違いがあります。
迷った場合は、まず「周知する」で意味が通じるかを考えると分かりやすいでしょう。
「周知する」は間違いではない
「周知する」は、「広く知らせる」という意味で普通に使える表現です。
「変更内容を社員へ周知する」「注意事項を参加者へ周知する」のように使えます。
「周知させる」を使う場合
「周知させる」は、「広く知らせる状態にする」という意味合いを強くした表現です。
ただし、「周知する」だけで意味が十分に伝わる場面も多くあります。文章を分かりやすくしたい場合は、「周知する」や「広く知らせる」と言い換える方法もあります。
周知の言い換え・類語
周知は、文章や相手に合わせて別の言葉へ言い換えられます。
ただし、言葉によって少し意味が変わるため、場面に合わせて選ぶことが大切です。
知らせる
「知らせる」は、周知をもっとも分かりやすく言い換えた表現です。
「変更内容を周知する」を「変更内容を知らせる」とすると、日常的でやわらかい文章になります。
共有する
「共有する」は、情報をほかの人と分かち合うという意味です。
仕事では「資料を共有する」「情報を共有する」のように使われます。
伝える
「伝える」は、情報や考えを相手へ届けるという広い意味を持つ言葉です。
一人に知らせる場合にも、多くの人に知らせる場合にも使えます。
告知する
「告知する」は、ある情報を人々へ知らせることです。
イベントの開催、新しいサービスの開始など、多くの人へ発表する場面でよく使われます。
通知する
「通知する」は、決まった内容や必要な情報を相手へ知らせることです。
メールやアプリなどから届く「通知」をイメージすると分かりやすいでしょう。
周知と似た言葉の違い
周知には、「共有」「告知」「通知」「承知」など似た言葉があります。
それぞれの違いを簡単に整理しておきましょう。
周知と共有の違い
周知は「広く知らせること」、共有は「同じ情報を持つこと」に重点があります。
たとえば、「変更内容を全員に周知する」は、全員へ変更を知らせるという意味です。「変更内容をチームで共有する」は、チーム内で同じ情報を持つという意味になります。
周知と告知の違い
周知は、必要な人へ広く情報を知らせるときに使われます。
告知は、イベントやサービスなどを外部へ知らせる場面でもよく使われます。「新商品の発売を告知する」のような使い方です。
周知と通知の違い
周知は、多くの人へ広く知らせることを表します。
通知は、特定の相手へ必要な情報を正式に知らせる場合にも使われます。そのため、「結果を本人に通知する」のような使い方もできます。
周知と承知の違い
周知と承知は、読み方も意味も異なります。
周知は「広く知らせること」です。一方、承知は「分かること」「事情を知って受け入れること」という意味で使われます。
たとえば、「内容を周知する」は多くの人へ知らせることです。「内容を承知しました」は、内容を理解したという意味になります。
「周知」を使うときに間違えやすい点
周知は仕事でも便利な言葉ですが、どの場面でも使えるわけではありません。
意味を知っておくと、より自然に使えます。
「周知」と「承知」を混同しない
「周知」と「承知」は漢字が似ていますが、意味は大きく異なります。
知らせる側なら「周知」、内容を理解する側なら「承知」と考えると覚えやすいでしょう。
一人だけに知らせる場合は「周知」が合わないこともある
周知には、「広く知らせる」という意味があります。
そのため、一人だけに情報を伝える場面では、「連絡する」「知らせる」「伝える」などの方が自然な場合があります。
「周知」に関するよくある質問
「周知をお願いします」は正しい表現?
「周知をお願いします」は、仕事でも使われる表現です。
関係する人たちへ情報を知らせてほしい場合に使えます。やわらかく言いたい場合は、「関係する方へお知らせください」としてもよいでしょう。
「ご周知ください」は使える?
「ご周知ください」という表現を見ることもあります。
ただし、少しかたい印象になることがあります。「関係者へお知らせください」「チーム内で共有してください」など、状況に合わせて分かりやすく言い換える方法もあります。
「周知徹底」とはどういう意味?
周知徹底とは、必要な情報をしっかりと広く知らせ、行き渡らせることです。
「注意事項の周知徹底を図る」のように使われます。単に知らせるだけではなく、きちんと伝わることまで意識した表現です。
「周知の事実」とはどういう意味?
周知の事実とは、多くの人に広く知られている事実という意味です。
「広く知られていること」と考えると分かりやすいでしょう。
まとめ|周知とは広く知らせること
周知とは、広く知らせること、または多くの人に広く知られていることです。
会社や学校などでは、「予定を周知する」「変更内容を周知する」のように使われます。複数の人へ同じ情報を知らせたい場面で便利な言葉です。
似た言葉には「共有」「告知」「通知」などがあります。迷ったときは、「多くの人へ広く知らせる」という意味なら「周知」と覚えておくと分かりやすいでしょう。

