建前とは?意味を簡単に解説|本音との違い・使い方・例文

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建前とは、かんたんに言うと「人に対して表向きに示す考えや理由」のことです。

自分が心の中で思っていることを、そのまま言うとは限りません。相手や周りの状況を考えて、外向きの考えを伝えることがあります。

このときの外向きの考えが「建前」です。仕事や学校、日常の会話など、さまざまな場面で使われます。

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目次

建前とは?意味を簡単にいうと

建前とは、表向きに示す考えや方針を意味する言葉です。

本人が心の中で考えていることと、実際に相手へ伝える内容が違う場合があります。そのとき、相手に見せている側の考えを「建前」と呼ぶことがあります。

たとえば、参加したくない集まりに誘われたとします。

本当は「行きたくない」と思っていても、「その日は予定があります」と答えることがあります。この場合、「予定があります」という説明が建前になることがあります。

ただし、建前は必ずしも悪い意味で使われるわけではありません。相手への配慮や、その場を円滑にするために使われることもあります。

建前と本音の違い

建前と一緒によく使われる言葉が「本音」です。

本音とは、自分が本当に思っている気持ちや考えのことです。建前が「外向きの考え」なら、本音は「心の中にある考え」と考えると分かりやすいでしょう。

言葉意味簡単な例
建前人に対して表向きに示す考え「予定があるので参加できません」
本音心の中で本当に思っていること「今回は参加したくない」

建前と本音が同じこともあります。そのため、「人に話したことはすべて建前」と考える必要はありません。

建前と嘘は同じ意味?

建前と嘘は、似ているように見えますが、同じ意味ではありません。

嘘は、事実とは違うことを本当のように伝えることです。一方の建前は、相手やその場に合わせて表向きの考えを示すことを指します。

たとえば、会議で自分とは違う意見が採用されたとします。

「決まった方針に沿って進めます」と伝えることは、本人の本音とは違う場合があります。しかし、仕事を進めるための考えとして伝えているのであれば、単純に嘘と決めつけることはできません。

建前には、人間関係や仕事を円滑に進めるために使われる面があります。

建前が使われる場面

建前という言葉は、日常生活だけでなく仕事でも使われます。

仕事で使われる建前

会社では、個人の考えとは別に、会社としての方針を伝えることがあります。

たとえば、自分では別の方法がよいと思っていても、会社として決まった方針を取引先に説明することがあります。このような場面で「会社としての建前」という表現が使われることがあります。

人付き合いで使われる建前

相手に配慮して、気持ちをそのまま伝えないことがあります。

たとえば、誘いを断るときに、直接「行きたくありません」と言わず、「今回は都合がつきません」と伝えるケースです。

話し合いで使われる建前

複数の人が参加する話し合いでは、自分の希望だけを通すことはできません。

全体の方針に合わせて発言したり、決まった内容を尊重したりする場面でも、建前という言葉が使われることがあります。

建前の使い方と例文

建前は、「建前を言う」「建前で話す」「建前上」といった形で使われます。

「建前」を使った例文

  • 建前では賛成しているが、本音では別の考えを持っている。
  • 建前だけでなく、本音も聞かせてほしい。
  • 相手に配慮して、建前として別の理由を伝えた。
  • 会議では建前ではなく、率直な意見を出してほしい。
  • 会社としての建前と、担当者個人の考えは異なる場合がある。

「建前」という言葉は、本音との違いを表したい場面で特によく使われます。

「建前上」とはどういう意味?

「建前上」は、表向きの決まりや考えではという意味で使われます。

たとえば、「建前上は全員が同じ条件です」といった使い方です。実際の状況とは別に、表向きのルールや説明について話すときに使われます。

建前の言い換え・類語

建前に近い意味を持つ言葉はいくつかあります。ただし、まったく同じ意味ではありません。

言葉意味
表向き外から見える考えや状態
名目表向きに示している名前や理由
表向きの理由人に説明するために示す理由
社交辞令人付き合いを円滑にするための言葉

日常会話で分かりやすく言い換えるなら、「表向きの考え」や「表向きの理由」が使いやすい表現です。

建前の対義語は「本音」

建前の反対の意味として、よく使われるのが「本音」です。

建前が人に見せる表向きの考えなのに対し、本音は心の中にある本当の気持ちや考えを表します。

そのため、「本音と建前」という組み合わせで使われることが多くあります。

初心者が間違えやすい「建前」のポイント

建前=悪いこととは限らない

建前という言葉には、「本当のことを言っていない」という印象を持つ人もいます。

しかし、相手への配慮や、その場を円滑に進めるために使われることもあります。建前だからといって、必ず悪い意味になるわけではありません。

建前と本音は必ず反対になるわけではない

建前と本音が同じ場合もあります。

自分が本当に思っていることを、そのまま相手に伝えている場合は、表向きの考えと本音に違いはありません。

建築で使う「建前」とは意味が違う

「建前」には、家を建てるときに使われる別の意味もあります。

建築では、建物の柱や梁などを組み上げる作業や、それに関係する行事を「建前」と呼ぶことがあります。この記事で説明している「表向きの考え」という意味とは別です。

建前についてよくある質問

建前とは簡単にいうと何ですか?

建前とは、簡単にいうと人に対して表向きに示す考えや理由です。

心の中にある本音とは違う内容を伝える場合もあります。

建前と本音の違いは何ですか?

建前は、相手や周りに向けて示す考えです。本音は、自分が心の中で本当に思っていることです。

建前は嘘という意味ですか?

必ずしも嘘という意味ではありません。

建前は、相手への配慮や、その場に合わせるための表向きの考えとして使われることがあります。

建前は仕事でも使いますか?

仕事でも使われます。

会社としての方針と個人の考えが違う場合などに、「会社としての建前」「建前上」といった表現が使われることがあります。

まとめ|建前とは表向きに示す考えや理由のこと

建前とは、人に対して表向きに示す考えや理由のことです。心の中にある本当の考えは「本音」と呼ばれます。

建前と本音は違う場合がありますが、建前が必ず悪いものというわけではありません。相手への配慮や、人間関係、仕事を円滑に進めるために使われることもあります。

「建前=表向きの考え」「本音=本当に思っていること」と覚えておくと、意味を理解しやすいでしょう。

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