ワイルドカードとは?意味や使い方、検索・Excelで使う記号をわかりやすく解説

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ワイルドカードとは何かを初心者向けに説明した画像

ワイルドカードとは、文字や言葉をまとめて表すための記号です。

かんたんに言うと、「ここには何が入ってもよいですよ」と示す目印のようなものです。

たとえば、名前の一覧から「山田」で始まる人をまとめて探したいとします。

このとき、「山田*」のように書くと、「山田太郎」「山田花子」「山田一郎」などをまとめて探せる場合があります。

ITでは、このように文字や文字の集まりをまとめて検索したり、条件に合うものを探したりするときにワイルドカードを使います。

関連するIT用語をまとめて確認したい方は、IT用語一覧もあわせてご覧ください。

目次

ワイルドカードとは

ワイルドカードとは、特定の文字の代わりに使う記号のことです。

検索やExcel、ファイル探しなどで使われます。

「ワイルドカード」は、もともとカードゲームなどで「何にでも使えるカード」という意味があります。

ITでは、「どんな文字にも置きかえられる記号」という意味で使われます。

かんたんに言うと「何でも入る目印」のこと

ワイルドカードは、「この部分は何でもよい」と示すための目印です。

名前、商品名、ファイル名などをまとめて探すときに役立ちます。

たとえば、「report*」と入力するとします。

すると、「report1」「report_2025」「report_final」などをまとめて探せる場合があります。

ただし、使える記号やルールは、使うアプリやサービスによって少し変わります。

ワイルドカードの意味

ワイルドカードの意味は、「文字の代わりに使う記号」です。

代表的な記号は「*」と「?」です。

「*」は、複数の文字を表すときによく使われます。

「?」は、1文字を表すときによく使われます。

たとえば、「山田*」は「山田」のあとに何か文字が続くものを探すイメージです。

「山田?」は「山田」のあとに1文字だけ続くものを探すイメージです。

ITで使うワイルドカードの考え方

ITでのワイルドカードは、検索の幅を広げるために使います。

正確な名前をすべて覚えていなくても、近いものを探しやすくなります。

たとえば、ファイル名の一部だけ覚えているときに便利です。

また、Excelで特定の言葉を含むデータを数えたいときにも使えます。

ワイルドカードの身近な例

ワイルドカードは、日常の「だいたいこれを探したい」という感覚に近いものです。

完全に同じ言葉でなくても、条件に合うものをまとめて探せます。

「山田さん全員を探す」ときのように使う

学校や会社の名簿で、「山田さん」をまとめて探したい場面を考えてみます。

山田太郎さん、山田花子さん、山田一郎さんなど、下の名前はそれぞれ違います。

このとき、「山田」で始まる人をまとめて探せると便利です。

ITでは、このような探し方をするときにワイルドカードが役立ちます。

ITでは文字や文字の集まりをまとめて探すために使う

ITでは、ワイルドカードを使って文字や文字の集まりをまとめて探します。

文字の集まりとは、「東京駅」や「商品番号」のように、文字がいくつか並んだものです。

たとえば、「2025」で始まるファイルを探したいとします。

その場合、「2025*」のように指定すると、2025から始まるファイルをまとめて探せることがあります。

ワイルドカードでよく使う記号

ワイルドカードでよく使う記号は、「*」と「?」です。

どちらも文字の代わりになりますが、表す文字の数が違います。

記号読み方表すものイメージ
*アスタリスク複数の文字何文字入ってもよい
?はてな1文字1文字だけ入る

たとえば、「山田*」は「山田」のあとに何文字続いてもよい、という意味です。

一方で、「山田?」は「山田」のあとに1文字だけ続く、という意味です。

アスタリスク(*)は複数の文字を表す

アスタリスク(*)は、複数の文字を表す記号です。

星印(*)のことです。読み方は「アスタリスク」です。

たとえば、「東京*」と書くとします。

この場合、「東京駅」「東京都」「東京タワー」などが対象になることがあります。

「*」は、文字が何文字あってもよいときに使われます。

文字がない場合も対象になることがあります。

はてな(?)は1文字を表す

はてな(?)は、1文字を表す記号です。

1文字だけ分からないときに使います。

たとえば、「202?」と書くとします。

この場合、「2023」「2024」「2025」などが対象になることがあります。

「?」は1文字だけを表すため、「*」よりも探す範囲がせまくなります。

ワイルドカードの記号一覧

記号意味
*複数の文字を表す山田* → 山田太郎、山田花子など
?1文字を表す202? → 2023、2024など

この表は、基本的な考え方をまとめたものです。

実際に使える記号は、アプリやサービスによって変わることがあります。

ワイルドカードが使われる場面

ワイルドカードは、検索や置きかえでよく使われます。

Excelやファイル検索でも使われることがあります。

ファイル名をまとめて探すとき

ファイル名とは、パソコンの中の書類や画像につける名前のことです。

ファイル名をすべて覚えていなくても、一部の文字で探せます。

たとえば、「画像」で始まるファイルを探したい場合です。

「画像*」のように指定すると、「画像1」「画像_旅行」「画像_backup」などを探せることがあります。

文字を検索するとき

文章やデータの中から、ある文字を探すときにも使えます。

一部だけ分からない言葉を探すときに便利です。

たとえば、「商品」で始まる言葉を探したいとします。

「商品*」のように指定すると、「商品名」「商品番号」「商品一覧」などをまとめて探せる場合があります。

Excelで検索や置きかえをするとき

Excelでも、検索や置きかえでワイルドカードを使えます。

置きかえとは、ある文字を別の文字に変えることです。

Excelでは、この操作を「置換」と呼ぶことがあります。

この記事では、かんたんに「置きかえ」と考えると分かりやすいです。

たとえば、「A」で始まるデータをまとめて探したいときに使えます。

また、同じような文字をまとめて置きかえたいときにも役立ちます。

Excelの機能で条件を指定するとき

Excelの機能でも、ワイルドカードを使うことがあります。

たとえば、条件に合うセルの数を数えたいときです。

セルとは、Excelの表にある一つひとつのマスのことです。

「りんご*」のように指定すると、「りんごジュース」や「りんご味」などを数えられる場合があります。

ワイルドカードの使い方

ワイルドカードの使い方は、探したい文字に記号を組み合わせるだけです。

ここでは、よくある使い方を見ていきます。

「*」を使った検索の例

「*」は、複数の文字をまとめて表します。

そのため、前後の文字が分かっているときに使いやすいです。

入力例探せるものの例
山田*山田太郎、山田花子、山田一郎
*会議朝会議、営業会議、定例会議
*資料*会議資料、資料一覧、社内資料2025

「*」をどこに置くかで、探す範囲が変わります。

前に置けば「その言葉で終わるもの」、後ろに置けば「その言葉で始まるもの」を探しやすくなります。

「?」を使った検索の例

「?」は、1文字だけを表します。

1文字だけ分からないときに使いやすい記号です。

入力例探せるものの例
202?2023、2024、2025
第?回第1回、第2回、第3回
A?A1、A2、AB

「?」は、1文字分だけを表します。

複数の文字をまとめて表したいときは、「*」を使うほうが自然です。

複数の文字をまとめて探す例

ワイルドカードを使うと、似た名前のデータをまとめて探せます。

たとえば、月ごとのファイルをまとめて探す場合です。

探したいもの入力例
2025年のファイル2025*
請求書を含むファイル*請求書*
第1回から第9回まで第?回

このように、ワイルドカードは「一部だけ分かっているもの」を探すときに便利です。

Excelでワイルドカードを使う方法

Excelでは、検索、置きかえ、数を数える機能でワイルドカードを使えます。

大量のデータから目的のものを見つけたいときに役立ちます。

Excelの検索で使う方法

Excelの検索では、ワイルドカードを使って文字を探せます。

たとえば、「東京」で始まるデータを探したい場合は、「東京*」のように入力します。

「*東京*」と入力すると、「東京都」「東京駅」「新東京」など、東京を含む文字を探せる場合があります。

商品名や住所、名前の検索にも使いやすい方法です。

Excelの置きかえで使う方法

Excelの置きかえでも、ワイルドカードを使える場合があります。

同じような文字をまとめて変えたいときに使います。

たとえば、「旧商品A」「旧商品B」「旧商品C」のような文字を探したい場合です。

「旧商品?」のように指定すると、1文字だけ違う文字をまとめて探しやすくなります。

置きかえはデータを変える操作です。

大切な表では、先にコピーを作ってから行うと安心です。

COUNTIF関数で使う例

COUNTIF関数は、条件に合うセルの数を数えるためのExcelの機能です。

たとえば、「りんごを含む行がいくつあるか」を数えるときに使います。

A列に商品名が入っているとします。

「りんご」で始まる商品を数えたい場合は、次のように書きます。

=COUNTIF(A:A,"りんご*")

この例では、「りんごジュース」「りんご味」「りんごゼリー」などが対象になる場合があります。

文字の一部が同じデータを数えたいときに便利です。

本物の「*」や「?」を検索したいとき

Excelでは、「*」や「?」はワイルドカードとして扱われます。

そのため、記号そのものを探したいときは、少し工夫が必要です。

本物の「*」や「?」を検索したいときは、前に「~」を付けます。

「~」はチルダと読みます。

探したい文字入力する文字
*~*
?~?

たとえば、セルの中に「商品*」という文字があり、その星印だけを文字として探したい場合は「~*」と入力します。

このようにすると、ワイルドカードではなく、記号そのものとして検索できます。

ワイルドカードと似た言葉の違い

ワイルドカードには、似た言葉があります。

ここでは、初心者が混同しやすい言葉との違いを整理します。

ワイルドカードと正規表現の違い

正規表現とは、文字の決まりを細かく指定して探すための書き方です。

読み方は「せいきひょうげん」です。初心者のうちは、言葉だけ知っておけば十分です。

ワイルドカードは、比較的かんたんな検索に使われます。

一方、正規表現は、より細かい条件で文字を探すときに使われます。

言葉特徴
ワイルドカード「*」や「?」で文字を大まかに探す
正規表現文字の決まりをより細かく指定して探す

初心者の方は、まずワイルドカードから覚えると分かりやすいです。

正規表現は、必要になったときに少しずつ確認すれば十分です。

ワイルドカード証明書とは意味が違う

ワイルドカード証明書は、Webサイトの安全な通信に関係する言葉です。

ここで説明している検索用のワイルドカードとは、使われる場面が違います。

ワイルドカード証明書は、複数のサブドメインに使える証明書のことです。

サブドメインとは、Webサイトの中で分けて使う名前の一部です。

たとえば、「example.com」というサイトがあるとします。

その中の「shop.example.com」や「blog.example.com」のような形がサブドメインです。

この記事で扱うワイルドカードは、文字をまとめて探すための記号です。

ワイルドカード証明書とは、目的が違うと覚えておくと分かりやすいです。

初心者が間違えやすい点

ワイルドカードは便利ですが、いくつか注意したい点があります。

基本を押さえておけば、むずかしく考えなくても使えます。

すべてのアプリで同じ使い方ができるわけではない

ワイルドカードは、アプリやサービスによって使い方が少し違います。

同じ「*」でも、使える場所と使えない場所があります。

Excel、検索画面、ファイル検索などで、動きが変わることがあります。

うまくいかないときは、そのアプリの検索の決まりを確認しましょう。

「*」と「?」の意味を逆にしない

「*」は、複数の文字を表すときによく使います。

「?」は、1文字を表すときによく使います。

この2つを逆にすると、思った通りに検索できないことがあります。

まずは「*は広く探す」「?は1文字だけ」と覚えると分かりやすいです。

スポーツや映画のワイルドカードとは意味が違う

ワイルドカードという言葉は、スポーツや映画でも使われます。

たとえば、野球やバスケットボールでは、出場枠や特別枠の意味で使われることがあります。

しかし、IT用語のワイルドカードは、文字をまとめて表す記号のことです。

同じ言葉でも、使われる場面によって意味が変わります。

ワイルドカードに関するよくある質問

ワイルドカードとは何ですか?

ワイルドカードとは、文字や文字の集まりの代わりに使う記号です。

検索やExcelなどで、条件に合うものをまとめて探すときに使います。

ワイルドカードの「*」は何を意味しますか?

「*」は、複数の文字を表す記号です。

たとえば、「山田*」とすると、「山田太郎」や「山田花子」などを探せる場合があります。

ワイルドカードの「?」は何を意味しますか?

「?」は、1文字を表す記号です。

たとえば、「202?」とすると、「2023」や「2024」などを探せる場合があります。

Excelでもワイルドカードは使えますか?

Excelでもワイルドカードは使えます。

検索、置きかえ、COUNTIF関数などで使われることがあります。

Excelで本物の「*」や「?」を探すにはどうすればよいですか?

本物の「*」や「?」を探したいときは、前に「~」を付けます。

「~*」と入力すると星印そのもの、「~?」と入力するとはてなそのものを探せます。

ワイルドカードと正規表現は同じですか?

ワイルドカードと正規表現は同じではありません。

ワイルドカードは、文字を大まかに探すためのかんたんな記号です。

正規表現は、文字の決まりをより細かく指定して探すための書き方です。

まとめ:ワイルドカードとは文字をまとめて探すための目印

ワイルドカードとは、文字や文字の集まりをまとめて表すための記号です。

かんたんに言うと、「ここには何が入ってもよい」と示す目印です。

よく使われる記号には、「*」と「?」があります。

「*」は複数の文字、「?」は1文字を表すときによく使われます。

ワイルドカードは、検索、ファイル探し、Excelの検索や置きかえ、数を数える機能などで使われます。

一部だけ分かっている言葉やファイル名を探したいときに便利です。

Excelで「*」や「?」そのものを探したいときは、「~*」や「~?」のように前に「~」を付けます。

まずは「*は広く探す」「?は1文字だけ」と覚えておくと、ワイルドカードを使いやすくなります。

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