要否とは、必要か、必要でないかという意味です。
「対応の要否を確認する」であれば、対応が必要かどうかを確認することを表します。仕事の連絡や資料などで使われる言葉です。
この記事では、要否の意味や読み方、使い方を初心者向けに解説します。可否や有無など、似た言葉との違いも見ていきましょう。
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要否とは「必要か、必要でないか」という意味
要否とは、あることが必要か、必要でないかを表す言葉です。読み方は「ようひ」です。
「要」には必要という意味があります。「否」には、そうではないという意味があります。
この2文字を組み合わせた「要否」は、必要か不要かを短く表しています。
| 言葉 | 意味 |
|---|---|
| 要 | 必要である |
| 否 | 必要ではない |
| 要否 | 必要か、必要でないか |
たとえば、仕事を始める前に「事前確認の要否を判断する」と書かれていたとします。これは、事前確認が必要かどうかを決めるという意味です。
要否が使われる場面
要否は、何かを行う必要があるかどうかを確認するときに使います。日常会話よりも、仕事のメールや資料で見かけることが多い言葉です。
主に、次のような場面で使われます。
- 作業が必要かどうかを決めるとき
- 対応する必要があるかを確認するとき
- 資料や備品が必要かを尋ねるとき
- 確認や連絡が必要かを判断するとき
要否を使うと、「必要か、必要でないか」を短く表せます。そのため、一覧表や確認表など、書く場所が限られている場合にも向いています。
要否の使い方と例文
要否は、「要否を確認する」「要否を判断する」「要否を回答する」などの形で使います。ここでは、仕事で使いやすい例文を紹介します。
要否を確認する
必要かどうかを相手に確かめるときの表現です。
- 追加作業の要否をご確認ください。
- 担当者への連絡の要否を確認します。
- 資料の印刷について、要否をお知らせください。
要否を判断する
状況を見て、必要かどうかを決めるときに使います。
- 内容を確認したうえで、修正の要否を判断します。
- 打ち合わせの結果をもとに、再確認の要否を判断します。
- 現在の状況から、追加対応の要否を判断してください。
要否を回答する
必要かどうかを相手に伝えるときの表現です。
- 備品の要否について、今週中にご回答ください。
- 説明会への参加の要否をお知らせください。
- 個別説明の要否を回答欄にご記入ください。
ただし、参加するかどうかを尋ねる場合は、「参加の有無」や「出欠」のほうが自然なこともあります。質問の内容に合う言葉を選びましょう。
要否への回答の仕方
要否を尋ねられたときは、「必要です」「不要です」と答えると分かりやすくなります。「要」「否」だけで回答する方法もありますが、意味を取り違えることがあります。
| 確認された内容 | 分かりやすい回答例 |
|---|---|
| 修正の要否 | 修正が必要です |
| 追加対応の要否 | 追加対応は不要です |
| 資料送付の要否 | 資料の送付をお願いします |
| 確認作業の要否 | 確認作業は必要ありません |
メールでは、必要か不要かに加えて、対象となる作業も書くのがおすすめです。何について回答しているのかが伝わりやすくなります。
要否を使ったビジネスメールの例文
要否は、確認を依頼するメールで使えます。ただし、要否だけでは内容が分かりにくいため、確認してほしい対象も書きましょう。
必要かどうかを確認する例文
お送りした資料をご確認いただき、修正の要否をお知らせください。
追加の説明が必要な場合は、あわせてご連絡をお願いいたします。
必要かどうかを回答する例文
資料を確認しました。内容に問題はないため、修正は不要です。
このまま次の作業へ進めてください。
やわらかく尋ねる例文
追加資料が必要でしたら、お知らせください。
必要に応じて、こちらで準備いたします。
相手や場面によっては、「要否をご回答ください」よりも「必要でしたらお知らせください」のほうが、やわらかく伝わります。
要否と可否の違い
要否と可否は、確認する内容が異なります。要否は「必要かどうか」、可否は「できるかどうか」を表します。
| 言葉 | 確認すること | 例 |
|---|---|---|
| 要否 | 必要か、必要でないか | 修正の要否を確認する |
| 可否 | できるか、できないか | 日程変更の可否を確認する |
たとえば、「作業の要否」は、その作業が必要かを確認する表現です。「作業の可否」は、その作業を実行できるかを確認する表現です。
必要性を確認するときは「要否」、実行できるかを確認するときは「可否」と覚えると分かりやすいでしょう。
要否と有無の違い
要否は「必要かどうか」を表します。有無は「あるか、ないか」を表す言葉です。
| 言葉 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| 要否 | 必要か、必要でないか | 確認作業の要否 |
| 有無 | あるか、ないか | 修正箇所の有無 |
「修正の要否」は、修正が必要かを確認します。一方、「修正箇所の有無」は、直す場所があるかを確認します。
要否と是非の違い
要否は、必要かどうかを表します。是非は、その行動がよいか、よくないかを話し合うときに使われる言葉です。
たとえば、「新しい作業の要否を検討する」は、その作業が必要かを考えることです。「新しい仕組みを取り入れる是非を検討する」は、取り入れることがよいかどうかを考えることです。
なお、「ぜひ参加してください」の「ぜひ」は、「どうしても」や「強く希望する」という意味です。同じ読み方でも、使い方が異なります。
要否の言い換え
要否は、相手や文章に合わせて次のように言い換えられます。
- 必要かどうか
- 必要または不要
- いるか、いらないか
- 行う必要があるか
- 対応が必要か
要否は短くまとめられる一方で、少しかたい表現です。初心者向けの案内や幅広い年代の人が読む文章では、「必要かどうか」と書くほうが伝わりやすくなります。
要否を英語で表すと
要否と完全に同じ意味を持つ英単語は、使う場面によって異なります。一般的には「necessity」が必要性という意味で使われます。
「必要かどうか」と伝えたい場合は、「whether it is necessary」と表すこともできます。
| 日本語 | 英語の表現 |
|---|---|
| 必要性 | necessity |
| 必要かどうか | whether it is necessary |
| 対応が必要かどうか | whether action is necessary |
英語では、要否という言葉だけを置き換えるよりも、何が必要なのかを文章で表すほうが伝わりやすくなります。
要否で間違えやすい点
「要否」を「する・しない」の意味だけで使わない
要否が表すのは、必要かどうかです。単に実行するか、実行しないかを尋ねたい場合は、「実施の有無」や具体的な質問のほうが合うことがあります。
「否」を「不要」と同じ意味だと決めつけない
回答欄に「要・否」とだけ書かれていると、何を否定しているのか分かりにくいことがあります。「必要・不要」と書くと、意味が明確になります。
同じ文章で何度も使わない
要否は、短くて便利な言葉です。ただし、何度も使うと文章がかたくなるため、ときどき「必要かどうか」と言い換えると読みやすくなります。
要否についてよくある質問
要否の読み方は何ですか?
要否の読み方は「ようひ」です。「要」は必要であること、「否」はそうではないことを表します。
要否は「いる・いらない」という意味ですか?
かんたんに言えば、いるか、いらないかという意味です。仕事の文章では、「必要か、必要でないか」を表す言葉として使われます。
要否はビジネスメールで使えますか?
要否は、ビジネスメールでも使えます。ただし、相手によっては少しかたく感じられるため、「必要かどうかをお知らせください」と言い換えてもよいでしょう。
要否を丁寧に聞くにはどうすればよいですか?
「追加対応の要否をご確認いただけますでしょうか」などと表せます。より分かりやすくするなら、「追加対応が必要かどうか、ご確認をお願いいたします」と書けます。
まとめ|要否とは必要かどうかを表す言葉
要否とは、必要か、必要でないかを表す言葉です。読み方は「ようひ」で、仕事のメールや資料、確認表などで使われます。
必要性を確認するときは「要否」、実行できるかを確認するときは「可否」、あるかないかを確認するときは「有無」を使います。相手に分かりやすく伝えたい場合は、「必要かどうか」と言い換えるのもよい方法です。
