QRコードとは、スマホなどで読み取れる四角いしるしのことです。
かんたんに言うと、URLや文字などの情報を入れた「読み取れる入口」です。お店、チラシ、駅、病院、学校など、身近な場所で使われています。
たとえば、紙に書かれた住所を見て目的地へ行くように、スマホはQRコードを読み取ってWebページなどを開けます。
ITの言葉に戻すと、QRコードはスマホや機械が情報をすばやく読むためのコードです。ここでいうコードとは、情報を機械に読ませるためのしるしのことです。
ここだけ読めばOK
QRコードとは、URLや文字などの情報を入れた四角いしるしです。
スマホのカメラなどで読み取ると、Webサイトを開いたり、支払いに使ったりできます。
QRは「Quick Response」の略で、すばやく反応するという意味があります。
ほかのIT用語も知りたい方は、初心者向けのIT用語辞典もあわせてご覧ください。
QRコードとは?かんたんに言うと情報を入れた四角いしるし
QRコードとは、白と黒の小さな四角で作られたコードです。
この中には、Webページの住所のようなもの、文字、連絡先、支払いに使う情報などを入れられます。
Webページの住所のようなものをURLといいます。URLとは、インターネット上のページの場所を表す文字のことです。
身近な例では、飲食店のメニュー、ポスター、チケット、レジ横の支払い画面などに使われています。
QRコードをスマホで読み取ると、長いURLを手で入力しなくても、目的のページを開けます。
QRコードはスマホで読み取れる「情報の入口」
QRコードは、スマホや専用の機械が情報を読むための入口です。
人が見ただけでは、中に何が入っているかは分かりません。しかし、スマホで読み取ると、Webサイトを開く、支払い画面を出す、チケットを確認するなどの動きにつながります。
身近な例で見るQRコード
QRコードは、日常のいろいろな場面で使われています。
- お店のメニューをスマホで見る
- イベントのチケットを表示する
- ポスターからWebサイトを開く
- お店でスマホ決済をする
- Wi-Fiの接続情報を読み取る
Wi-Fiとは、スマホやパソコンを無線でインターネットにつなぐ仕組みのことです。
このように、QRコードは「紙や画面」と「スマホの中の情報」をつなぐ役割を持っています。
QRとは何の略?意味をわかりやすく解説
QRは「Quick Response」の略です。
Quickは「速い」、Responseは「反応」という意味です。つまり、QRには「すばやく読み取って反応する」という意味があります。
QRコードは、たくさんの情報をすばやく読み取るために使われます。
QRは「Quick Response」の略
QRコードのQRは、英語の「Quick Response」から来ています。
日本語では「すばやい反応」と考えると分かりやすいです。スマホを向けると、すぐに読み取れることから、この名前が使われています。
すばやく読み取れるように作られたコード
QRコードは、読み取りの速さを考えて作られています。
たとえば、レジやチケットの確認では、時間がかかると人が並んでしまいます。QRコードを使うと、機械がすばやく情報を読み取れます。
ただし、QRコードだけで何かが自動的に完了するわけではありません。中に入っている情報を、スマホや機械が読んでいるだけです。
QRコードでできること
QRコードでは、いろいろな情報を読み取れます。
よく使われるのは、Webサイトを開く、支払いをする、チケットを見せる、連絡先を共有する、といった使い方です。
Webサイトを開く
もっともよく見る使い方は、Webサイトを開くことです。
Webサイトとは、インターネット上で見るページのまとまりのことです。
チラシやポスターにQRコードを載せておくと、見た人がスマホで読み取って、すぐにWebページへ移動できます。
長いURLを手で入力しなくてよいので、入力ミスも減らせます。
お店で支払いをする
QRコードは、スマホ決済にも使われます。
スマホ決済とは、スマホを使ってお金を支払う方法のことです。
お店のQRコードをスマホで読み取ったり、スマホに出したQRコードを店員さんに読み取ってもらったりして支払います。
このような支払い方を、QRコード決済と呼ぶことがあります。
チケットや会員証として使う
イベントや映画館などでは、QRコードがチケットの代わりに使われることがあります。
受付でQRコードを見せると、機械がチケット情報を読み取ります。紙のチケットを持ち歩かなくてもよい場合があります。
Wi-Fi接続や連絡先の共有に使う
QRコードには、Wi-Fiの接続情報や連絡先を入れることもできます。
連絡先とは、電話番号やメールアドレスなど、相手と連絡を取るための情報です。
たとえば、カフェでQRコードを読み取ると、Wi-Fiの情報を入力しやすくなる場合があります。名刺にQRコードを載せて、連絡先やWebサイトへ案内することもあります。
QRコードの仕組み
QRコードは、白と黒の小さな四角を組み合わせて情報を表しています。
スマホや読み取り機は、その白黒の並びを見て、中に入っている情報を読み取ります。
白と黒の小さな四角で情報を入れている
QRコードの中には、小さな白と黒の四角がたくさん並んでいます。
この並び方によって、URLや文字などの情報を入れています。人には模様に見えますが、機械には意味のある並びとして読めます。
3つの大きな四角で向きを判断している
QRコードを見ると、角の近くに大きな四角が3つあります。
これは「切り出しシンボル」と呼ばれる目印です。ファインダパターンと呼ばれることもあります。
スマホや機械は、この3つの目印を見つけることで、QRコードの向きを判断します。
そのため、QRコードが少し斜めになっていても、読み取れることがあります。
また、QRコードの種類や大きさによっては、ゆがみを直すための小さな目印が入っている場合もあります。
少し汚れても読める場合がある
QRコードは、少し汚れたり、少し欠けたりしても読める場合があります。
ただし、大きく破れたり、ぼやけたりすると読み取れません。印刷するときは、はっきり見える大きさと色にすることが大切です。
QRコードとバーコードの違い
QRコードと似たものに、バーコードがあります。
バーコードは、商品についている縦線のコードです。QRコードは、四角い形で白黒の小さな点が並んでいます。
バーコードは横方向に情報を入れる
バーコードは、横に並んだ線の太さや間隔で情報を表します。
スーパーやコンビニの商品でよく見かけます。レジで読み取ると、商品名や価格などを確認できます。
QRコードは縦と横に情報を入れられる
QRコードは、縦と横の両方に情報を入れられます。
そのため、バーコードより多くの情報を入れやすいです。WebサイトのURLやチケット情報などにも使われます。
| 項目 | QRコード | バーコード |
|---|---|---|
| 形 | 四角い | 横長の線 |
| 情報の入れ方 | 縦と横 | 主に横方向 |
| よく使う場面 | Webサイト、支払い、チケット | 商品管理、レジ |
| 読み取り | スマホでも読み取りやすい | 専用機で読むことが多い |
QRコードの読み取り方
QRコードの読み取り方は、スマホの種類や設定によって少し違います。
多くの場合は、スマホのカメラをQRコードに向けるだけで読み取れます。
スマホのカメラで読み取る方法
スマホのカメラアプリを開き、QRコードが画面に入るようにします。
読み取りに成功すると、画面にリンクや案内が表示されます。表示された内容を確認してから開きましょう。
画面上のQRコードを読み取る方法
スマホの画面に表示されたQRコードを読み取りたい場合もあります。
この場合は、別のスマホで読み取る方法があります。また、スマホの機能によっては、保存した画像から読み取れる場合もあります。
読み取れないときに確認すること
QRコードが読み取れないときは、次の点を確認します。
- 画面や紙が暗すぎないか
- QRコードが小さすぎないか
- カメラのピントが合っているか
- QRコードの一部が切れていないか
- 光が反射して見にくくなっていないか
少し距離を変えたり、明るい場所で読み取ったりすると、読み取れることがあります。
QRコードを作成するときの注意点
QRコードは、無料の作成ツールなどで作れる場合があります。
ただし、作ったあとに正しく読み取れるか、開くページが合っているかを確認することが大切です。
開くページが正しいか確認する
QRコードにWebページのURLを入れる場合は、読み取ったあとに開くページを必ず確認しましょう。
URLが1文字でも違うと、別のページに行くことがあります。印刷する前に、スマホで読み取って確認するとよいです。
小さすぎるQRコードにしない
QRコードが小さすぎると、スマホで読み取りにくくなります。
名刺やチラシに載せるときは、読み取りやすい大きさにしましょう。紙に印刷する場合は、実際に印刷して試すことが大切です。
色やデザインを変えすぎない
QRコードは、白と黒の差がはっきりしているほど読み取りやすいです。
色を変えたり、デザインを入れたりしすぎると、読み取りにくくなる場合があります。見た目よりも、読み取りやすさを優先しましょう。
QRコード決済とは?関連用語として知っておきたいこと
QRコード決済とは、QRコードを使ってお金を支払う方法です。
スマホ決済の一つで、コンビニ、飲食店、ネットサービスなどで使われることがあります。
QRコード決済はスマホで支払う方法の一つ
QRコード決済では、お店のQRコードを読み取ったり、自分のスマホに出したQRコードをお店に読み取ってもらったりします。
その後、金額を確認して支払いを進めます。サービスによって使い方は少し違います。
QRコードそのものとQRコード決済は同じではない
QRコードは、情報を入れるためのコードです。
QRコード決済は、そのQRコードを使った支払い方法です。つまり、QRコードは道具で、QRコード決済は使い方の一つです。
QRコードで初心者が間違えやすい点
QRコードは便利ですが、意味を少し間違えやすい言葉でもあります。
ここでは、初心者がつまずきやすい点を整理します。
QRコードを読み取るだけで支払いが終わるとは限らない
QRコード決済では、QRコードを読み取ったあとに金額の確認や支払い操作が必要な場合があります。
読み取っただけで、必ず支払いが終わるわけではありません。画面の内容を確認しながら進めましょう。
QRコードはただの画像ではない
QRコードは、見た目は画像のように見えます。
しかし、本来の役割は、スマホや機械に情報を読ませることです。中にURLや文字などの情報が入っています。
知らないQRコードは内容を確認してから開く
QRコードを読み取ると、Webサイトへ移動する画面が出ることがあります。
知らない場所にあるQRコードや、身に覚えのないメールにあるQRコードは、開く前に内容を確認しましょう。
最近では、QRコードを使って偽サイトへ案内する「クイッシング」という手口があります。
クイッシングとは、QRコードを使ったフィッシング詐欺のことです。フィッシング詐欺とは、本物に似せた偽サイトなどで、パスワードや個人情報を入力させようとする手口です。
QRコードを読み取ったあとに、見覚えのないURLが出た場合は、すぐに開かず一度確認しましょう。
偽サイトへの誘導が気になる方は、フィッシング詐欺とは?手口や見分け方も参考にしてください。
QRコードに関するよくある質問
QRコードは無料で作れますか?
無料で作れるアプリやサイトもあります。
ただし、お店や仕事で使ってよいか、あとから開くページを変えられるかは、サービスによって違います。使う前に条件を確認しましょう。
QRコードに有効期限はありますか?
QRコードそのものに、必ず有効期限があるわけではありません。
有効期限とは、使える期間のことです。QRコードに入れたページが消えたり、作成サービス側の設定で期限があったりすると、使えなくなることがあります。
QRコードとQRコードリーダーの違いは何ですか?
QRコードは、情報が入った四角いしるしです。
QRコードリーダーは、そのQRコードを読み取るためのアプリや機械です。スマホのカメラがQRコードリーダーの役割をすることもあります。
QRコードを読み取れない原因は何ですか?
QRコードが小さい、暗い、ぼやけている、反射している、といった原因が考えられます。
また、QRコードの一部が切れている場合も読み取れません。明るい場所で、少し離して読み取ると改善することがあります。
QRコードはバーコードと同じですか?
同じではありません。
どちらも情報を読み取るためのコードですが、形や入れられる情報の量が違います。QRコードは四角く、バーコードは横長の線で表されます。
クイッシングとは何ですか?
クイッシングとは、QRコードを使ったフィッシング詐欺のことです。
偽のWebサイトへ案内して、パスワードや個人情報を入力させようとする手口です。QRコードを読み取ったあとに表示されるURLを確認することが大切です。
まとめ:QRコードとは情報をすばやく読み取るためのコード
QRコードとは、スマホなどで読み取れる四角いしるしのことです。
中には、URL、文字、チケット情報、支払いに使う情報などを入れられます。QRは「Quick Response」の略で、すばやく読み取れることを表しています。
QRコードは、Webサイトを開く、支払いをする、チケットを確認する、Wi-Fiに接続するなど、身近な場面で使われています。
バーコードと似ていますが、QRコードは縦と横に情報を入れられるため、より多くの情報を扱いやすいです。
作成するときは、開くページが正しいか、読み取りやすい大きさか、色やデザインを変えすぎていないかを確認しましょう。
また、知らないQRコードを読み取ったときは、表示されたURLを確認してから開くことが大切です。
QRコードとは何かを知っておくと、スマホでの読み取りや支払い、チケット確認などをよりスムーズに使いやすくなります。
