論理的とは、話や考えに流れがあり、理由と結論がきちんとつながっていることです。
かんたんに言うと、「なぜそう言えるのか」が相手に伝わる考え方です。
この記事では、論理的の意味、身近な例、非論理的との違い、理論的・合理的との違いを初心者向けにわかりやすく解説します。
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論理的とは?意味を簡単に解説

論理的とは、理由と結論が自然につながっていることです。
ここでいう結論とは「いちばん言いたいこと」です。理由とは「なぜそう言えるのか」です。
たとえば、「雨が降りそうだから、かさを持っていく」という考え方は論理的です。
「雨が降りそう」という理由と、「かさを持っていく」という行動がつながっているからです。
論理的とは、理由と結論がつながっていること
論理的な説明では、まず結論があります。そして、その結論を支える理由があります。
たとえば、次のような形です。
| 項目 | 例 |
|---|---|
| 結論 | 今日は早めに家を出たほうがよい |
| 理由 | 朝から電車が遅れているから |
このように、いちばん言いたいことと理由がつながっていると、聞く人が理解しやすくなります。
「筋道が通っている」とはどういうことか
「筋道が通っている」とは、話の流れや順番が自然なことです。
途中で急に関係のない話が出たり、理由がないまま結論だけを言ったりすると、相手は理解しにくくなります。
論理的な話し方では、「結論」「理由」「具体例」の流れを意識します。
具体例とは、「たとえば、こういうことです」と示す話のことです。
論理的な考え方の身近な例

論理的な考え方は、学校や仕事だけで使うものではありません。
日常生活の中でもよく使われています。
日常会話での論理的な例
たとえば、家族に「今日はスーパーに行ったほうがいい」と伝える場面を考えます。
| 伝え方 | 内容 |
|---|---|
| 結論 | 今日はスーパーに行ったほうがいい |
| 理由 | 冷蔵庫の中に夕食の材料が少ないから |
| 具体例 | 肉も野菜もほとんど残っていない |
このように話すと、相手は「なぜスーパーに行く必要があるのか」を理解しやすくなります。
仕事や学校での論理的な例
仕事や学校では、論理的に説明する力がよく求められます。
たとえば、学校のレポートなら「私はこの意見に賛成です」と書くだけでは弱くなります。
なぜ賛成なのかを説明すると、読み手に伝わりやすくなります。
| 流れ | 例 |
|---|---|
| 結論 | 私は、学校でタブレットを使うことに賛成です。 |
| 理由 | 調べものがしやすくなり、学習の幅が広がるからです。 |
| 具体例 | わからない言葉をすぐに調べたり、動画で学んだりできます。 |
このように、意見だけでなく理由と例をそえると、論理的な文章になります。
論理的ではない説明の例
論理的ではない説明は、理由と結論のつながりが弱い説明です。
たとえば、次のような説明です。
| 説明 | わかりにくい点 |
|---|---|
| この商品は人気だから、絶対に買うべきです。 | 人気があることと、自分に必要かどうかがつながっていない |
| みんながそう言っているから、それが正しいです。 | 多くの人が言っているだけでは、正しい理由にならない |
ただし、これは人を責める言葉ではありません。
説明の流れを少し直すだけで、相手に伝わりやすくなります。
論理的な文章・例文
論理的な文章を書くには、結論から書くとわかりやすくなります。
そのあとに理由と具体例をそえると、読み手が内容を追いやすくなります。
論理的な例文
論理的な例文を見てみましょう。
私は、朝に勉強するほうがよいと考えます。理由は、朝は頭がすっきりしていて、集中しやすいからです。実際に、朝30分だけ英単語を覚えるようにしたところ、夜よりも続けやすくなりました。
この文章は、「結論」「理由」「具体例」が順番に書かれています。
そのため、読み手が内容を理解しやすくなります。
論理的ではない例文
次は、少しわかりにくい例文です。
朝に勉強したほうがいいです。なんとなくそのほうがよいと思うし、みんなもそう言っています。
この文章は、理由が少し弱くなっています。
「なぜ朝がよいのか」がはっきりしていないためです。
次のように直すと、より論理的になります。
朝に勉強したほうがよいと考えます。朝は疲れが少なく、集中しやすいからです。特に暗記や読書のような学習は、短い時間でも取り組みやすくなります。
レポートや小論文で論理的に書くコツ

レポートや小論文では、感想だけで終わらせないことが大切です。
自分の意見を書いたら、その理由を書きます。さらに、具体例や「そう言える材料」を入れると、文章が伝わりやすくなります。
このように、「結論」「理由」「具体例」「まとめ」の順番で書く方法は、PREP法と呼ばれることがあります。
PREP法とは、考えをわかりやすく伝えるための文章の型です。
むずかしく考えず、「先に言いたいことを言い、そのあとに理由と例をそえる書き方」と考えるとよいです。
| 順番 | 書く内容 | 意味 |
|---|---|---|
| 1 | 結論 | いちばん言いたいことを書く |
| 2 | 理由 | なぜそう言えるのかを書く |
| 3 | 具体例 | たとえばの話を書く |
| 4 | まとめ | 最後にもう一度、言いたいことをまとめる |
この流れを使うと、初心者でも論理的な文章を書きやすくなります。
論理的と非論理的の違い
論理的と反対に近い意味で使われる言葉に「非論理的」があります。
非論理的とは、理由と結論のつながりが弱いことです。
非論理的とは、話のつながりが弱いこと
非論理的とは、話の流れに無理があったり、理由が足りなかったりすることです。
たとえば、「この服は高いから、必ず似合う」という説明は、少し非論理的です。
値段が高いことと、自分に似合うことは別の話だからです。
論理的な説明と非論理的な説明の違い
論理的な説明と非論理的な説明を比べると、違いがわかりやすくなります。
| 種類 | 例 | ポイント |
|---|---|---|
| 論理的 | 雨が降りそうなので、かさを持っていきます。 | 理由と行動がつながっている |
| 非論理的 | 雨が降りそうなので、新しい靴を買います。 | 理由と行動のつながりが弱い |
非論理的な説明でも、理由を足すことでわかりやすくできます。
論理的と理論的の違い
論理的と似た言葉に「理論的」があります。
どちらも少し難しく見えますが、意味は同じではありません。
論理的は「話の流れが自然なこと」
論理的は、話や考えの流れに無理がないことです。
大切なのは、理由と結論がつながっているかどうかです。
理論的は「考え方の土台があること」
理論的とは、考え方や法則にもとづいていることです。
ここでいう法則とは、多くの場合に当てはまる考え方のことです。
| 言葉 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| 論理的 | 理由と結論がつながっている | 電車が遅れているので、早めに出る |
| 理論的 | 考え方の土台がある | 学習の考え方にもとづいて勉強方法を決める |
日常会話では、「論理的」は話の流れ、「理論的」は考え方の土台を指すことが多いです。
論理的と合理的の違い
論理的と合理的も、よく似た言葉です。
ただし、見るポイントが少し違います。
合理的は「むだが少なく、目的に合っていること」
合理的とは、目的に合っていて、むだが少ないことです。
たとえば、近くの店で買えるものを、わざわざ遠くまで買いに行かない判断は合理的です。
時間や手間を少なくできるからです。
論理的でも合理的とは限らない場合がある
論理的な説明でも、必ず合理的とは限りません。
たとえば、「毎朝5時に起きれば、勉強時間が増える。だから毎日5時に起きる」という考え方は、理由と結論がつながっています。
しかし、睡眠時間が足りなくなって体調をくずすなら、目的に合っているとは言いにくい場合があります。
| 言葉 | 見るポイント |
|---|---|
| 論理的 | 理由と結論がつながっているか |
| 合理的 | 目的に合っていて、むだが少ないか |
論理的と客観的の違い
論理的といっしょに使われやすい言葉に「客観的」があります。
客観的とは、自分の気持ちだけで決めず、実際の情報やほかの人から見た見方もふまえることです。
客観的は「自分の気持ちだけで判断しないこと」
たとえば、「私はこの商品が好きだから、必ずよい商品です」という説明は、自分の気持ちが中心です。
一方で、「多くの人が使いやすいと答えている」「価格がほかの商品より安い」などの情報を入れると、客観的に近づきます。
論理的な説明には客観的な情報が役立つ
論理的な説明をするときは、客観的な情報があると伝わりやすくなります。
たとえば、レポートでは、自分の意見だけでなく、数字や調査結果を入れると、相手が納得しやすくなります。
ただし、初心者向けの記事や日常会話では、難しい資料をたくさん使う必要はありません。
まずは「理由があるか」「話がつながっているか」を意識しましょう。
論理的に考えるためのポイント

論理的に考える力は、特別な人だけのものではありません。
少し順番を意識するだけで、話し方や書き方はわかりやすくなります。
先に結論を決める
まずは、何を伝えたいのかを決めます。
結論があいまいなままだと、話が途中でずれやすくなります。
例:私はこの方法に賛成です。
理由をそえる
結論を言ったら、理由をそえます。
「なぜなら」と続けられるか考えると、理由を見つけやすくなります。
例:なぜなら、作業時間を短くできるからです。
事実と感想を分ける
事実とは、実際に起きたことや確認できることです。
感想とは、自分がどう感じたかです。
この2つを分けると、話がわかりやすくなります。
| 種類 | 例 |
|---|---|
| 事実 | 昨日の会議は30分で終わった |
| 感想 | 会議が短くて助かった |
「なぜ?」と考える
論理的に考えるには、「なぜ?」と自分に聞くことが役立ちます。
たとえば、「この方法がよい」と思ったら、「なぜよいのか」を考えます。
理由が出てくると、説明しやすくなります。
論理的を英語でいうと?
論理的は、英語で「logical」といいます。
読み方は「ロジカル」に近いです。
仕事の場面では「ロジカルに考える」という言い方も使われます。
logicalの意味
logicalは、「話の流れが自然」「理にかなっている」という意味で使われます。
日本語の「論理的」と近い意味です。
英語で使うときの例文
英語では、次のように使えます。
| 英語 | 日本語の意味 |
|---|---|
| His explanation is logical. | 彼の説明は論理的です。 |
| We need a logical reason. | 私たちには論理的な理由が必要です。 |
日常では、無理に英語で覚える必要はありません。
まずは「理由と結論がつながっていること」と理解しておけば十分です。
初心者が間違えやすいポイント
論理的という言葉は、少し固く聞こえることがあります。
そのため、初心者が誤解しやすい点もあります。
難しい言葉を使うことが論理的ではない
難しい言葉をたくさん使っても、話が論理的になるわけではありません。
大切なのは、相手が話の流れを理解できることです。
やさしい言葉でも、理由と結論がつながっていれば論理的です。
感情を入れると必ず非論理的になるわけではない
感情が入ると、すべて非論理的になるわけではありません。
たとえば、「不安に感じる人が多いので、説明を増やしたほうがよい」という考え方は、感情をふまえています。
それでも、理由と結論がつながっていれば論理的です。
正しい結論でも、理由が弱いと論理的に見えにくい
結論が正しくても、理由がないと相手には伝わりにくくなります。
たとえば、「この方法が一番よい」とだけ言うより、「時間が短くなり、失敗も減るため、この方法がよい」と言うほうがわかりやすくなります。
論理的とは?よくある質問
ここでは、論理的という言葉についてよくある質問に答えます。
論理的な人とはどんな人ですか?
論理的な人とは、理由をもとに考え、話の流れをわかりやすく伝えられる人です。
ただし、冷たい人という意味ではありません。
相手に伝わりやすいように考えを整理できる人、と考えるとよいです。
論理的の反対語は何ですか?
論理的の反対に近い言葉は「非論理的」です。
非論理的とは、理由と結論のつながりが弱いことです。
ほかには、「感情的」と比べられることもあります。ただし、感情的と非論理的はまったく同じ意味ではありません。
論理的と感情的は反対ですか?
論理的と感情的は、反対のように使われることがあります。
ただし、感情があるからといって、必ず論理的ではないわけではありません。
感情をふまえたうえで、理由と結論がつながっていれば、論理的な説明になります。
論理的に話すにはどうすればよいですか?
論理的に話すには、まず結論を言います。
次に理由をそえ、最後に具体例を出すと伝わりやすくなります。
例:私はこの案に賛成です。理由は、作業時間を短くできるからです。たとえば、今まで手作業だった確認を自動で行えるようになります。
まとめ:論理的とは、理由と結論が筋道立ってつながっていること
論理的とは、話や考えに流れがあり、理由と結論がきちんとつながっていることです。
難しい言葉を使うことではありません。相手が「なぜそう言えるのか」を理解できることが大切です。
日常会話、学校のレポート、仕事の説明など、論理的な考え方はさまざまな場面で役立ちます。
まずは「結論」「理由」「具体例」の順番を意識してみましょう。

