CTRとは?意味・計算式・平均・CVRとの違いをわかりやすく解説

【PR】この記事には広告を含みます。
CTRとは何かを初心者向けに説明した画像

CTRとは、広告や検索結果などが画面に表示された回数に対して、どれくらいクリックされたかを表す割合です。

かんたんに言うと、「見た人のうち、何人が押したか」を示す数字です。日本語では「クリック率」と呼ばれます。

たとえば、お店の前にポスターを出したとします。100人がポスターを見て、そのうち5人がお店に入れば、「見た人のうち5%が行動した」と考えられます。

Webの世界では、この「お店に入る」に近い行動が「クリック」です。CTRを見ると、広告や検索結果がどれくらい人の関心を引いたかがわかります。

この記事でわかること

  • CTRとは何か
  • CTRの計算式
  • CTRの平均の考え方
  • CTRとCVR、CPC、CPAの違い
  • CTRを上げる方法
  • 自分のサイトのCTRを確認する方法

関連するIT用語をまとめて確認したい方は、IT用語一覧もあわせてご覧ください。

目次

CTRとは?クリック率を表す数字

CTRとは、英語の「Click Through Rate」の略です。

「Click」はクリック、「Rate」は割合という意味です。つまり、CTRはクリックされた割合を表します。

CTRを理解するときは、まず「表示回数」と「クリック数」を分けて考えるとわかりやすくなります。

用語意味
表示回数広告や検索結果が画面に出た回数
クリック数実際に押された回数
CTR表示回数に対してクリックされた割合

たとえば、広告が100回表示されて、5回クリックされたとします。

この場合、「100回見られて5回押された」ので、CTRは5%です。

CTRは、広告や記事タイトルが読者の目にとまっているかを知るために使われます。

クリック率が高いほど、表示された内容に興味を持った人が多いと考えられます。

CTRが使われる主な場面

CTRは、Webサイトや広告の見直しでよく使われます。

主な場面は、次の通りです。

  • 検索結果で記事がどれくらいクリックされたかを見るとき
  • インターネット上の広告がどれくらい押されたかを見るとき
  • メール本文の中にあるリンクがどれくらい押されたかを見るとき
  • バナー広告がどれくらい反応されたかを見るとき
  • SNSや動画の投稿がどれくらい開かれたかを見るとき

バナー広告とは、Webページやアプリに表示される画像つきの広告のことです。

CTRは、「見られたあとに、クリックされたか」を知るための数字です。

CTRを理解する前に知っておきたい言葉

CTRの記事では、似たような言葉がいくつか出てきます。

先に意味を知っておくと、この後の説明が読みやすくなります。

言葉やさしい意味
SEO検索結果で自分のページを見つけてもらいやすくする工夫
検索結果GoogleやBingで検索したときに出る一覧
検索順位検索結果で上から何番目に出るか
説明文検索結果でタイトルの下に出る短い文
メタディスクリプション検索結果でタイトルの下に出ることがある説明文
成果購入、申し込み、問い合わせなど、目標にしている行動

この記事では、これらの言葉をできるだけやさしく説明します。

まずは「CTRはクリック率のこと」と覚えておけば問題ありません。

CTRの計算式

CTRの計算式は、次の通りです。

CTRの計算式

CTR(%)=クリック数 ÷ 表示回数 × 100

表示回数は、広告や検索結果が画面に出た回数です。

クリック数は、その中で実際に押された回数です。

たとえば、検索結果に1,000回表示されて、50回クリックされたとします。

この場合のCTRは、次のように計算します。

計算例

50 ÷ 1,000 × 100 = 5%

この場合、CTRは5%です。

100人に表示されて5人がクリックしたなら、CTRは5%です。

このように考えると、計算が苦手な人でも理解しやすくなります。

CTRの具体例

CTRは、数字だけで見るよりも、例で見るとわかりやすくなります。

表示回数クリック数CTR
100回1回1%
1,000回30回3%
10,000回500回5%

表示回数が多くても、クリック数が少なければCTRは低くなります。

逆に、表示回数が少なくても、よくクリックされていればCTRは高くなります。

たとえば、10,000回表示されて50回クリックされた場合、CTRは0.5%です。

一方、1,000回表示されて50回クリックされた場合、CTRは5%です。

同じ50クリックでも、表示回数によってCTRは変わります。

そのため、クリック数だけでなく、表示回数とのバランスを見ることが大切です。

CTRの平均はどれくらい?

CTRの平均は、使う場所や目的によって変わります。

そのため、「何%なら必ず良い」とは言い切れません。

検索結果のCTRと広告のCTRでは、見られ方が違います。

メール、SNS、バナー広告でも、クリックされやすさは変わります。

場面CTRの考え方
検索結果タイトルや説明文が、検索した人に合っているかを見る
検索広告広告文や検索キーワードが合っているかを見る
バナー広告画像や言葉が目にとまっているかを見る
メール本文中のリンクが押されているかを見る

CTRの平均を見るときは、同じ種類の中で比べることが大切です。

検索結果とバナー広告をそのまま比べても、正しく判断しにくくなります。

CTRの目安は参考として見る

読者によっては、「結局どれくらいなら良いのか」と気になるかもしれません。

ただし、CTRは業界、検索キーワード、広告の種類、検索順位によって大きく変わります。

場面目安の考え方見るポイント
自然検索検索順位が高いほどクリックされやすい順位、タイトル、説明文をあわせて見る
検索広告広告文やキーワードで変わる広告の言葉と検索した人の目的が合っているかを見る
バナー広告低めになりやすい画像、表示場所、見せる相手を見る
メール件名や本文の内容で変わるリンクの位置や言葉がわかりやすいかを見る

平均は、あくまで参考です。

大切なのは、自分のページや広告の過去の数字と比べて、良くなっているかを見ることです。

平均だけで良い悪いを決めない

CTRは、平均より高ければ必ず成功というわけではありません。

クリックされたあとに、読者が満足したかも大切です。

たとえば、タイトルだけが目立っていても、記事の中身と違っていれば読者はすぐに離れます。

この場合、CTRが高くても、良い状態とは言いにくいです。

CTRは大切な数字ですが、クリック後の行動と合わせて見る必要があります。

SEOでCTRが大切な理由

SEOでCTRが大切なのは、検索結果でクリックされているかを知る目安になるからです。

SEOとは、検索結果で自分のページを見つけてもらいやすくする工夫です。

検索結果に表示されても、クリックされなければページは読まれません。

そのため、検索順位だけでなくCTRを見ることが大切です。

タイトルや説明文の見直しに使える

CTRが低い場合、タイトルや説明文が読者の知りたいこととずれている可能性があります。

説明文は、SEOでは「メタディスクリプション」と呼ばれることがあります。

メタディスクリプションとは、検索結果でタイトルの下に出ることがある短い説明文です。

ページの内容を短く伝える役割があります。

たとえば、「CTRとは」と検索した人は、まず意味を知りたいはずです。

それなのにタイトルがむずかしすぎると、クリックされにくくなります。

初心者向けの記事なら、意味や計算式がわかることをタイトルで伝えるとよいです。

順位が高くてもCTRが低いことがある

検索順位が上のほうでも、CTRが低いことがあります。

その場合は、タイトルや説明文が読者に伝わりにくいのかもしれません。

逆に、順位が少し低くても、タイトルがわかりやすければクリックされることがあります。

SEOでは、順位だけでなく「選ばれる見せ方」も大切です。

自分のサイトのCTRはGoogle Search Consoleで確認できる

自分のサイトのCTRは、Google Search Consoleで確認できます。

Google Search Consoleは、Googleが無料で提供しているサイト管理用のツールです。

検索結果に何回表示されたか、何回クリックされたか、CTRが何%かをキーワードごとに見ることができます。

記事タイトルや説明文を見直すときの参考になります。

CTRとCVRの違い

CTRと似た言葉に、CVRがあります。

CVRとは、クリックした人のうち、購入や申し込みなどの行動をした人の割合です。

購入、申し込み、問い合わせなど、目標にしている行動をここでは「成果」と呼びます。

用語見るものかんたんな意味
CTRクリック見た人のうち、どれくらいクリックしたか
CVR成果来た人のうち、どれくらい購入や申し込みをしたか

CTRは、クリックされるまでを見ます。

CVRは、クリックされたあとに成果につながったかを見ます。

たとえば、広告を100人が見て10人がクリックした場合、CTRは10%です。

その10人のうち1人が商品を買った場合、CVRは10%です。

CVRの計算式は場面によって少し変わる

広告では、CVRを「成果数 ÷ クリック数 × 100」で考えることが多いです。

たとえば、100回クリックされて5件の申し込みがあれば、CVRは5%です。

一方、Webサイト全体の分析では、訪問回数や訪問者数をもとに計算することもあります。

どの数字をもとにしているかは、使っているツールや目的によって変わります。

CTRが高くてもCVRが低いことがある

CTRが高くても、CVRが低いことがあります。

これは、クリックはされているのに、購入や申し込みにつながっていない状態です。

原因として、タイトルや広告文とページの中身がずれていることがあります。

また、ページの説明がわかりにくい場合もあります。

CTRとCVRは、どちらか一方だけを見るのではなく、セットで見ると判断しやすくなります。

CTRとCPC・CPAの違い

CTRと一緒に使われやすい言葉に、CPCとCPAがあります。

ここからは、広告でよく使う関連語です。

用語読み方意味
CTRシーティーアールクリックされた割合
CPCシーピーシー1回クリックしてもらうためにかかった広告費
CPAシーピーエー1件の購入や申し込みを得るためにかかった広告費

CPCは、1回クリックされるためにかかったお金です。

CPAは、1件の申し込みや購入を得るためにかかったお金です。

CTRは「どれくらいクリックされたか」を見ます。

CPCとCPAは「どれくらい費用がかかったか」を見る数字です。

CTR・CVR・CPC・CPAはセットで見る

広告やSEOでは、1つの数字だけで判断しないことが大切です。

CTRが高くても、成果につながらなければ改善が必要です。

逆に、CTRが低くても、クリックした人がよく購入している場合もあります。

数字はそれぞれ役割が違うため、目的に合わせて見るようにしましょう。

CTRが高いとどうなる?

CTRが高い場合、表示された内容に興味を持った人が多いと考えられます。

検索結果なら、タイトルや説明文が検索した人に合っている可能性があります。

広告なら、広告文や画像が目にとまっていると考えられます。

メールなら、リンクの内容に関心を持たれている可能性があります。

ただし成果が出ているとは限らない

CTRが高いことは、良いサインの一つです。

ただし、それだけで成功とは言えません。

大切なのは、クリックされたあとです。

記事なら最後まで読まれているか、広告なら購入や申し込みにつながっているかも見ましょう。

CTRが低い原因

CTRが低い場合、いくつかの原因が考えられます。

よくある原因を見ていきましょう。

タイトルや広告文がわかりにくい

タイトルや広告文がわかりにくいと、クリックされにくくなります。

読者は、短い時間で「自分に関係があるか」を判断します。

たとえば、「CTRの基本」だけでは、何がわかる記事なのか伝わりにくい場合があります。

「CTRとは?意味・計算式・改善方法を解説」のように、内容が見えるほうが選ばれやすくなります。

読者が知りたい内容とずれている

検索した人の知りたいことと、タイトルの内容がずれているとCTRは下がりやすくなります。

「CTRとは」と検索する人は、まず意味を知りたい人が多いです。

そのため、いきなり専門的な分析だけを出すと、初心者には選ばれにくくなります。

最初に意味をはっきり伝えることが大切です。

表示場所や検索キーワードが合っていない

検索結果では、同じ記事でも表示されるキーワードによってCTRが変わります。

記事の内容と合わないキーワードで表示されると、クリックされにくくなります。

広告でも、見せる相手が合っていなければCTRは下がります。

誰に向けた内容なのかをはっきりさせることが大切です。

CTRを上げる方法

CTRを上げるには、読者が「自分に必要な情報だ」とすぐにわかるようにすることが大切です。

ここでは、初心者でも取り組みやすい方法を紹介します。

タイトルで内容をわかりやすく伝える

タイトルでは、記事の中身をわかりやすく伝えます。

「何がわかるのか」を入れると、読者が判断しやすくなります。

たとえば、次のようなタイトルです。

  • CTRとは?意味と計算式をわかりやすく解説
  • CTRとは?平均・CVRとの違い・改善方法を解説
  • CTRの計算式と見方を初心者向けに解説

大切なのは、目立たせることだけではありません。

クリック後の内容と合っていることです。

読者の悩みに合う言葉を入れる

読者は、自分の疑問に答えてくれそうなページをクリックします。

そのため、読者が使う言葉をタイトルや見出しに入れるとよいです。

たとえば、「意味」「計算式」「平均」「違い」「改善方法」などです。

これらは、CTRを知りたい人がよく気にするポイントです。

数字や具体的なメリットを入れる

数字や具体的な言葉があると、内容が伝わりやすくなります。

たとえば、「計算例つき」「初心者向け」などです。

ただし、内容と合わない大げさな表現は避けましょう。

読者が安心して読める表現にすることが大切です。

クリック後の内容とずれないようにする

CTRを上げたいからといって、内容と違うタイトルにするのはよくありません。

クリックされても、読者がすぐに離れてしまいます。

タイトル、説明文、記事の中身をそろえることが大切です。

読者が期待した答えを、記事の早い段階で伝えましょう。

CTRを見るときの注意点

CTRは便利な数字ですが、見方を間違えると判断しにくくなります。

ここでは、初心者が間違えやすい点を整理します。

CTRだけで成功とは判断しない

CTRが高くても、成果につながっていないことがあります。

そのため、CTRだけで良い悪いを決めないようにしましょう。

広告なら、購入や申し込みにつながったかを見ます。

記事なら、読者が次のページを読んだか、最後まで読んだかも見るとよいです。

クリック数とCTRを混同しない

クリック数は、実際に押された回数です。

CTRは、表示回数に対してどれくらい押されたかの割合です。

クリック数が多くても、表示回数がとても多ければCTRは低くなることがあります。

反対に、クリック数が少なくても、表示回数が少なければCTRは高くなることがあります。

検索順位や表示回数もあわせて見る

検索結果では、順位が高いほどクリックされやすい傾向があります。

そのため、CTRを見るときは検索順位も一緒に見るとよいです。

また、表示回数が少ない場合は、CTRが大きく上下しやすくなります。

少ない数字だけで急いで判断しないことも大切です。

CTRに関するよくある質問

CTRとは何の略ですか?

CTRとは、「Click Through Rate」の略です。

日本語では「クリック率」と呼ばれます。

広告や検索結果などが表示された回数に対して、どれくらいクリックされたかを表す数字です。

CTRは高いほどよいですか?

CTRは高いほど、クリックされやすい状態だと考えられます。

ただし、高ければ必ずよいとは限りません。

クリック後に、読者が求める情報へ進めているかも大切です。

CTRとあわせて、CVRや読まれ方も見ると判断しやすくなります。

CTRとクリック数の違いは何ですか?

クリック数は、実際に押された回数です。

CTRは、表示回数に対してどれくらい押されたかを示す割合です。

たとえば、1,000回表示されて50回クリックされた場合、クリック数は50回です。

CTRは5%です。

CTRとCVRはどちらが大事ですか?

どちらも大事です。

CTRはクリックされるまでを見ます。CVRはクリックされたあとに成果につながったかを見ます。

広告やSEOでは、まずクリックされることが大切です。

ただし、最終的には購入や申し込みなどの成果につながるかも見ます。

自分のブログのCTRはどこで見られますか?

自分のブログやサイトのCTRは、Google Search Consoleで確認できます。

検索キーワードごとに、表示回数、クリック数、CTR、検索順位を見ることができます。

CTRが低いページは、タイトルや説明文を見直す候補になります。

医療で使うCTRとは同じ意味ですか?

同じCTRという表記でも、意味が異なる場合があります。

この記事で説明しているCTRは、広告やSEOで使うクリック率のことです。

医療では、心胸比の意味でCTRが使われることがあります。

医療のCTRを調べたい場合は、医療向けの情報を確認してください。

CTRの平均だけを見ればよいですか?

CTRの平均だけで判断するのはおすすめできません。

検索結果、広告、メール、SNSなど、使われる場所によって平均は変わります。

また、目的によっても見るべき数字は変わります。

CTRは、クリック後の行動や成果と合わせて見るとよいです。

まとめ:CTRとはクリック率を表す大切な指標

CTRとは、広告や検索結果などが表示された回数に対して、どれくらいクリックされたかを表す割合です。

日本語では「クリック率」と呼ばれます。

計算式は、「クリック数 ÷ 表示回数 × 100」です。

たとえば、1,000回表示されて50回クリックされた場合、CTRは5%です。

CTRを見ると、タイトル、広告文、画像などがどれくらい人の関心を引いているかがわかります。

ただし、CTRだけで成功とは判断できません。

クリック後に読まれているか、購入や申し込みにつながっているかも大切です。

CTRは、CVR、CPC、CPAなどと合わせて見ることで、広告やSEOの改善に役立ちます。

自分のサイトのCTRは、Google Search Consoleで確認できます。

表示回数、クリック数、CTR、検索順位を見ながら、タイトルや説明文を少しずつ見直していくとよいでしょう。

まずは「CTRとはクリック率のこと」と覚えておきましょう。

そのうえで、計算式、平均、CVRとの違い、改善方法を少しずつ理解していくと、Webの数字が見やすくなります。

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