充当とは、かんたんに言うと、お金やポイントなどを、決められた支払いにあてることです。
たとえば、ためたポイントを携帯電話の料金に使うことを「ポイントを料金に充当する」といいます。普段の言葉では、「支払いに使う」「費用にあてる」と考えると分かりやすいでしょう。
この記事では、充当の意味や読み方、使い方を初心者向けに解説します。身近な例や例文、相殺や返金との違いも紹介します。
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充当とは
充当とは、お金やポイントなどを、決められた支払い、費用、使い道にあてることです。「じゅうとう」と読みます。
買い物や料金の支払いだけでなく、会社の予算、税金、借りたお金の返済、契約などでも使われます。
充当の意味
充当には、持っているお金などを、必要な支払いや費用にあてるという意味があります。
たとえば、5,000円の支払いに1,000円分のポイントを使う場合、その1,000円分を支払いに充当したことになります。充当した後に支払う金額は4,000円です。
充当の読み方
充当は「じゅうとう」と読みます。「じゅうあて」や「じゅうどう」ではありません。
「充」には満たすという意味があります。「当」には、ある目的にあてるという意味があります。
「充当する」とはどういう意味か
「充当する」とは、持っているお金やポイントなどを、決められた支払いや目的にあてることです。
「使う」と意味は似ていますが、充当は、何の支払いに使うのかがはっきりしている場合によく使われます。
たとえば、「予算を修理費に充当する」は、用意した予算を修理のために使うという意味です。
充当を身近な例でわかりやすく説明
充当は、持っているお金を目的ごとに分けて使うことに似ています。
たとえば、財布に1万円があり、そのうち3,000円を食費に使うと決めたとします。この3,000円を食費にあてることが、充当の考え方です。
実際には、お金、ポイント、予算などを、決められた支払いや費用にあてる場合に「充当する」と表します。
ポイントを料金の支払いに充当する例
3,000円の利用料金に対して、1,000円分のポイントを使うとします。
この場合、1,000円分のポイントが料金に充当されます。残りの2,000円を、現金やクレジットカードなどで支払います。
ポイントが現金として戻ってくるわけではありません。ポイントを使った分だけ、支払う金額が少なくなります。
手付金を代金に充当する例
手付金とは、商品や土地、建物などを買う契約をするときに、先に支払うお金です。
たとえば、100万円の商品を買うときに、先に10万円の手付金を支払ったとします。この10万円を購入代金に充当すると、残りの支払いは90万円です。
予算を費用に充当する例
予算とは、何にいくら使うかを前もって決めたお金です。
会社や役所では、「設備の修理費に予算を充当する」といった使い方をします。これは、用意していた予算を修理に使うという意味です。
充当が使われる主な場面
充当は、特定の仕事だけで使う言葉ではありません。買い物、会社の仕事、税金、契約など、さまざまな場面で使われます。
買い物やポイントサービスで使う場合
身近な場面では、ポイントや支払い用の残高を、料金や買い物代金にあてるときに使われます。
残高とは、あとどれだけお金やポイントが残っているかを表す金額です。
「ポイントを購入代金に充当する」「残高を月額料金に充当する」などと表します。
会社や役所の予算で使う場合
会社や役所では、用意した予算を、決められた仕事や費用にあてるときに使われます。
たとえば、「追加の予算を人件費に充当する」「補助金を設備費に充当する」といった使い方です。人件費とは、働く人の給料などにかかるお金です。
税金や返済で使う場合
税金を払いすぎた場合、その金額を別の未払いの税金にあてることがあります。この場合にも、充当という言葉が使われます。
借りたお金の返済では、支払ったお金を元金や利息にあてることを充当と呼ぶ場合があります。
元金とは、最初に借りたお金そのものです。利息とは、お金を借りたことで、元金に加えて支払うお金です。
契約や土地・建物に関する場面で使う場合
契約では、先に支払った手付金を、最後に支払う代金の一部にあてる場合があります。
賃貸住宅では、敷金を未払いの家賃や修理費にあてる場合にも、充当という言葉が使われます。敷金とは、部屋を借りるときに、大家などへ預けるお金です。
充当の仕組み
充当では、まず支払う金額や必要な費用があります。その金額に対して、使えるお金やポイントなどをあてます。
基本的な流れは、次のとおりです。
- 支払う金額や必要な費用が決まる
- 使えるお金やポイントを確認する
- 使う金額を支払いなどにあてる
- 残った金額を別の方法で支払う
たとえば、支払う金額が5,000円で、2,000円分のポイントを充当した場合、残りは3,000円です。
ただし、何に充当できるかは、契約やサービスによって異なります。使える料金や、利用できる最大の金額が決められている場合もあります。
充当の使い方と例文
充当は、主にお金、ポイント、予算などと組み合わせて使います。
「何を」「何に」あてるのかを示すと、意味が伝わりやすくなります。
お金を充当する場合の例文
- 受け取る予定だった返金を、次回の支払いに充当します。
- 手付金は、商品の購入代金に充当されます。
- 預かっていたお金を、修理費に充当しました。
どの例文も、あるお金を別の支払いや費用にあてることを表しています。
ポイントを充当する場合の例文
- 保有しているポイントを、月額料金に充当しました。
- 500円分のポイントを、買い物代金に充当できます。
- ポイントを充当したため、支払う金額が少なくなりました。
ポイントの場合は、「ポイントを使う」と言い換えても意味は通じます。
ただし、サービスの案内や契約の説明では、「ポイントを充当する」という表現がよく使われます。
予算を充当する場合の例文
- 追加予算をシステムの修理費に充当します。
- 事業の予算を人材育成の費用に充当しました。
- 余った予算を別の費用に充当できるか確認します。
予算に使う場合は、決められたお金を、ある仕事や費用にあてるという意味になります。
充当の言い換え・類語
充当は、文の内容に応じて「あてる」「使う」「別の使い道に回す」などに言い換えられます。
| 言葉 | 意味 | 使い方の例 |
|---|---|---|
| 充当する | 決められた支払いや目的にあてる | ポイントを料金に充当する |
| あてる | ある目的のために使う | 貯金を修理費にあてる |
| 使う | 何かを利用する | ポイントを買い物に使う |
| 回す | 別の使い道に使う | 予算を人材育成に回す |
「あてる」との違い
「あてる」と「充当する」の意味はよく似ています。
日常会話では、「ポイントを支払いにあてる」という言い方が自然です。契約書や公式な案内では、「ポイントを支払いに充当する」と書かれることがあります。
「回す」との違い
「回す」は、もともと別のことに使う予定だったお金を、別の使い道にあてる場合によく使います。
充当は、最初から決められていた支払いにあてる場合にも使えます。必ずしも使い道を変えるとは限りません。
「使う」との違い
「使う」は、広い意味で何かを利用することです。お金だけでなく、道具、時間、言葉などにも使えます。
充当は、お金やポイントなどを、決められた支払い、費用、目的にあてる場合に使います。
充当と相殺の違い
充当と相殺は、どちらも支払う金額が少なくなる場合があります。しかし、意味は異なります。
充当では、一つの支払いにお金やポイントなどをあてます。相殺では、お互いに支払う二つの金額を差し引きます。
| 言葉 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| 充当 | お金などを決められた支払いにあてる | ポイントを利用料金にあてる |
| 相殺 | お互いに支払う金額を差し引く | お互いの請求額を差し引く |
充当は支払いなどにあてること
充当では、自分が持っているお金やポイントなどを、支払いにあてます。
たとえば、5,000円の支払いに1,000円分のポイントを充当すると、残りの支払いは4,000円です。
相殺はお互いの金額を差し引くこと
相殺とは、お互いに支払うお金があるとき、その金額を差し引くことです。「そうさい」と読みます。
たとえば、AさんがBさんへ5,000円を支払い、BさんがAさんへ2,000円を支払うとします。相殺すると、Aさんが差額の3,000円を支払います。
充当と返金の違い
返金とは、支払ったお金が手元に戻ることです。充当では、お金が手元に戻るとは限りません。
| 言葉 | お金の動き |
|---|---|
| 返金 | 支払ったお金が手元に戻る |
| 充当 | お金が別の支払いに使われる |
たとえば、払いすぎた1,000円を銀行口座へ戻してもらうことは返金です。
払いすぎた1,000円を次回の料金に使い、次の支払いを少なくすることは充当です。
充当と補填の違い
補填は「ほてん」と読みます。足りないお金や、生じた損失を補うことです。
充当は、お金などを支払いや費用にあてる行動を表します。補填は、足りない分を埋めるという目的を強く表します。
たとえば、保険金で事故の損失を補うことは補填です。受け取った保険金を修理費にあてることは、修理費への充当と表せます。
充当について初心者が間違えやすい点
充当は「無料になる」という意味ではない
ポイントなどを全額充当できれば、現金で支払う金額が0円になる場合があります。ただし、充当という言葉そのものに、無料という意味はありません。
持っているポイントや残高を支払いに使った結果、ほかの方法で支払う金額が少なくなっています。
充当と返金は同じではない
充当は、お金などを別の支払いにあてることです。返金は、お金が支払った人の手元へ戻ることです。
「返金せず、次回の料金に充当する」と書かれている場合、現金は戻りません。その代わり、次回の支払いが少なくなります。
充当できる支払いはサービスごとに異なる
ポイントや残高があっても、すべての支払いに使えるとは限りません。
使える料金、利用できる期限、利用できる最大の金額などが決められている場合があります。実際に使うときは、サービスの案内を確認しましょう。
「充当する」と「充当される」は立場が異なる
「充当する」は、人や会社などが、お金やポイントを支払いにあてることを表します。
「充当される」は、お金やポイントが支払いにあてられることを表します。
- 利用者がポイントを料金に充当する
- ポイントが次回の料金に充当される
充当についてよくある質問
充当とは簡単に言うと何ですか?
充当とは、お金やポイントなどを、決められた支払い、費用、目的にあてることです。
普段の言葉では、「支払いに使う」「費用にあてる」と考えると分かりやすいでしょう。
充当は何と読みますか?
充当は「じゅうとう」と読みます。
「充」には満たすという意味があり、「当」には目的にあてるという意味があります。
「料金に充当する」とはどういう意味ですか?
ポイントや残高などを、料金の支払いにあてることです。
充当した金額の分だけ、現金やクレジットカードなどで支払う金額が少なくなります。
「全額充当」とは何ですか?
全額充当とは、使える金額のすべてを、支払いなどにあてることです。
たとえば、1,000円分のポイントを、1,000円の支払いへすべて使う場合が全額充当です。
充当の言い換えは何ですか?
分かりやすく言い換える場合は、「あてる」「支払いに使う」「費用に回す」などがあります。
ただし、契約書や公式な案内では、「充当」という言葉が使われることがあります。
充当と相殺は同じ意味ですか?
同じ意味ではありません。
充当は、お金やポイントなどを一つの支払いにあてることです。相殺は、お互いに支払う金額を差し引くことです。
ポイントの充当とポイント払いは同じですか?
一般的には、どちらもポイントを支払いに使うという意味です。
ただし、サービスによって使える料金や手続きが異なります。詳しい条件は、利用しているサービスの案内で確認しましょう。
まとめ|充当とはお金などを支払いにあてること
充当とは、お金やポイント、予算などを、決められた支払い、費用、目的にあてることです。「じゅうとう」と読みます。
身近な例には、ポイントを利用料金にあてることや、手付金を購入代金にあてることがあります。会社では、予算を修理費や事業の費用にあてる場合にも使われます。
充当は、「あてる」「支払いに使う」と言い換えると分かりやすくなります。相殺はお互いの支払額を差し引くこと、返金はお金が手元に戻ることなので、充当とは意味が異なります。

