サードパーティとは、かんたんに言うと「公式の会社ではない外部の相手」のことです。
ここでいう公式の会社とは、商品やサービスを作った会社のことです。外部の相手とは、その会社とは別の会社や人のことです。
たとえば、スマホを作った会社とは別の会社が作ったケースやアプリなどが、サードパーティにあたります。
この記事では、サードパーティとは何か、サードパーティ製、サードパーティ製アプリ、サードパーティCookie、ログイン連携、使うときの注意点を初心者向けにわかりやすく解説します。
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サードパーティとは
サードパーティとは、商品やサービスを作った会社ではない、別の会社や人のことです。
英語では「third party」と書きます。日本語では「第三者」と訳されることがあります。
ただし、「第三者」と聞くと少しむずかしく感じるかもしれません。
ITでは、かんたんに「公式ではない外部の会社やサービス」と考えるとわかりやすいです。
たとえば、スマホ本体を作った会社とは別の会社が作った充電器やスマホケースは、サードパーティ製の製品と呼ばれることがあります。
サードパーティをわかりやすく言うと「公式ではない外部の相手」
サードパーティを身近な例で考えると、スマホケースがわかりやすいです。
スマホを作った会社が販売しているケースは、公式の製品です。一方で、別の会社が作ったケースは、サードパーティ製の製品です。
ITでいうサードパーティも、これに近い意味です。
公式の会社が作ったものではなく、別の会社や人が作ったアプリ、サービス、部品などを指します。
ITで使うサードパーティの意味
ITでサードパーティという言葉は、いろいろな言葉と組み合わせて使われます。
たとえば、次のような使い方があります。
- サードパーティ製アプリ
- サードパーティ製品
- サードパーティCookie
- サードパーティのログイン
- サードパーティサービス
どれも共通しているのは、「公式の会社ではない外部の会社や人が関係している」という点です。
このあと、それぞれの意味を順番に見ていきます。
サードパーティ製とは
サードパーティ製とは、公式メーカーではない別の会社が作った製品やサービスのことです。
公式メーカーとは、その商品やサービスを本来作っている会社のことです。
たとえば、スマホを作った会社とは別の会社が作った充電器、ケース、保護フィルムなどは、サードパーティ製と呼ばれることがあります。
パソコン、カメラ、ゲーム機、家電、アプリなどでも使われる言葉です。
サードパーティ製だからといって、すべてが悪いわけではありません。
価格を選びやすかったり、公式にはない便利な機能があったりします。
ただし、使う前には、自分の機器に対応しているかを確認しましょう。
対応しているとは、その機器やサービスで正しく使えるという意味です。
サードパーティ製アプリとは
サードパーティ製アプリとは、公式の会社ではない別の会社や人が作ったアプリのことです。
アプリとは、スマホやパソコンで使う道具のことです。たとえば、写真を加工するアプリ、予定を管理するアプリ、メッセージを送るアプリなどがあります。
公式アプリは、そのサービスを運営している会社が作ったアプリです。
一方で、サードパーティ製アプリは、その会社とは別の会社や人が作ったアプリです。
サードパーティ製アプリには、便利なものも多くあります。
ただし、使う前に「何を許可するのか」を確認することが大切です。
たとえば、アプリが写真、連絡先、位置情報を見る許可を求めることがあります。
位置情報とは、今いる場所の情報のことです。地図アプリや天気アプリなどで使われることがあります。
必要がないと感じる場合は、許可しない選択もできます。
サードパーティのログインとは
サードパーティのログインとは、GoogleやLINEなどのアカウントを使って、別のサービスに入ることです。
これは「ソーシャルログイン」や「SNS連携」と呼ばれることもあります。
アカウントとは、サービスを使うための登録情報のことです。メールアドレスやパスワード、名前などが含まれることがあります。
たとえば、あるサイトに登録するときに「Googleでログイン」「Appleでサインイン」「LINEでログイン」などと表示されることがあります。
このようなログインでは、すでに持っているアカウントを使って、新しいサービスに入ることができます。
新しくIDやパスワードを作らずに済むため、便利です。
ただし、ログインするときに、名前やメールアドレスなどの情報が相手のサービスに共有される場合があります。
画面に共有される内容が表示されることがあります。内容を見てから許可するとよいでしょう。
サードパーティアカウントとは
サードパーティアカウントとは、今使っているサービスとは別の外部サービスのアカウントのことです。
たとえば、あるアプリにGoogleアカウントでログインする場合、そのGoogleアカウントは外部のアカウントとして扱われます。
サードパーティアカウントを使うと、ログインが楽になることがあります。
一方で、どのサービスとつながっているかが分かりにくくなることもあります。
使わなくなった連携は、各サービスの設定画面から見直すとよいでしょう。
連携とは、別々のサービス同士をつなげることです。
サードパーティCookieとは
サードパーティCookieとは、見ているサイトとは別の会社が発行するCookieのことです。
Cookieとは、Webサイトを見たときに、ブラウザに保存される小さな情報のことです。
ブラウザとは、Webページを見るためのアプリです。Google Chrome、Microsoft Edge、Safariなどがブラウザです。
たとえば、ショッピングサイトでカートの中身が残っていたり、ログインした状態が続いたりすることがあります。
このような動きに、Cookieが関係している場合があります。
Cookieには、大きく分けてファーストパーティCookieとサードパーティCookieがあります。
ファーストパーティCookieは、今見ているサイトが発行するCookieです。
サードパーティCookieは、今見ているサイトとは別の外部サービスが発行するCookieです。
サードパーティCookieは、広告の表示や、サイトをまたいだ行動の把握などに使われることがあります。
近年は、プライバシー保護のために、主要ブラウザでサードパーティCookieを制限する動きが進んでいます。
サードパーティCookieを許可するとどうなる?
サードパーティCookieを許可すると、外部のサービスが発行するCookieをブラウザに保存できるようになります。
これにより、広告の表示や、外部サービスとの連携に使われる場合があります。
一方で、サードパーティCookieをブロックすると、サイトをまたいだ行動の把握がされにくくなります。
そのため、プライバシーを守りやすくなる面があります。
ただし、一部の古い仕組みを使っているサイトでは、ログインや表示の一部に影響が出る場合があります。
現在は、サードパーティCookieに頼りすぎない仕組みも増えています。そのため、ブロックしただけで多くのサイトがすぐ使えなくなるわけではありません。
設定を変えるときは、使っているブラウザの説明を確認し、必要に応じてサイトごとに調整するとよいでしょう。
サードパーティを使うメリット
サードパーティを使うメリットは、選べるものが増えることです。
公式の製品やサービスだけでは足りない機能を、外部のアプリや道具で補えることがあります。
たとえば、次のようなメリットがあります。
- 公式にはない機能を使える
- 価格を比べて選べる
- 自分に合うデザインを選べる
- 作業を楽にできる
- サービス同士をつなげられる
サードパーティは、うまく使うと便利な選択肢になります。
ただし、公式の製品やサービスとは、困ったときの助け方が違う場合があります。
サードパーティのリスクと注意点
サードパーティを使うときは、便利さだけでなく注意点も知っておくことが大切です。
特に、アプリやログイン連携では、どの情報を相手に渡すのかを確認しましょう。
注意したい点は、次のとおりです。
- 困ったときに公式会社の助けを受けられない場合がある
- 使っている機器やサービスに合わない場合がある
- アプリに多くの情報を見る許可を出す場合がある
- 作った会社や人が分かりにくい場合がある
- 更新が止まると使えなくなる場合がある
ただし、サードパーティだからすぐに危ないという意味ではありません。
大切なのは、作った会社や人、利用者の評価、アプリに許可する内容、公式サイトの説明を確認して使うことです。
ファーストパーティ・セカンドパーティとの違い
サードパーティと似た言葉に、ファーストパーティ、セカンドパーティがあります。
どれも「誰の立場か」を表す言葉です。
| 言葉 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| ファーストパーティ | 本人や公式の会社 | スマホを作った会社の公式アプリ |
| セカンドパーティ | 直接関係する相手 | 提携先や取引先 |
| サードパーティ | 本人や公式ではない外部の相手 | 外部会社が作ったアプリや製品 |
初心者の方は、まずファーストパーティは「公式側」、サードパーティは「外部側」と覚えるとよいです。
セカンドパーティは少し専門的な言葉なので、最初は無理に覚えなくても問題ありません。
サードパーティの具体例
サードパーティは、いろいろな場面で使われます。
代表的な例をまとめると、次のようになります。
| 場面 | サードパーティの例 | 意味 |
|---|---|---|
| スマホ | 外部会社のアプリ | 公式ではない会社が作ったアプリ |
| パソコン | 外部の便利な道具 | あとから入れて使うアプリや機能 |
| Webサイト | サードパーティCookie | 見ているサイト以外が発行するCookie |
| ログイン | GoogleやLINEでログイン | 外部アカウントを使ってログインする仕組み |
| 周辺機器 | 外部メーカーの充電器やケース | 公式メーカー以外が作った製品 |
| ゲーム | 外部メーカーのコントローラー | 公式ではない会社が作った周辺機器 |
このように、サードパーティはCookieだけを指す言葉ではありません。
アプリ、製品、サービス、ログイン連携など、広い意味で使われます。
サードパーティで初心者が間違えやすい点
サードパーティについて、初心者が間違えやすい点があります。
まず、「サードパーティ=危ない」と決めつける必要はありません。
外部の会社が作っていても、多くの人に使われている便利なアプリや製品はあります。
次に、「無料なら安全」とも限りません。
無料のアプリでも、広告の表示などで成り立っている場合があります。使う前に、何を許可するのかを確認しましょう。
また、「サードパーティ=Cookieのこと」ではありません。
サードパーティCookieという言葉がよく出てくるため、Cookieだけの用語だと思われることがあります。
しかし、サードパーティは外部の会社やサービス全体を指す広い言葉です。
サードパーティに関するよくある質問
サードパーティとは簡単に言うと何ですか?
サードパーティとは、簡単に言うと「公式ではない外部の相手」のことです。
ITでは、公式の会社ではない外部の会社が作ったアプリ、道具、製品、サービスなどを指します。
サードパーティ製とは何ですか?
サードパーティ製とは、公式メーカー以外が作った製品やサービスのことです。
たとえば、スマホの公式メーカーではない会社が作ったケースや充電器などが、サードパーティ製と呼ばれることがあります。
サードパーティ製アプリは使っても大丈夫ですか?
サードパーティ製アプリは、使っても問題ないものも多くあります。
ただし、作った会社や人がはっきりしているか、利用者の評価はどうか、どの情報を見る許可を求めているかを確認しましょう。
サードパーティのログインを許可しないとどうなりますか?
サードパーティのログインを許可しない場合、その外部アカウントを使ったログインができないことがあります。
その場合は、メールアドレスとパスワードで新しく登録するなど、別の方法を選べることがあります。
ソーシャルログインとサードパーティのログインは同じですか?
近い意味で使われることがあります。
ソーシャルログインは、Google、LINE、Appleなどの外部アカウントを使って、別のサービスに入る仕組みです。
サードパーティのログインは、そのような外部アカウントを使うログイン全体を指すときに使われます。
サードパーティCookieをブロックするとどうなりますか?
サードパーティCookieをブロックすると、外部サービスのCookieが保存されにくくなります。
主な変化は、サイトをまたいだ行動の把握がされにくくなることです。
一部の古い仕組みを使っているサイトでは、ログインや表示の一部に影響が出る場合があります。
ただし、現在はサードパーティCookieに頼らない仕組みも使われているため、ブロックしただけで多くのサイトがすぐ使えなくなるわけではありません。
サードパーティと外部サービスは同じ意味ですか?
近い意味で使われることがあります。
ただし、サードパーティは「公式ではない外部の会社や人」という立場を強く表す言葉です。
まとめ:サードパーティとは公式ではない外部の相手のこと
サードパーティとは、商品やサービスを作った公式の会社ではない外部の相手のことです。
ITでは、外部の会社が作ったアプリ、道具、製品、サービス、Cookie、ログイン連携などを指すときに使われます。
サードパーティ製のものは、選択肢が増えたり、便利な機能を使えたりする点がメリットです。
一方で、使う前には、作った会社や人、対応している機器やサービス、アプリに許可する内容、共有される情報を確認しましょう。
また、サードパーティCookieについては、プライバシー保護のために主要ブラウザで制限する動きが進んでいます。
サードパーティは、意味を知って使えば、ITをより便利にしてくれる外部の選択肢です。

