バックグラウンドとは、画面に出ていない場所で、アプリや作業が動いている状態のことです。
かんたんに言うと、「表には見えていないけれど、裏側で動いていること」です。
たとえば、スマホで別の画面を見ている間にも、メールの通知が届くことがあります。
これは、メールアプリが裏側で動いているためです。
この記事では、バックグラウンドの意味や、スマホ・アプリでの使われ方を初心者向けに解説します。
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バックグラウンドとは?かんたんに意味を解説
画面に出ていなくても裏側で動いている状態
バックグラウンドとは、画面に見えていない場所で動いている状態のことです。
スマホやパソコンでは、今見ている画面のほかにも、裏側でいろいろな作業が動くことがあります。
ITでは、このような作業を「処理」と呼ぶことがあります。
処理とは、スマホやアプリが行う作業のことです。
たとえば、スマホでホーム画面を見ているとします。
その間にも、メールアプリが新しいメールを確認していることがあります。
このように、画面に出ていないところで動くことを、ITでは「バックグラウンドで動く」と言います。
身近な例で考えるバックグラウンド
身近な例で言うと、料理をしながら洗濯機を回しているようなものです。
自分は台所で料理をしていますが、洗濯機は別の場所で動いています。
スマホでも同じように、今見ているアプリとは別に、裏側で別のアプリが動くことがあります。
これが、ITでいうバックグラウンドの考え方です。
ITで使うバックグラウンドの意味
ITで使うバックグラウンドには、「裏側で動く」という意味があります。
画面に出ている作業をじゃましないように、見えないところで作業を続けるしくみです。
たとえば、ファイルのダウンロード、アプリの更新、通知の受け取りなどがあります。
どれも、画面をずっと開いていなくても動くことがあります。
フォアグラウンドとバックグラウンドの違い
フォアグラウンドは画面に出ている状態
バックグラウンドとあわせて、フォアグラウンドという言葉が使われることがあります。
フォアグラウンドとは、今、画面に出ていて操作している状態のことです。
たとえば、スマホで地図アプリを開いて見ているとします。
このとき、地図アプリはフォアグラウンドで動いています。
バックグラウンドは画面の裏側で動く状態
バックグラウンドは、画面には出ていないけれど、裏側で動いている状態です。
フォアグラウンドが「表で見えている作業」なら、バックグラウンドは「裏で進んでいる作業」です。
ただし、どちらもスマホやパソコンの中で動いている作業です。
画面に見えているか、見えていないかが大きな違いです。
スマホで使われるバックグラウンドとは
アプリを閉じたように見えても動いていることがある
スマホでアプリを閉じたように見えても、完全に止まっていないことがあります。
一部のアプリは、必要なときに裏側で動きます。
たとえば、メッセージアプリは新しい連絡を受け取るために動くことがあります。
地図アプリや音楽アプリも、使い方によってはバックグラウンドで動きます。
通知やメッセージの受け取りに使われる
バックグラウンドは、通知を受け取るためによく使われます。
通知とは、スマホに届くお知らせのことです。
アプリを開いていなくても、メールやメッセージの通知が届くことがあります。
これは、アプリが裏側で必要な確認をしているためです。
天気アプリなら、天気の情報を新しくするために動くことがあります。
予定表アプリなら、予定の時間を知らせるために動くことがあります。
電池や通信量に関係する場合がある
バックグラウンドでアプリが動くと、電池や通信量を使うことがあります。
通信量とは、スマホがインターネットを使う量のことです。
ただし、すべてのアプリが大きく電池を使うわけではありません。
必要な分だけ、少し動いている場合もあります。
よく使うアプリや通知が必要なアプリは、動いていたほうが便利なことがあります。
反対に、あまり使わないアプリは設定を見直すと、電池や通信量の節約につながる場合があります。
バックグラウンドアプリとは
裏側で動いているアプリのこと
バックグラウンドアプリとは、画面に出ていない状態で動いているアプリのことです。
スマホの画面では見えなくても、必要な作業を続けている場合があります。
たとえば、音楽アプリは画面を閉じても音を流し続けることがあります。
メールアプリは、新しいメールが届いていないかを確認することがあります。
バックグラウンドアプリの具体例
バックグラウンドアプリには、次のようなものがあります。
- メールアプリ
- メッセージアプリ
- 音楽アプリ
- 地図アプリ
- 天気アプリ
- 予定表アプリ
これらのアプリは、通知や音楽の再生などのために裏側で動くことがあります。
使う場面によっては、とても便利なしくみです。
止めてもよいアプリと注意したいアプリ
あまり使っていないアプリは、バックグラウンドで動かないようにしても困りにくい場合があります。
たとえば、通知が不要なゲームや、たまにしか使わないアプリなどです。
一方で、メール、メッセージ、予定表、防災、見守り系のアプリは注意が必要です。
止めると通知が遅れたり、必要な情報が届きにくくなったりすることがあります。
迷ったときは、使っていないアプリから見直すとよいでしょう。
大切な連絡に使うアプリは、急に止めないほうが安心です。
バックグラウンド更新とは
アプリが自動で新しい情報を取ること
バックグラウンド更新とは、アプリを開いていない間に、新しい情報を取るしくみのことです。
アプリを開いたときに、すぐ新しい情報を見られるようにするために使われます。
たとえば、ニュースアプリが新しい記事を読み込むことがあります。
天気アプリが、最新の天気に変えることもあります。
天気・ニュース・メールなどで使われる
バックグラウンド更新は、天気、ニュース、メール、予定表などでよく使われます。
アプリを開くたびに長く待たなくてもよいように、裏側で準備してくれます。
ただし、更新の回数が多いと、電池や通信量を使うことがあります。
必要に応じて設定を見直すとよいでしょう。
オフにするとどうなるのか
バックグラウンド更新をオフにすると、アプリが裏側で新しい情報を取りにくくなります。
その分、電池や通信量の節約につながることがあります。
ただし、アプリを開くまで情報が新しくならない場合があります。
通知や更新が必要なアプリは、オフにする前に確認しましょう。
バックグラウンドデータとは
アプリを開いていない間に使われる通信のこと
バックグラウンドデータとは、アプリを開いていない間に使われる通信のことです。
データとは、スマホがインターネットを使ってやり取りする情報のことです。
たとえば、メールの受信、写真の保存、アプリの更新などで通信が使われます。
画面に出ていない間に通信するため、バックグラウンドデータと呼ばれます。
通信量が増えることがある理由
バックグラウンドデータが多いと、通信量が増えることがあります。
特に、写真や動画を自動で保存するアプリは、通信量が大きくなりやすいです。
ただし、メールや予定表の確認などは、通信量が少ない場合もあります。
大切なのは、どのアプリがどれくらい通信しているかを確認することです。
気になるときに確認したい設定
通信量が気になるときは、スマホの設定からアプリごとの通信量を確認できます。
使っていないアプリのバックグラウンド通信を止めると、通信量をおさえられる場合があります。
ただし、必要な通知まで止まることがあります。
メールや連絡に使うアプリは、設定を変える前に確認しましょう。
バックグラウンドで実行中とは
画面の裏側で作業が続いている状態
バックグラウンドで実行中とは、画面に出ていないところで作業が続いている状態です。
実行とは、アプリや機能が動いていることです。
スマホやパソコンでは、見えないところで作業が進んでいることがあります。
そのため、「バックグラウンドで実行中」と表示されることがあります。
ダウンロードや同期で使われることがある
バックグラウンドで実行中になる例として、ファイルのダウンロードがあります。
ダウンロードとは、インターネット上のファイルをスマホやパソコンに取り込むことです。
画面を変えても、裏側でダウンロードが続くことがあります。
大きなファイルを取り込むときなどに使われます。
また、同期でも使われます。
同期とは、スマホやパソコンの情報を同じ状態にそろえることです。
たとえば、スマホで撮った写真が別の端末でも見られるようになることがあります。
これは、裏側で情報がそろえられているためです。
クラウドに保存するときにも関係する
写真やファイルをクラウドに保存するときも、バックグラウンドで作業が進むことがあります。
クラウドとは、インターネット上にデータを置ける場所のことです。
スマホ本体だけでなく、インターネット上の保管場所に写真やファイルを置けます。
その作業が、画面に出ていないところで進むことがあります。
すぐに止めなくてもよい場合が多い
「バックグラウンドで実行中」と表示されても、すぐに止めなくてよい場合が多いです。
アプリが必要な作業をしているだけのことがあります。
ただし、電池の減りが気になるときは、設定を確認してみましょう。
使っていないアプリが動いている場合は、停止を考えてもよいです。
バックグラウンド再生との違い
バックグラウンド再生は音や動画を流し続けること
バックグラウンド再生とは、別の画面を見ていても、音楽や動画の音声を流し続けることです。
音楽アプリや動画アプリでよく使われる言葉です。
たとえば、音楽を流しながらメッセージを読む場合があります。
このとき、音楽アプリはバックグラウンドで再生されています。
バックグラウンド全体の意味とは少し違う
バックグラウンドは、裏側で動くこと全体を指します。
一方で、バックグラウンド再生は、音や動画の再生に関する言葉です。
つまり、バックグラウンド再生は、バックグラウンドの使われ方のひとつです。
意味は近いですが、同じ言葉として覚えるより、少し分けて考えるとわかりやすいです。
YouTubeや音楽アプリでよく使われる
バックグラウンド再生は、YouTubeや音楽アプリでよく使われます。
ただし、アプリやサービスによって使える条件が違うことがあります。
この記事では、バックグラウンドの基本的な意味を中心に説明しています。
バックグラウンド再生のやり方は、別の記事でくわしく説明するとわかりやすくなります。
バックグラウンドチェックとの違い
バックグラウンドチェックはIT用語とは別の意味で使われることが多い
バックグラウンドチェックとは、採用などで使われることが多い言葉です。
人の経歴や情報を確認する意味で使われる場合があります。
この記事で説明しているバックグラウンドとは、スマホやアプリが裏側で動く意味です。
同じ「バックグラウンド」という言葉でも、使われる場面が違います。
この記事ではスマホやアプリの意味を中心に扱う
バックグラウンドという言葉は、背景や経歴という意味でも使われます。
そのため、検索するといろいろな意味が出てくることがあります。
この記事では、IT用語としてのバックグラウンドを中心に説明しています。
スマホやアプリの設定で出てくる意味を知りたい人向けの内容です。
初心者が間違えやすいポイント
アプリを閉じたら完全に止まるとは限らない
スマホでアプリを閉じても、すぐに完全に止まるとは限りません。
必要な通知や更新のために、少しの間だけ動くことがあります。
これは、スマホを便利に使うためのしくみです。
画面に出ていないからといって、必ず問題があるわけではありません。
すべてのバックグラウンドを止めればよいわけではない
電池を節約したいとき、すべてのバックグラウンドを止めたくなるかもしれません。
しかし、すべて止めると不便になることがあります。
メールやメッセージの通知が遅れることがあります。
予定の通知や大切なお知らせが届きにくくなる場合もあります。
止めるときは、使っていないアプリから見直すのがおすすめです。
通知が来ないときは設定が関係することがある
通知が来ないときは、バックグラウンド設定が関係している場合があります。
アプリが裏側で動けないと、新しい情報に気づけないことがあるためです。
通知が必要なアプリは、バックグラウンド更新や通知の設定を確認しましょう。
スマホの省電力設定が関係していることもあります。
省電力設定とは、電池を長持ちさせるための設定です。
電池を節約する一方で、アプリの動きが制限されることがあります。
バックグラウンドに関するよくある質問
バックグラウンドとはスマホで何のことですか?
スマホでのバックグラウンドとは、画面に出ていないところでアプリが動いている状態のことです。
通知、更新、通信、ダウンロード、音楽の再生などで使われます。
バックグラウンドアプリは停止してもいいですか?
使っていないアプリなら、停止しても困りにくい場合があります。
ただし、メールやメッセージ、予定表などは通知に影響することがあります。
大切な連絡に使うアプリは、すぐに止めず、設定を確認してから判断しましょう。
バックグラウンド更新はオフにしてもいいですか?
あまり使わないアプリなら、オフにしてもよい場合があります。
電池や通信量の節約につながることがあります。
ただし、アプリを開くまで情報が新しくならないことがあります。
通知が必要なアプリは、オフにする前に確認しましょう。
バックグラウンドデータを止めるとどうなりますか?
バックグラウンドデータを止めると、アプリを開いていない間の通信をおさえられます。
通信量の節約につながる場合があります。
一方で、通知や自動更新が遅れることがあります。
連絡に使うアプリでは、設定を変える前に確認しましょう。
バックグラウンド再生とは同じ意味ですか?
まったく同じ意味ではありません。
バックグラウンドは、裏側で動くこと全体を指します。
バックグラウンド再生は、その中でも音楽や動画の音声を流し続けることを指します。
つまり、バックグラウンド再生は、バックグラウンドの使い方のひとつです。
バックグラウンドをオフにするとどうなりますか?
バックグラウンドをオフにすると、アプリが裏側で動きにくくなることがあります。
電池や通信量の節約につながる場合があります。
ただし、通知が遅れたり、自動更新されなかったりすることがあります。
必要なアプリまでオフにしないようにしましょう。
バックグラウンドで動いているアプリはどこで確認できますか?
多くのスマホでは、設定画面からアプリごとの電池使用量や通信量を確認できます。
どのアプリがよく動いているかを知りたいときに役立ちます。
設定名はスマホの機種によって少し違います。
「バッテリー」「モバイル通信」「アプリ」などの項目を確認するとよいでしょう。
まとめ:バックグラウンドとは裏側で動く状態のこと
バックグラウンドとは、画面に出ていない場所で、アプリや作業が動いている状態のことです。
スマホやパソコンでは、通知、更新、通信、ダウンロード、音楽の再生などで使われます。
フォアグラウンドは、今画面に出ている状態です。
バックグラウンドは、画面の裏側で動いている状態です。
バックグラウンドアプリは便利な一方で、電池や通信量に関係することがあります。
使っていないアプリは見直し、必要なアプリは止めないようにするとよいでしょう。
バックグラウンド更新やバックグラウンドデータは、アプリを便利に使うためのしくみです。
意味を知っておくと、スマホの設定や通知のしくみも理解しやすくなります。
バックグラウンドとは、見えない場所でスマホやアプリを支えるしくみです。
必要なものは残し、不要なものだけ見直すと、より使いやすくなります。
