nullとは?意味・0や空白との違いを初心者向けにわかりやすく解説

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nullとは何かを初心者向けに説明した画像

nullとは、かんたんに言うと「値が入っていないこと」を表すための特別な言葉です。 プログラミングやデータベースでよく使われます。

たとえば、アンケート用紙に「年齢」を書く場所があるとします。 そこに何も書かれていない場合、「年齢が0歳」という意味ではありません。

このように、「まだ値がない」「分からない」「入っていない」という状態を表すときに使うのがnullです。 この記事では、nullの意味や、0・空白・undefinedとの違いを初心者向けに解説します。

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目次

nullとは?かんたんに言うと「何も入っていない状態」

nullとは、値が入っていない状態を表すことを会員登録フォームの例で示した図

nullとは、データの中に「値がない」ことを表すための特別な値です。 ITの世界では、文字や数字だけでなく、「値がない」という状態も大切な情報になります。

ここでいうデータとは、コンピューターが扱う情報のことです。 たとえば、名前、年齢、住所、電話番号、金額などがデータです。

値とは、そのデータの中身のことです。 たとえば、年齢というデータに入っている「20」や、名前というデータに入っている「山田太郎」が値です。

項目とは、データを入れる場所の名前です。 名前、住所、電話番号、金額などが項目にあたります。

たとえば、会員登録の画面で「電話番号」という項目が未入力だったとします。 このとき、電話番号のデータには「何も入っていない」と考えます。

この「何も入っていない状態」を、システムの中で表すために使われるのがnullです。 システムとは、アプリやWebサービスなど、コンピューターで動く仕組みのことです。

nullの読み方と意味

nullの読み方

nullは、一般的に「ヌル」と読みます。 英語では「ナル」に近い発音をすることもあります。

日本のIT現場では「ヌル」と読むことが多いです。 そのため、まずは「ヌル」と覚えておくと分かりやすいです。

nullの英語としての意味

nullには、英語で「無効な」「何もない」「価値がない」といった意味があります。 ただし、ITで使うnullは、日常の英語とは少し意味が違います。

ITでは主に、「値が存在しないこと」を表す言葉として使われます。 英語の意味をそのまま覚えるよりも、「値がない状態」と考えるほうが実用的です。

ITで使うnullの意味

ITで使うnullは、「データが入っていない」という意味です。 たとえば、名前、住所、電話番号、金額などの項目に値がないときに使われます。

大切なのは、nullは「0」や「空白」と同じではないという点です。 この違いを知ると、nullの意味がかなり分かりやすくなります。

null値とは?データがないことを表す値

null値とは、「値がないこと」を表す特別な値のことです。 少し不思議に見えますが、コンピューターでは「値がない」という状態も、ひとつの情報として扱います。

たとえば、「名前」という項目には「山田太郎」のような文字が入ります。 「年齢」という項目には「20」のような数字が入ります。

しかし、まだ名前が分からない場合や、年齢が入力されていない場合もあります。 そのようなときに、null値が使われることがあります。

「値がない」と「値が0」は違う

nullは「値がない」という意味です。 一方で、0は「0という数字が入っている」という意味です。

たとえば、銀行口座の残高が0円なら、残高は分かっています。 しかし、残高がnullなら、残高の情報が入っていない状態です。

つまり、0はきちんとした値です。 nullは、値そのものがない状態です。

「未入力」や「不明」を表すことがある

nullは、「未入力」や「不明」を表すときにも使われます。 たとえば、申込フォームで住所が入力されていない場合、住所の値がnullになることがあります。

ただし、nullがいつも「未入力」という意味になるわけではありません。 システムの作り方によって、「まだ決まっていない」「取得できなかった」などを表すこともあります。

nullが使われる場面

nullは、プログラミング、データベース、Excelのような表データなどで使われます。 どの場面でも共通しているのは、「値がない状態」を表すために使われることです。

プログラミングで使うnull

プログラミングとは、コンピューターに処理の手順を伝えることです。 その中で、まだ値が決まっていないものを一時的にnullにすることがあります。

たとえば、ユーザーの住所を入れる場所を用意したものの、まだ住所が入力されていない場合があります。 そのようなとき、住所の値をnullとして扱うことがあります。

データベースで使うnull

データベースとは、たくさんの情報を整理して保存する場所です。 会員情報、商品情報、注文情報などを管理するときに使われます。

データベースでは、項目に値が入っていない場合にnullが使われることがあります。 たとえば、会員情報の「退会日」がnullなら、まだ退会していない人を表すことがあります。

ただし、この意味はシステムごとに決められます。 そのため、nullが何を表すかは、使われている場面もあわせて見ることが大切です。

Excelや表データで見かけるnull

Excelそのものでは、ふだんの入力でnullという言葉を意識することは多くありません。 ただし、外部のデータを取り込んだときに、nullと表示されることがあります。

この場合のnullは、「その項目に値が入っていない」という意味で使われていることが多いです。 空白に見えるセルでも、システム上はnullとして扱われている場合があります。

nullと0の違い

nullは値がない状態、0は数字の0が入っている状態であることを口座残高の例で示した図

nullと0の違いは、「値がない」のか「0という値がある」のかです。 この違いは、初心者が特に間違えやすい点です。

項目意味
null値が入っていない年齢が未入力
00という数字が入っている残高が0円

たとえば、テストの点数が0点なら、点数は分かっています。 しかし、点数がnullなら、点数がまだ入力されていない状態です。

つまり、0は「何もない」ではありません。 0という数字がきちんと入っている状態です。

nullと空白の違い

nullと空白は見た目が似ていても中身が違うことを入力欄の例で示した図

nullと空白の違いは、「値そのものがない」のか「見た目には何も見えないデータが入っている」のかです。 見た目では同じように見えることがありますが、システムの中では別ものとして扱われることがあります。

空白には、スペースキーで入れる「スペース」と、文字数が0の「空っぽの文字データ」があります。 どちらも画面では何も見えないことがあります。

項目意味イメージ
null値がないまだ何も受け取っていない状態
空白見た目には何もないが、空のデータやスペースが入っていることがある空の紙を受け取った状態

身近な例で言うと、nullは「まだ何も渡されていない状態」です。 空白は「中身が空の紙を渡された状態」に近いです。

IT用語としては、nullは値が存在しないことを表します。 一方、空白は「何も見えないデータ」が入っている状態として扱われることがあります。

nullとundefinedの違い

nullは値がないと示している状態、undefinedはまだ決まっていない状態であることをアンケートの例で示した図

undefinedは、主にJavaScriptなどのプログラミングで使われる言葉です。 JavaScriptとは、Webサイトの動きなどを作るときによく使われるプログラミング言語です。

nullは「値がないことを意図して入れたもの」として使われることがあります。 一方、undefinedは「まだ値が決まっていない状態」として使われることが多いです。

アンケートで例えると、nullは「固定電話は持っていません」と分かっている状態に近いです。 あえて「値がない」と示しているイメージです。

一方、undefinedは、そもそもアンケートに「固定電話番号」という質問が用意されていない状態に近いです。 つまり、値がない以前に、まだ決まっていない状態です。

項目かんたんな意味イメージ
null値がないと示している空です、と示している
undefinedまだ値が定まっていないまだ何も決まっていない

ただし、細かい動きは使うプログラミング言語によって変わります。 初心者のうちは、nullは「値がないと示している」、undefinedは「まだ決まっていない」と考えると分かりやすいです。

nullチェックとは?値が入っているか確認すること

nullチェックとは、値がnullかどうかを確認することです。 つまり、「このデータには値が入っているか」を調べる作業です。

たとえば、住所がnullのまま宛名ラベルを作ろうとすると、うまく表示できないことがあります。 そのため、処理の前に「住所は入っているか」を確認します。

この確認がnullチェックです。 アプリやWebサービスをきちんと動かすために、よく使われる考え方です。

NullPointerExceptionとは?nullが原因で起きるエラー

NullPointerExceptionは、「ヌルポインターエクセプション」と読みます。 長い名前ですが、かんたんに言うと「値がないものを使おうとして起きるエラー」です。

ポインターとは、ITの言葉で「データがある場所を指す矢印」のようなものです。 その矢印の先に何もないのに使おうとすると、エラーになることがあります。

エラーとは、コンピューターの処理が思った通りに進まない状態のことです。 NullPointerExceptionは、Javaというプログラミング言語でよく見かけます。

Javaは、JavaScriptとは別のプログラミング言語です。 名前は似ていますが、同じものではありません。

Javaでよく見かけるエラー

たとえば、本来は「名前」が入っているはずの場所がnullだったとします。 そのまま名前を表示しようとすると、システムが処理に困ることがあります。

このようなときに、NullPointerExceptionが起きる場合があります。 つまり、nullそのものが悪いのではありません。

nullのまま使ってはいけない場面で使うと、エラーにつながることがあります。 そのため、処理の前にnullチェックを行うことがあります。

初心者が知っておきたい考え方

初心者は、NullPointerExceptionを見てもむずかしく考えすぎる必要はありません。 まずは「値が入っていないものを使おうとしたのかもしれない」と考えると分かりやすいです。

そのうえで、値が入っているかを確認します。 この確認が、先ほど説明したnullチェックです。

nullで初心者が間違えやすい点

nullは、見た目だけでは分かりにくい言葉です。 そのため、0や空白、エラーと混同しやすいです。

nullは「0」ではない

nullは0ではありません。 0は数字としての値です。

一方で、nullは値が入っていない状態です。 「0円」と「金額が不明」は意味が違う、と考えると分かりやすいです。

nullは「空白」と同じではない

nullは空白とも同じではありません。 空白は、見た目には何も入っていないように見える状態です。

ただし、空白にはスペースや空っぽの文字データが含まれることがあります。 nullは、そもそも値が存在しない状態です。

nullは「エラーそのもの」ではない

nullはエラーそのものではありません。 nullは、値がないことを表すためのものです。

ただし、nullのまま処理してはいけない場面で使うと、エラーにつながることがあります。 そのため、必要に応じてnullチェックを行います。

nullに関するよくある質問

nullとは何ですか?

nullとは、値が入っていないことを表す特別な値です。 プログラミングやデータベースでよく使われます。

かんたんに言うと、「まだ何も入っていない」「値がない」という状態を表す言葉です。 0や空白とは意味が違います。

nullは0と同じですか?

nullは0と同じではありません。 0は「0という数字が入っている状態」です。

nullは「値が入っていない状態」です。 たとえば、点数が0点なのと、点数が未入力なのは別の意味です。

nullと空白は何が違いますか?

nullは、値が存在しない状態です。 空白は、見た目には何も見えなくても、空のデータやスペースが入っている状態を表すことがあります。

見た目では同じように見えても、システムの中では別ものとして扱われる場合があります。 そのため、データを扱うときは違いを知っておくと便利です。

nullとundefinedは何が違いますか?

nullは、「値がない」と示すときに使われることがあります。 undefinedは、「まだ値が決まっていない」状態を表すことが多いです。

特にJavaScriptでは、この違いを意識する場面があります。 初心者のうちは、nullは「空であることを示す」、undefinedは「まだ決まっていない」と考えると分かりやすいです。

nullが表示されたらどうすればよいですか?

nullが表示された場合、その場所に値が入っていない可能性があります。 まずは、入力もれやデータの取得もれがないかを確認します。

ただし、nullが表示されること自体が必ず問題とは限りません。 システムによっては、値がないことを分かりやすく示すためにnullと表示している場合もあります。

まとめ:nullとは「値がないこと」を表す特別な値

nullとは、プログラミングやデータベースで使われる「値がないこと」を表す特別な値です。 かんたんに言うと、「まだ何も入っていない状態」を表します。

nullは、0や空白とは違います。 0は数字の値であり、空白は見た目には何も見えないデータが入っている状態です。

また、JavaScriptなどで使われるundefinedとも意味が異なります。 nullは「値がないと示している状態」、undefinedは「まだ値が決まっていない状態」と考えると分かりやすいです。

最初は細かい違いまで覚えなくても大丈夫です。 まずは「nullは0ではない」「nullは空白ではない」と覚えておくと、データやプログラミングの説明が読みやすくなります。

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