インターンとは、かんたんに言うと「学生などが会社の仕事を体験し、仕事や会社について知る取り組み」のことです。
会社の説明を聞くものもあれば、実際の仕事に近い課題へ取り組むものもあります。社員と一緒に仕事をする長期インターンもあります。
ただし、内容や期間、給料の有無は同じではありません。また、一般にインターンと呼ばれていても、正式なインターンシップに当たらない場合があります。
この記事では、インターンとは何か、何をするのか、いつから参加できるのかを初心者向けに解説します。給料の有無や、アルバイト、会社説明会との違いも紹介します。
関連するIT用語をまとめて確認したい方は、IT用語一覧もあわせてご覧ください。
インターンとは?かんたんに言うと仕事を体験する取り組み
インターンとは、学生などが会社や団体で仕事を体験する取り組みです。仕事内容や会社の雰囲気を知り、将来の進路を考える目的で参加します。
たとえば、進学先を決める前に学校を見学すると、校内の様子や授業の雰囲気が分かります。インターンも同じように、会社や仕事を実際に見ることで、説明だけでは分からないことを知る機会です。
インターンはITだけで使われる言葉ではありません。就職活動や会社選びで広く使われるビジネス用語です。
インターンはインターンシップを短くした呼び方
インターンは、一般に「インターンシップ」を短くした呼び方です。就職情報サイトや大学の案内でも、インターンという言葉がよく使われます。
なお、インターンは取り組みの名前だけでなく、参加する人を指す場合もあります。「インターンとして会社で働く」という使い方です。
仕事を体験しながら会社や業界を知る機会
インターンの主な目的は、仕事や会社について理解を深めることです。会社がどのような商品やサービスを扱っているのかも学べます。
業界とは、似た商品やサービスを扱う会社のまとまりです。たとえば、銀行などが集まる金融業界や、ソフトウェアを作るIT業界があります。
同じ業界でも、会社によって仕事内容や働き方は異なります。インターンへ参加すると、自分に合う仕事や会社かどうかを考えやすくなります。
すべての仕事体験が正式なインターンシップとは限らない
一般には、1日だけの会社説明や仕事体験もインターンと呼ばれることがあります。ただし、すべての催しが正式なインターンシップに当たるわけではありません。
学生向けの取り組みには、オープン・カンパニー、キャリア教育、インターンシップなどがあります。正式なインターンシップには、一定の日数や仕事体験などの条件があります。
そのため、参加するときは「インターン」という名前だけで判断しないことが大切です。開催日数だけでなく、実際にどのような仕事を体験できるかも確認しましょう。
参加しても必ず採用されるわけではない
インターンは、仕事や会社について知るための取り組みです。参加しただけで、その会社への採用が決まるわけではありません。
一定の条件を満たしたインターンでは、会社が参加中に得た学生の情報を、採用活動で使う場合があります。ただし、インターンへの参加と採用選考は別のものです。
採用選考へ進みたい場合は、あらためて応募や面接が必要になることがあります。
インターンでは何をする?主な内容を具体例で紹介
インターンで何をするかは、会社や開催期間によって異なります。説明を聞くものから、実際の仕事へ参加するものまであります。
ここでは、インターンでよく行われる内容を紹介します。
会社や仕事について説明を聞く
はじめに、会社の事業や仕事内容について説明を受けることがあります。事業とは、会社が行っている仕事や活動のことです。
会社が扱っている商品やサービス、働いている人の役割、一日の仕事の流れなどを学びます。
実際の仕事に近い課題へ取り組む
会社の仕事をもとに作られた課題へ取り組むことがあります。たとえば、新しい商品の案を考えたり、お客さまへの提案内容を作ったりします。
IT企業では、簡単なプログラムを作ることもあります。プログラムとは、コンピューターに作業の手順を伝えるものです。
実際の商品や大切な情報を直接扱うのではなく、体験用に用意された課題を使う場合もあります。
社員と一緒に仕事を体験する
長期インターンでは、社員と一緒に仕事をする場合があります。資料作り、調査、商品の案内、記事作成などを担当することがあります。
IT企業では、Webサイトの更新やプログラムの確認を手伝うこともあります。任される仕事は、会社や本人の知識によって異なります。
参加者同士で話し合う
複数の参加者でグループを作り、課題について話し合うことがあります。このような活動は、グループワークと呼ばれます。
それぞれが意見を出し、最後に一つの案へまとめます。話し合った内容を社員の前で発表する場合もあります。
社員から助言を受ける
課題や発表が終わった後に、社員から感想や助言を受けることがあります。よかった点や、改善したほうがよい点を教えてもらえます。
このような振り返りを通して、自分の得意なことや苦手なことに気付けます。
社員へ質問する
社員へ質問できる時間が設けられる場合もあります。仕事のやりがい、忙しい時期、職場の雰囲気などを聞けます。
会社の説明だけでは分からないことを知る機会です。聞きたいことは、参加前に考えておくとよいでしょう。
インターンの一般的な流れ
インターンは、次のような流れで行われることがあります。
- 募集内容を確認する
- 会社へ申し込む
- 必要に応じて書類選考や面接を受ける
- 会社や仕事について説明を聞く
- 仕事の体験や課題に取り組む
- 社員から助言を受ける
- 体験した内容を振り返る
書類選考とは、提出した書類をもとに会社が参加者を選ぶことです。短いインターンでは、選考を行わない場合もあります。
インターンの種類|1日型・短期・長期の違い
インターンは、期間や内容によっていくつかの種類に分けられます。それぞれ目的が異なるため、自分に合うものを選びましょう。
1日型の仕事体験
1日型では、会社説明、社員との交流、簡単な課題などが行われます。短い時間で会社のことを知りたい人に向いています。
一般には「1日インターン」や「1dayインターン」と呼ばれることがあります。ただし、仕事の体験を含まない場合は、正式にはオープン・カンパニーなどに当たることがあります。
数日から数週間の短期インターン
短期インターンでは、数日から数週間かけて仕事を体験します。会社説明に加えて、課題やグループワークへ取り組むことがあります。
夏休みや冬休みなど、学校の長期休暇中に開催されることもあります。仕事内容をもう少し詳しく知りたい人に向いています。
数か月以上の長期インターン
長期インターンでは、数か月以上にわたって会社の仕事へ関わります。週に数日、決められた時間に会社へ通う形もあります。
社員の指示を受けながら、実際の仕事を担当することがあります。営業、広報、資料作り、記事作成、プログラム開発など、内容はさまざまです。
仕事を深く学べる一方で、学校の授業や試験との調整が必要です。
オンラインインターン
インターネットを使い、自宅などから参加するインターンもあります。遠くの会社にも参加しやすい点が特徴です。
オンラインでの会社説明、グループワーク、ITツールの操作体験などを行います。ただし、実際の職場の雰囲気を直接確認しにくい面もあります。
インターンの種類を一覧で比較
| 種類 | 主な期間 | 主な内容 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 1日型 | 1日程度 | 会社説明、社員との交流、簡単な課題 | まず会社について知りたい人 |
| 短期 | 数日から数週間 | 仕事体験、課題、発表 | 仕事内容を具体的に知りたい人 |
| 長期 | 数か月以上 | 社員と一緒に実際の仕事へ取り組む | 仕事を深く経験したい人 |
| オンライン | 1日から数週間など | 会社説明、グループワーク、ITツールの操作体験など | 遠方から参加したい人 |
同じ期間でも、内容は会社によって異なります。参加日数だけでなく、何を体験できるのかも確認しましょう。
インターンはいつから参加する?大学何年生から始めるのか
インターンは、大学3年生だけが参加するものではありません。募集条件を満たしていれば、大学1年生や2年生でも参加できます。
大学1年生や2年生でも参加できる
長期インターンや学年不問の仕事体験では、大学1年生から参加できることがあります。早い時期に参加すると、時間をかけて仕事や進路について考えられます。
ただし、すべての会社が全学年を対象にしているわけではありません。募集ページで対象学年を確認しましょう。
大学3年生から参加する人が増える
大学3年生になると、就職活動を意識してインターンへ参加する人が増えます。夏休みや冬休みに開催されるプログラムもあります。
ただし、大学3年生になったら必ず参加しなければならないわけではありません。学校や生活の予定に合わせて考えましょう。
大学4年生でも参加できる場合がある
大学4年生を対象にしたインターンもあります。長期インターンでは、大学4年生や大学院生を募集している会社もあります。
応募できるかどうかは会社によって異なります。卒業時期や、参加できる期間も確認しましょう。
高校生や専門学校生が参加できる場合もある
高校生や専門学校生を対象にした職場体験もあります。学校を通して申し込む場合や、会社が直接募集する場合があります。
参加条件は学校や会社によって異なります。高校生の場合は、学校の先生や保護者へ相談してから申し込むと安心です。
募集時期と開催時期は会社によって異なる
インターンの募集時期に、すべての会社で共通する決まりはありません。開催日の数か月前から募集を始める会社もあります。
人気のあるインターンは、早めに受付を終える場合があります。気になる会社がある場合は、採用ページや大学からの案内を確認しましょう。
インターンに給料は出る?有給と無給の違い
インターンの給料は、内容や働き方によって異なります。給料が出る有給インターンもあれば、給料が出ない無給インターンもあります。
長期インターンでは給料が出ることが多い
長期インターンでは、時給や日給が設定されていることがあります。社員の指示を受け、会社の仕事を継続して担当する場合があるためです。
給料の金額や支払日は、会社ごとに異なります。応募前に募集内容を確認しましょう。
短期の仕事体験では給料が出ない場合がある
会社見学や学習を中心とした短期の仕事体験では、給料が出ない場合があります。実際の仕事を担当するのではなく、説明や体験が中心だからです。
無給だから、すぐに問題があるとは限りません。内容や参加時間も合わせて確認することが大切です。
働き方の実態によっては労働者と判断される
インターンという名前でも、会社の指示を受けて実際の仕事をしている場合があります。
断る自由があるか、働く時間や場所が決められているか、会社の仕事として作業しているかなどをまとめて見て、労働者に当たるかが判断されます。
労働者と判断された場合は、最低賃金や労働時間などのルールが適用されます。最低賃金とは、会社が働く人へ支払わなければならない最低限の賃金です。
そのため、「インターンという名前なら必ず無給でよい」というわけではありません。名前ではなく、実際の仕事内容や働き方が重要です。
交通費や昼食代だけ出る場合もある
給料は出なくても、交通費や昼食代が支給される場合があります。一方で、交通費や宿泊費を自分で負担するインターンもあります。
遠方の会社へ参加するときは、必要な費用も確認しておきましょう。
応募前に確認したい項目
インターンへ応募する前に、次の項目を確認すると安心です。
- 担当する仕事内容
- 応募時に書類選考や面接があるか
- 給料が出るか
- 時給や日給はいくらか
- 交通費が出るか
- 昼食代や宿泊費が出るか
- 参加する曜日と時間
分からない点がある場合は、応募前や面接のときに会社へ確認できます。
インターンとアルバイトの違い
インターンとアルバイトは、どちらも会社や店で活動する点が似ています。特に給料が出る長期インターンは、アルバイトとの違いが分かりにくいことがあります。
インターンは仕事や会社を知ることが主な目的
インターンは、仕事を体験し、将来の進路や働き方を考えることが主な目的です。社員から仕事内容を教えてもらう時間が設けられる場合もあります。
仕事を通して、自分の得意なことや、これから身に付けたい力を考えられます。
アルバイトは働いて給料を得ることが主な目的
アルバイトは、会社や店と働く約束を結び、仕事をして給料を得る働き方です。決められた仕事を継続して担当します。
アルバイトでも、仕事の経験や知識は身に付きます。ただし、主な目的は仕事体験ではなく、働いて給料を得ることです。
長期インターンはアルバイトに近い場合もある
長期インターンでは、会社と働く約束を結び、給料を受け取ることがあります。この場合は、働き方がアルバイトに近くなります。
違いの一つは、仕事の経験や将来の進路につながる内容が重視されているかどうかです。ただし、呼び方だけで判断することはできません。
インターンとアルバイトの違いを一覧で比較
| 比べる項目 | インターン | アルバイト |
|---|---|---|
| 主な目的 | 仕事や会社を知る | 働いて給料を得る |
| 主な内容 | 仕事体験、課題、社員との交流など | 決められた仕事を担当する |
| 期間 | 1日程度から数か月以上 | 数か月以上続けることが多い |
| 給料 | 有給と無給がある | 原則として給料が出る |
| 対象 | 主に学生 | 学生以外も働ける |
| 学びの機会 | 説明や振り返りが行われることがある | 仕事を通して学ぶ |
どちらがよいかは、目的によって異なります。仕事を深く知りたい場合は、体験内容が充実したインターンが向いています。
インターンと職場見学・会社説明会の違い
インターンに似た取り組みとして、職場見学、会社説明会、オープン・カンパニーがあります。大きな違いは、仕事を実際に体験するかどうかです。
職場見学は働く場所を見ることが中心
職場見学は、会社や工場などを訪れ、働いている場所を見る取り組みです。基本的には実際の仕事をせず、説明を聞きます。
職場の広さや設備、働いている人の様子を確認できます。
会社説明会は会社の説明を聞くことが中心
会社説明会では、会社の事業、仕事内容、採用情報などの説明を聞きます。オンラインで開催されることもあります。
短い時間で会社の基本情報を知りたい人に向いています。
オープン・カンパニーは会社や業界を知る取り組み
オープン・カンパニーは、学生が会社や業界について知るための取り組みです。会社説明や社員との交流が中心となります。
実際の仕事を体験する内容は必須ではありません。そのため、正式なインターンシップとは区別されます。
インターンシップは仕事の体験を含む
正式なインターンシップでは、仕事を実際に体験することが大切な条件です。単に会社の説明を聞くだけではありません。
また、日数だけで正式なインターンシップになるわけではありません。仕事体験の内容や実施方法など、複数の条件を満たす必要があります。
ただし、一般的な会話や募集ページでは、広い意味でインターンと書かれている場合があります。
| 種類 | 中心となる内容 | 仕事の体験 |
|---|---|---|
| 職場見学 | 働く場所を見る | 基本的には行わない |
| 会社説明会 | 会社の説明を聞く | 基本的には行わない |
| オープン・カンパニー | 会社や業界について知る | 必須ではない |
| インターンシップ | 仕事を体験して学ぶ | 含まれる |
インターンに参加するメリット
インターンへ参加すると、会社のWebサイトや説明会だけでは分からないことを知れます。実際に体験することで、自分に合う仕事を考えやすくなります。
仕事内容を具体的に知ることができる
仕事の名前を聞いただけでは、何をするのか分からないことがあります。インターンでは、課題や仕事の体験を通して、仕事内容を具体的に学べます。
一日の仕事の流れや、仕事で使う道具を知ることもできます。
会社の雰囲気を知ることができる
会社のWebサイトだけでは、実際の職場の雰囲気までは分からないことがあります。インターンでは、社員の話を聞いたり、働く様子を見たりできます。
社員同士のやり取りや、仕事の進め方を知る機会にもなります。
自分に合う仕事か考えられる
興味のある仕事でも、実際に体験すると印象が変わることがあります。反対に、これまで知らなかった仕事へ興味を持つこともあります。
自分が楽しいと感じることや、苦手に感じることを知るきっかけになります。
働くために必要な力に気付ける
仕事を体験すると、学校の勉強とは異なる力が必要だと分かる場合があります。たとえば、相手の話を聞く力や、期限までに作業を終える力です。
足りない力に早く気付けば、その後の勉強や生活で意識できます。
社員やほかの学生と話せる
社員から仕事を選んだ理由や、仕事のやりがいを聞けます。ほかの学校の学生と意見を交換できることもあります。
自分とは異なる考え方に触れることで、進路を考える材料が増えます。
就職活動の準備につながる
インターンへ参加すると、会社や業界について具体的に考えやすくなります。自分が会社や仕事に求める条件も整理できます。
ただし、参加することだけを目的にしないことが大切です。終了後に、分かったことや感じたことを振り返りましょう。
インターンに参加する際の注意点
インターンを選ぶときは、会社名だけでなく、内容や条件を確認しましょう。自分の目的に合っているか考えることが大切です。
名前だけでなく実際の内容を確認する
インターンと書かれていても、会社説明だけで終わる場合があります。反対に、実際の仕事を長期間担当するものもあります。
募集ページで、当日の流れや体験できる仕事を確認しましょう。
給料や交通費の有無を確認する
有給か無給かは、必ず確認しておきたい項目です。交通費、昼食代、宿泊費についても確認しましょう。
支給ありと書かれていても、金額に上限がある場合があります。
学校の予定と重ならないか確認する
長期インターンでは、授業や試験と予定が重なることがあります。学校生活に無理が出ない範囲で参加しましょう。
試験期間や学校行事が分かっている場合は、応募前に会社へ伝えておくと安心です。
採用が約束されるわけではない
インターンへの参加と、会社の採用選考は同じものではありません。参加後に、あらためて採用選考へ申し込む場合があります。
「参加すれば必ず採用される」と考えず、仕事や会社を知る機会として参加しましょう。
会社の情報を外部へ出さない
インターン中に、会社の商品やお客さまに関する情報を知る場合があります。このような情報を、SNSなどへ投稿してはいけません。
SNSとは、インターネット上で文章や写真を投稿し、人と交流するサービスです。会社内の写真を投稿したい場合も、許可が必要か確認しましょう。
無理に多く参加する必要はない
参加する会社の数が多ければ、必ず就職活動がうまくいくわけではありません。大切なのは、目的を持って参加することです。
学校や生活に無理が出ない範囲で、自分に必要なインターンを選びましょう。
インターンは参加するべき?向いている人の特徴
インターンは、すべての人が必ず参加しなければならないものではありません。ただし、仕事や会社を具体的に知りたい人には役立つ機会です。
興味のある仕事を実際に確かめたい人
仕事内容を読んでも、働く姿を想像できない人にはインターンが向いています。実際に体験すると、自分との相性を考えやすくなります。
会社や業界について詳しく知りたい人
同じ業界でも、会社によって仕事の進め方や雰囲気は異なります。複数の会社を見ると、それぞれの違いが分かりやすくなります。
自分に合う仕事がまだ分からない人
やりたい仕事が決まっていない人も参加できます。興味のある分野から体験すると、自分の考えを整理できます。
仕事に必要な力を身に付けたい人
長期インターンでは、仕事の進め方や人との関わり方を学べる場合があります。学校で学んだ知識を仕事で試したい人にも向いています。
参加前に目的を一つ決めておく
目的がないまま参加すると、何を学べばよいか分からなくなることがあります。参加前に、知りたいことを一つ決めておきましょう。
たとえば、「社員の一日の仕事を知りたい」「自分に営業が向いているか確かめたい」などです。
初心者が間違えやすいインターンのポイント
インターンについて、初心者が特に間違えやすい点を整理します。
1日型がすべて正式なインターンシップとは限らない
1日型の会社説明や交流会は、一般にはインターンと呼ばれることがあります。しかし、正式にはオープン・カンパニーなどに分けられる場合があります。
日数だけで正式なインターンシップになるわけではない
一定の日数があっても、それだけで正式なインターンシップになるわけではありません。実際の仕事を体験する内容や実施方法など、複数の条件があります。
参加すれば内定が決まるわけではない
インターンと採用選考は別の取り組みです。参加後に採用選考へ応募し、面接などを受ける場合があります。
大学3年生だけのものではない
大学1年生や2年生を対象にした募集もあります。高校生、専門学校生、大学4年生、大学院生が参加できるものもあります。
無給のインターンがすべて問題とは限らない
見学や学習が中心であれば、無給で行われることがあります。一方で、会社の指示を受けて実際の仕事を行う場合は、働き方の実態によって労働者と判断されることがあります。
長期インターンとアルバイトは重なる部分がある
有給の長期インターンでは、働き方がアルバイトに近い場合があります。名前ではなく、仕事内容や給料、働く条件を確認しましょう。
インターンについてよくある質問
インターンは大学何年生から参加できますか?
募集条件を満たしていれば、大学1年生から参加できる場合があります。大学3年生を中心に募集する会社もあります。
参加できる学年は会社によって異なるため、募集ページを確認しましょう。
インターンは就職活動に必須ですか?
インターンへの参加は、就職活動の必須条件ではありません。参加しなくても、会社の採用選考へ応募できます。
ただし、仕事内容や会社の雰囲気を知りたい人には、役立つ機会です。
インターンに参加すると採用で有利になりますか?
参加しただけで、採用が決まったり、必ず有利になったりするわけではありません。
一定の条件を満たしたインターンでは、参加中に会社が得た学生の情報を、採用活動で使う場合があります。
インターンには給料が出ますか?
給料が出るものと、出ないものがあります。長期インターンでは給料が出る場合が多く、短期の体験型では無給の場合があります。
応募前に、仕事内容、給料、交通費、参加時間を確認しましょう。
インターンとアルバイトは何が違いますか?
インターンは、仕事や会社を知ることが主な目的です。アルバイトは、仕事をして給料を得ることが主な目的です。
ただし、有給の長期インターンは、アルバイトに近い働き方になる場合があります。
1日だけのインターンにも意味はありますか?
短い時間でも、会社や業界を知るきっかけになります。社員へ質問できることもメリットです。
ただし、仕事を深く体験するには時間が足りない場合があります。詳しく知りたい人は、短期や長期のインターンも検討しましょう。
インターンでは本当に仕事をしますか?
仕事に近い課題へ取り組むものもあれば、社員と一緒に実際の仕事を担当するものもあります。一方で、会社説明が中心の催しもあります。
申し込む前に、実際に何を体験できるのか確認することが大切です。
インターンは何社くらい参加すればよいですか?
決まった数はありません。興味のある会社や業界を知るために必要な範囲で参加しましょう。
数を増やすことよりも、一つ一つの体験を振り返ることが大切です。
インターンへ参加するときはスーツが必要ですか?
服装は会社やプログラムによって異なります。募集ページに、スーツ、私服、服装自由などの案内が書かれている場合があります。
案内がない場合は、会社へ確認すると安心です。
高校生でもインターンへ参加できますか?
高校生を対象にした職場体験やインターンもあります。学校を通して申し込む場合と、自分で会社へ申し込む場合があります。
参加条件を確認し、学校の先生や保護者にも相談しましょう。
まとめ|インターンとは仕事や会社を知るための体験機会
インターンとは、学生などが会社の仕事を体験し、仕事内容や働く環境について知る取り組みです。
会社説明を中心とした短い催しから、数か月以上にわたって実際の仕事へ取り組む長期インターンまであります。ただし、一般にインターンと呼ばれていても、正式なインターンシップに当たらない場合があります。
また、一定の日数があれば、必ず正式なインターンシップになるわけではありません。仕事体験の内容や実施方法など、複数の条件があります。
給料が出るかどうかも、インターンの内容によって異なります。働き方の実態から労働者と判断される場合は、最低賃金や労働時間などのルールが適用されます。
参加するときは、名前だけで判断せず、体験できる仕事、開催期間、選考の有無、給料、交通費などを確認しましょう。
インターンは、すべての人が必ず参加するものではありません。しかし、自分に合う仕事や会社を知りたい人にとって、進路を考えるよい機会になります。

