リスティング広告とは?意味・費用・SEOとの違い・やり方を初心者向けに解説

【PR】この記事には広告を含みます。
リスティング広告とは何かを初心者向けに説明した画像

リスティング広告とは、GoogleやYahoo!などの検索結果に表示される広告のことです。

かんたんに言うと、何かを検索している人に向けて出す広告です。たとえば「近くの歯医者」「英会話教室」「パソコン 修理」などと検索したとき、検索結果の上の方に広告が表示されることがあります。

この記事では、リスティング広告の意味、仕組み、費用、SEOとの違い、始め方を初心者向けにわかりやすく解説します。

関連するIT用語をまとめて確認したい方は、IT用語一覧もあわせてご覧ください。

目次

リスティング広告とは

リスティング広告とは何かを、検索結果に表示される広告の例でわかりやすく説明した図

リスティング広告とは、検索した言葉に合わせて表示される広告です。

検索結果の上部や下部に出ることが多く、「スポンサー」や「広告」といった表示が付いています。広告ではありますが、検索している内容に近い情報が出るため、利用者にとっても見つけやすい情報になります。

かんたんに言うと「検索結果に出る広告」

リスティング広告をかんたんに言うと、検索結果に出る広告です。

たとえば、駅前でお店のチラシを配るより、「今その商品を探している人」にだけ案内できるイメージです。ただし、Web広告の用語としては、検索結果に出す広告のことを指します。

リスティングの意味

リスティングには、「一覧に載せる」という意味があります。

Webでは、検索結果の一覧に広告を載せることから、リスティング広告と呼ばれます。ただし、場面によっては「掲載」や「一覧表示」という意味で使われることもあります。

リスティング広告が表示される場所

リスティング広告は、主に検索結果の画面に表示されます。

GoogleやYahoo!などで何かを検索したとき、検索結果の上の方に表示される広告が代表例です。スマートフォンでもパソコンでも表示されます。

リスティング広告の身近な例

リスティング広告は、日常の検索でよく目にしています。

自分では広告と意識していなくても、検索結果の上に出てきたページをクリックした経験がある人は多いはずです。

検索したときに上の方に出る広告

たとえば、「引っ越し 見積もり」と検索すると、引っ越し会社や見積もりサービスの広告が出ることがあります。

また、「スマホ 修理」「英会話 オンライン」「税理士 相談」などでも、検索結果の上に広告が表示されることがあります。これがリスティング広告のわかりやすい例です。

お店やサービスを探している人に見てもらいやすい

リスティング広告は、すでに何かを探している人に見てもらいやすい広告です。

「買いたい」「相談したい」「申し込みたい」と考えて検索している人に向けて出せるため、お店や会社の集客に使われます。

リスティング広告でよく出る用語

リスティング広告を理解するには、いくつかの言葉を知っておくと読みやすくなります。

ここでは、本文でよく出る言葉を先にかんたんに整理します。

用語かんたんな意味
キーワード検索するときに入力する言葉のことです。
クリック単価広告が1回クリックされたときにかかる費用のことです。
入札額広告を出すために、1クリックにいくらまで払うかを決める金額です。
広告の品質広告の内容や広告を押したあとのページが、検索した人に合っているかを示す考え方です。
リンク先ページ広告を押したあとに開くページのことです。
SEO広告ではない検索結果で、上の方に出るための工夫です。
自然検索広告ではない検索結果のことです。
ディスプレイ広告Webサイトやアプリに出る画像つき広告のことです。

リスティング広告の仕組み

リスティング広告の仕組みを、キーワード、広告表示、クリック、費用発生の流れで示した図

リスティング広告は、検索された言葉に合わせて表示されます。

広告を出す側は、「どの言葉で検索されたときに広告を出したいか」を決めます。このように、検索するときに入力する言葉を「キーワード」といいます。

検索キーワードに合わせて広告が出る

たとえば、パソコン修理の会社なら、「パソコン 修理」「パソコン 起動しない」「ノートパソコン 修理」などのキーワードを選びます。

その言葉で検索した人に対して、広告が表示される仕組みです。つまり、検索する人の目的に合わせて広告を出せます。

クリックされたときに費用がかかる

リスティング広告は、多くの場合、広告がクリックされたときに費用がかかります。

表示されただけでは費用がかからず、クリックされたときにお金がかかる形が一般的です。このように、1回クリックされたときにかかる費用を「クリック単価」といいます。

広告の掲載順位は入札額と広告の品質などで決まる

リスティング広告の広告の掲載順位は何で決まるのか説明した画像

リスティング広告は、お金を多く出せば必ず一番上に出る、という単純な仕組みではありません。

広告を出すために「1クリックにいくらまで払うか」を決める金額を、入札額といいます。広告の掲載順位は、この入札額と広告の品質などをもとに決まります。

ここでいう広告の品質とは、広告の内容が検索した人に合っているか、広告を押したあとのページが使いやすいか、といった点のことです。

広告を押したあとに開くページを、リンク先ページといいます。広告文とリンク先ページの内容が合っていることも大切です。

つまり、リスティング広告では「高い金額を出すこと」だけでなく、「検索した人に役立つ広告にすること」も大切です。

リスティング広告の費用と相場

リスティング広告の費用は、クリックされた回数や業種によって変わります。

少ない予算から始めることもできますが、競争が多い業種では1クリックあたりの費用が高くなることがあります。

費用はクリック数によって変わる

リスティング広告では、広告がクリックされるたびに費用が発生します。

たとえば、1クリック100円で100回クリックされると、広告費は1万円です。実際の金額は、キーワードや業種によって変わります。

1クリックあたりの費用の考え方

1クリックあたりの費用は、広告を出したい人が多いキーワードほど高くなりやすいです。

たとえば、住宅、保険、転職、法律相談などは、1件の申し込みや相談の価値が高いことがあります。そのため、広告費も高くなる場合があります。

少ない予算から始められるが、業種で差が出る

リスティング広告は、1日あたりの予算を決めて始められます。

ここでいう予算とは、広告に使う金額の上限のことです。いきなり大きな費用をかけなくても、無理のない範囲で試せます。

リスティング広告とSEOの違い

リスティング広告とSEOの違いを、表示方法や集客の特徴で比較した図

リスティング広告とSEOは、どちらも検索結果から人を集める方法です。

ただし、表示のされ方と費用のかかり方が違います。ここを混同しないことが大切です。

リスティング広告はお金を払って表示する

リスティング広告は、広告費を払って検索結果に表示する方法です。

広告として表示されるため、「スポンサー」や「広告」といった表示が付きます。早く見てもらいやすい点が特徴です。

SEOは自然検索で上位表示を目指す

SEOとは、広告ではない検索結果で、自分のページを上の方に表示させるための工夫です。

広告ではない検索結果のことを、自然検索といいます。SEOでは、この自然検索から読者に来てもらうことを目指します。

すぐ見せたいなら広告、長く集めたいならSEO

リスティング広告は、すぐに検索結果へ出しやすい方法です。

一方で、SEOは記事やページを育てながら、長く検索から人を集める方法です。どちらがよいかは、目的や予算によって変わります。

リスティング広告とディスプレイ広告の違い

リスティング広告とディスプレイ広告は、どちらもWeb広告の一つです。

大きな違いは、広告が出る場所です。検索結果に出るのがリスティング広告、Webサイトやアプリに出るのがディスプレイ広告です。

リスティング広告は検索結果に出る

リスティング広告は、検索した言葉に合わせて検索結果に表示されます。

そのため、すでに何かを探している人に見てもらいやすい広告です。

ディスプレイ広告はWebサイトやアプリに出る

ディスプレイ広告は、Webサイトやアプリの中に画像や文字で表示される広告です。

ニュースサイトやブログ、アプリの画面で見かける四角い広告が代表例です。このような四角い広告は、バナー広告と呼ばれることもあります。

目的に合わせて使い分ける

今すぐ探している人に届けたい場合は、リスティング広告が向いています。

商品やサービスを広く知ってもらいたい場合は、ディスプレイ広告が向いていることもあります。目的に合わせて使い分けることが大切です。

リスティング広告のメリット

リスティング広告には、検索している人に届けやすいというメリットがあります。

また、予算や表示する内容を調整しやすいため、小さく始めて改善していくこともできます。

探している人に広告を出しやすい

リスティング広告は、検索した言葉に合わせて表示されます。

そのため、商品やサービスを探している人に見てもらいやすいです。必要としている人に近いところへ広告を出せる点が強みです。

すぐに始めやすい

リスティング広告は、設定をすれば比較的早く表示を始められます。

新しい商品を出したときや、期間限定の案内を知らせたいときにも使いやすい広告です。

費用や効果を確認しながら改善できる

リスティング広告では、クリック数や費用などを確認できます。

ここでいう改善とは、広告文やキーワード、リンク先ページを見直すことです。結果を見ながら、少しずつ内容をよくできます。

リスティング広告のデメリット

リスティング広告には便利な点がありますが、注意したい点もあります。

仕組みを知らずに使うと、費用だけがかかってしまうことがあります。

クリックされるたびに費用がかかる

リスティング広告は、クリックされるたびに費用がかかります。

そのため、広告を見た人が商品を買ったり、問い合わせをしたりしなくても、クリックされれば費用が発生します。

設定や改善をしないと費用がむだになりやすい

広告を出したままにしているだけでは、よい結果につながらないことがあります。

検索キーワード、広告文、リンク先ページを見直すことが大切です。少しずつ改善することで、費用を使いやすくなります。

広告を止めると表示も止まる

リスティング広告は、広告費を止めると表示も止まります。

そのため、長く安定して人を集めたい場合は、SEOやほかの集客方法と組み合わせるとよいです。

リスティング広告のやり方

リスティング広告は、目的を決めてから始めることが大切です。

やみくもに広告を出すのではなく、誰に何を見てもらいたいのかを整理してから進めます。

広告を出す目的を決める

まず、広告を出す目的を決めます。

商品を売りたいのか、問い合わせを増やしたいのか、資料請求を増やしたいのかを決めます。目的があいまいだと、広告の内容もずれやすくなります。

キーワードを決める

次に、どの言葉で検索されたときに広告を出すかを決めます。

たとえば、学習塾なら「中学生 塾」「高校受験 塾」「個別指導 塾」などが候補になります。検索する人の気持ちを考えることが大切です。

広告文とリンク先ページを用意する

広告文には、何を提供しているのかをわかりやすく書きます。

リンク先ページは、広告をクリックした人が見るページです。広告文とページの内容が合っていることが大切です。

予算を決めて表示する

広告を出す前に、1日あたりの予算を決めます。

少ない金額から試し、結果を見ながら増やすこともできます。初めての場合は、無理のない範囲で始めるとよいです。

結果を見ながら改善する

広告を出した後は、結果を見ながら改善します。

クリックされているか、問い合わせにつながっているかを確認します。うまくいっている部分を伸ばし、合わない部分を直していきます。

リスティング広告の具体例

リスティング広告は、いろいろな業種で使われています。

ここでは、身近な例を見ていきます。

地域のお店の集客

美容室、歯医者、整体院、学習塾などは、地域名と一緒に検索されることが多いです。

たとえば「横浜 美容室」「新宿 歯医者」のような検索に広告を出すことで、近くで探している人に見てもらいやすくなります。

ネットショップの商品販売

ネットショップでも、リスティング広告は使われます。

たとえば「ワイヤレスイヤホン おすすめ」「机 椅子 セット」など、買いたいものを探している人に向けて広告を出せます。

資料請求や問い合わせの獲得

サービス業でも、リスティング広告は使われます。

たとえば、保険相談、転職サービス、法人向けサービスなどです。資料請求や問い合わせを増やしたいときに使われます。

初心者が間違えやすい点

リスティング広告は、仕組み自体はむずかしくありません。

ただし、いくつか間違えやすい点があります。ここを知っておくと、理解しやすくなります。

リスティング広告とSEOを同じものだと思ってしまう

リスティング広告とSEOは、どちらも検索結果から人を集める方法です。

しかし、リスティング広告は広告費を払って表示します。SEOは、広告ではない検索結果で上位表示を目指します。

広告費をかければ必ず売れると思ってしまう

広告費をかけても、必ず売れるわけではありません。

検索する人の気持ち、広告文、リンク先ページが合っていることが大切です。広告は出して終わりではなく、改善しながら使うものです。

検索される言葉と広告内容がずれてしまう

検索される言葉と広告内容がずれると、クリックされても成果につながりにくくなります。

たとえば「無料で学びたい人」に高額なサービスの広告を出しても、合わないことがあります。検索する人が何を求めているかを考えることが大切です。

入札額だけで上位に出せると思ってしまう

リスティング広告では、入札額だけで掲載順位が決まるわけではありません。

入札額に加えて、広告の内容やリンク先ページの使いやすさなども関係します。検索した人にとって役立つ広告にすることが大切です。

リスティング広告に向いているケース

リスティング広告は、すべての場面に向いているわけではありません。

特に、検索されやすい商品やサービスと相性がよいです。

今すぐ客を集めたいとき

リスティング広告は、比較的早く検索結果に表示できます。

そのため、キャンペーンや新サービスなど、早く知ってもらいたいときに向いています。ここでいうキャンペーンとは、期間限定の案内や広告のまとまりのことです。

検索される商品やサービスを扱っているとき

検索される商品やサービスは、リスティング広告と相性がよいです。

たとえば、修理、相談、見積もり、予約、資料請求などです。利用者が自分から探すものは、広告を見てもらいやすくなります。

費用を見ながら集客を試したいとき

リスティング広告は、予算を決めて始められます。

結果を見ながら調整できるため、少しずつ試したいときにも使いやすい方法です。

リスティング広告に関するよくある質問

最後に、リスティング広告について初心者が疑問に思いやすい点をまとめます。

リスティング広告とは無料で出せる広告ですか?

リスティング広告は、基本的に有料の広告です。

多くの場合、広告がクリックされたときに費用がかかります。無料で検索結果に上位表示を目指す方法とは違います。

リスティング広告とGoogle広告は同じですか?

完全に同じではありません。

Google広告は、Googleが提供している広告サービスの名前です。その中で、検索結果に出る広告がリスティング広告にあたります。

リスティング広告とSEOはどちらがよいですか?

目的によって変わります。

すぐに見てもらいたいならリスティング広告が向いています。長く検索から人を集めたいならSEOも大切です。両方を使い分ける方法もあります。

リスティング広告はいくらから始められますか?

リスティング広告は、少ない予算から始めることもできます。

ただし、実際に必要な費用は、業種やキーワードによって変わります。まずは小さく試し、結果を見ながら調整するとよいです。

リスティング広告の掲載順位は何で決まりますか?

リスティング広告の掲載順位は、入札額と広告の品質などをもとに決まります。

入札額とは、1クリックにいくらまで払うかを決める金額です。広告の品質とは、広告の内容が検索した人に合っているか、広告を押したあとのページが使いやすいか、といった点です。

そのため、高い金額を出すだけでなく、検索した人に役立つ広告にすることも大切です。

個人でもリスティング広告を出せますか?

個人でもリスティング広告を出すことはできます。

ただし、広告の内容やリンク先ページがルールに合っている必要があります。初めての場合は、広告の目的と予算を決めてから始めると安心です。

まとめ|リスティング広告とは検索している人に見せる広告のこと

リスティング広告とは、GoogleやYahoo!などの検索結果に表示される広告のことです。

検索した言葉に合わせて表示できるため、商品やサービスを探している人に見てもらいやすいのが特徴です。

リスティング広告は、クリックされるたびに費用がかかります。一方で、予算を決めて始められ、結果を見ながら改善できる点がメリットです。

SEOとの違いは、広告費を払って表示するか、広告ではない検索結果で上位表示を目指すかです。すぐに見てもらいたい場合はリスティング広告、長く集めたい場合はSEOも合わせて考えるとよいでしょう。

また、リスティング広告の掲載順位は、入札額だけでなく広告の品質なども関係します。広告費を上げるだけでなく、検索した人に合う広告文や、見やすいリンク先ページを用意することも大切です。

まずは、リスティング広告とは「検索している人に見せる広告」と覚えておくと、仕組みを理解しやすくなります。

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