ユーザビリティとは?意味や具体例、アクセシビリティとの違いを解説

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ユーザビリティとは何かを初心者向けに説明した画像

ユーザビリティとは、Webサイトやアプリ、製品などの使いやすさを表す言葉です。かんたんに言うと、使う人が迷わず、やりたいことを最後まで終えられるかを考えるものです。

見た目がきれいでも、使い方が分かりにくければ、ユーザビリティが高いとはいえません。この記事では、ユーザビリティの意味や具体例、アクセシビリティ、UI、UXとの違いを初心者向けに解説します。

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目次

ユーザビリティとは

ユーザビリティとは、使う人にとっての使いやすさを表す考え方です。英語では「usability」と書きます。

Webサイトやアプリだけでなく、家電、券売機、会社で使うシステムなど、さまざまな製品やサービスに関係します。

かんたんに言うと「迷わずやりたいことを終えられる使いやすさ」

ユーザビリティをかんたんに言うと、使う人が迷わず、やりたいことを終えられる使いやすさです。

たとえば、インターネット上のお店を利用する人は、商品を探して購入します。商品を見つけやすく、注文まで迷わず進めるサイトは、ユーザビリティが高いといえます。

ここでいう「やりたいことを終える」とは、商品を買う、情報を探す、申し込みを終えるなどのことです。

ユーザビリティを日本語で言うと「使いやすさ」

ユーザビリティは、日本語では一般に「使いやすさ」と表されます。ただし、単に簡単に使えるという意味だけではありません。

やりたいことを終えられるか、余計な手間が少ないか、使い終わったあとに満足できるかなども含まれます。

使えるだけでは使いやすいとは限らない

ボタンを押せば動く製品でも、ボタンの意味が分かりにくければ、使いやすいとはいえません。

使えることに加えて、迷いにくいことや、間違えても直しやすいことが大切です。

ユーザビリティの身近な例

ユーザビリティは、パソコンやスマートフォンだけに関係する言葉ではありません。身近な製品や設備にも、使いやすくするための工夫があります。

目的のボタンを見つけやすい券売機

駅の券売機では、切符の種類や金額が分かりやすく表示されています。よく使うボタンが目立つ場所にあると、初めて使う人でも迷いにくくなります。

これは、使う人が「切符を買う」というやりたいことを終えやすくする工夫です。Webサイトやアプリでも、よく使うものを見つけやすくする考え方は同じです。

説明書を読まなくても使いやすい家電

電子レンジの「あたため」ボタンが大きく表示されていれば、詳しい説明書を読まなくても使えます。

反対に、似たボタンが多く並んでいると、どれを押せばよいか迷いやすくなります。

必要な情報をすぐに探せるWebサイト

Webサイトとは、インターネット上で見られるページのまとまりです。メニューの名前が分かりやすく、サイト内を探すための検索欄が使いやすいと、必要な情報をすぐに見つけられます。

文字が小さすぎたり、広告と記事の区別が分かりにくかったりすると、必要な情報にたどり着きにくくなります。

ユーザビリティが高いWebサイトやアプリの具体例

アプリとは、スマートフォンやパソコンで使うソフトのことです。ユーザビリティが高いWebサイトやアプリには、使う人を迷わせない工夫があります。

ここでは、代表的な具体例を紹介します。

メニューやボタンの場所が分かりやすい

メニューとは、ページやできることを選ぶための一覧です。「検索する」「申し込む」「戻る」などのボタンが見つけやすい場所にあると、使いやすくなります。

同じ働きをするボタンの色や形がそろっていることも大切です。

文字や画像が見やすい

文字の大きさや行の間隔がちょうどよければ、長い文章でも読みやすくなります。

背景と文字の色が似すぎていないことや、画像の内容が分かりやすいことも使いやすさにつながります。

入力を間違えても簡単に直せる

申し込み画面では、名前や住所などを入力することがあります。このような入力する場所を、入力フォームといいます。

入力を間違えたときに、間違っている場所と直し方が分かれば、落ち着いて修正できます。「間違いがあります」と表示するだけでなく、どこを直せばよいか示すことが大切です。

パソコンでもスマートフォンでも使いやすい

パソコンでは見やすくても、スマートフォンでは文字やボタンが小さくなるサイトがあります。

使う機器に合わせて、文字やボタンの大きさが見やすく変わると、幅広い場面で使いやすくなります。

ユーザビリティが重視される場面

ユーザビリティは、多くの人が使うWebサイトやアプリで特に重視されます。会社の仕事で使う仕組みや、毎日使う製品でも大切です。

Webサイト

Webサイトでは、使う人が必要な情報をすぐに見つけられることが大切です。

メニューの分かりやすさ、ページの読みやすさ、ページが開くまでの速さなどが使いやすさに関係します。

スマートフォンアプリ

スマートフォンアプリでは、小さな画面でも迷わず使えることが求められます。

押しやすいボタンや、今どの画面にいるのかが分かる表示があると使いやすくなります。

会社で使うシステム

業務システムとは、会社での入力、確認、集計などの仕事に使う仕組みです。入力や確認に時間がかかると、使う人の負担が増えます。

使う手順を減らし、必要な情報を見つけやすくすると、仕事を進めやすくなります。

家電や日用品

洗濯機、電子レンジ、エアコンなどの家電にも、ユーザビリティが関係します。

ボタンの表示や使い方の流れが分かりやすい製品は、年齢を問わず使いやすくなります。

ユーザビリティとアクセシビリティの違い

ユーザビリティとアクセシビリティは、どちらも利用しやすさに関係する言葉です。ただし、重視する点に違いがあります。

アクセシビリティとは、年齢や体の状態、使う機器にかかわらず、できるだけ多くの人が情報やサービスを利用しやすくする考え方です。

ユーザビリティは使いやすさを考える

ユーザビリティでは、使う人がやりたいことを終えやすいかを考えます。

迷わず使えるか、余計な手間がないか、間違いを直しやすいかなどが主なポイントです。

アクセシビリティは利用できる人の広さを考える

アクセシビリティでは、できるだけ多くの人が情報やサービスを利用できるかを考えます。

たとえば、画像の内容を文章でも伝えることや、マウスを使わなくてもキーボードだけで使えるようにすることが挙げられます。

ユーザビリティとアクセシビリティを表で比較

比較項目ユーザビリティアクセシビリティ
主な意味迷わずやりたいことを終えられる使いやすさできるだけ多くの人が利用できること
重視する点分かりやすさや使いやすさ利用できる人や方法の広さ
具体例必要なボタンを見つけやすくするキーボードだけでも使えるようにする

ユーザビリティとアクセシビリティは、どちらか一方だけを考えればよいものではありません。多くの人が利用でき、さらに使いやすい状態を目指すことが大切です。

ユーザビリティとUI・UXの違い

ユーザビリティと一緒に使われる言葉に、UIとUXがあります。それぞれ関係はありますが、同じ意味ではありません。

ユーザビリティとUIの違い

UIとは、画面に表示されるボタン、メニュー、入力欄など、使う人が実際に触れる部分です。

UIは、使うために目にしたり押したりする部分そのものを表します。ユーザビリティは、そのUIを使って迷わずやりたいことを終えられるかを表します。

ユーザビリティとUXの違い

UXとは、製品やサービスを使ったときに感じる体験全体です。分かりやすい、楽しい、安心できる、また使いたいと感じることなどが含まれます。

ユーザビリティは、よいUXにつながる大切な要素の一つです。ただし、使いやすいだけで、必ずよい体験になるとは限りません。

UI・ユーザビリティ・UXの関係

言葉かんたんな意味
UI使うときに触れる部分ボタン、メニュー、入力欄
ユーザビリティ迷わずやりたいことを終えられる使いやすさ必要なボタンをすぐに見つけられる
UX使ったときに感じる体験全体買い物を楽しく、安心して終えられる

分かりやすいUIは、ユーザビリティを高める助けになります。高いユーザビリティは、よいUXにつながります。

ユーザビリティを評価する主な観点

ここでいう評価とは、使いやすいかを確認することです。見た目の印象だけで決めるものではありません。

やりたいことを終えられるか、少ない手間で使えるか、使った人が満足できるかなどを確認します。

使う人がやりたいことを終えられるか

まず確認するのは、使う人がやりたいことを最後まで終えられるかです。

インターネット上のお店であれば、商品を探し、注文を完了できることが目的になります。

少ない手間で使えるか

同じことを終えられても、必要以上に多くの手順があると使いにくくなります。

画面を何度も移動しなくても、少ない手順で終えられることが大切です。

使い方を覚えやすいか

一度使った方法を、次に使うときにも思い出しやすいかを確認します。

ボタンの名前や位置が画面ごとに変わらなければ、使い方を覚えやすくなります。

間違いが起こりにくいか

押し間違いや入力間違いが起こりにくいことも大切です。

大切な操作の前に確認を表示したり、入力例を示したりすると、間違いを減らせます。

使った人が満足できるか

やりたいことを終えられても、時間がかかったり、何度も迷ったりすると満足しにくくなります。

使い終わったあとに「分かりやすかった」「また使いたい」と感じられるかも確認します。

ユーザビリティを向上させる方法

ユーザビリティを向上させるとは、分かりにくい場所や使いにくい場所を直すことです。

作る人の考えだけで決めず、実際に使う人の目的や行動を考えて見直します。

使う人と目的を明確にする

最初に、誰が何のために使うのかを明確にします。

初心者が使うのか、仕事に慣れた人が毎日使うのかによって、必要な説明やできることは変わります。

画面や使い方をそろえる

同じ働きをするボタンは、同じ名前や見た目にそろえます。

画面ごとに使い方が変わらなければ、使う人が迷いにくくなります。

専門用語や分かりにくい表現を減らす

作る人には分かる言葉でも、使う人には伝わらないことがあります。

難しい言葉を避け、普段使う言葉に置き換えると分かりやすくなります。

大切な情報やボタンを見つけやすくする

よく使うものや大切な情報は、目に入りやすい場所に置きます。

ただし、目立つものが多すぎると、どれが大切なのか分かりにくくなります。

実際に使ってもらい、分かりにくい場所を直す

作った人が使いやすいと思っても、初めて使う人は別の場所で迷うことがあります。

実際に使ってもらい、迷った場所や間違えた場所を確認すると、直すべき点を見つけやすくなります。

ユーザビリティテストとは

ユーザビリティテストとは、使う人にWebサイトやアプリなどを実際に使ってもらい、使いやすいかを確認する方法です。

使っている様子を見ることで、作る側だけでは気づきにくい問題を見つけられます。

使う人に実際の操作を試してもらう方法

テストでは、「商品を探してください」「申し込みを終えてください」など、やってほしいことを伝えます。

そのあと、使う人がどのように進めるかを確認します。

迷った場所や使いにくかった場所を調べる

時間がかかった場所や、間違ったボタンを押した場所を記録します。

テストの目的は、使った人を評価することではありません。Webサイトやアプリの分かりにくい場所を見つけることです。

ユーザビリティの使い方と例文

ユーザビリティは、Webサイトやアプリ、システムなどの使いやすさを説明するときに使います。

日常会話よりも、仕事や製品を作る場面で使われることが多い言葉です。

Webサイトについて使う例文

  • このWebサイトは、メニューが分かりやすく、ユーザビリティが高い。
  • 申し込み画面のユーザビリティを改善する。
  • 使う人の意見をもとに、サイトのユーザビリティを確認する。

アプリやシステムについて使う例文

  • アプリのボタンの位置を見直し、ユーザビリティを向上させる。
  • 新しい業務システムは、以前よりユーザビリティが高い。
  • 実際に使ってもらい、システムのユーザビリティを確認する。

ユーザビリティについて初心者が間違えやすい点

ユーザビリティは、見た目のよさや、できることの多さと同じ意味ではありません。

使う人が迷わず、やりたいことを終えられるかという点から考える必要があります。

見た目がきれいでも使いやすいとは限らない

色や画像がおしゃれなWebサイトでも、メニューの場所が分からなければ使いにくくなります。

見た目のよさは大切ですが、分かりやすさや使いやすさも必要です。

できることが多いほど使いやすいとは限らない

できることが多い製品は便利に見えます。しかし、使わないものが多いと、必要なものを探しにくくなることがあります。

使う人に必要なものを、迷わず使える状態にすることが大切です。

作る人ではなく使う人の立場で考える

作った人は、画面や使い方をよく知っています。そのため、初めて使う人が迷う場所に気づきにくいことがあります。

ユーザビリティを考えるときは、使う人の知識や目的に合わせて確認します。

ユーザビリティについてよくある質問

ユーザビリティの意味を簡単に言うと何ですか?

ユーザビリティとは、使う人が迷わず、やりたいことを最後まで終えられる使いやすさのことです。

使い方の分かりやすさだけでなく、手間の少なさや、使い終わったあとの満足も含まれます。

ユーザビリティの言い換えは何ですか?

一般的には「使いやすさ」と言い換えられます。

文章の内容によっては、「使い方の分かりやすさ」「利用のしやすさ」「操作のしやすさ」と表すこともできます。

ユーザビリティが高いとはどういう意味ですか?

使う人が迷いにくく、少ない手間でやりたいことを終えられる状態です。

間違いが起こりにくく、間違えても簡単に直せることも、ユーザビリティの高さにつながります。

ユーザビリティとアクセシビリティはどちらが重要ですか?

どちらも重要です。アクセシビリティによって利用できる人を広げ、ユーザビリティによって使いやすくします。

多くの人が利用できても、使い方が分かりにくければ、十分に使いやすいとはいえません。

ユーザビリティはSEOにも関係しますか?

ユーザビリティを高めると、Webサイトを訪れた人が情報を探しやすくなります。読みやすい文章や分かりやすいメニューは、使う人の助けになります。

ただし、特定の場所を直すだけで検索順位が決まるわけではありません。内容の分かりやすさや正確さ、サイト全体の使いやすさを合わせて考えることが大切です。

まとめ|ユーザビリティとは迷わずやりたいことを終えられる使いやすさ

ユーザビリティとは、Webサイトやアプリ、製品などを使う人が、迷わずやりたいことを最後まで終えられる使いやすさのことです。

見た目のよさだけではなく、使い方の分かりやすさ、手間の少なさ、間違いの直しやすさなども含まれます。

  • ユーザビリティは、使う人にとっての使いやすさを表す
  • 迷わずやりたいことを終えられることが大切
  • アクセシビリティは、利用できる人や方法の広さを考える
  • UIは使うときに触れる部分、UXは使ったときに感じる体験全体を表す
  • 実際に使ってもらうと、分かりにくい場所を見つけやすい

使う人の立場から画面や使い方を見直すことが、ユーザビリティの向上につながります。

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