エラーとは、パソコンやスマートフォンが、予定していた作業を正しく続けられない状態のことです。
入力した内容に間違いがあるときや、インターネットの接続に問題があるときなどに表示されます。エラーの意味が分かれば、落ち着いて対応しやすくなります。
この記事では、エラーとは何か、なぜ起きるのか、どのような種類があるのかを解説します。エラーコードの意味や、表示されたときの対処法も紹介します。
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エラーとは?かんたんに言うと作業を正しく続けられない状態
エラーとは、パソコンやスマートフォン、Webサービスなどが、予定していた作業を正しく行えない状態です。
ITでは、パソコンが行う計算や表示、情報の送信などの作業を「処理」と呼びます。エラーは、この処理を続けられないときや、正しい結果を出せないときに発生します。
エラーの意味
英語の「error」には、「誤り」や「間違い」という意味があります。
ITの分野では、入力した内容に問題がある場合や、機器やサービスが正しく動かない場合などに使われます。
エラーが起きると、画面に文章や数字が表示されることがあります。この表示によって、利用者に問題が起きたことを知らせます。
身近な例で考えるエラー
エラーは、荷物を届ける場面に例えられます。
荷物に書かれた住所が間違っていると、配達員は正しい場所へ届けられません。そのため、住所を確認する必要があります。
ITにおけるエラーも同じです。入力された内容や作業の途中に問題があると、パソコンやサービスは作業を止め、問題があることを知らせます。
エラーが発生する主な原因
エラーが起きる原因は一つではありません。
入力した内容に問題がある場合もあれば、パソコンやWebサービス側に問題がある場合もあります。
入力した内容に間違いがある
文字や数字の入力を間違えると、エラーが表示されることがあります。
たとえば、メールアドレスの「@」が抜けている場合や、パスワードの文字数が足りない場合です。
必ず入力する欄が空白になっている場合にも、エラーが表示されます。
インターネットの接続が不安定になっている
インターネットへの接続が切れたり、通信が遅くなったりすると、エラーが起きることがあります。
通信とは、インターネットを通じて情報を送ったり、受け取ったりすることです。
Webサイトの表示中やファイルの送信中に通信が切れると、必要な情報を最後まで受け取れません。
パソコンやスマートフォンに問題が起きている
パソコンやスマートフォンの空き容量が少ない場合にも、エラーが起きることがあります。
アプリを長い時間使い続けたことで、一時的に動きが不安定になる場合もあります。この場合は、再起動すると直ることがあります。
Webサイトやサービス側に問題が起きている
利用者の操作に問題がなくても、Webサイトやサービス側の問題でエラーが起きる場合があります。
多くの人が同時に利用したときや、点検作業を行っているときなどです。
この場合は、利用者が操作して直せるとは限りません。少し時間を置くと、元どおり使えるようになることがあります。
プログラムが予定していない操作を受け付けた
プログラムとは、アプリやサービスを動かすための命令をまとめたものです。
作った人が予定していない入力や操作が行われると、プログラムが正しく動かず、エラーになることがあります。
エラーの主な種類
エラーは、問題が起きた場所や原因によって、いくつかの種類に分けられます。
ここでは、パソコンやスマートフォンでよく見かけるエラーを紹介します。
入力エラー
入力エラーは、入力した文字や数字に問題があるときに表示されるエラーです。
電話番号の桁数が足りない場合や、使えない文字を入力した場合などに発生します。
通信エラー
通信エラーは、インターネットを通じた情報のやり取りが正しく行えないときに発生します。
Wi-Fiが切れている場合や、電波が弱い場所にいる場合などに起こりやすいエラーです。
システムエラー
システムとは、機器やプログラムを組み合わせて動かす仕組みです。
システムエラーは、サービス全体や機器の仕組みに問題が起きたときに表示されます。
一つの決まった原因を表す言葉ではありません。アプリやWebサービスが正しく動かない場合に、広い意味で使われます。
サーバーエラー
サーバーとは、Webサイトの情報を保管し、利用者へ送るコンピューターです。
サーバーに問題が起きると、Webページを表示できなかったり、サービスを利用できなかったりします。
プログラムエラー
プログラムエラーは、アプリやサービスを動かす命令に問題があるときに起きます。
特定の操作をしたときだけアプリが終了する場合などは、プログラムに問題がある可能性があります。
エラーコードとは
エラーコードとは、発生した問題の種類を表す数字や文字です。
たとえば、「404」や「500」などがエラーコードに当たります。
エラーコードが表示される理由
エラーコードは、どこでどのような問題が起きたのかを区別するために使われます。
問題の種類ごとに番号を決めておくことで、長い文章を書かなくても、短く内容を伝えられます。
エラーコードを調べると、原因や対処法が見つかる場合があります。
エラーコードとエラーメッセージの違い
エラーコードは、問題の種類を数字や文字で表したものです。
エラーメッセージは、発生した問題を文章で知らせる表示です。
| 項目 | 表示例 | 役割 |
|---|---|---|
| エラーコード | 404 | 問題の種類を数字や文字で表す |
| エラーメッセージ | ページが見つかりません | 問題の内容を文章で伝える |
エラーコードとエラーメッセージが、同じ画面に表示される場合もあります。
よく見るエラーコードの意味
Webサイトを利用していると、400や404、500などの3桁の番号が表示されることがあります。
これらは、Webサイトで起きた問題の種類を表すHTTPステータスコードです。
| エラーコード | かんたんな意味 | 主に問題が起きている場所 |
|---|---|---|
| 400 | 送った内容に問題がある | 入力内容や送信内容 |
| 401 | ログインや本人確認が必要 | ログインや本人確認 |
| 403 | ページを見ることが許可されていない | ページを見る許可 |
| 404 | ページが見つからない | URLやWebページ |
| 500 | Webサイト側で問題が起きている | Webサイトを動かすコンピューター |
| 502 | コンピューター同士の通信に問題がある | Webサイト側の通信 |
| 503 | サービスを一時的に利用できない | Webサイトやサービス |
| 504 | Webサイト側からの返事が間に合わない | Webサイト側の通信 |
400エラー:送った内容に問題がある
400エラーは、Webサイトへ送った内容を正しく読み取れないときに表示されます。
入力内容や、Webサイトを見るアプリに保存されたキャッシュが原因になることがあります。
401エラー:ログインや本人確認が必要
401エラーは、ページを見るためにログインや本人確認が必要な場合に表示されます。
ログイン情報が間違っている場合や、一定時間がたってログイン状態が終了した場合などに起こります。
403エラー:ページを見ることが許可されていない
403エラーは、Webページ自体は存在していても、見ることが許可されていない場合に表示されます。
会社や学校の関係者だけが見られるページなどで表示されることがあります。
404エラー:ページが見つからない
404エラーは、指定したWebページが見つからない場合に表示されます。
URLの入力間違いや、ページの削除、ページの移動などが主な原因です。
500エラー:Webサイト側で問題が起きている
500エラーは、Webサイトを動かしているコンピューターの中で問題が起きた場合に表示されます。
利用者のパソコンやスマートフォンが壊れているとは限りません。時間を置くと直ることがあります。
502エラー:Webサイト側の通信に問題がある
502エラーは、Webサイトを動かすコンピューター同士で、情報を正しく送れなかった場合に表示されます。
Webサイト側の一時的な問題であることが多く、利用者が原因を直すのは難しいエラーです。
503エラー:一時的にサービスを利用できない
503エラーは、Webサイトやサービスを一時的に利用できない場合に表示されます。
利用する人が集中しているときや、点検作業中などに起こります。
504エラー:Webサイト側からの返事が間に合わない
504エラーは、Webサイトを動かすコンピューターからの返事が、決められた時間内に届かなかった場合に表示されます。
通信が混み合っている場合や、Webサイト側の作業に時間がかかっている場合などに起こります。
エラーと似た言葉の違い
エラーと似た言葉には、バグ、警告、例外、ミスなどがあります。
同じように使われることもありますが、本来の意味には違いがあります。
エラーとバグの違い
エラーは、作業を正しく続けられない状態や、その状態を知らせる表示です。
バグは、プログラムに含まれる間違いや不具合を指します。
バグが原因でエラーが起きることはあります。しかし、入力間違いや通信の問題など、バグ以外の原因でもエラーは起きます。
エラーと警告の違い
エラーは、作業を続けられない場合や、正しい結果を出せない場合に表示されます。
警告は、作業を続けられるものの、注意が必要な場合に表示されます。
たとえば、保存していないファイルを閉じようとしたときの確認画面は、警告に当たります。
エラーと例外の違い
例外とは、プログラムを動かしている途中で起きる、通常とは異なる出来事です。
たとえば、数字を入力する場所に文字が入力された場合などです。
プログラムがその出来事に対応できないと、作業が止まり、エラーとして表示されることがあります。
エラーとミスの違い
ミスは、人が行った間違いを表すことが多い言葉です。
エラーは、人の操作だけでなく、機器や通信、Webサービスの問題にも使われます。
入力ミスが原因で、入力エラーが起きることもあります。
エラーが表示されたときの対処法
エラーが表示されても、すぐに大きな問題だと考える必要はありません。
表示された内容を確認し、簡単な方法から順番に試すと、直る場合があります。
エラーメッセージを確認する
まず、画面に表示されたエラーメッセージを読みます。
「入力内容を確認してください」や「時間を置いて再度お試しください」など、対処法が書かれている場合があります。
入力した内容を見直す
文字や数字の入力間違いがないかを確認します。
全角と半角、大文字と小文字、数字の桁数なども確認しましょう。
画面を更新する
Webサイトを開いている場合は、画面を更新すると直ることがあります。
ただし、買い物や申し込みの途中では、同じ内容が二重に送られないよう注意が必要です。完了画面や確認メールを先に確認しましょう。
アプリやパソコンを再起動する
アプリを一度閉じて、もう一度開くと直る場合があります。
それでも直らない場合は、パソコンやスマートフォンを再起動します。
インターネットの接続を確認する
Wi-Fiや、携帯電話会社の回線を使った通信がつながっているか確認します。
別のWebサイトが表示できるか試すと、インターネット全体に問題があるのか判断しやすくなります。
時間を置いてからやり直す
Webサイトやサービス側に問題がある場合は、利用者が操作しても直せないことがあります。
数分から数時間ほど時間を置き、もう一度試してみましょう。
エラーコードを調べる
エラーコードが表示されている場合は、その番号とサービス名を組み合わせて検索します。
たとえば、「プリンター エラーコード ○○」のように調べると、対処法が見つかることがあります。
サービスを運営する会社の公式サイトに案内がある場合は、その情報を優先して確認しましょう。
エラーについて初心者が間違えやすい点
エラーが表示されたときは、原因を決めつけないことが大切です。
同じエラーコードでも、機器やサービスによって原因が異なる場合があります。
エラーが出ても故障とは限らない
エラーは、機器の故障だけを表す言葉ではありません。
入力間違いや通信の乱れなど、一時的な原因でも表示されます。
すべてのエラーを利用者が直せるわけではない
Webサイトやサービス側に問題がある場合は、利用者側では直せません。
この場合は、サービスからのお知らせを確認し、元どおり使えるようになるまで待ちます。
エラーメッセージをすぐに閉じない
エラーメッセージには、原因を調べるために必要な情報が書かれていることがあります。
すぐに閉じず、文章やエラーコードをメモするか、画面を保存しておくと役立ちます。
エラーについてよくある質問
エラーとは日本語でどのような意味ですか?
エラーは、日本語では「誤り」や「間違い」という意味です。
ITでは、パソコンやサービスが、作業を正しく続けられない状態を表します。
エラーが出たら最初に何をすればよいですか?
最初に、画面に表示されたエラーメッセージを確認します。
入力内容の見直し、インターネット接続の確認、アプリの再起動など、簡単な方法から試しましょう。
エラーコードはどこを見れば分かりますか?
エラーコードは、エラーメッセージの近くに表示されることが多いです。
数字だけでなく、英字と数字を組み合わせたコードが表示される場合もあります。
エラーとバグは同じ意味ですか?
エラーとバグは同じ意味ではありません。
バグはプログラムに含まれる不具合です。エラーは、作業を正しく続けられない状態や、その状態を知らせる表示を指します。
エラーが何度も出る場合はどうすればよいですか?
同じエラーが続く場合は、エラーコードや表示された文章を記録します。
公式サイトの案内を確認し、直らない場合は、サービスの問い合わせ窓口や詳しい人へ相談しましょう。
まとめ:エラーとは作業を正しく続けられない状態を知らせるもの
エラーとは、パソコンやスマートフォン、Webサービスなどが、作業を正しく続けられない状態のことです。
主な原因には、入力間違い、インターネット接続の問題、機器の一時的な不具合、Webサイト側の問題などがあります。
エラーが表示されたら、まずエラーメッセージやエラーコードを確認しましょう。入力内容や通信状態を見直し、再起動や時間を置く方法を試すと、直る場合があります。

