ストレージとは、スマホやパソコンで、写真、動画、アプリ、書類などのデータを保存する場所です。
かんたんに言うと、データをしまっておく「本棚」や「引き出し」のようなものです。ストレージ容量が大きいほど、多くのデータを保存できます。
この記事では、ストレージの意味、スマホやパソコンでの使われ方、容量の見方、メモリやクラウドストレージとの違いを初心者向けに解説します。
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ストレージとは?かんたんに言うとデータを保存する場所

ストレージとは、スマホやパソコンで使うデータを保存しておく場所です。
保存したデータは、電源を切ったあとも基本的に残ります。必要になったときに、あとから開いたり使ったりできます。
ストレージの意味
ストレージは、英語の「storage」をカタカナで表した言葉です。英語では、保管や保存場所という意味があります。
ITでは、データを保存する場所や機器を指します。データとは、スマホやパソコンで扱う写真、文字、音声、動画などの情報です。
身近な例では本棚や引き出し
ストレージは、本棚や引き出しにたとえると分かりやすいです。
本棚が大きければ、多くの本を置けます。小さければ、すぐに本を置く場所がなくなります。
ITで使うストレージも同じです。容量が大きいほど、多くの写真や動画、アプリなどを保存できます。
ストレージに保存されるもの
ストレージには、スマホやパソコンで使うさまざまなデータが保存されます。
- 写真
- 動画
- 音楽
- アプリやゲーム
- 文書やPDF
- ダウンロードしたファイル
- メールやメッセージの一部
- スマホやパソコンを動かすためのデータ
アプリとは、スマホやパソコンで目的に合わせて使う道具のようなものです。地図、カメラ、動画、ゲームなどのアプリもストレージを使います。
スマホやパソコンを使い続けると、保存するデータが少しずつ増えます。そのため、ストレージの空き容量も少なくなっていきます。
スマホとパソコンのストレージとは
ストレージは、スマホにもパソコンにもあります。
どちらもデータを保存する場所ですが、画面での表示や使われる部品には違いがあります。
スマホのストレージとは
スマホのストレージとは、スマホ本体の中にある保存場所です。
撮影した写真や動画、入れたアプリ、保存した音楽などが入ります。メッセージやアプリが使うデータも保存されます。
iPhoneでは、設定画面に「iPhoneストレージ」と表示されます。Androidスマホでは、「ストレージ」や「保存容量」などと表示されることがあります。
表示される名前は違っても、どれもスマホ本体の保存場所を表しています。
パソコンのストレージとは
パソコンのストレージとは、パソコンで使うデータを保存する場所です。
文書、写真、動画、パソコンで使うアプリ、インターネットから保存したファイルなどが入ります。
ダウンロードとは、インターネット上にあるデータを、自分のスマホやパソコンへ保存することです。
ダウンロードした画像やPDFも、パソコンのストレージを使います。使わなくなったファイルを残していると、空き容量が少なくなることがあります。
SSDやHDDもストレージの一種
パソコンでは、SSDやHDDという部品がストレージとして使われています。
SSDは、データを保存するための部品です。データを開いたり保存したりする動作が速く、現在のパソコンで広く使われています。
HDDも、パソコンのデータを保存するための部品です。SSDより動作が遅い場合がありますが、大きな容量を比較的安く用意しやすい特徴があります。
| 種類 | 主な特徴 | 使われる例 |
|---|---|---|
| SSD | データを開いたり保存したりする動作が速い | パソコン本体、外付けSSD |
| HDD | 大きな容量を用意しやすい | パソコン本体、外付けHDD |
SSDとHDDは、どちらもストレージです。写真や動画、文書などを長く保存する役割があります。
ストレージ容量とは?GBやTBの意味

ストレージ容量とは、どれくらいのデータを保存できるかを表す量です。
容量が大きいほど、多くの写真、動画、アプリなどを保存できます。
容量が大きいほど多く保存できる
たとえば、128GBのスマホよりも、256GBのスマホの方が多くのデータを保存できます。
ただし、必要な容量は使い方によって変わります。動画を多く撮る人は、写真だけを保存する人よりも多くの容量を使います。
ゲームアプリも容量が大きいことがあります。アプリを多く入れる人も、少し大きめの容量を選ぶと使いやすくなります。
GBとTBは保存できる量を表す単位
ストレージ容量は、主にGBやTBという単位で表されます。
GBは「ギガバイト」、TBは「テラバイト」と読みます。どちらも、保存できるデータの量を表す単位です。
- 128GBより256GBの方が大きい
- 512GBより1TBの方が大きい
- 1TBは、おおよそ1,000GBに当たる
数字が大きいほど、保存できるデータの量も多くなります。
スマホでは64GB、128GB、256GBなどがよく使われます。パソコンでは256GB、512GB、1TBなどがよく見られます。
スマホやパソコンに必要な容量の目安
必要なストレージ容量は、どのような使い方をするかによって変わります。
| 使い方 | 容量の目安 |
|---|---|
| 電話、メール、インターネットが中心 | 64GB~128GB |
| 写真やアプリをよく使う | 128GB~256GB |
| 動画やゲームを多く使う | 256GB以上 |
| パソコンで写真や動画を多く保存する | 512GB~1TB以上 |
この表は、おおよその目安です。写真の画質や動画の長さ、使うアプリによって必要な容量は変わります。
迷ったときは、現在使っている容量を確認し、少し余裕のあるものを選ぶと使いやすいです。
ストレージとメモリの違い

ストレージとメモリは、どちらもスマホやパソコンで使われる言葉です。
似ているように見えますが、それぞれの役割は違います。
ストレージはデータを保存する場所
ストレージは、写真、動画、アプリ、文書などを保存する場所です。
スマホやパソコンの電源を切っても、保存したデータは基本的に残ります。
あとで使うものをしまっておく、本棚や引き出しのような役割です。
メモリは作業中に使う場所
メモリは、スマホやパソコンが作業中に一時的に使う場所です。
アプリを開く、Webサイトを見る、文書を編集するなど、そのときに行っている作業で使われます。
写真や文書などを長く保存しておく場所ではありません。
本棚と机にたとえると分かりやすい
ストレージは、書類をしまう本棚や引き出しにたとえられます。
メモリは、作業中の書類を広げる机の上に近い役割です。
本棚が大きいと、多くの書類を保存できます。机が広いと、複数の書類を広げて作業しやすくなります。
IT用語として言い直すと、ストレージ容量が大きいほど多くのデータを保存できます。メモリ容量が大きいほど、複数の作業を進めやすくなります。
| 項目 | 役割 | 身近な例 |
|---|---|---|
| ストレージ | データを保存する | 本棚、引き出し |
| メモリ | 作業中のデータを置く | 机の上 |
本体ストレージとクラウドストレージの違い

ストレージには、スマホやパソコンの中にあるものと、インターネット上にあるものがあります。
本体にある保存場所を本体ストレージ、インターネット上の保存サービスをクラウドストレージと呼びます。
本体ストレージとは
本体ストレージとは、スマホやパソコンの中にある保存場所です。
スマホで撮影した写真や、パソコンで作った文書などを本体内に保存できます。
データが本体に保存されていれば、インターネットにつながっていないときでも開ける場合があります。
クラウドストレージとは
クラウドストレージとは、インターネット上にデータを保存できるサービスです。
クラウドとは、インターネットを通じてデータを保存したり、サービスを使ったりする仕組みです。
クラウドストレージの例には、Googleドライブ、iCloud、OneDrive、Dropboxなどがあります。
ログインとは、登録したメールアドレスやパスワードなどを使って、自分専用の画面に入ることです。同じサービスへログインすれば、別のスマホやパソコンからデータを開けることがあります。
| 種類 | 保存場所 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| 本体ストレージ | スマホやパソコンの中 | 本体だけで使いやすい |
| クラウドストレージ | インターネット上 | 別の端末からも使いやすい |
どちらか一方だけを使うのではなく、目的に合わせて使い分けられます。
iPhoneストレージとiCloudの違い
iPhoneストレージは、iPhone本体の中にある保存場所です。
一方、iCloudは、Appleが提供しているクラウドサービスです。写真やファイルなどをインターネット上に保存できます。
iCloudの容量を増やしても、iPhone本体のストレージ容量が大きくなるわけではありません。
ただし、写真などをiCloudへ保存し、本体内のデータを整理することで、iPhoneストレージの空きを増やせる場合があります。
ストレージがいっぱいになるとどうなる?
ストレージがいっぱいとは、データを保存できる空きが少なくなった状態です。
引き出しの中が物でいっぱいになると、新しい物を入れにくくなります。ストレージも同じです。
写真や動画を保存しにくくなる
ストレージの空きが少ないと、新しい写真や動画を保存できないことがあります。
特に動画は、写真よりも多くの容量を使いやすいデータです。
長い動画や高画質の動画を多く保存すると、ストレージがいっぱいになりやすくなります。
アプリを追加・更新しにくくなる
アプリを新しく入れたり、更新したりするときにも、ストレージの空きが必要です。
空き容量が少ないと、アプリの追加や更新が進まないことがあります。
これは必ずしも故障を意味するものではありません。不要なデータを整理すると、使えるようになる場合があります。
空き容量を増やす基本的な方法
ストレージの空き容量を増やすには、何が容量を使っているかを確認します。
写真が多いのか、アプリが多いのかによって、見直す場所が変わります。
- 不要な写真や動画を整理する
- 使っていないアプリを削除する
- ダウンロードしたファイルを確認する
- クラウドストレージへデータを移す
- 外付けSSD、外付けHDD、USBメモリなどへデータを移す
外付けSSDや外付けHDDとは、ケーブルなどでパソコンへあとからつないで使う保存機器です。
大切な写真や書類を削除する前には、別の場所にも保存しておきましょう。このように、大切なデータを別の場所にも保存することをバックアップといいます。
また、アプリやブラウザが一時的に保存するキャッシュが、ストレージを使っていることもあります。
ブラウザとは、Chrome、Safari、Edgeなど、Webサイトを見るためのアプリです。
キャッシュは、画面を速く表示するために一時的に保存されるデータです。削除すると空き容量が増えることがありますが、アプリによっては再ログインが必要になる場合があります。
ストレージについて初心者が間違えやすい点
ストレージには、似た言葉や分かりにくい表示があります。
ここでは、初心者が間違えやすい点を整理します。
iCloudを契約しても本体容量は増えない
iCloudの有料プランを契約すると、iCloudに保存できる容量が増えます。
しかし、iPhone本体の64GBや128GBといった容量が増えるわけではありません。
iCloudは、本体とは別にある保存場所です。本体ストレージとクラウドストレージは分けて考えましょう。
ストレージとメモリは同じではない
ストレージとメモリは、どちらもGBで表されることがあります。
同じ単位が使われますが、それぞれの役割は違います。
ストレージはデータを保存する場所です。メモリは、スマホやパソコンが作業中に使う場所です。
スマホのギガには2つの意味がある
スマホでは、「ギガ」という言葉がストレージ容量と通信量の両方に使われることがあります。
通信量とは、動画を見たり、Webサイトを開いたりするときに、インターネットで送受信するデータの量です。
ストレージの128GBは、写真やアプリなどを保存できる量です。
一方、毎月使える20GBなどは、インターネット通信に使える量です。保存容量とは別のものです。
削除とキャッシュの消去は同じではない
写真やアプリを削除すると、そのデータ自体が消えます。
キャッシュの消去は、画面を速く表示するために一時的に保存されたデータを消す操作です。
ただし、表示される言葉や消える内容はアプリによって違います。操作する前に、画面の説明を確認しましょう。
空き容量があるだけで動作が速くなるとは限らない
ストレージの空きを増やすと、写真の保存やアプリの更新がしやすくなる場合があります。
ただし、スマホやパソコンの速さは、メモリや機器の状態、使い方などにも左右されます。
ストレージの空きが多ければ、必ずすべての動作が速くなるわけではありません。
ストレージに関するよくある質問
ストレージとは何ですか?
ストレージとは、スマホやパソコンで写真、動画、アプリ、文書などを保存する場所です。
本棚や引き出しのように、データをしまっておく場所と考えると分かりやすいです。
ストレージ容量はどこで確認できますか?
スマホやパソコンの設定画面から確認できます。
iPhoneでは、「設定」「一般」「iPhoneストレージ」の順に開きます。Androidでは、「設定」の中にある「ストレージ」や「保存容量」などから確認できることがあります。
WindowsやMacでも、設定画面からストレージの使用量や空き容量を確認できます。
ストレージがいっぱいになったらどうすればよいですか?
まず、写真、動画、アプリなど、何が容量を多く使っているかを確認します。
不要なデータを整理したり、クラウドストレージや外付けストレージへ移したりすると、空き容量を増やせます。
ストレージはあとから増やせますか?
あとから増やせるかどうかは、機種によって異なります。
パソコンでは、SSDやHDDを交換したり追加したりできる場合があります。スマホでは、本体ストレージをあとから増やせない機種が多くあります。
本体の容量を増やせない場合は、クラウドストレージや、外付けSSD、USBメモリなどを使う方法があります。
ストレージとメモリの違いは何ですか?
ストレージは、写真やアプリなどのデータを保存する場所です。
メモリは、スマホやパソコンが作業中に一時的に使う場所です。
ストレージは本棚、メモリは机の上にたとえると分かりやすいです。
iPhoneストレージとiCloudは同じですか?
同じではありません。
iPhoneストレージは、iPhone本体の保存場所です。iCloudは、インターネット上にある保存サービスです。
ストレージ容量は大きい方がよいですか?
写真、動画、アプリを多く保存する人には、大きい容量が向いています。
ただし、容量が大きい機種は価格も高くなることがあります。自分の使い方に合う容量を選ぶことが大切です。
ストレージを消すとどうなりますか?
操作の内容によって、写真、動画、アプリのデータ、ファイルなどが消える場合があります。
「すべて消去」や、端末を購入時に近い状態へ戻す「初期化」は、多くのデータが消えることがあります。
実行する前に画面の説明を確認し、大切なデータは別の場所にも保存しておきましょう。
まとめ|ストレージとはデータを保存する場所
ストレージとは、スマホやパソコンで、写真、動画、アプリ、文書などを保存する場所です。
本棚や引き出しのように、あとで使うデータをしまっておく役割があります。
ストレージ容量はGBやTBで表されます。数字が大きいほど、多くのデータを保存できます。
スマホやパソコンの中にあるものが本体ストレージです。インターネット上にデータを保存するものがクラウドストレージです。
また、ストレージとメモリは役割が違います。ストレージは保存する場所、メモリは作業中に使う場所です。
ストレージがいっぱいになったときは、何が容量を使っているかを確認しましょう。不要なデータを整理したり、別の場所へ移したりすることで、空き容量を増やせます。

