CPUとGPUの違いとは?役割・用途・どっちが大事か解説

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CPUとGPUの違いとは何かを初心者向けにわかりやすく解説

CPUとGPUの違いとは、かんたんに言うと得意な作業の違いです。

CPUは、パソコン全体の作業を進める中心となる部品です。GPUは、画像や映像などに必要な大量の計算を、同時に進めることが得意です。

そのため、Webサイトの閲覧や文書作成ではCPU、ゲームや3D制作ではGPUが重要になります。

この記事では、CPUとGPUの違い、どっちが大事なのか、用途に合った選び方を初心者向けに解説します。

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目次

CPUとGPUの違いを比較【一覧表】

CPUとGPUの役割の違いを初心者向けに説明した図解

CPUとGPUは、どちらもパソコンの中で計算や処理を行う部品です。

ただし、主な役割や得意な処理が異なります。まずは、CPUとGPUの違いを表で確認しましょう。

比較項目CPUGPU
正式名称Central Processing UnitGraphics Processing Unit
主な役割パソコン全体の処理や制御画像や映像などの処理
得意な処理種類の異なる複雑な処理同じような大量の計算
処理の進め方作業を順番に進めるのが得意多くの作業を同時に進めるのが得意
コアの特徴数は少なめで、一つ一つの性能が高い多くのコアで作業を分けて進める
主に使うメモリパソコンのメインメモリVRAMまたは共有メモリ
得意な用途Web閲覧、文書作成、アプリの操作ゲーム、動画編集、3D制作、AIの計算

人に例えると、CPUは全体の状況を見て指示を出すリーダーです。GPUは、同じ種類の作業を大人数で一気に進める専門チームのようなものです。

CPUとGPUは、どちらが上という関係ではありません。それぞれの得意な作業を分担し、協力してパソコンを動かしています。

CPUとGPUの違いは5つ

CPUとGPUには、主に次の5つの違いがあります。

  • 役割
  • 処理の進め方
  • コアの数と特徴
  • 使用するメモリ
  • 得意な用途

役割の違い

CPUは、パソコン全体の作業を進める中心となる部品です。

アプリを開く、文字を入力する、ファイルを保存する、Webサイトを見るなど、さまざまな処理に関係しています。

一方のGPUは、画像や映像を作り、画面に表示する処理が得意です。

ゲームの人物や背景を表示したり、動画編集の確認画面をなめらかに動かしたりするときに使われます。

処理の進め方の違い

CPUは、内容の異なる作業を順番に進めることが得意です。

たとえば、アプリを開いた後にファイルを読み込み、入力された内容に合わせて表示を変えるような処理です。

GPUは、同じような計算を大量に同時処理することが得意です。

ゲームの画面では、人物、建物、光、影などを短い時間で何度も描き直します。このような処理ではGPUの力が役立ちます。

コアの数と特徴の違い

コアとは、CPUやGPUの中で実際に計算を行う部分です。

CPUは、比較的少ない数の高性能なコアで、複雑な作業を進めます。

GPUは、多数のコアを使い、似た計算を同時に進めます。

ただし、CPUとGPUではコアの仕組みや役割が異なります。コア数だけを見て、どちらの性能が高いかを単純に比べることはできません。

使用するメモリの違い

CPUは、主にパソコンのメモリを使って作業します。

メモリは、使用中のアプリやデータを一時的に置いておく作業場所です。

独立したGPUを搭載するグラフィックボードには、VRAMと呼ばれる専用のメモリがあります。

VRAMは、画像、映像、3Dデータなどを一時的に置くために使われます。高い画質でゲームをしたり、AI画像生成を行ったりする場合は、VRAMの容量も重要です。

CPUに組み込まれた内蔵GPUは、パソコンのメインメモリの一部を使うことがあります。

得意な用途の違い

CPUとGPUは、得意な用途が異なります。

作業重要になりやすい部品
Webサイトの閲覧CPU
メールや文書作成CPU
複数のアプリを同時に使うCPUとメモリ
動画を見るCPUとGPU
ゲームGPUとCPU
動画編集CPUとGPU
3D制作GPU
AI画像生成GPUとVRAM

どちらか一方だけが大切なのではありません。パソコンの使い方に合わせて、CPUとGPUのバランスを見ることが重要です。

CPUとGPUはどっちが大事?用途別に解説

CPUとGPUのどちらが大事かを用途別に説明した図解

CPUとGPUはどっちが大事なのかは、パソコンの使い方によって変わります。

普段使いならCPU、ゲームならGPUというように、目的に合わせて重視する部品を決めましょう。

Web閲覧や文書作成ではCPUが大事

Webサイトを見る、メールを送る、WordやExcelで資料を作るといった作業では、CPUが大切です。

これらの作業では、高性能なグラフィックボードがなくても困らないことが多いです。

普段使いのパソコンを選ぶ場合は、CPUだけでなく、メモリやSSDの容量も確認しましょう。

ゲームではGPUが大事

ゲームでは、GPUの重要度が高くなります。

GPUは、ゲーム画面の人物、背景、光、影などを作り、なめらかに表示するために使われるからです。

画質を高くしたり、画面の動きをなめらかにしたりするほど、高いGPU性能が必要になります。

ただし、ゲームの進行、登場人物の動き、通信などにはCPUも使われます。GPUだけを高性能にすれば、すべてのゲームが快適になるわけではありません。

動画編集ではCPUとGPUの両方が大事

動画編集では、CPUとGPUの両方が使われます。

CPUは、編集ソフト全体の動作、データの読み込み、動画の書き出しなどに関係します。

GPUは、映像の表示、効果の反映、確認画面の動きなどを助けます。

使用する編集ソフトによってCPUとGPUの使われ方が異なるため、どちらか一方だけを強くするより、バランスよく選ぶことが大切です。

AI画像生成や3D制作ではGPUが大事

AI画像生成や3D制作では、大量の計算を同時に行うため、GPUが重要になりやすいです。

特に、AI画像生成を自分のパソコンの中で行う場合は、GPUの性能だけでなくVRAMの容量も確認する必要があります。

一方、インターネット上のAIサービスを使う場合は、サービスを提供する側のコンピューターで計算が行われます。そのため、利用者のパソコンに高性能なGPUが必要ないこともあります。

GPUとグラフィックボードの違い

GPUとグラフィックボードと内蔵GPUの違いを説明した図解

GPUとグラフィックボードは、同じ意味の言葉として使われることがあります。

しかし、正確には指しているものが異なります。

GPUは画像処理を行う部品

GPUは、画像や映像の計算を行う部品そのものです。

CPUと同じように、小さな半導体の部品として作られています。

グラフィックボードはGPUを搭載した製品

グラフィックボードは、GPU、VRAM、冷却用のファンなどを一つの基板にまとめた製品です。

グラボ、ビデオカード、グラフィックスカードと呼ばれることもあります。

かんたんに言うと、GPUは処理を行う部品、グラフィックボードはGPUを搭載した製品です。

内蔵GPUはCPUの中に入っている

GPUには、CPUの中に組み込まれている内蔵GPUもあります。

内蔵GPUがあるパソコンは、独立したグラフィックボードがなくても、画面を表示できます。

Webサイトの閲覧、文書作成、動画の再生などであれば、内蔵GPUで足りることも多いです。

一方、高い画質でのゲーム、3D制作、重い動画編集などでは、独立したグラフィックボードが必要になることがあります。

CPUとGPUの組み合わせ・相性・ボトルネック

CPUとGPUのバランスとボトルネックを説明した初心者向け図解

CPUとGPUの組み合わせで大切なのは、価格が高い部品を選ぶことではありません。

自分が行う作業に合った性能を選び、どちらか一方だけが極端に弱くならないようにすることが大切です。

用途に合った組み合わせを選ぶ

CPUとGPUの組み合わせは、次のように用途から考えると分かりやすくなります。

  • 普段使い:CPU、メモリ、SSDを重視する
  • ゲーム:GPUを重視しながらCPUも確認する
  • 動画編集:CPU、GPU、メモリをバランスよく選ぶ
  • 3D制作:GPUとVRAMを重視する
  • AI画像生成:対応するGPUとVRAMを確認する

同じゲームや編集ソフトでも、画質や作業内容によって必要な性能は変わります。

「ゲーム用」「動画編集用」など、用途が示されたパソコンを基準にすると、初心者でも選びやすくなります。

性能差が大きいとボトルネックが起こる

ボトルネックとは、全体の動きを遅くしている部分のことです。

CPUが弱く、GPUだけが高性能な場合、CPUの処理が追いつかず、GPUの力を出しきれないことがあります。

反対に、CPUが高性能でもGPUが弱い場合は、ゲームや映像の処理でGPUが限界に達することがあります。

ただし、CPUとGPUの使用率が同じでなければいけないわけではありません。行う作業によって、どちらに負荷がかかるかは変わります。

CPUとGPUの相性は用途で判断する

CPUとGPUは、メーカーが違うだけで使えないというものではありません。

一般に「CPUとGPUの相性」と呼ばれているものは、性能のバランスや、目的に合った組み合わせを指していることが多いです。

インターネット上の相性表や計算サイトは参考になりますが、表示された数値だけで良し悪しが決まるわけではありません。

使うゲームやソフト、画面の解像度、予算をもとに判断しましょう。

CPUとGPUの違いでよくある質問

GPUがなくてもパソコンは使える?

独立したグラフィックボードがなくても、内蔵GPUを搭載したCPUであれば、画面を表示できます。

ただし、すべてのCPUに内蔵GPUがあるわけではありません。内蔵GPUがないCPUでは、別にグラフィックボードが必要です。

CPUの代わりにGPUを使える?

CPUとGPUは役割が異なるため、GPUをCPUの完全な代わりとして使うことはできません。

GPUは大量の似た計算を同時に行うことが得意ですが、パソコン全体を動かすためのさまざまな処理はCPUが担当します。

GPUとグラボは同じ?

日常的には同じ意味で使われることがありますが、正確には異なります。

GPUは画像処理を行う部品です。グラフィックボードは、GPUやVRAMなどを搭載した製品です。

CPUとGPUはメーカーをそろえる必要がある?

CPUとGPUのメーカーを必ずそろえる必要はありません。

大切なのは、パソコンに取り付けられること、電源の容量が足りること、使用するソフトに対応していることです。

CPU・GPU・NPUの違いは?

CPUはパソコン全体の処理、GPUは画像や大量の計算、NPUはAIに関係する処理を得意とする部品です。

NPUは、AIを使う処理を効率よく進めるために搭載されることがあります。

ただし、NPUが搭載されていても、CPUやGPUが不要になるわけではありません。それぞれが得意な処理を分担します。

CPUとGPUの違いは得意な処理にある

CPUとGPUの違いは、役割と得意な処理にあります。

CPUは、パソコン全体の作業を進め、種類の異なる複雑な処理を行うことが得意です。

GPUは、画像や映像などに関係する大量の計算を、同時に進めることが得意です。

  • Web閲覧や文書作成ではCPUを重視する
  • ゲームや3D制作ではGPUを重視する
  • 動画編集ではCPUとGPUの両方を見る
  • 独立したグラフィックボードが必要かは用途で決まる
  • CPUとGPUは性能のバランスが大切

CPUとGPUは、どちらか一方だけが重要な部品ではありません。自分がパソコンで何をするのかを決めてから、用途に合った組み合わせを選びましょう。

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