Bluetoothとは?意味や仕組み、Wi-Fiとの違いをわかりやすく解説

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Bluetoothとは何かを初心者向けに説明した画像

Bluetoothとは、近くにある機器どうしを、ケーブルなしでつなぐ仕組みです。

スマートフォンとイヤホンをつないだり、パソコンとマウスをつないだりするときに使われます。

この記事では、Bluetoothの意味や仕組み、使い方、Wi-Fiとの違いを初心者向けにわかりやすく説明します。

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目次

Bluetoothとは

かんたんに言うと、近くの機器を無線でつなぐ仕組み

Bluetoothとは、スマートフォンやイヤホンなどを、ケーブルなしでつなぐ技術です。

ケーブルを使わず、電波で機器をつなぐ方法を「無線」といいます。Bluetoothは、無線で接続する方法の一つです。

身近な例では、目に見えない短いケーブルのようなものと考えると分かりやすいでしょう。

ただし、実際にはケーブルを使っているわけではありません。空中を通る電波で、音や操作の情報を送っています。

Bluetoothの読み方と意味

Bluetoothの読み方は「ブルートゥース」です。

日本語では、近くにある機器どうしを電波でつなぐ方法として説明されます。

Bluetoothという名前は、昔のデンマーク王の名前に由来します。

ばらばらだった地域をまとめた王になぞらえ、異なる機器をつなぐ技術に、この名前が付けられました。

Bluetoothは何に使うもの?

Bluetoothは、身の回りにある多くの機器で使われています。

特に、音を聞く機器や、パソコンの操作に使う機器でよく使われます。

イヤホンやスピーカーをつなぐ

よく使われるのが、スマートフォンとワイヤレスイヤホンの接続です。

ワイヤレスとは、ケーブルを使わないことです。Bluetoothに対応したイヤホンなら、ケーブルを差さずに音楽を聞けます。

Bluetoothスピーカーにつなげば、スマートフォンの音をスピーカーから流せます。

キーボードやマウスをつなぐ

Bluetoothに対応したキーボードやマウスは、パソコンやタブレットと無線でつなげます。

机の上にケーブルが増えにくいため、作業場所をすっきりさせやすい点が特徴です。

スマートフォンと車をつなぐ

Bluetoothに対応した車では、スマートフォンの音楽を車のスピーカーから流せます。

車種によっては、スマートフォンを手に持たずに話せるハンズフリー通話にも使えます。

画像やファイルを送る

機器によっては、Bluetoothを使って画像やファイルを送れます。

ファイルとは、写真や文書などをまとめて保存したものです。

ただし、大きなファイルを送る場合は、Wi-FiやUSBケーブルの方が速いことがあります。

Bluetoothの仕組み

電波を使って情報を送る

Bluetoothは、空中を通る電波を使って、機器どうしで情報をやり取りします。

たとえば、スマートフォンは音楽の情報をイヤホンへ送ります。イヤホンは、受け取った情報を音として再生します。

このように、Bluetoothでは音や操作の情報を電波で送っています。

インターネットがなくても使える

Bluetoothを使うために、インターネット接続は必ずしも必要ではありません。

たとえば、スマートフォンに保存した音楽なら、インターネットにつながっていなくてもBluetoothイヤホンで聞けます。

ただし、インターネット上の音楽や動画を再生する場合は、別にインターネット接続が必要です。

ペアリングで接続する機器を登録する

Bluetoothでは、接続する機器どうしを最初に登録します。

この登録作業を「ペアリング」といいます。

たとえば、スマートフォンにイヤホンを登録すると、その2台を接続できるようになります。

Bluetoothのペアリングとは

Bluetoothのペアリングとは、接続する機器どうしを、あらかじめ登録する作業です。

最初に一度ペアリングしておけば、次回から自動でつながる機器もあります。

ペアリングと接続の違い

ペアリングと接続は、同じ意味ではありません。

ペアリングは、機器どうしを登録することです。接続は、登録した機器どうしが実際に情報をやり取りできる状態になることです。

連絡先に相手を登録することがペアリング、実際に電話をかけることが接続、と考えると分かりやすいでしょう。

Bluetoothでは、機器の登録と、実際につながっている状態を分けて考えます。

Bluetoothを接続する基本的な流れ

Bluetoothを接続する基本的な流れは、次のとおりです。

  1. 接続したい機器の電源を入れる
  2. 機器をペアリングできる状態にする
  3. スマートフォンやパソコンのBluetoothをオンにする
  4. 画面に表示された機器名を選ぶ
  5. 接続が完了したことを確認する

Bluetoothをオンにするとは、スマートフォンやパソコンでBluetoothを使える状態にすることです。

操作方法は、使う機器によって少し異なります。

一度ペアリングすると自動でつながることがある

一度ペアリングした機器は、次に電源を入れたときに自動で接続されることがあります。

たとえば、イヤホンをケースから出すと、自動でスマートフォンにつながる製品があります。

ただし、別の機器に接続中の場合や、Bluetoothがオフになっている場合は、自動でつながらないことがあります。

BluetoothとWi-Fiの違い

BluetoothとWi-Fiは、どちらも電波を使う技術です。

ただし、使う目的や、得意なことが異なります。

Bluetoothは近くの機器をつなぐために使う

Bluetoothは、イヤホン、マウス、キーボードなど、近くにある機器をつなぐために使われます。

使う電気の量が比較的少ないため、小さな機器にも向いています。

Wi-Fiは主にインターネット接続に使う

Wi-Fiは、スマートフォンやパソコンをインターネットにつなぐときによく使われます。

Bluetoothよりも、写真や動画などの大きな情報を速く送る用途に向いています。

BluetoothとWi-Fiの違いを一覧で比較

比較する点BluetoothWi-Fi
主な目的近くの機器をつなぐ主にインターネットにつなぐ
利用例イヤホン、マウス、キーボードスマートフォン、パソコン、テレビ
届く距離比較的短い比較的長い
情報を送る速さ比較的遅い比較的速い
使う電気の量比較的少ないBluetoothより多いことがある

BluetoothとWi-Fiは、どちらか一方だけを使うものではありません。

スマートフォンでは、Wi-Fiでインターネットにつなぎながら、Bluetoothイヤホンで音を聞くこともできます。

Bluetoothはどのくらいの距離まで届く?

家庭では数メートルから10メートルほどが目安

家庭で使うBluetooth機器は、数メートルから10メートルほどの範囲で使われることが一般的です。

ただし、実際に届く距離は、機器の性能や周りの環境によって変わります。

壁や家具があると届きにくくなる

スマートフォンとイヤホンの間に壁や家具があると、電波が弱くなることがあります。

人が多い場所や、ほかの無線機器が多い場所でも、音が途切れる場合があります。

機器によって届く距離は異なる

Bluetoothの届く距離は、すべての機器で同じではありません。

製品の説明には、通信距離の目安が書かれていることがあります。通信距離とは、電波が届くおおよその範囲です。

購入前や利用前に確認すると分かりやすいでしょう。

Bluetoothの規格とバージョン

規格は機器をつなぐための共通ルール

Bluetoothの規格とは、異なる会社の機器でも接続しやすくするための共通ルールです。

このルールがあるため、対応している機器どうしなら、別の会社の製品でも接続できる場合があります。

バージョンは規格の世代を表す数字

Bluetoothには、5.0や5.3などの数字が付いています。

この数字をバージョンといい、Bluetoothのルールがどの世代のものかを表します。

規格は共通ルール、バージョンはそのルールの世代を表す数字です。

新しいバージョンほど必ず音質がよいとは限らない

Bluetoothの数字が新しいからといって、必ず音質がよくなるわけではありません。

音質は、イヤホンやスピーカーの性能など、複数の条件で決まります。

バージョンの数字だけで、製品のよしあしを決めないことが大切です。

古い機器と新しい機器は接続できる?

Bluetoothは、古い機器と新しい機器を接続できる場合があります。

ただし、実際に使えるのは、両方の機器に共通して備わっている機能だけです。

接続できるか分からない場合は、製品の説明書や対応機器の案内を確認しましょう。

Bluetoothのメリット

ケーブルなしで機器を使える

Bluetoothの大きなメリットは、ケーブルを使わずに機器を接続できることです。

イヤホンのコードが服やかばんに引っかかりにくく、移動しながら使いやすくなります。

使う電気の量が比較的少ない

Bluetoothは、比較的少ない電気で通信できます。

そのため、イヤホン、マウス、体重計など、小型の機器にも広く使われています。

さまざまな機器に対応している

Bluetoothは、スマートフォン、パソコン、タブレット、車など、多くの機器に使われています。

異なる会社の製品でも、Bluetoothに対応していれば接続できる場合があります。

Bluetoothのデメリットと注意点

接続が途切れることがある

Bluetoothは、周りの電波や障害物の影響を受けることがあります。

音が途切れる場合は、機器どうしを近づけると改善することがあります。

音や操作が少し遅れることがある

Bluetoothでは、映像より少し遅れて音が聞こえることがあります。

このように、音や操作が少し遅れて届くことを「遅延」といいます。

音楽を聞く場合は気になりにくいものの、ゲームや動画では気になる場合があります。

機器によって使える機能が異なる

Bluetoothに対応していても、すべての機能が使えるとは限りません。

たとえば、音楽は聞けても、マイクが使えない組み合わせがあります。

使いたい機能に対応しているか、事前に確認することが大切です。

Bluetoothは通信料やギガを使う?

Bluetoothでつなぐだけならギガは減らない

Bluetoothで機器をつなぐだけなら、スマートフォンのギガは減りません。

ここでいうギガとは、スマートフォンで使えるインターネットのデータ量を指す一般的な言い方です。

通信量と通信料は意味が違う

通信量とは、インターネットで送ったり受け取ったりした情報の量です。

通信料とは、その通信に対して支払う料金を指します。

Bluetoothそのものが、携帯電話会社の通信量や通信料を使うわけではありません。

インターネット上の音楽や動画は通信量を使う

インターネット上の音楽や動画を再生すると、データ通信量を使います。

この場合、通信量を使っているのはBluetoothではありません。

音楽や動画をインターネットから受け取るための通信で、データ量を使っています。

Bluetoothテザリングは通信量を使う

Bluetoothテザリングでは、スマートフォンのインターネット回線を別の機器と共有します。

テザリングとは、スマートフォンを通して、パソコンなどをインターネットにつなぐ機能です。

この使い方では、スマートフォンのデータ通信量を使います。

Bluetoothを安全に使うポイント

使わないときはBluetoothをオフにする

Bluetoothを長時間使わない場合は、オフにしてもよいでしょう。

必要なときだけオンにすると、知らない機器が一覧に表示されにくくなります。

知らない機器とは接続しない

ペアリングの画面に知らない機器名が表示されても、むやみに接続しないようにしましょう。

自分が接続しようとしている機器の名前を確認してから選ぶことが大切です。

機器の更新がある場合は適用する

スマートフォンやパソコン、Bluetooth機器には、更新が提供されることがあります。

更新とは、機器の中で動くソフトを新しい状態にすることです。

更新には、不具合の改善や安全性の向上が含まれることがあります。

Bluetoothで初心者が間違えやすい点

Bluetoothがあればインターネットにつながるわけではない

Bluetoothは、近くの機器をつなぐための仕組みです。

Bluetoothをオンにしただけでは、通常はインターネットにつながりません。

インターネットを使うには、Wi-Fiや携帯電話回線などが必要です。

ペアリングと接続は同じ意味ではない

ペアリングは機器を登録する作業で、接続は実際に情報をやり取りできる状態です。

ペアリング済みでも、機器の電源が切れている場合は接続されません。

Bluetoothの数字だけで音質は決まらない

Bluetoothのバージョンは、通信のルールの世代を表す数字です。

音質は、イヤホンやスピーカーの性能などにも左右されます。

数字が大きいという理由だけで、音がよいとは限りません。

ワイヤレスとBluetoothは同じ意味ではない

ワイヤレスとは、ケーブルを使わない接続方法全体を表す言葉です。

Bluetoothは、ワイヤレス接続の方法の一つです。

そのため、ワイヤレス機器がすべてBluetoothを使っているとは限りません。

Bluetoothについてよくある質問

Bluetoothは無料で使えますか?

Bluetoothの機能自体は、基本的に無料で使えます。

ただし、インターネット上の音楽や動画を再生する場合は、契約内容に応じて通信料がかかることがあります。

Bluetoothは何メートルまで届きますか?

家庭では、数メートルから10メートルほどで使われることが一般的です。

ただし、壁や家具、周りの電波、機器の性能によって、実際の距離は変わります。

Bluetoothをずっとオンにしても大丈夫ですか?

通常の利用であれば、オンのまま使うこともできます。

長時間使わない場合や、知らない機器が多く表示される場所では、オフにしてもよいでしょう。

Bluetoothは複数の機器に接続できますか?

複数の機器を登録できる製品は多くあります。

ただし、同時に接続できる台数や、同時に使える機能は製品によって異なります。

Bluetoothがつながらないときはどうすればよいですか?

最初に、両方の機器のBluetoothがオンになっているか確認しましょう。

次に、機器どうしを近づけ、電源を入れ直します。

それでも接続できない場合は、Bluetoothの登録情報だけを一度削除し、もう一度ペアリングすると改善することがあります。

まとめ|Bluetoothとは近くの機器を無線でつなぐ仕組み

Bluetoothとは、スマートフォン、イヤホン、パソコンなど、近くにある機器どうしを無線でつなぐ仕組みです。

ケーブルを使わずに接続でき、インターネットがない場所でも利用できます。

最初にペアリングを行うことで、機器どうしを登録し、接続できるようになります。

Wi-Fiは主にインターネット接続に使われますが、Bluetoothはイヤホンやマウスなど、近くの機器をつなぐ用途に向いています。

Bluetoothの意味や仕組みを知っておくと、身近な機器をより便利に使えるでしょう。

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