オフラインとは、かんたんに言うと、スマホやパソコンがインターネットにつながっていない状態のことです。 インターネットとは、Webサイトを見たり、メールを送ったりするためのつながりです。
オフラインと表示されても、スマホやパソコンが壊れたという意味ではありません。 多くの場合は、ネットにつながっていないだけです。
たとえるなら、電話の電波が届かない場所にいるような状態です。 手元の写真やメモは見られますが、新しい連絡を受け取るには電波が必要です。
IT用語としてのオフラインも同じです。 スマホやパソコン、アプリなどが、ネットを通じて外部とやり取りできない状態を指します。
ほかのIT用語も知りたい方は、初心者向けのIT用語辞典もあわせてご覧ください。
オフラインとは

かんたんに言うと、ネットにつながっていない状態
オフラインとは、インターネットにつながっていない状態のことです。 スマホ、パソコン、タブレット、プリンター、アプリなどで使われます。
たとえば、スマホで「オフラインです」と表示された場合は、今そのスマホがネットにつながっていない可能性があります。 そのため、新しいページを開いたり、最新の情報を読み込んだりできないことがあります。
スマホやパソコンで使うオフラインの意味
スマホやパソコンでは、Wi-Fiやモバイル通信につながっていないと、オフラインになることがあります。 Wi-Fiとは、家や店などで使う無線のネット接続のことです。
モバイル通信とは、スマホ会社の回線を使ってネットにつなぐことです。 外出先でスマホを使ってWebサイトを見るときなどに使われます。
「使えない」ではなく「ネットにつながっていない」という意味
オフラインは、すべての機能が使えないという意味ではありません。 ネットが必要な機能が使えない、または使いにくい状態です。
保存してある写真を見る、メモを書く、ダウンロード済みの音楽を聞くなどは、オフラインでもできる場合があります。 一方で、Webサイトを見る、メールを新しく受け取る、地図の最新情報を見るにはネットが必要です。
オフラインとオンラインの違い

オンラインはネットにつながっている状態
オンラインとは、インターネットにつながっている状態のことです。 Webサイトを見る、メールを送る、動画を見るなどができます。
「オンライン授業」「オンライン会議」などの言葉もあります。 これは、ネットを使って授業や会議をするという意味です。
オフラインはネットにつながっていない状態
オフラインは、オンラインの反対です。 インターネットにつながっていないため、外から新しい情報を受け取れません。
ただし、スマホやパソコンの中に保存されているものは使えることがあります。 そのため、オフラインでもできることと、できないことを分けて考えると分かりやすいです。
身近な例で見るオンラインとオフラインの違い
| 場面 | オンライン | オフライン |
|---|---|---|
| Webサイト | 新しいページを見られる | 新しいページを開けないことがある |
| メール | 送受信できる | 新しいメールを受け取れないことがある |
| 音楽 | ネット上の曲を再生できる | 保存済みの曲なら再生できることがある |
| 地図 | 最新の地図を見られる | 保存済みの地図なら見られることがある |
オフラインでできること

保存済みの写真やファイルを見る
スマホやパソコンの中に保存されている写真やファイルは、オフラインでも見られることがあります。 機器の中にあるものは、ネットにつながっていなくても開けるためです。
ただし、クラウド上にだけ保存されているファイルは、開けないことがあります。 クラウドとは、インターネット上にある保存場所のことです。
クラウドの基本は、クラウドの記事でも解説しています。
ダウンロード済みの音楽や動画を再生する
事前に保存した音楽や動画は、オフラインでも再生できることがあります。 これを「オフライン再生」と呼ぶことがあります。
ただし、アプリやサービスによって条件は違います。 保存できる期間が決まっている場合や、再生できる作品が限られている場合もあります。
オフライン対応のアプリやゲームを使う
メモ帳、電卓、カメラ、時計などは、ネットなしでも使えることが多いです。 一部のゲームも、オフラインで遊べる場合があります。
ただし、ランキング、広告、追加データ、友だちとの対戦などは、ネットが必要なことがあります。 アプリのすべての機能が使えるとは限りません。
オフラインマップを使う
地図アプリの中には、あらかじめ地図を保存しておくと、オフラインでも使えるものがあります。 旅行先や電波が弱い場所で役立つことがあります。
ただし、交通情報や店の最新情報などは、ネットにつながっていないと更新されないことがあります。 オフラインマップは、保存済みの地図を見るためのものと考えると分かりやすいです。
オフラインでできないこと
Webサイトを見る
Webサイトを見るには、基本的にインターネット接続が必要です。 Webサイトとは、Chrome、Edge、Safariなどのアプリで見るページのことです。
オフラインの状態では、新しいページを読み込めないことがあります。 一度開いたページが一部だけ残って見える場合もありますが、最新の情報とは限りません。
新しいメールやメッセージを受け取る
メールやメッセージアプリは、相手とのやり取りにネットを使います。 そのため、オフライン中は新しい内容を受け取れないことがあります。
送信したつもりのメッセージも、すぐには相手に届かない場合があります。 オンラインに戻ると、送受信が再開されることがあります。
クラウド上のデータを更新する
クラウド上のデータを更新するには、インターネット接続が必要です。 たとえば、ネット上に保存している書類や写真を新しい内容にする場合です。
オフライン中に編集した内容は、あとでオンラインになったときに反映されることがあります。 ただし、アプリによって動きは違います。
アプリの最新情報を読み込む
ニュース、天気、地図、SNSなどのアプリは、最新情報を読み込むためにネットを使います。 SNSとは、LINE、X、Instagramなど、人とやり取りしたり投稿を見たりするサービスのことです。
オフラインでは、古い情報だけが表示されることがあります。 「更新できません」「接続を確認してください」と表示される場合もあります。
スマホやパソコンがオフラインになる主な原因
Wi-Fiが切れている
家や学校、店のWi-Fiにつながっていないと、オフラインになることがあります。 Wi-Fiのマークが消えていないか確認しましょう。
Wi-Fiにつながっているように見えても、実際にはネットにつながっていない場合もあります。 そのときは、Wi-Fiを一度切って、つなぎ直すと直ることがあります。
モバイル通信がオフになっている
スマホでは、モバイル通信がオフになっていると、外出先でネットにつながりません。 設定画面でモバイル通信がオンになっているか確認します。
データ通信量の上限に近づくと、通信が遅くなることもあります。 データ通信量とは、スマホでネットを使った量のことです。
よく「ギガ」と呼ばれるものに近い意味で使われます。 通信が遅いと、ページの読み込みに時間がかかることがあります。
機内モードになっている
機内モードとは、スマホの通信をまとめて止める設定です。 飛行機に乗るときなどに使われます。
機内モードがオンになっていると、Wi-Fiやモバイル通信が切れることがあります。 スマホがオフラインになったら、機内モードの設定も確認しましょう。
通信サービスに一時的な問題がある
自分のスマホやパソコンに問題がなくても、通信サービス側で一時的な問題が起きることがあります。 その場合は、少し時間をおくとつながることがあります。
家の中でWi-Fiが弱い場所にいるだけの場合もあります。 場所を少し変えるだけで、つながりやすくなることがあります。
プリンターやアプリの接続が切れている
プリンターで「オフライン」と表示されることもあります。 この場合は、プリンターがパソコンやWi-Fiとつながっていない状態を指すことが多いです。
ネットワークとは、スマホ、パソコン、プリンターなどをつなぐ仕組みのことです。 家庭では、Wi-Fiでつながっている場合が多いです。
オフラインを解除する方法

Wi-Fiやモバイル通信を確認する
まず、Wi-Fiやモバイル通信がオンになっているか確認します。 スマホの場合は、画面上の通信マークも見てみましょう。
Wi-Fiが不安定なときは、一度オフにしてからオンに戻します。 別のWi-Fiにつなげる場合は、正しい接続先を選びます。
機内モードをオフにする
機内モードがオンになっていると、通信が止まることがあります。 設定画面やクイック設定から、機内モードをオフにします。
機内モードを一度オンにしてからオフに戻すと、通信がつながり直すこともあります。 むずかしい操作ではないので、落ち着いて確認しましょう。
スマホやパソコンを再起動する
通信の表示がおかしいときは、スマホやパソコンを再起動すると直ることがあります。 再起動とは、電源を入れ直すことです。
一時的な不具合なら、再起動だけで元に戻る場合があります。 保存中の作業がある場合は、先に保存してから行いましょう。
アプリを開き直す
特定のアプリだけがオフラインと表示される場合は、アプリを開き直します。 アプリが古い情報のまま止まっていることがあるためです。
それでも直らない場合は、アプリの更新が必要なこともあります。 アプリストアで更新があるか確認します。
プリンターの電源と接続を確認する
プリンターがオフラインの場合は、まず電源が入っているか確認します。 次に、パソコンやWi-Fiとつながっているかを見ます。
プリンターとパソコンが別のWi-Fiにつながっていると、印刷できないことがあります。 同じWi-Fiにつながっているか確認しましょう。
オフライン再生とは
先に保存した音楽や動画をネットなしで再生すること
オフライン再生とは、あらかじめ保存しておいた音楽や動画を、ネットなしで再生することです。 通勤中や移動中など、電波が弱い場所で便利です。
ただし、ネット上の動画や音楽をその場で新しく読み込むことはできません。 先に保存してあるものを再生する仕組みです。
YouTubeや音楽アプリで使われることが多い
オフライン再生は、動画アプリや音楽アプリでよく使われる言葉です。 サービスによっては、有料プランで使える場合があります。
使える条件はサービスごとに違います。 そのため、実際に使うときは、そのアプリの説明を確認するのが安心です。
すべての動画や音楽が使えるわけではない
オフライン再生に対応していない作品もあります。 保存できる期間が決まっている場合もあります。
オフライン再生は「ネットなしで何でも見られる」という意味ではありません。 保存済みで、利用条件に合うものを再生できる機能です。
オフラインアプリとは
ネットなしでも一部の機能を使えるアプリ
オフラインアプリとは、インターネットにつながっていなくても一部の機能を使えるアプリのことです。 メモ、電卓、カメラ、地図、翻訳、ゲームなどで見られます。
ただし、すべての機能が使えるとは限りません。 最新情報を読み込んだり、スマホとネット上のデータを同じ内容にそろえたりするには、ネットが必要なことがあります。
メモ、地図、翻訳、ゲームなどで使われる
メモアプリなら、オフラインでも文章を書けることがあります。 地図アプリなら、保存しておいた地図を見られることがあります。
翻訳アプリも、事前に言語データを保存しておくと、オフラインで使える場合があります。 ゲームも、ひとりで遊ぶ内容ならオフラインで使えることがあります。
最新情報の取得にはネットが必要なこともある
オフラインアプリでも、ニュース、天気、地図の交通情報などは、ネットが必要です。 新しい情報を取りに行く必要があるためです。
オフラインで使えるのは、あくまでスマホやパソコンの中にあるデータや、事前に保存したデータです。 ここを分けて考えると、混乱しにくくなります。
オフラインで間違えやすいこと
スマホが壊れたわけではない
「オフライン」と表示されると、スマホが壊れたと感じるかもしれません。 しかし、多くの場合はネット接続の問題です。
Wi-Fi、モバイル通信、機内モードを確認するだけで直ることもあります。 まずは落ち着いて接続状態を見てみましょう。
アプリがすべて使えないわけではない
オフラインでも使えるアプリはあります。 メモや電卓など、ネットを使わない機能は動くことがあります。
一方で、最新情報を読み込む機能は使えないことがあります。 アプリごとに、使える機能と使えない機能が分かれます。
Wi-Fiがあるだけではオンラインとは限らない
スマホにWi-Fiマークが出ていても、インターネットにつながっていない場合があります。 Wi-Fi機器まではつながっていても、その先のネットが止まっていることがあるためです。
このようなとき、スマホやパソコンに「接続済み、インターネットなし」「インターネット未接続」と表示されることがあります。 つまり、Wi-Fiにはつながっているけれど、Webサイトやメールまでは使えない状態です。
この場合は、別のWebサイトを開いてみると確認しやすいです。 ほかのスマホやパソコンでも同じように使えないなら、Wi-Fi機器や回線側を確認しましょう。
オフライン表示は機器やアプリによって意味が少し変わる
スマホ、パソコン、プリンター、アプリでは、「オフライン」の意味が少し変わることがあります。 共通しているのは、何かとつながっていない状態という点です。
スマホならインターネット接続、プリンターならパソコンやWi-Fiとの接続を指すことが多いです。 表示された場所に合わせて確認しましょう。
あえてオフラインにするメリット
ネットにつながないことで安全性を高めることがある
オフラインは、不便な状態として見られることが多いです。 しかし、ITの世界では、あえてオフラインにすることもあります。
たとえば、会社の重要なデータを扱うパソコンを、インターネットにつながない形で使う場合があります。 ネットから切り離すことで、外部からの攻撃や不正アクセスを受けにくくするためです。
不正アクセスとは、許可されていない人が、勝手にパソコンやデータに入ろうとすることです。 ネットにつながっていない機器は、外から直接入られにくくなります。
ただし、USBメモリなどから危険なファイルが入る可能性はあります。 そのため、オフラインにすればすべて安全というわけではありません。
普段の生活では必要なときだけネットを使う
ふだん使うスマホやパソコンでは、ずっとオフラインにする必要はありません。 ただし、使わない通信を切る、知らないWi-Fiにつながない、必要なときだけ接続する、といった使い方は安全につながります。
オフラインは「困った状態」だけではありません。 目的によっては、安全に使うための選択肢にもなります。
この記事で出てくる言葉のかんたんな意味
| 言葉 | かんたんな意味 |
|---|---|
| インターネット | Webサイトやメールなどを使うためのつながり |
| Wi-Fi | 家や店などで使う無線のネット接続 |
| モバイル通信 | スマホ会社の回線を使うネット接続 |
| クラウド | インターネット上の保存場所 |
| 機内モード | スマホの通信をまとめて止める設定 |
| ネットワーク | スマホ、パソコン、プリンターなどをつなぐ仕組み |
| 不正アクセス | 許可されていない人が勝手に入ろうとすること |
オフラインに関するよくある質問
オフラインとはスマホではどういう意味ですか?
スマホでのオフラインとは、インターネットにつながっていない状態を指します。 Wi-Fiやモバイル通信が使えないときに表示されることがあります。
保存済みの写真やメモは見られる場合があります。 ただし、Webサイトや新しいメッセージの読み込みはできないことがあります。
オフラインと圏外は同じですか?
オフラインと圏外は似ていますが、同じ意味ではありません。 圏外は、主にスマホ会社の電波が届いていない状態を指します。
たとえば、山の中や地下などで、ドコモ、au、ソフトバンクなどの電波をつかめないと、圏外になることがあります。 この場合、スマホ会社の電波を使った通話や通信ができない状態です。
一方で、オフラインは、インターネットにつながっていない状態を広く指します。 スマホ会社の電波が届いていても、ネットに接続できなければオフラインと表示されることがあります。
反対に、スマホ会社の電波が圏外でも、ホテルや家のWi-Fiにつながればオンラインになることがあります。 また、Wi-Fiマークが出ていても、回線側に問題があると「接続済み、インターネットなし」と表示され、オフラインに近い状態になることがあります。
オフラインでもLINEは使えますか?
オフライン中は、新しいメッセージの送受信ができないことがあります。 すでに届いているメッセージは、見られる場合があります。
送信したメッセージは、オンラインに戻ったあとに送られることがあります。 ただし、アプリの状態によって動きは変わります。
オフラインでもYouTubeは見られますか?
オフライン中は、基本的に新しい動画を読み込めません。 ただし、アプリの機能で事前に保存した動画なら見られる場合があります。
すべての動画が保存できるわけではありません。 利用できる条件は、サービスや契約内容によって変わります。
プリンターのオフラインとは何ですか?
プリンターのオフラインとは、プリンターがパソコンやWi-Fiとつながっていない状態を指すことが多いです。 電源が切れている、Wi-Fiが切れている、接続先が違うなどの原因があります。
まずはプリンターの電源、Wi-Fi、パソコンとの接続を確認しましょう。 同じWi-Fiにつながっているかを見ることも大切です。
まとめ|オフラインとはネットにつながっていない状態のこと
オフラインとは、スマホやパソコンなどがインターネットにつながっていない状態のことです。 オンラインはネットにつながっている状態、オフラインはネットにつながっていない状態です。
オフラインでも、保存済みの写真、メモ、音楽、動画、地図などは使えることがあります。 一方で、Webサイトの表示、メールの送受信、クラウド上の更新、最新情報の読み込みにはネットが必要です。
スマホやパソコンがオフラインになったら、Wi-Fi、モバイル通信、機内モード、アプリ、プリンターの接続を確認しましょう。 「接続済み、インターネットなし」と表示される場合は、Wi-Fiの先にある回線側が止まっていることもあります。
また、オフラインは困った状態だけではありません。 重要なデータを守るために、あえてネットにつながない使い方もあります。
